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9 Oct.2008 / 11 Nov.2009

 
 
 
 
基本は 1日停泊か、半日停泊か。
コースや船によるが、大きく 1日か半日か、を着目する。しっかり見たい街では、長くとってあるといい。

船は 入港後、すぐ降りられるわけではない。一番早くおりられるのはツアーを申し込んだ人たち。フリー散策の人は、そのあとになるので、1時間ぐらい余裕みておく。降りたいといっても降りられないので、注意。新幹線のようにはいかない。

帰りは今度は「門限」がある。会社によるが、出港の1時間前が普通。遅れると船がいってしまうので、あぶないハシはわたらないほうがいい。
 
 

次に、街にでる距離・時間もチェック。チヴィタベッキア港はローマまで1時間半はかかる。

ナポリやヴィルフランシュはすぐもう町中につく。マルセイユやマルタは神戸港ぐらいの感覚で街のすぐ横にあるので、こちらもバスで10分もかからない。
 

忘れてはならないのが、曜日。しっかり数える。1日しかないので、めあての美術館やショッピングがあるなら、とくに。

時差、日の出・日の入り注意。

夕食を1回目(ファースト・シーティング)にした人は、18:30〜19:00ぐらいから始まることも忘れずに。
船によっては、遅刻厳禁のところもある。基本コースで相席だと一緒にすすめる必要がある。


・半日停泊

だいたい午前か午後どちらかに4〜5時間停泊する。実質、門限を考えると3時間ぐらい。
 

・1日停泊 

だいたい朝7〜8時ごろ入港 (入港は1時間ぐらい前について 近づいていき、30分ぐらい前には完全停船していることが多い。飛行場よりも入船タイミング・順番がゆるいので、そのあたり、余裕も見てあると思う)

夜18〜20時ぐらい出港など。
出港が早まることもある。船内新聞や放送、看板に注意。あまり日本ようにガンガンには通達しないので、しっかり確認する。

 


・ごくまれに2日。(ロシアで)

多くの都市を回ると、たいがい都市移動に半日はつぶれるのものですが、クルーズの場合は、朝にはもう到着している、昼食べている間に動く(エーゲ海)ので、 基本、寄港時間はすべて観光にガンガン使えます。

 
 
移動中は、移動ではなく、フリータイム
移動中も船内で、バス・飛行機・列車のように 時間・場所・行動の強制がない。すきほーだい。
寝ても食べても泳いでも。
これは旅程表からは見えてこない部分で、忘れがちですが、寄港が短いから損、というわけではないのです。

 
 
 
 
ビザや入国はラク
長崎(日本)の入国が厳しくて、船会社にいやがられ、寄港を逃げたと報道されていた。(クルーズ船がシーズン中毎週寄港してくれると、街はかなり儲かるのだが・・・)
それぐらい、クルーズ周遊客は、諸国で優遇されている。
国によるけれども、基本的にたとえばEU同士なら、税関はない。船がついていきなり地面に降りて、バスに乗ったり街中にでかける。

いちおう税関らしき建物があっても、誰も係員がいなかったり、放置されている。

・パスポートは船長に預ける。街中では、クルーズカードというクレジットカード大のカードが、身分証明書となる。
・国によっては、本来必要なビザをクルーズ客に免除している。ロシアは、船が催すOPツアー客に限り、確実に船に戻ると見越しているようで、ビザ不要だったりする。こういった条件はよく確認を。
・国によっては、パスポートが必要というところもあり、そのときは指示に従って、パスポートを返してもらい、携帯する。
・入船・下船時は、船のなかで、空港のようなセキュリティ機械をとおる。荷物も同じく。またクルーズカードを機械に通して、下船記録をとる。スタッフは顔写真で照合している。
・国によっては、船着場に免税店がある(ドブロブニクなど)

 
 
 
体力的にもラク
これは最大の利点だが、移動は、ホテルにいるようなもので、勝手に宿が動くから、本当に疲れない。
クルーズとは、朝パリにいて、1日過ごしてホテルで寝たら、翌朝モン・サン・ミッシェルについているようなもの。

「歯が すぽっと抜けたとき」のような、感覚。一瞬理解できないというか・・・ 「どこでもドア」のような。
寝台車がこれに近いかもしれません。

あの・・・昨日ニースで寝たんですけどね・・・目がさめたらローマですか? と戸惑ううちに、ほれ・ついたから、遊びに行ってらっしゃい とママに放り出されるかんじ、でしょうか。
 

慣れると、これは相当、楽に感じた。とくに仕事等で日々忙しいときは、ラクだ。(ちなみに、旅行準備も、相当ラク)
 

体が不自由な方、連日周り続けるのはしんどい方、移動がいいけど 自由度もほしい方、子連れや同行者とのかみ合わせ?など 色々な人に じゅうぶん使いでは あるでしょう。

 
 
費用算定もラク
費用も概算でたてやすい。普通の旅行と違って、食費の大半が入っているので。移動も含まれている。

 
 
年代や趣味の違った人々が、お互い、ラク
疲れてるからビーチで休ませてくれな夫+ヨーロッパいきたいわぁという妻、 とか意向の違うメンツにも有効。
元気な若夫婦と、ハードに動けない老親の組み合わせにもよし。
体が不自由なので付き添いにきてもらうが、自分にばかりつき合わせてたら悪いなぁ、という人にもいい。
船内・船外とも、いろいろな選択肢があって、たやすく組み合わせできる。
子供がいて疲れて・・・という人にもより。遊ばせている間、オクサマは陸へ、など。またキッズプログラムもある。

通常陸路の周遊型ツアーだと、通常バスに乗らないといけない。一人ホテルに寝ているわけにはいかない。が、船だったら、 おとーさんはしんどいから 今日はおかーさんだけ行ってきてくれ・・・と 送り出して、ぱぱさんは プールの見えるむふふ♪な位置で カクテルでも・・・(寄港中はカジノはCLOSEですので、念のため)
入港しても、好きほーだい。ツアーにしてもよし、個人で散策してもよし。個人で陸のツアーバスを探して乗ってもいいし(ナポリやローマ、にースなど) 。タクシーを借りる人も多い。
しかも、事前でなくても船内でツアーを予約できる。(だいたい2日前までだった) 疲れてきたな、とかあとから 行きたいな、と思っても 直前まで予定を変更できる。清算も一括。

 
 
 
 
港〜市中心部の移動が 比較的短い
原則として、だいたい港から発達した街が多いから、港=ド中心であったりする。
一部をのぞいては、
また離れている場合でも、港〜町は物流の関係で高速など完備されていて、移動もスムーズである。(アテネ、チヴィタベッキアなど)
 
 
 
 
移動は夜。 朝から夜まで自由 上陸方法さえ自由 ・・・ おそるべき効率 
行く前は、短い滞在だし、実際はきついだろうなぁ・・・と「損した」ように思ったですが、これまた浅はかな勘違いでした。

よく考えると、がんがん欧州を周るバスツアーに比べると、大きく違うのは「効率」です。
 

クルーズは 日中がほぼ観光にあてられ、夜が移動なので、効率は すさまじくよいわけです。

バスツアー

朝8時出発→1、2時間乗車して A地点  1時間ほど見学 → B (昼とすこし自由時間) → 1、2時間ほど乗車してC(見学) → D泊

船の場合は
朝7時や10時着 → 17時や18時出航  とおもいっきり滞在時間は長い。

しかも、その港から ほかの町にいくツアーにのれば 2、3都市はみられます。

あるいはエア移動にしても 午前半日はつぶれます。

結果、 「なか7日間で、 6都市+休み完全1日」という 「恐るべき効率」です。
寄港時間も、観光見学に適した10〜16時は着岸しているよう、ちゃんと考えられています。

ツアーを利用すると寄港地で沿岸3都市ぐらいいけますから、すごい人は10数都市いきます。
いやぁ すさまじい。

バスや飛行機移動でコレを回るとほぼ移動だけで 相当な昼間時間をつぶされることでしょう。
 
 

移動が夜!というのは効率がよいですね。
7泊旅行で、 10泊ツアーぐらいの内容が組み込めるのだな、と いまさらながら 舌を巻きました。

夜行や フライト夜便は工夫してきましたが、船のこのベッドで夜移動には負けました。
 
 

 

なんでよかったのか 考察:

ほとんどの場合、船は、有名港湾都市の街のド真ん中(港)につきます。観光アクセスもよい。

・スーツケースや荷物は船(宿)に置きっぱなし。毎朝 上着とサイフ、水ぐらいもってでかける。身軽で、体力も維持でき、大変よかったです。(空港や駅からのタクシー代などもうくわけで)

観光地ごとに 過ごし方の提案・手配がすごい。

一般にツアーにしろ個人旅行にしろ、自由行動ちゅうの手配は、ある程度限られているし、がんばる人は一生懸命手配をしなければいけませんが、 船の場合、エクスカーションツアーが豊富(1都市に10〜20ぐらいある)、 ほか現地のツアー、専用車を自分で手配してもいい、個人で散策できる町も半分ぐらいある。

手配リミットが現地で決められるので、体力や意欲にあわせて調整できる
 

船内で地図と簡単な観光パンフが 各自に提供され、 船着場臨時観光案内所があって電車やバス、ツアー、ボートなどの案内、旧市街までのアクセスも案内があり、ちょっとはなれた港でもシャトルバスや路線バスが必ずあり (だいたい1路線なので、みなについていくだけ)。

調べまわらない人でも、ぽっと降りて遊べますな、と思いました。

・残りたい人は宿(=船)に残っていてよい。出る時間、戻る時間も自由。

・エクスカーションツアーが 基本的に船から発着するので、集合地(たとえばマイバス社事務所までいくとか)までいく手間はない。
 

・時間調整がうまい。時間がかかるとわかっている前には船足をはやめて1時間早くつける、など。

基本的に短い航路をわざとゆっくりとまわっているため、1、2時間遅れても、次の入港に時間を吸収できていた。

船手配のエクスカーションツアーは 入港が遅れてもすべて岸壁に待たせている。(普通のOPツアーと違うところ)
 

飛行機や列車の乗り遅れ・遅延と違い、船足ひとつで操作している模様。ただし荒天のときは港を変更したり、時間が大幅にずれることもある。もっとも一番のシーズン中の 夏の地中海はほとんど荒れないそうだ。

食事はたいしたことないので、あまり食事時間にふりまわされないほうがいい。食事はメインダイニング(タイタニックみたいなところ)は 2シーティング制といって、19:00からと 21:30から、の2交代制。 予約時にリクエストをいれて、どちらかに決められる。がこれを待っていると

けっこうカジュアルな船だったので、結局時間どおりにこない人、数日たつとかなりバラバラになるようだ。わたしたちは後半ほとんどいかずに いつでも食べられるビュッフェやピザ、で すきに過ごした (ディナーの別料金ドリンクが高すぎたり、食べすぎになったせいもある)

船内の施設と同じで、食事も強制されずに、いろいろな手段を使いこなすといい。
 

 

 

今回の船では
 
 
1 関空→乗り継ぎ→バルセロナ 1泊   
2 9時〜15時  バルセロナ観光   

15時  船のチェックイン、乗船  

  おそめの昼食ビュッフェ、避難訓練、プール直行!

  19時 出航 ディナー探検、遊び、 船泊

個人で:
バルセロナ観光
3 10:00 ヴィルフランシュ入港 (9時間)
 
10:40 テンダーボートで上陸 
19:00 出港

  プール、探検、遊び、パレード、パーティ  船泊

個人で:
ヴィルフランシュ、モナコ観光1日
4 予定8:00が前倒しで 
7:00 チヴィタベッキア(ローマ郊外)入港 (10時間) 
 
7:45  ツアー集合 
18:30 帰着

予定20:00が前倒しで 19:00 出港

  プール、探検、遊び、パーティ・・・  
  20:30〜スケート 
  21:30〜 ピザコーナーで軽食。船泊

船の英語ツアーで: 
ローマ、バチカン観光1日
5 7:00 ナポリ入港  (12時間)  ナポリを空中から俯瞰しながら朝食。
 
9:00 専用車ピックアップ
18:00 帰着

19:00 出港

  プール、探検、遊び・・・  船泊
 
 ハンバーガー屋では店員がダンスをしているのを発見。
 (恒例出し物のようだ)

専用車で:
アマルフィ、ポンペイ、ナポリ観光
1日
6 プールで遊ぶ。

9時に朝食を食ったのに 気が付いたら 11:30のプールサイドビュッフェで こましなイタリアンサラダや豚の丸焼きをかじっている。

暑さと疲れで午前航海で助かった。暑いみたいなので、ちょっと昼寝してから下船。
 

13:00 マルタ島ヴァレッタ入港 (6時間) 
 

14:00 下船
17:30 帰着
  
19:00 出港
 

 プール、探検、カジノ、ゲーセン、遊び・・・  船泊
 今日も あいまに ビュッフェとピザで軽食
 カジノ。ちょっとくたびれてきたので10:30就寝。船泊
 

個人で:
ヴァレッタ観光半日
7 終日航海

  ひまどころか。休養、船内での遊びでせいいっぱい。
  もう1日 終日航海日があってもいいぐらい。
 

 朝食後はらごなしに パターゴルフ。卓球。戻ってちょっと寝る。

 昼はまたプールサイド・ビュッフェ
 (これはけっこう 日本のデパ地下おかずレベルでいけてる)

 13:00 別行動で、劇場バックヤードツアー(英語)。ダンナサンは昼寝。
 午後は スポーツデッキで、サッカー大会観戦やプールサイドのコンテスト冷やかしなど。

 夕食、寝ちまう。急患がでて、ヘリ着艦。みな撮影さわぎ。

 私が寝ている間に、ダンナサンは ゲーセンとカジノと  23:30からのガラ・ビュッフェ。 船泊

8
ヘリの余波で2時間遅れ 
9:00入港 パルマ・デ・マヨルカ島入港 (6時間) 
 
10:30 ゆっくりしてから下船。
16:00 帰着
  
プール、船内散歩、など。
出航も延ばしてくれて 19:00 出港。荷造り。

22:30 スーツケースを 廊下にだす。

個人で: 
市バスと徒歩でパルマ観光
9日目 5:00  バルセロナ入港。 
7:30 順番に指定時刻に案内されて、下船。
7:45 予約した有料送迎バスで バルセロナ空港へ (30分)

早い人は 10時台の飛行機。空港で時間をつぶす。

12:00台バルセロナ発〜欧州内乗り継ぎ〜

 
10日目 〜朝  日本着  

 


 
日程・コース選びの際の ちょこっとヒント:
観光にリキをいれたいなら、滞在時間をよく計算。曜日もチェック。

船足が速い船=早くつく=滞在時間が長い傾向にある。

曜日、時間帯、日照時間やシーズンもチェックしておく。

付近に見所が多い都市だと、さらによい。

各地で、ちがった風景が盛り込まれていると、おもしろい。
 

エクスカーションや車手配によって、訪問可能都市は増える。1日3箇所ぐらいいくツアーもある。

寄港地、時間のバランスは 非常によく考えてある。日中航海も1日+半日あるが、これでちょうどいいぐらい。 あと1日あっても楽しめる。
 

オプショナルツアーの費用は 半日で約7,000円程度、1日もので 12,000円程度は予算にいれておく。だいたい7泊航海で 5日ほど。

最初から日本語添乗員での観光をつけたプランは 高級商品にある。

個人で 現地発着ツアーを手配したり、専用車を手配してもよい。
 

船から手配してもらえるエクスカーションツアーは、各社だいたい同じ(同じ土地の業者に言うから当然)

日本語のものより 英語のものは相当 数や内容が豊富。各地で10コースぐらいはある。事前にWEBやパンフレットで内容がわかる。

とにかく 移動の時間がほとんどないため、朝から晩まで観光、ほんでもって船でのリゾートライフ?や おもちゃまがいだけどアクティビティにと費やせます。
 
 

各地でのエクスカーションをうまくいかすと、1都市で 3箇所(町村)ぐらいはいけます。 コースは大変バラエティにとんでいます。船のプールじゃ飽き足らない!という人には、土地のビーチで泳ぐとか イルカと泳ぐなんていうツアーもあります。
 

どちらかというと やはり船内探検やアクティビティ、各種講座をもりこむと 毎日忙しくなります。最初のうちは睡眠時間を確保するのでせいいっぱいでした。無理せず、1日おきぐらいで休ませるといいと思います。後半はだいぶ睡眠を適度にとって、休養できました。

でもせっかく来ているので、あとで後悔するなら、がんばって楽しんだほうがいいかもしれません。
 


 
 
 
 
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