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テーマ:  パリのおもしろ記録、記念碑、名残など  updated on 21 Jan.2006
とりあえず 集めました。補記ネタ・新ネタ・写真 歓迎です。

ものによっては ”おもしろい”、と書いていいのかわかりませんが。
 

こんなのあるよ!というものを スポットアンケートから お寄せください。
本などを参考にした場合は、掲載されていた資料名も明記ください。


 
パリ12区 1910年の洪水のあと
詳細: 12区
   Rue Cremieux クレミュ通り 
 
 

(アクセス方法) = 地下鉄リヨン駅から徒歩2分 

(感想) = 1910年の洪水。 

12区、リヨン駅前、この辺りはブラッスリーやホテルや薬局などが入った建物が建ち並んでいてパリの駅前らしい活気のある界隈ですがココから北のほうへすこし行くとと、またちょっと違った雰囲気の通りが。 

現在は歩行者専用となっているせいもあるのか、人通りも少なく、落ち着いた雰囲気。しかも両側の建物がすべて3から4階建ての長屋住居。このため上部は空が広がっていて開放感もあります。 

もともとは職人(労働者)のため19世紀に建てられた庶民の家並らしい。一軒一軒玄関周りも手入れがされ、簡素ですがすっきりしていい感じです。 

おそらく1所帯が1階から3階までを所有しているのだと思いますが、どういう内部の造りになっているのか、とても興味があります。 

この中に一軒ホテルがあるので泊まってみたいとも思いますが、星があるかないかのカテゴリーのホテルのようなので、今ひとつ勇気がありません。 

また、古い外灯と敷石の歩道も雰囲気に一役買っています。夜になると、この外灯が淡く町並みを映し出します。 

シャンゼリゼやオペラのような明るい活気のある通りと比較すると大変地味ですが、パリには他にもこのような庶民の生活を垣間見ることができる、長屋通りがまだまだ残っています。 散歩しながらそういう通りを見つけると、大都市パリの持つ違う面を見ることができます。 

8番地の玄関ドアのすぐ左手に注意してください。そして、小さな陶器製のはめ込み板を見つけてください。ここには、「1910年の1月の洪水の時の水面の高さがココマデ」という記録が残さ 
れています。小さな文字をよく読むと、その高さなんと1m75cm! 
高さにも驚きますが、「1月の洪水」というのもヨーロッパならでは。 

(車椅子・高齢者対応) = 車は入れません。 

(子供向け?) = わからない 

(所要時間) = 通りの端から端まで歩いても1分。 

(印象的だったもの) = 外灯。歩道。洪水の跡の記録陶板。 

(飲食店&ショップ情報) = リヨン駅近辺なので、この通りにはないが、周りにはレストラン、カフェ多数。 

(その他) = 名所でも何でもありません。リヨン駅近くで時間が少しあったり、この近辺のレストランとかに来ることがあれば ちょっと覗いてみては。 
(2005年11月 ハナクロにゃんち様) 


 
 
パリ 左岸 Rue de Vaugirard ヴォージラール通り
メートル原器(オリジナル)の設置場所

 
メートル原器


それまで使用されていた「トワーズ(toises)」や「ピエ(pieds)」などの単位にかわり、1795年、「メートル(metres)」が新しい長さの1単位として決定されます。この「メートル」は、子午線の北極から赤道までの距離の1000万分の1と定義されました。

左上の説明板によると

このメートル単位を広く人々へ汎用させるためにパリには、より人が集まったり人通りの多い場所を選んで 写真のような「メートル原器(Metres-Etalons)」が、1796年2月から1797年12月の間に16箇所設置されましたが、今日、パリには2つの原器が残存、その2個のうち、この原器はオリジナルの場所に残った唯一のものだそうです。

はて、もう1個はどこに保管されているのだろう??

なお現在はメートルは子午線の長さによってではなく、
「光が真空中で2億9979万2458分の1秒の間に進む距離」(む、難しい・・・)と定義されているようです。

なのでパリにある原器は、現在の1メートルではない(はず)。

(車椅子・高齢者対応) = Vaugirard通りに面した建物のアーケードのようなところの壁に設置されている。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = ほぉ、これかぁ... と 歴史に浸る数分。

(その他) = パリの歴史を感じることができる物や建物などが好きな人は興味が

(2005年11月 ハナクロにゃんち様) 


 
 
 
パリ 左岸 パンテオン内
フーコーの振り子 
詳細: 左岸の教会
フーコーという物理学者が、1849年(51年という説もあった)、振り子の実験をした(地球の自転の照明)ことでも知られている。この振り子は、いまもぶらさがっていて、見学できる。
 
 フーコーの振り子は近づけません。解説のビデオ上映してましたが・・・。

(matt-frafra様 2003年10月)

まずは、パンテオンの中へ。フーコーが実験した振り子がゆれている。地球の自転ね。理科は得意でないので、ごく簡単に説明する。娘よ、難しいことは突っ込んでくれるなよ・・・・・
 

地下の墓地へ。名前は知ってるが著書はまだ読んでいません…、という有名な作家達が眠っている。キュリー夫妻の墓もある。小学生の時読んだ伝記で、夏休みの感想文を書いたので、なんだか親しみがある。薄暗いし、楽しい雰囲気の所ではないので、たぬきは恐いらしい。さっさと地上へ戻る。

「さっきと違う所で ゆれてるよ。」と言う娘。おいおい疑ってたわけ? しっかり検証していたとも言える?かな?  かくしてフーコーの実験は成功したわけです。

募金の主旨のパンフレットをもらい、黄水仙がガン撲滅運動のシンボルである事、ガン研究のキュリー研究所への寄付であることなどが書いてありました。小銭を足して支払い、記念に花を摘みました。

(たぬきのママ様 2004年3月)


 
 
 
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