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12-13 Nov.2009
写真は名前のないものは Photo by chun3 & hamutel
時期 2008年9月中旬 ヴェネツィア発着東地中海コース 

MSC社 ムジカ号 (MSC オーケストラ もまったく同じ型の姉妹船で、中華レストランと寿司レストランが違う程度)

http://www.msccruises.jp/musica/index.shtml

初就航 2006年6月 (このときで築2年。やっぱり新しかった)

規模 89,600トン

長さ 293m  (でも138,000トンのボイジャーでも 311mだったので長さはそうかわらない)
 
 

船・・・ やっぱり でかっ!
 

トン数と長さは比率が比例するわけじゃないので、やっぱり長さは前と同じぐらい。ただし内部しつらえなどで
こじんまりした感じはうけた。

このMSC社(イタリア系)ムジカ号は、船内全部が音楽やオペラにちなんだ名前になっている。


 

埠頭にいるのが 人 ↓

 

さぁ、港をでて、すぐ、サン・マルコ前を通る。

クルーズ船長たちが、ヴェネツィアは、観光クルーズには最高の港というのがよくわかった。往路は左舷からサン・マルコ側が見える。

これは上のほうの甲板から。船の出港日を決める前に、ヴェネツィアの日の入りも調べておくこと。
 

ヴァポレットや水上タクシー、ゴンドラまで、平気でそばを通っている。

船は、サン・マルコ正面も通る。陸は、クルーズ船に驚くカメラだらけ。



 

それを、逆から見た図・・・ 

下船日の夕方、 ヴェネツィア サン・マルコ広場前から撮ってみた。もう次の客をのせて、出港していく・・・

狭い海路をみごとに抜けていくので、陸のお客さんも、カメラの放列。

2008の土曜は 18時15〜30分に2隻の大型船 (コスタ・セレーナとMSCムジカ)がすぐ相次いで通るので、圧巻。可能なら、下船後、後泊もしてみてほしい。

 


帰って来たときも右舷にサン・マルコ広場が見える。 「入港設定時刻の1時間前」ぐらいには、港に入る。これは 9月中旬の朝6時前。もう日の出がおそいので暗かった。

だが、曇天で、高感度で撮影すると↓こんなに明るくなった。

客室が左舷だったので、帰りは 客室からは、右は見えなかった。デッキはまだ薄ら寒いし、、ということで
ビュッフェ食堂で、右舷窓際をキープすることに

最後の朝食をしっかり食べながら、サン・マルコ広場前を、通過。贅沢だ。

船がゆっくりと着いて下船するころ 8:15には すっかり明るくなっていた。

やっぱり船旅は 日の出・日の入りの時刻が重要だ。値段で決めず、日照時間や朝夕を考えて、日程を決めて欲しい。
 


 
 
 
 
デッキなど

ボイジャーに比べたら 一回り?ほどこじんまりして、若干狭い部分もあるが、かなり考えて作ってある。この船体サイズでよく詰め込んだな、と設計に感心した。

自分たちには、まぁこれで足りるし、ちょうどいいサイズに思えた。

右の後ろは コスタセレーナ。旅の8割、同じ旅程。
 



アメリカ船よりは やる気ない。テクもない。けっこうシケているが、我々はあまり参加しないので、これでよかった。

関西人からしたら、「もちょっと遣り方あるやろに、企画へったくそやなー」 というのが第一印象。子ども会ぐらいのレベル。

ノリのいいスタッフが少ないのも敗因か。ま、日本人にはまぁいいか、という感じ。

ノリ、アピール、プレゼン、企画などは、やっぱり アメリカ船が恐ろしいほど上だった。劇場のショーも同じく。乗客の2/3がイタリア人で、国民性もあると思う。全員でなにかさせようとおもっても、ノリのいい客が少ない。
 

9月という時期で、子供が少なかったせいもあるだろう。
 



プールサイドでかつ屋根つきの席は 1日中、人気。このあたりにカフェテリアのものを持ち出して食べたり、ドリンクをもって来てもらうこともできる。


右手前がジャグジー 2つぐらいあった。プールは 大人エリア、がきんちょエリアがある。大人エリアは恐ろしい。誰も泳がず四方をトドの群れが囲んでいる。アソコでよぅ泳げない!!

この船は、デッキがこういうナナメ黒ガラスがはいっているところが多く、高くて、ちょっと写真撮影に困った。部屋にバルコニーがあってよかった。


テニスコート。このすぐしたがスィート最上階って・・・うるさくないのか?

→パターゴルフ8ホール。まだ新しい。
 

 


夕暮れ。食堂にいくまでにお散歩。やはりシニアでもヤングでもいいので、カップルでの乗船をおすすめ?!

夕食後、部屋に戻るにもまた散歩。夜のプールサイド。ムードはとてもいい。観光もいいが、こういうゆったりした時間が、夫婦にとっては、毎日すてきだった。

 
 
 
 
船内
店や飲食店、共通スペースは やはりロイヤル・カリビアンのボイジャーよりは こじんまりしていた。

またテクニックも若干劣っていたが、まぁ不便はない。

我々には、こじんまりしていて、かえってほどほどに使いやすい船だった。



レセプション前ラウンジ。ピアノや弦楽の生演奏があり、(微妙な時間なんだが)うまくタイミングがあったときは、ロビーのソファなどで、楽しんだ。こういうところも全部ドリンク、ショコラ、アルコールなど有償でオーダーできる。(そして、太る・・)

ロイヤル・カリビアンはいつも盛んにスタッフが飲み物いらないか、と声をかけてきたが、このMSCは ほっといてくれる。欲しいときだけ呼び止める、という感じで、気楽だった。
 


劇場のショー。一番自信作、というのを船員にきいていってみたが・・・ あはは。ごめん、やっぱショーはアメリカが一番だわ。

原則・撮影禁止なのであるが、このときは終盤のアンコール?的なときで、ほぼ大勢が撮影していた。スタッフがいたが、とめなかった。
 


左 随所にあるラウンジ。まだ船齢が若いので船内はきれい。船内移動のときに、パブリックスペースを探検しながら、違う道を帰るようにした。

こういうところで、座ってゆっくりして時間をつぶしたりできる。お気に入りスペースがそのうち見つかる。

右 パソコンスペース。使っている人はほとんどいなかった。船内で、携帯を使う人、メールを見る人ももほとんどいなかった。
 
 
 

 


左 船内売店のウィンドーでみつけた、すてきなディスプレイ。売り物ではないようなので、撮影させてもらった。店などはやや貧弱。日本のちょっとしたホテルの1Fぐらい。

右 お船っぽいショットもとれる。風景は連日すばらしい。船旅の醍醐味。
 

 


船ならではのショット。地中海は、気候が安定しており、明け方曇天でも、しばらくすると晴れて快晴に。

 
 
 
客室
この船は、「できるだけベランダを増やします!」 というコンセプトでがんばったそうで、どの部屋も縦長(鰻の寝床)のような感じではあるが、バルコニーつきが多く、比較的手ごろな値段なのが 特徴

バスタブはごく一部しかない。部屋は若干狭めだが、日本のフェリーのような狭さではないし、ホテルで17平方mといえば 二人には十分。

どのカテゴリーでも、内装・設備は、平均的に差がない仕上がり。



 
 

興味深くかつ重要なことは、クルーズは 船室指定(ホテルでいえば、部屋番号指定)で予約することだ。
よって、まず

・船会社HPから、船内図を大きく印刷する
・公式パンフレットをとりよせる(これはクルーズの代理店に請求すると、延々と生涯にわたり、送ってくる)

をすること。船はカテゴリーで色わけされている。

設定された添乗員ツアーなどで 船室はワカリマセン、とか言っていても、催行モトにつっこむと、確保しているのは ○デッキのこのあたり、などやんわり教えてくれることがある。個人予約や、代理店が用意しているパッケージツアーも、船室番号指定となる。



 

船室はカテゴリーでわけられ、部屋タイプと階層で値段が異なる。同じ広さの部屋でも、デッキ(階層)で値段が違うわけだ。安いカテゴリーで上層階をねらったり(すごいのは スィートの横にある 窓なし部屋が デッキ15にある)、 バルコニーつきで最下層にする、など 工夫できる。

が、船室というのは面白いもので、構造上、だいたいどこかに、アタリ部屋、ハズレ部屋がある

このMSCムジカ(またはオーケストラも同じ)の場合、

アタリ部屋は、本来高い値段のデッキ(階)に、ひょんと安い値段のカテゴリーが(構造上)ぴょこんと鎮座していたりする。窓なしで狭い船室にかかわらず、なぜか最上階のいい部屋のあたりに鎮座している。よってちょっと廊下などから見ると、よい眺めがある。不用意に人の出入りがない。

また振動に強い人、よくドライブを楽しんでいる人、家族連れなら、最後部だと、広いベランダがあったりする。

静かなところ、なども選ぶと良い。食堂やパブリックスペースへの通り道になるところは人通りや話し声はある(外国語だけど)。

そのスグ下の階、プール下はやめたほうがいい。たまに走る子供がいて、マンションぐらいに微妙に振動がある。
 
 

穴場な部屋 高層階の 内側窓なし
窓なし内側ツイン  カテゴリー3 障害者対応キャビン


Photo by hituji no donzaemon

障害者対応キャビン、21平方m、3台目ベッドあり。
通常の内側キャビンは、14平方m。

予算上、内側窓なしキャビンに。バルコニー付にすると、1部屋あたり10万円近く超過するので、その分、他へまわした。
子連れなので、落ち着いて眺めてる暇もなさそうで、同行者たちもバルコニー付でプラス10万するより、安い方を。

当初、一番安いカテゴリー1の部屋を狙っていたが、予約が遅かったため埋まって、カテゴリー3にに。
若干、予算超過だが、結果的には、カテゴリー3で良かった。

理由は、高層のデッキ12と デッキ14で、船首側の部屋だったため、静かだった。

さらにプールなどのあるデッキ13へ出入りが楽だったので、ずーっとデッキで景色を眺めていた。窓なくてもよかった。
 

ただ内側キャビンは、閉鎖空間が苦手な人には薦められない。我々はみんなじっとしていて平気な人で、窓なしでも、誰も気にしなかった。

たまたまハンディキャップ用の部屋が割り当てられたので、通常より広かったのと、エレベーターが直近で楽チンというのも、よい印象だった。
(2008年4月/5月 羊のどんざえもん 様)
 

  

また、船は集合場所やその他パブリックスペース利用の際、やたら、船尾あるいは前にいくことが多い。つまり東京駅や新大阪駅でホームの一番はしから はしまで歩くようなものだ。よって、船体が細長い(でかい)場合、年配がいる場合は、エレベータに近いところをすすめる。
 
 

欠点は、船首側で、乗下船時にデッキ4の移動や船尾レストランの往復が長かったこと。
ただ、行き帰りで通路を変えてみたり、船を探検しながら移動したので、あまり苦にはなりませんでした。
(2008年4月/5月 羊のどんざえもん 様)



 

大原則は、よほど何か費用がないとかでなければ、あまり一生に何度も乗るものではないので、窓つき・バルコニーありの部屋を。(親連れなら必須)。

低層よりは高層をおすすめ。
 
 

あまり薦めない部屋もある。

また窓あり・ベランダなしも注意。古い船齢だと、丸い小窓である。高かったり、明り取りぐらいで、のぞかないと見えない。座ったり暮らしていると、外が見えない。

窓なしは、これは部屋にいる間に、クルーズの雰囲気を味わえないのが、かなりイタイ。8日間のクルーズでは、この何の気なしに部屋から見る移動の風景がなにかと楽しく、明るさや天気、寒さも確認できるので、ここで、4、5万円ケチるのはやめたほうがいい。二度と同じコースに乗ることは少ないだろうから。また、陸でツアーにいっていると、船にいるのは朝、夕方〜夜。できれば、部屋の窓はほしいところだ。
 
 

タチが悪いのが、一部 「ビューがさえぎられている窓あり」だ。これは何かというと、救命ボートがあるデッキの外むきの部屋をさす。窓の外に、でかいボートが ぶらーんとぶらさがっている。ちょっとした高速艇なみだから、フロアでいうと2階建て分ぐらいはある。すこし違うが、立体駐車場の横に住んでいるようなものだ。
 
さらに船を下ろすためにデッキが広くとられているので、海(舷側)からかなり引っ込んでいる。映画「タイタニック」で例のお嬢さんが 婚約者と朝食をとっていてテーブルひっくりがえされたシーンがあった。あすこのデッキみたいなものだ。 窓!すぐ海!というのではなく、7mぐらいの廊下デッキの向こうに海?というかんじなので、 海ビューという感じがいささか欠ける。これなら最初から 窓なしに徹したほうがいいかもしれない。最近、安価におさえたクルーズのツアーにこれがさりげなく入っている。要注意。

http://www.msccruises.jp/musica/deck.shtml
 


 

・最上位 スィート。 カテゴリー12

正直、あまり他の部屋と大きさが かわらない。値段の差にあまりナットクがいかないので、やめた。違いは、バスタブがついているのと、 船首の15階に数室あるというだけ。ちなみに 船内の構造がよくなく、けっこう揺れやすい位置(前方最上階)。ちなみに2晩ほど 8階でも相当こわいぐらい揺れた夜があった。

スィートというわりに、21平方m程度と意外と狭い。この差だけで、値段が数万円違うので、やめた。マイクが入るプールやレクリエーションのデッキにも近い。ある程度防音はされているが、たとえばベランダは静かではない。
 
 
 
 

・バルコニーつきツイン L  カテゴリー9〜11

これ以下はシャワーのみ。17平方m程度  

船尾の後ろむいた部屋など、一部にあり。ただ、最後部は微振動がくるので、やめた。下の バルコニーつきツインとの違いは、ソファ部分が1人がけか、2人がけか、その部分が50cmほど広いだけ、あとは階層が少し上。

最後尾はこういう風景に。ちなみに入出港はよく見えない。
 
 
 

・バルコニーつきツイン   カテゴリー6〜8  (今回★カテ6)

早期割引料金で、1週間3食移動つき 1,700USD程度でおさえた。シャワーのみ。15平方m。

ベッドでいっぱい。中流むけに作った船だから、市民むけというか、手狭である。まぁ日本の狭小住宅市民や、ビジネスホテルになれた男性なら誰も文句いわないレベル。

まぁ スーツケースはどこかで2個無理やり広げるしかない。すぐ荷物を戸棚にいれて、スーツケースも仕舞うので、よいが・・・ 壁が鏡で、広く見える。
 
 
 

デスクは正直、ちっこい。がんばった印象。背もたれつきソファは1人分。
(Lの部屋だと二人がけで、この部分だけちょびっと奥行きが広い。)

ソファなど動かしてみたが、どうにも収まりが悪く、またこの部屋の掃除担当は、勝手にアレンジを「もとに戻してしまう」ので、悲しい思いをした。
 
 
 
 

・窓ありツイン 障害物あり 要注意  カテゴリー5

船は下のほうに、救命艇を積んでいる。この前にあたる部屋は、つまり窓をあけますと、ボートがどーん!と。日本人の経験談では相当不評。あたりまえ。安いツアーでは、この部屋にあてることもあるので、注意。
 
 
 

・窓ありツイン  カテゴリー4

丸窓など。窓はかなり小さい。
 
 
 
 

・窓なし内側ツイン  カテゴリー1〜3
 


カテゴリー4、5はおすすめできまない。階は低いので眺めはいまひとつだし、窓は小さいし、エンジン音がうるさいし、その上、価格が高い。
(2008年4月/5月 羊のどんざえもん 様)

クルーズは、窓なしとバルコニーでは 乗継便と直行便ぐらいの違いがあるように思う。

メリット、デメリットに目をつぶれる、気にしない人はかまわないが、メリットに気づくとこの差は大きい。
そのあたりをお財布と検討。
 

ただ、「何しに船に乗るか?」と考えたら・・・少なくとも親御さんをつれていくとか、新婚旅行であるなら、バルコニーつきぐらいは しておいたほうが、と思う。バルコニーなんていらんかった、という人は あまり聞かない。数室おさえるなら、バルコニーつきツインと 内側部屋でうまくすれば 安く上がる。
 
 
 

このコースはとくに寄港が短く 船内にいる時間が長いので、バルコニーつきでよかったと思った。

さらに、この船は、共用デッキがけっこう狭いこと、ガラスが多くて写真をとれるところも限られていたこと、人数の割りに若干こぶりなので、パブリックスペースで窓際席を確保できないこともあったこと、またプールやデッキにでると肌寒い季節になりかけていたので、こういう条件では、やはりバルコニーつき船室を確保しておくと、 フォローがきく

食堂は決まった時間しかいられない。



 

 

またあまり長時間開け放ってはいけないが、窓をあけて外の空気を吸えるのも気持ちいい。ちなみに水着ぐらいなら、ミナサン デッキチェアに干していた。(禁止とは書いていない)

差額は一人3万円もしないから(それで8日間朝から晩までですから)。疲れなどで 部屋にいる人も快適なクルーズライフが楽しめる。

バルコニーナシの部屋にして、これらのメリットが無くなると考えると、我々夫婦には、かなりイタイ。

寝ころんでモン・サン・ミッシェルが見える部屋に泊るか、窓のない部屋にいるか、というようなもの。

 


ベッドは ハリウッドツインで、リクエストすれば、2個にわけてメイキングしてくれる。

日本人にだけはデフォルト、ツイン仕様にするそうだ。通常とは逆に、「ダブル希望者は申し出るように」と日本人船員から説明があった。ミナサンの前で 「ダブルがいいです」とは 言いづらかったが(なんか恥ずかしくないか?) うちの相方は 全然恥ずかしくないそうで、とりあえずお願いした。

個人的には 実は、ダブルおすすめ。なぜなら、すきに、人の範囲まで寝っ転がれます(きっぱり)。また、TVを見るときに斜めに寝転んだりできる(ツインだとできないぞー) さらに、この船の構造では、ダブルにするほうが、動きやすかったから。


 
 
バルコニーつきの部屋   カップル、年配夫婦記念など には必須か。だいぶ旅がもりあがる。

デッキ13  カテゴリー6

パブリックスペースで海が見えるから、いいや、という考え方もたしかに正解だが、それは「行かないと見えない」し、 「ずっとそこにいるわけにもいかない」。

たとえば寝るしたくをしたり、寝転んだり・・・もする。やはり クルーズ船に乗るのでしたら、予算が許せば、バルコニーつきをおすすめ。

新婚旅行の場合は、閉鎖的にならないよう、バルコニーはあったほうがいい。片方が朝の支度をしていても、同室者はあきることなく、窓から眺めているので、新婚にも向いている。

なんといっても、朝から晩まで海や景色がずっと見える。部屋が狭くても、開放感がある。またデッキにいかなくても、好きなだけ景色をながめたり、撮影もできる。カモメに餌投げたりもできる。バルコニーからビデオをとっている欧米人はけっこう多かった。

いいと思った景色なら、すぐパブリックスペースに走っていったりできるし、バルコニーにでて、今日の気温や雨などもわかる。あ!日がくれかけてきたから、上で夕日を見よう!とか。

さらに、バルコニーつきの部屋は、明るい。
 

この船は、ボイジャーに比べると、パブリックスペースの窓や構造上、入出港時やテーブルなど、ちょっと窓際がとられちゃってる〜〜というケースがあったので、部屋にあってよかった。

バルコニーはすぐ落ちそうで、子連れはけっこう怖いので、すすめない。
 


 
 
客室 バスルーム
この船も、スィートしかバスタブがありません。ほかは、みなシャワーのみ。

7日間シャワーのみ、は懸念材料だった。が、狭いスィートで一人5万円差(一家で10万円)は納得できなかったので、結論としては、ケチった。その分、下船後のヴェネツィアでもう1泊することにし、ホテルに予算をまわした。

おそらく ほとんどの部屋に共通仕様のシャワー。お湯は大変潤沢に出る。調節バーが独特な形で、最初操作がわからなかった。換気がきいて肌寒いので、おもいっきり熱いのをかぶって出るようにした。

シャワーブースは狭い。半円形のカーテンが風で体にまとわりつくので、洗濯ばさみでとめた。
 

洗面台はちょっと奥行き小ぶり。頭うちそうだが、まぁ ワシントンホテルぐらいのスペースか。

棚なども最低限だが、努力してあった。洗面台の下もすべて棚になっている。

トイレはスペースもゆったりして、問題ない。

ドライヤーはこちらにはなく、居室の鏡の前にあり。

電気製品は 日本のものは、そのままのプラグ・電圧で使える。前のロイヤル・カリビアンの船もそうでしたが、ありがたいことだ。髭剃り用のプラグもあり。

上には、洗濯を干すワイヤーあり。
 

シャワーブースで二段網が役立った
 


結論としては、真夏ではなかったので、汗をほとんどかかず、大丈夫。寄港がほとんど半日コースばかりで、ゆっくりと過ごしたので、ほとんど足も疲れず。疲れにくい靴をもっていったのも大きい。

温水ジャグジーがあると聞いていたが、MSCムジカでは、ロイヤル・カリビアンよりはぬるく、またいきなり前線がきて、肌寒い時期に突入したので、入らなかった。同行者は利用したが、ほとんど少しマシなプールぐらい、といっていた。
 

もって行ってよかったもの:

・白いこぶりの洗面器を 1つ持参。足湯や洗濯、洗顔に助かった。

・ニットなどを干すときの 二段になった網。小物干しや洗濯全般に大助かり。ハンガーより役立つ。

 

 
 
 
トイレ
いや、船室のを使えばいいんだが・・(笑)

うちの相方とは、できるだけ ホテルや船にいくと 重大な所用の際は、共用スペースのトイレを 使うようにしている。理由はおわかりでしょうが・・・ 
 

さて、船内では、食堂あたりのトイレは混む。狙い目は 「劇場」の横のトイレだ。

インテリアのランクが上で(ちょっと作りがマシ)、朝も昼も午後ぐらいも、すいている。出たところにソファもあるので、男女待ち合わせもできる。

この船内劇場はスカラ座という名前だったので、うちでは 「スカラにいく」というのが合言葉になった。

臭いも残らないから、少なくともおとーさんに大してもらうときは、スカラに行ってもらいましょう・・・
 


 
 
 
廊下など
この船は 細身なので、とても廊下が狭かった。またエレベーターが前と後ろでかなり寄っているので、かなり歩いた。エレベーターに近い部屋にしておいて正解だった。
 
部屋を確保する前に、必ず食事場所や劇場の位置をみておくこと。 

食事は朝昼晩、と通う。だいたいの船では振動があって不人気な、かつ大きなうねりに安定感がある後部につくってある。

前から後ろまではだいぶの距離がある。移動するときは船室の廊下を通るだけではおもろないので、パブリックスペースや プールなどのあるデッキを通るようにしてください。

通ったことのないデッキを通ってみると、色々なスペースが見つかり、おもしろい。

写真も撮り放題だから、カメラもいつも携帯するように。

 

劇場や ラウンジは、エクスカーションバスの集合場所に使われる。
 


 
 
 
階層など
階層もよく見ておくこと。食堂などから2、3デッキ上なら、エレベーターを使わずに階段で気楽に動ける。
エクスカーションや寄港のあとは、みなさんデッキ4ぐらいから乗船する。よって、エレベーターが混んだ(日本ほどではないが)。年配に譲り、できるだけ階段を使うようにした。

ただし、自分が デッキ15だったら、、、階段ではのぼれなかったと思う。 ^^;


(写真:劇場)  劇場や ラウンジは、エクスカーションバスの集合場所に使われる。船室から階段でいけるぐらいの近さなら、日々エクスカーションによくいく参加者なら、とても楽になる。

よくあるパターン

 船室 →朝食を食べにいく→部屋にもどる(身支度) →劇場などに集合。
 

朝食場所と劇場は最後尾が多いので、船室が前だった我が家は、朝の1時間ほどで3回船を縦断したことになる。乳幼児や足が悪い人をつれている場合、中央付近の部屋がいい。
 
 

なお、探検していたら、朝・昼につかうビュッフェ食堂(デッキ13)の最後部から 直接デッキ12に降りる、目立たない階段があった。これはすごく部屋から食堂がいきやすいので、子連れにはこのデッキ12後部の部屋もねらい目だいと思う(車椅子は無理) 

ただ、食堂の下は 足音や物音が響くので、そのあたりは覚悟。一番 人が通るのは、食等の中央部分なので、12Fの中央後部も避けたほうがと思った。ここは最後尾にわずかにテラス席もあった。どの船にしろ、見取り図をみて、色々な穴場を探してみて。
 

 
夕食ダイニングは2店あり、指定席。まったく内装が異なった。どうも部屋ランクでわけているようで、これは失念していたが、予約した部屋ランクの加減で、ランク下の店に回されたようだ。ただ、料理はまったく一緒で、気楽に食べられた。

 
 
 
食堂
朝食は
 
・デッキ13のビュッフェ。眺めがいいのはビュッフェなので、ほとんどビュッフェにいった。

・晩を食べるちゃんとしたレストラン(デッキ5、デッキ6)でのアメリカン・コンチネンタルなど(つまりはもって来てくれる) レストランのほうには和食もどきが、あるそうだ。同行者がいってきたが、すさまじいシロモノを味わえたらしい。

いずれでも利用できる。メニューはにたようなものだが、若い世代はビュッフェが気楽。ルームサービスも可能。



朝昼ビュッフェ。本当に眺めがよい。サントリーニ島沖にて。

ロイヤル・カリビアンと同じで、後部に、Uの字型に 同じ料理のカウンターが3つ4つ配されている。みな手前でとる傾向があるので、後ろがすいている。手前のほうはやはりセッカチな人とか、子連れが多いので、にぎやか。しっとり ゆっくりしたい人は後ろに。


食事はロイヤル・カリビアンよりは はるかにマシ。デパ地下の安い惣菜や弁当ぐらいの味で、かなり食べられた。日本人や女性にうれしいことに、サラダ類や、ギリシャふうの和え物が多く、とっつきやすい。

無料のドリンクは 薄いオレンジ、薄い明治ブリックみたいなミックスジュース、まずいコーヒー、紅茶ぐらい。が、これも前年のロイヤル・カリビアンよりはマシ。有料でワインやコーヒー、各種ドリンクやパフェなどもオーダーできる。

慣れてくると、同行者だけ食べに行ったり、自分はもうちょっと寝る・・といったこともできる。
 


晩用ダイニングで ビュッフェでない朝食がある。和食があるというのだが、日本人船員も苦笑していた和食はこれだ。客のうち日本人は10%もいないので、ある食材で頑張っているのだと思う。鮭ののったゴハンと、 味噌スープだそう。


昼食は、 デッキ13の朝と同じ ビュッフェ会場が主。ロイヤル・カリビアンのようなハンバーガーショップがないかわりに、自分でビュッフェでハンバーガーを作れるようになっていた。男性に人気。ピザはちょっとドミノみたいな冷凍ピザ。

ちゃんと寄港時間を考えて、営業してくれる。

 

デッキ13のビュッフェ食堂は眺めがいい。入港みがてら、ちょっとサラダやおかずをだけ食べて下船したりした。もちろん船内で食べなくてもいい。
 

ビュッフェでは、方角を考えて、右舷・左舷・最後尾に座ってみて。いい風景がみられる。ミコノス島入港前。昼食。足元まで全面ガラスばりなので、海に落ちそう?!

 


夕食は、固定席で、こましなレストランが2軒。 (ドリンク別料金)   料金にコミである。何皿頼んでもいい。

はっきりいって、ガストぐらいのレベルだから、かなりがっかりする。とにかく下手な駅にあるような安カフェ以下のレベルだから、期待しないように。でもロイヤル・カリビアンよりマシだったと 我々は感涙した。相方はハム類ならはずさないはずだ!と鋭い指摘。わたしは正直・・・毎日何 選んだだろう・・・ 

パスタのスープ: 塩辛いインスタントらしき粉をといたスープに、ちょうちょのパスタが 1個だけ ぽつねーん。 そんなかんじ。
 

夕食レストランは、デッキ5だったので、食事中、 エンジンの低音とゆらゆら揺れるのが、気になった。同行者いわく、振動・揺れはエンジンのせいだそうだ。

高層より低層の方がエンジン音がうるさかった。船首と船尾の違いもあるか。
 

前菜や、肉系や魚以外の海老などのメインはまあまあだった気が。ただ生のマグロのカルパッチョは正直、美味しくなかった。
(2008年4月/5月 羊のどんざえもん 様)


Photo by hituji no donzaemon


Photo by hituji no donzaemon


Photo by hituji no donzaemon

 
部屋のカテゴリーや シーティング(1回目、2回目)、テーブルリクエストなどから、 デッキ6かデッキ5のレストランに振り分けられる。

固定席。ずっと指定。変更は、乗船当日の早い段階までなら可能だが。

我々は予約時に 1stシーティングのスモールテーブルを指定していたので、かなった。2名席はけっこう数はあった。

デッキ6はレストランは、部屋がカテゴリーが上の人たちむけで、 白に赤などで いまふうのかっこいいデザイン。現代風。

デッキ5のレストランは、カテゴリーが下の人たちむけ、比較的 カジュアルだが、料理は同じ(我々はこちら)
 


 

誕生日。誕生日の人がいると、あるサプライズ。松明ケーキ。あまりおいしそうなケーキではない・・・・ なお、最後のほうのフェアウェル・パーティでも全く同じがあり、イベント・エンターティメントの工夫(ネタ)はあまり ないようだ ^^;
 

ちなみに、誰かスタッフが皿を割ると、日本だと平謝りなところ ひゅーひゅー♪!!! といって(だれか男性客が言い出すのだが) 全員で WOOOOO〜〜!!といって 拍手をする。それがなんか明るくて、よい感じだった。
 

 


インフォーマルデー

キャプテン主催ウェルカムパーティーは、パーティというほどではない。

ラウンジですこし船長や司会の挨拶(20分程度)があり(写真右)、ほかみな通路に立っている(踊るようなスペースはない) あとは横でみな カメラマンの撮影の列にならんだりして、テキトウにおかれたシャンパンを1つもらって、いつものディナーの席にいくぐらい。

ロイヤル・カリビアンよりかなり略式でみなそんなに意気込んでいない。
 

フォーマルデー(松)2日と その他カジュアル(梅) ときいていたが、乗船すると、インフォーマル(竹)とカジュアルになっていた。夏のバカンスシーズンで、かつ ビーチエクスカーションも多い 夏を楽しみましょうなコースのせいらしい。

インフォーマルデーは、  フォーマルな格好は10%、インフォーマル(スーツぐらい、男性も色ジャケットなど)80%、カジュアル10%。 日本でちょっと高級なシティホテルで食事するぐらいで十分。

はなやかな色を着ている人が目立った。

 


Photo by hituji no donzaemon

ほか、別料金のイタメシ、スシ屋やレストランがある。(MSCオーケストラはスシのかわりに中華)

特別メニューをだすことがあるので、船内新聞でみておいたら、イタメシ屋で、夕食に ピザ+ビールという日があった。普段の夕食を放棄してこちらにいってみたら、ちゃんと職人がピザを粉からつくってくれた。これは 8〜13euroぐらいだったので、楽しめた。20〜30代の人が多かった。

レストランやレセプションの丸窓は、景色が歪んで見えて、見ていたら、気分が悪くなった。
(2008年4月/5月 羊のどんざえもん 様)

 
 
 
 
 
 
 
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