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 11 Nov.2009/ 11 Nov.2010


 

COSTA  コスタ フォーチュナ号  


ヴェネツィア発着〜バーリ、カタコロン、サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島、ドブロブインク
 

(ツアー名、商品名) = 
コスタ フォーチュナ号で行くエーゲ海クルーズ7泊8日

クルーズ、航空券のみを代理店にて手配。したがって添乗員は付かない 

(出発空港&コース) = 
1日目: ヴェネツィア(イタリア)出港
2日目:バーリ(イタリア)寄港
3日目:カタコロン(ギリシャ)寄港
4日目:サントリーニ島、ミコノス島(ギリシャ)寄港
5日目:ロードス島(ギリシャ)寄港
6日目:終日クルージング
7日目:ドブロブニク(クロアチア)寄港
8日目:ヴェネツィア入港


(出発日) = 2010年5月下旬

(価格) = 約17万円/人  (クルーズ諸税等の諸経費 別途)

(申し込んだ窓口/代理店、方法) = 
ベストワンクルーズ社。
電話にて問い合わせ、その後はメールでやり取り。電話・FAX・メールとも
対応が迅速、担当者が知識が豊富で、提供される情報も十分と感じた。


(気にいったところは?) =
ギリシャ、ロードス島:
ロードスに行きたいがためにこのクルーズに乗ったようなもの。
旧市街をじっくり歩き、騎士団長の館や騎士団の病院をゆっくり見学。
城壁の上を歩くツアーには、あいにく日が合わず参加できなかったが、
城壁の間を歩き巨大な城壁に感嘆・驚愕。
ロードス騎士団とトルコ軍との戦いに思いを馳せた。
長年の塩野七生ファンとしてはとうとう念願を果たせた。

ギリシャ、サントリーニ島:
旅行前は正直興味がなく、景色が綺麗なだけでしょう、クルーズが寄港するので行ってみてもいいか、
というくらいだった。実際行ってみたら絵葉書そのままの風景にびっくり。
観光地化されすぎていてテーマパークのようになっているきらいはあるが、
海の美しさと城壁の家のコントラストは、実際に見ると想像以上に美しかった。


ヴェネツィア:
バカンスシーズンの始まりなのか街中は凄い人で大混雑だったが、
ホテルの朝食を大運河に面したテラスで採れたのが、とても気分が良かった。

アクイレイア:かつてはローマ帝国で10本の指に入る大都市だったことが
信じられないような、今では小さな街。
照りつける日差しの中ゆったりした時間が流れていた。
たくさんのローマ遺跡に大聖堂、そして素晴らしいモザイクの数々、ヴェネツィア滞在を
一日つぶしてしまったが足を延ばした甲斐があった。





(旅の手配で困ったことは?) =
当初「クルーズの後、パリで3泊」と考えて旅行代理店にいくつか問い合わせ。
最初に問い合わせた、最近クルーズに力を入れているHIS系列のクルーズ・プラネット社では
「そんなことは手配できません」とそっけない対応。

Webの情報を頼りにあまり聞いたことのない会社に何社か問い合わせを
続けることとなり、ちょっと面倒だった。

この際の印象としては、クルーズを「添乗員付きパッケージツアー」として
大々的に売り出している会社にアレンジの依頼を行うと、
担当者によっては十分な応対をしてもらえない場合があるようだった。

ちなみに、現地クルーズ中に知り合った方は、同社にて航空券とクルーズを
別々に手配してもらったとのことで、
対応自体は不可能ではないはず。

海外旅行保険。最終的にクルーズと航空券を手配依頼した旅行代理店に申し込んだところ、
「当方の希望する条件では保険の発行が出来ない」(年齢が条件に合わない)と
拒まれた。
しかし、代理店から送付されていた保険会社の資料を熟読した結果、自分の
希望条件での申し込みは可能であると判断。
保険会社に電話にて直接確認。申し込みOKであることを確認し、
保険会社から代理店に対してその旨を伝えてもらい、こちらの希望条件での申し込みを行った。
この際の旅行代理店の対応に少々不満を持ったので、依頼しようと思っていたホテル手配は、自分で行った。

保険に関しては、上記記述だけでは分かりにくいと思うので補足。
申し込んだのはAIUの海外旅行保険、治療・救援費用が無制限で傷害死亡保障額が
一番少ないタイプ(自分が死んでお金もらっても嬉しくないので...)。

AIU社の資料も確かに読みにくく、一見すると「傷害死亡保障額が少ない保険は81歳以上でないと申し込めない」と
読めるが、じっくり眺めると「実は誰でも申し込める」ことが分かる。
代理店はこの部分について判断を誤ったものと推測する。


アクイレイアに関して。
日本語で記述された情報がほとんどなく(個人のブログなどがいくつかあるだけ)、
イタリアのWebサイトは読みにくく、情報収集が困難だった。


ヴェネツィア本島は、ホテルが高い。前回の経験から安いホテルは結果的には(多分)
不満が多いだろうと考え、高いホテル代に目をつぶることとなった。



(旅の手配でよかったこと、楽だった点は?) =

代理店の担当者が、旅行保険の一件を除いては、大変親切で、必要な情報をすぐに提供してくれた。クルーズ後の希望滞在先や日程に合わせてその時点で手配可 能・価格が手ごろな航空券をキャンセル条件と共に教えてくれたり、前泊のホテルや送迎(結局依頼しなかったが)についても細かく教えてくれた。メールや FAXでの対応も迅速だった。旅行保険の一件が、残念。

アクイレイアに関して、情報は少ないものの鉄道の最寄り駅名が分かったので、
トーマスクックで時刻を調べることができた。





(どうしてその商品に?) = 
ロードス島に寄港するから。クルーズ旅行をしてみたかった。

ロードスには長い間行ってみたいと思っていたのだが、個人旅行で行くには
アクセスがあまりに悪く二の足を踏んでいた。

しかし本誌の管理人(Chun3)のクルーズ紀行文を読んで興味が高まっていたところに 、前年親族が同じクルーズに参加して話を聞いたことで、「このクルーズでロードスに行こう!」と決めた。



(出発前のトラブル) =  クルーズの乗船当日に関して、事前に代理店より送付された情報では当日の 何時から荷物預けが可能なのかが、分からなかった※。

代理店に問い合わせたが、「多分昼過ぎからだと思う」との回答。不安だった。

ただし現地に行ってみたらかなり早くから荷物の受け付けは可能だった模様。
少なくともイタリア船のクルーズに関しては「実際のところは現地に行ってみないとわからない、行けばなんとかなる」と、おおらかに構えるのがよさそう。

同様に、代理店から送付されてきた「荷物タグ」はどう考えても普通紙に印刷されたもの。「こんなものを鞄に付けて紛失しないか?」と不安だった。これも代理店に問い合わせ、
「荷物を預かる時に別にタグをつけて部屋番号を書いてくれる、紙のタグでも 当日朝に付ければまず外れることは無い」と言われて、 当日朝タグを装着した。現地に行ってみたら紙タグが付いている鞄には"別タグ"は付けずじまい。

周囲の人を見てみたら、皆紙タグをつけていて拍子抜けした。 これも結果的にはなんら問題がなかった。

(出発前に知っておきたかったこと) =  クルーズに関しては十分(過剰?)とも思えるほど情報収集をしたので あまり「知っておきたかった」情報は無かった。

情報源は、本誌および前年同クルーズに添乗員付きツアーで参加した親族らの情報と、 提供された「添乗員作成による日本語船内新聞」(船内の日本人乗務員が作成するものとは別の そのツアー参加者向けのオリジナルのもの。

寄港地で買える土産、気候による服装の注意などがあり参考になった。

船室の位置(左舷か右舷か、前方か後方か、何階か)による違いについて、 大きな違いがあれば聞いておけばよかった

左舷・右舷の違いは船室からの眺めに大きく効いてくる、クルーズ全体を 通して見れば大きな差は無いと思うし、どうしても見たい景色はデッキにあがって 見ればいいのだが、こだわりのある景色を船室から見たいのであれば事前に」 


(現地にいってみてがっかりしたこと、怖かったことは?) =
ヴェネツィアは、人が多くて大混雑。3回目だがこんなに人が多かったのは初めて。サンマルコ寺院の前は大行列で、横を通り過ぎるのも一苦労。

復路のウィーン空港での乗り継ぎ。乗り継ぎの待ち時間が少ないのはありがたいが、
入国審査と手荷物検査が長蛇の列で、土産を買う時間がほとんどなかった。
でも目的のモーツァルトクーゲルンは、しっかりゲット。

ずっと好天だったが、最後の日の午後ヴェネツィアで雨に降られた。それも雷雨。ある意味、風情があるというか。

アクイレイアからの帰りの電車で、冷房がきつくて参った。1時間半ほどだが、持っていったものを全部身に付けて、我慢。
(現地にいってよかったことは?) =
成田エクスプレスから東京スカイツリーが見えた。
あんなに大きいと思わず、驚いた。

ユーロ安だったのが、有難かった。(というほど使っていないが)
前回渡仏時は1ユーロ169円で、軽く食事しただけでもかなりの金額になったが、
今回は為替についてはストレスなく過ごせた。

天気が良かった。事前にWebでチェックした天気予報はあまり良く無かったが、
ここだけは晴れてくれ!と思ったポイント(サントリーニ、ロードス、アクイレイア)はピカピカの晴天で、
素晴らしい景色だった。

初クルーズは、見るものすべて面白く楽しめた。(ツアーアンケートに詳細記述予定)

特に素晴らしかったのは、出港時のヴェネツィアの眺め。「ジュデッカ運河からサンマルコ広場を見降ろす」なんて、ありえない。

食べ物がおいしかった。最近は日本での外食もイタリアンよりフレンチが多く、
前回ヴェネツィアに行ったときにひどいレストランに入ってしまった、というネガティブな記憶と相まって、
食にあまり期待していなかったのだが、やはり本場のイタリア料理は美味しい。
カフェのカプチーノも、手軽なパニーニも、トラットリアのパスタも、
レストランのメインも、どれも大変美味。

クルーズでの食事は、まぁそこそこ、ファミレス並みだったが、これは予想通り。


ヴェネツィアのホテルでの朝食。大運河に面したテラスで、サルーテや
サン・ジョルジョ・マッジョーレを眺めながら朝食を採るというのは最高に贅沢だった。

ヴェネツィア、フェニーチェ劇場の内部見学。
残念ながら日程が合わずオペラを観ることはできなかったが、火災後再建された
フェニーチェの内部を見学できた。平土間やロイヤルボックスの客席に座って「なんて明るい可愛らしい劇場なんだろう」と雰囲気を味わってきた。

ガルニエやミラノのスカラ座などの重厚さとは正反対の、明るい軽やかさのある劇場だったが、実際に観客が入ったらどういう雰囲気になるのろうか。


下船日の午後に行った、ヴェネツィアのカ・レッツォーニコから、下船したばかりの
船が見えた。予期していなかったのでびっくり。また船の大きさに改めて、びっくり。

下船日の夕方、次の航海に出港する船をザッテレのカフェから見送った。
巨大なクルーズ船が次々と狭い運河を通り抜け、思わず笑ってしまうくらいの迫力。

治安の面で、不安なことは全くなかった。心配だったアイルランドの火山も
おとなしくしてくれていて良かった。持って行ったPCと携帯電話も結局使わずじまい。



(そのツアーにしてよかったことは?) = 
とにかくロードスに楽しく楽に行けたのが良かった。船から眺める入港の風景は、
500年前の帆船でもきっと同じような景色だったのだろう、と思って感慨無量だった。

ロードスでは滞在時間が長かった(8:00-18:00) 旧市街の気になるところは、
ほぼくまなく見て回れた。

ロードス以外のギリシャには正直あまり興味がなく、クルーズに含まれていなければ
訪れることもなかったと思うが、現地に行って見れば美しい景色(サントリーニ)や
巨大な遺跡(オリンピア)など圧倒されるものがあり、 行けて良かった。

ギリシャでは、当時暴動やストが報道されていて若干心配だったが、寄港地に関しては
何ら問題が無かった。「港湾設備のストで入港できなくても、景色を眺めて 船上でのんびりしていればいいか」と思っていたが、杞憂。

ただ、また聞きでは、アテネは大変な状況だったらしい。アテネに寄港する クルーズではもしかしたら問題があったかもしれないと思うと、 「このクルーズで良かった」と思えた。

初クルーズを体験して、楽しめた。カジュアル船だったので肩が凝らなかったのも良い。 クルーズって、個人旅行とパッケージツアーのいいとこどりができるのだな、と聞いてはいたものの、実感した。

気候。 暑すぎず寒すぎず、ちょうど良い時期だった。

ドレスコードについて。「カジュアル船なのであまり堅苦しく考えなくても大丈夫らしい」との事前情報で、 フォーマルの日も、女性は黒のタンクワンピースにショール、靴はサンダル。 男性は、スラックスにジャケット、ネクタイ、革靴という「一応ちゃんとしました」という程度の格好。 パリで観劇するときと全く同じ服装。

見回しても、その程度の「ちゃんとした」加減でちょうどよかった、と思われる。


子連れが多かったが、乳母車に乗るような小さな子供を連れた家族ではタキシードと
いうわけにもいかないだろうし。(赤ん坊が一応"襟付き"の服を着ていたのはほほえましかった)

フォーマル指定の日に、船内の、予約が必要な有料レストランに行ったところ、 女性はイブニングドレス、男性はタキシードに身を固めた6人組がいた。 「有料レストランだとこういうことになるのか?」と一瞬驚いたが、 そんな気張った格好をしているのはこの人たちだけだった。

仲間の一人が誕生日だったらしく、途中でケーキが運ばれてきたり、食後には 船内のスタジオで記念撮影をしていたので、「誕生日のイベント」として盛装してきたらしい。
カジュアルなクルーズでもあるし、「フォーマル」といっても気分的には「大人の仮装大会」に近いのでは、と思った。

ただ、同じテーブルの人とあまりにかけ離れた格好はしないよう、可能であれば事前に考慮したり、調整は必要かも。

ツアーであれば、「格安系」のツアーと「リッチ系」のツアーでは変わってくるのかもしれない。 ツアー参加者の年齢層でも違うのかも。

上記・有料レストランには、HIS系クルーズ・プラネット社のツアーで参加したと思われる年配夫婦が、 きちんとしたフォーマルの服装で食事にきていた。 添乗員が食前・食後に席に来て、世話していた。 もしかしたら、ツアーのメンバーと一緒のいつもの席では、逆に浮いてしまったかも、と勝手に想像していた。
 
 

(服装) =
屋外では、サングラス着用。

船のオプショナルツアー参加時、ヴェネツィアでの観光時は、
ジーンズ、半袖ポロシャツ、半袖Tシャツ、羽織もの。

普段は帽子をかぶらないが、ギリシャとアルベロベッロではあまりの日差しに
さすがにサンバイザーを被った。

靴は、船外に出るときは革靴風で底はスニーカー風のもの。
普段は国内・海外の街歩きに使用しているものだが、オリンピアの遺跡や
ロードスの城壁を歩きまわると真っ白、傷だらけになった。

船上ではエスパドリーユ、サンダル。


船上:ジムに行く、デッキでスポーツアクティビティに参加するときなどは
Tシャツとカプリパンツ。船内をうろうろするときはジーパン、Tシャツ。
(ビュッフェでない)レストランでの朝食、昼食などはスカート。

夕食は当日のドレスコード規定に準じる。といっても超カジュアル船だったので、
フォーマルの日でも、黒のタンクワンピース。

インフォーマルの日は、ジャージー素材のワンピースやスカート。

船内は冷房が比較的よく効いていた。食事や説明会など室内に長時間いる際には
羽織ものが必要だった。

持って行って良かった:
デッキ上は思ったより風が強く、朝や夕方は寒く感じる。
早朝の散歩や、入出港をデッキから眺めた時には、念ウィンドブレーカーが役に立った。

クルーズカードのケース。ネックストラップで首から下げる。ツアーの人たちは
ツアー会社から配られたようだったが、個人参加なので自分で持参。カードを
首から下げれば手ぶらで船内を楽しめる。

デッキチェアでごろごろするとき用の手提げ。日焼け止め、本などちょっとしたものをまとめて。

旅行用化粧品ポーチ。無印良品で。船内の洗面所は狭いだろうと思って
持って行った。案外収納力があり、パッキングしたものを開いて洗面所に吊るして、
そのまま使えた。大変便利だった。


シャンプーとリンス。常用のものを容器に詰め替えて持って行った。日差しのためか、クルーズの中盤からちょっと髪がぱさついてきたが、
いつものシャンプーを使ったらかなり回復。「容器に詰め替えるなんて面倒」と思っていたが、
環境変化が厳しいところに行く場合には必要。


胃腸薬。船内ではつい食べ過ぎたが、ビオフェルミンや胃腸薬を飲んだためか、胃腸はまったく不調知らずだった。


持っていけばよかった:
室内用のスニーカーがあれば、ジムでトレーニングできた。でも鞄の容量と重量を考えると無理だった。

遺跡などの外歩き用に、スニーカーがあれば良かった。でも鞄の・・・

船上用にビーチサンダルを持って行っても良かった。



(今回の反省や次回への願望&意気込み) =
訪問先についての下準備をもうちょっと真剣にやっておけばよかった。クルーズの寄港地はこちらが準備をしなくても連れて行ってくれるし、オプショナルツアーでは(英語とはいえ)説明もあるので、普段の旅行なら綿密に行う準備をあまりしていなかった。

一番「やっておけばよかった!」と痛感したのは現地の言葉。いつもは「こんにちは」「ありがとう」くらいは現地の言葉で話せるよう準備して行くのだが、今回ギリシャ(とクロアチア)に関してはこれを怠った。

オプショナルツアーの帰路、バスの中でガイド(それも独語。1台のバスに2人のガイドが搭乗)が ”こんにちは”のギリシャ語について説明しているのを聞 いて「これはまずい!」と思い、ガイドブックであわてて勉強。下車時に英語ガイドにギリシャ語で礼を言って、大変喜んでもらえた。もうすこしだけ勉強して おけば、ミコノスでもロードスでももっと楽しかったかも。



●クルーズでは:

食事について心配しなくていいのが、こんなに楽だとは! 普段ツアーで旅行している人には当り前のことかもしれないが、 個人旅行だと、特に疲れてくると「今日の夕飯はどこで何を食べよう」と考えるのが面倒になることがある。

でも、船では、夕食はとにかく時間に指定された場所に行けば自分の席がある。 それがいやなら、他にも船内で食べる方法が複数あり、選択肢がある。 朝・昼とも、場所もメニューも選択肢が多い。

味も、涙が出るほど美味しい訳ではないのはクルーズの価格を考えれば当たり前で、
「ボラれているかも」などの心配をすることもなく、可もなく不可もないものを食べられて、良かった。


着席レストランよりも、ビュッフェの方が、味の当たり外れが無かった。

着席レストランでは、食事の量はやや多めだが、コースの中でも食べられないと思うものは都合でパスできるし、だんだん食べきれないものを「残す」ということに 罪悪感を感じなくなった。


朝食の船室ルームサービス。
「ホテル朝食」が大好きなので、エーゲ海を眺めながらベランダでとる ルームサービスの朝食は、最高だった。 指定時刻よりかなり前に届いたが、朝寄港してそのまま観光する日だったので、かえって好都合。

クルーズ船内でも、朝食は早い時刻には日本人が多く、遅くなると外国人が多くなるように思う。 到着したばかりの時差ボケで早く目が覚めてしまうためか、日本人がせっかちなのか(ツアーの集合時間が早い、など)。 ルームサービスが早く届いたのも「日本人だからか?」とちょっと勘繰った。
 

クルーズ中は部屋の移動が無い。荷物のパッキングをしなくて良いのが、楽。 乗船日にスーツケースの荷物を全部出して室内に収納したら、スーツケースは ベッドの下に放り込んでそれっきり。 寝ている間に次の街に移動していて、その間、貴重品の心配などする必要が全くない。 個人旅行とは対極の楽チンさだった。
 

船内で「自室」と「遊び場」が近いのも楽。朝の散歩、朝食、午前のアクティビティ、昼食...と 船内だけでもいろいろイベントがあるが、イベントに応じて着替えたり必要なものを取りに部屋に戻るのも、 「町中からホテルに戻る」ことに比べれば、とてつもなく近くて、楽。

船内に一人だけいる日本人船員の、つかず離れずの世話が良かった。乗下船の説明会や、1日1時間の「ホスピタリティーデスク」(船内新聞にて 通知される時間・場所に日本人乗務員が待機して、質問を随時受け付ける)に加えて 「豪華客船の裏側を紹介!」と題するプレゼンやキッチン見学を行ったり、 フォーマルの日にはレストランに現れて様子を見たり、ちょっと話をしたり。 船内でばったり会ったときに世間話をしたり、そのついでに質問をしたりして、 こちらが必要な時には情報をもらい、一人で動けるときには放置してもらえた。

ディナーの席のアサインについては、特に希望をださなかった。代理店からは希望が出せるという話は無かった。 が、前年同じ船に乗った親族が「その船のダイニングには2人卓は無かった」と言っていたので、 「英語ネイティブの人と同じテーブルでも日常会話が流暢に出来る自信は無いし、 日本人ツアーのテーブルの中に入れられたら、居心地が悪そうだし」と ちょっと心配だった。

実際には、個人参加の日本人の夫婦(我々より若干年配)との4人卓で、 とても楽しいディナーとなった。 船内や寄港地で出会った時なども、他に知っている日本人はいないので 自然にちょっとおしゃべりでき、楽しかった。相席の夫婦には本当に感謝。

情報と違い、実際には、そのダイニングには実際には2人卓もいくつも設けられていた。

日本人の新婚と思しき若いカップルが座っていた。(ツアーの添乗員が毎日のように世話をしていた) レストラン内では日本人は固めて配席されていたようで、我々の席の近くには日本人ツアーの大テーブルが2つあった。下のフロア(吹き抜けで2階建て。2階の方に配置されていた)には丸テーブルいくつかに、やはり日本人ツアーと思しき人たちが座っていた。

昼食を着席レストランでとった際には、ツアーで来ていた日本人夫婦と相席で、日本語メニューを渡された。 こちらが日本人だとわかると、夕食、昼食とも日本人乗務員が翻訳した日本語メニューが渡された。日本人をまとめた方が、船側も扱いが楽なのだろうと思う。相席の人からツアーの話も聞けて、有意義であった。

船室は デッキ8(船内でいう8階)のエレベーター近く。デッキ9にはビュッフェ・レストランとプールがあり、 行くことが多かったので、8階と9階の移動は楽で、良かった。


船は、揺れない。帰国してから「私は船は酔うからだめ」と複数の人に言われたが、船酔いするほどの揺れを感じることは無かった。ただ、ベッドに横になるとエンジンの振動は伝わってきた。立っている時はわからない。

船内を歩いていて「この方向に歩きにくいような気がするのは、もしかして船が傾いているのか?」と感じることがごく稀にある程度。気候の良い時期の地中海で※巨大客船であれば、船酔いの心配は無用と思う。
 

(そのツアーにしてよかったことは?) = 
 

●ツアー以外で:

前泊ホテルも自分で手配、港への送迎は依頼しなかった。

ヴェネツィア港のクルーズ・ターミナルに自力でたどり着けるか不安だった。 コスタ社から提供された地図はあまりに簡略だったため、事前にヴェネツィアの港の地図を Webから印刷するなど、考えられる限りの情報を集めた。

乗船当日、メストレ駅前のタクシー乗り場でタクシーに乗る際に、せっかく 印刷した地図がすぐに取り出せず、「ヴェネツィアのクルーズターミナル」と言ったら 「船は?コスタ?」と言われ「Yes!」

これだけのやりとりで、ちゃんとコスタの荷物預け場所までタクシーで連れて行ってくれた。案ずるより産むがやすし。

下船後は、ヴェネツィア本島内のホテルに水上バスで移動した。 日本人乗務員には下船時に「水上バスの乗り場はちょっとわからない、 コスタのシャトルバスでローマ広場に出た方が確実」と言われたが、 下船して荷物を引き取り、ターミナルから出たら目の前に水上バスの切符売り場があった。

まったく問題なく、すぐに水上バスに乗れた。

サン・マルコ付近に宿をとっている場合はこの水上バスでのアクセスが便利。
 
 

●寄港地、および船主催ツアーで:

・バーリ/アルベロベッロ(船主催ツアーに参加)

ツアー参加者の大多数がアルベロベッロツアーを選択したのではないか。
同乗していたHIS系クルーズ・プラネット社では自社専用ツアーを行っていた。それ以外の日本人乗客は、英語ツアー。

バスで1時間ほど走り、アルベロベッロへ。駐車場から街までは10分ほど歩く。
街の入り口(トイレあり、有料0.5ユーロ)から、最初にアイア・ピッコラ地区を歩いて見学。
教会横の展望台から向かいのモンティ地区を眺めたのち、モンティ地区へ。
徒歩で土産物の立ち並ぶ道を上り、坂の上の教会を見学。

このあと坂を下り、街から出たところにあるレストランで「パスタとワインの試食」だったのだが、 コスタ社のツアーが全部同じレストランを使用するらしく、レストランに入るために待った。 待ち時間が勿体ないと思って、ガイドに集合時間の確認を取って、グループを離脱し、
街に戻って個人で見学した。

帰路のバスは、往路とは違った道を通って、崖の上から海とオリーブ畑が望める
見晴らしの良いところや、海沿いの道を通って、港に戻った。

コスタ社のスタッフも、オレンジ色の目立つポロシャツを着て何人か参加していた。
駐車場(コスタのツアーだけでも10台くらいバスがあったのではないか?)で
バスを探すのにも困ることは無かった。
 
 
 

・カタコロン/オリンピア(船主催ツアーに参加)

オリンピアに行くツアーが複数あり、英語のツアー説明を読んでも今一つ 違いが分からなかった。日本人乗務員に教えてもらった。 いわく 「遺跡に行ったあとギリシャ料理を食べるもの、遺跡に行ったあとオリンピアの街を散策するもの、 遺跡に行ったあと考古学博物館に行くもの」の3種。 我々は、考古学博物館に行くツアーを選んだ。

カタコロンは、オリンピア観光のために開発された港のようで、船着き場は
クルーズ船が接岸できるほど立派だが、近くには土産物屋が軒を並べているだけだった。

この日のバスは英独語混載で、英語・独語それぞれのガイドが乗って順に説明した。
バスで45分ほど走り、まずオリンピア遺跡へ。入口でいったん集合、ガイドが
「トイレに行く人がいればここで。いますか?... では、中に入ります」と
テキパキ進めていく。

ちなみに、クルーズ・プラネット社はこの日は専用ツアーの催行がなかったようで、
添乗員もこの船主催ツアーに参加していたのだが、乗客に「トイレは...」と聞かれて
「今行くかどうか聞いていたんですよ」とすまなそうに答えていた。
添乗員なら、ちゃんと訳してあげなきゃ!

遺跡の中を順に見た後、競技場の前で集合時間を告げられて、解散。 競技場内は、各自で見学。

船主催ツアーでも、他のグループ(他言語?)では競技場のスタートラインに客 を並べて「よーい、ドン!」をやっているところもあったので、このあたりの進行は 各ガイドに任されているのかも。

遺跡を出て、考古学博物館まで徒歩移動。約5分。遺跡の中と違って適度に 緑も影もあり、気持ち良かった。

考古学博物館の中でもガイドの説明があったが、離脱して個人で見学した。
館内はあまり広くは無いので、どこにガイドが居るのかはすぐわかる。

博物館を出た後バスに乗るが、土産物屋に立ち寄り、30分買い物時間。 予想外の展開で驚いた。オリンピアの街中ならともかく、街道傍の、ほかに 何もないところの土産物屋なので、よそを見ることもできない。 買い物に興味のない私にとっては、時間の無駄だった。
 
 

・サントリーニ島/イア、フィラ(船主催ツアーに参加)

ツアー集合時の混乱に負けずにさっさと整理券をもらったら、 他に日本人のいない、英語ツアーの組だった。
なるべく日本の人が同じツアーになるように、また外国人集団に気後れしている 日本人をサポートするために、集合場所で日本人乗務員の人が日本人を見つけると 手続きをしてくれるのだが、この人が気付かないうちにとっとと自分で 手続きをしてしまったためらしい。 いずれにせよ、英語ツアーであり、全く問題は無かった)

サントリーニ島に到着後、まずツアー参加の客をイア付近で降ろし(接岸できないのでテンダーボート使用)、 その後、船はフィラ付近へ移動していた。

ツアーでは、イアまでバスで移動、イアの街を見学。広場まではガイドが案内するが、
あとは基本的に自由見学。 風光明美なところだけに、船のカメラマンが多数いて、あちこちで写真を撮っていた。

後で船内のフォトショップに置かれるので、気に入ったものがあれば購入できる。1枚7?10ユーロ。 自分で撮った写真も、場所柄、大した腕が無くても絵葉書のように撮れた。

再集合し、フィラまでバスで移動。駐車場から街まで徒歩5分。 街は自由見学、出港までに各自で船に戻る。 フィラの街からは、乗ってきた船を見降ろせる。

ただ、街中に人が多すぎて、あまり景色を楽しむ雰囲気ではなかった。

ツアー参加者にはケーブルカーのチケットも渡されているのだが、 ケーブルカー乗り場は、道と広場を埋め尽くす大行列。並ぶのが好きではないので、 「ロバの道」を徒歩で下ることを選択。

聞いていた通り、丸石で舗装されているため+ロバの落し物で滑りやすく、 何度かひやっとしたが、30分ほどで無事港についた。 暑い中、人ごみの中でじっとケーブルカーを待つよりも、自分たちにとっては良かった。
 
 

・ミコノス島(自由見学)

下船整理券をもらい、テンダーボートで上陸。整理券を渡す場所は言語ごとに
分かれているようで、乗船時や下船説明会も同じラウンジで行われた。


当初「テンダーボートが着く港から街までは、シャトルバスで移動」と言われていたが、
予定が変更になり、テンダーボートは街のすぐ近くに着いた。
便利だった。


まずは有名な風車を見よう、と、教会などを眺めながら、風車へ。 夕景が美しいはずだが、日の長い時期なので煌々と日差しが照りつけていた。

風車のあとは、街の中を、ぶらぶら散策。狭い道を、特に地図も見ずにうろうろ。 子供が楽器の練習をしていたり、野外映画館があったりと異国情緒を楽しんだ。

夕食は、街中のタベルナで。広場に面した3軒のうち1軒がいやに混んでいて、 ここに入ったところ、ペリカンが散歩中に立ち寄る店だった。

この日は昼食が遅かった(さらに船内でアフタヌーンティーまで頂いた)ので 夕食は軽く、シーフードを1皿ずつにした。美味しかった。
 
 
 

・ロードス島(自由見学)
個人的には旅行のハイライトだった。

船はロードス島の北側から回り込んで港に接岸するので、右舷側客室であれば
部屋から島に近付くところが見えるはず。 自分たちは逆の左舷船室だったので「この島影はシミ島かも」などと言いつつ、
入港はデッキから見学した。

滞在時間が長かった(8:00-18:00くらい)。昼くらいで観光を切り上げ、 船に戻って部屋から街と海を眺めていた乗客もいたようだ。

船のデッキからは、旧市街が一望できる。街の中の展望台に上がるよりも、距離は遠いが 街全体を一望することができた。

船は旧商港(旧市街に近い側)の港に接岸。テンダーボートは使用しないので、 整理券をもらうこともなく、ツアーで並ぶこともなく、さっさと上陸できた。

船のツアーで利用するらしいプチトランが、船の前に停車していた。ただし、旧市街散策中にはプチトランを見かけることは無く、どのようなルートを走ったのかは、不明。

旧市街では騎士団通り、グランドマスターの宮殿、考古学博物館をじっくり、 本当にじっくりと見学。宮殿は、入った時には殆ど人がいなかったが、 一通りの内部見学を終えて中庭に出てみると、コスタのツアーがたくさん来ていた。 コスタのスタッフを捕まえて写真を撮ってもらった。

2階の床には、シミ島から持ってきたモザイクが数多く使用されている。 考古学博物館は、ロードス騎士団の時代には騎士団の病院として使われていた建物。
見学する人は少なく、静かにゆっくり見られた。

城壁の上を歩くツアーはグランドマスターの宮殿から出発するが、火曜・土曜のみ。
今回は寄港スケジュールが合わず残念ながら参加できなかった。

その代わり、城壁の間(堀の部分)は自由に歩けた。
トルコ軍との攻防に思いを馳せながら 1/4くらいを見学したところであまりの暑さに降参。

時計塔の上からは市街が良く見えるが、クルーズ船が港にどどん!と停泊しており、
クルーズ船のあまりの大きさに、あらためてびっくりした。
 
 
 

・ドブロブニク(自由見学)
下船整理券をもらい、テンダーボートで上陸。ユーロ圏ではないが、事実上ユーロが使える。

ただし、最初に訪れた旧総督邸ではユーロで支払おうとしたところ、パスポートを
提示するよう求められ、なにやら帳簿?に書きつけていた。

城壁の上の散策は数か所に入口があるようで、どこから入っても一周できる。70クローネ。確か10ユーロ。 城壁の上からは沖に停泊したクルーズ船がよく見えた。

小さな街なので見学自体はあっという間に終わってしまう。

長く滞在すればゆっくり楽しむこともできたかもしれないが、 寄港時間が短かった(8:00-13:00)ので、城壁散策の後はちょっと街をうろうろして、
アイスを食べておしまい。

NHKの番組「世界ふれあい街歩き」 http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/gtv/detail/housou.html
で紹介されていた、「手作りの処刑台のある家」と 「彫刻家の夫が面白い彫刻をテラスに置いた家」を見られて、面白かった。
小さい町なんだな、と実感。

帰りのテンダーボートに乗るために長い行列になっていて驚いたが、行列は
案外さくさく進んだ。列に並んでいれば、まさか置いていかれることもあるまい。
 
 
 

(現地にいってがっかり) =  船内ビュッフェ・レストランで無料で飲めるコーヒーの不味さ。 ちゃんと粉を入れてマシンで出しているようなのだが、とても不味い。 カップがプラスチック製なのも一因かもしれないが。 これがイタリアの船か?と舌を疑った。

船内ダイニング・レストランでの食事後、食後のコーヒーを席でとれない。

ディナーは2回転するので時間的制約から仕方がないのかもしれないが、 一応イタリアンのコースでドルチェまで出るのに、そこで追い出されてしまうのは なんとも風情が無い。「甘いものを食べるときは同時にコーヒーを飲みたい」という人には、ちょっと辛かったようだ。

食後のコーヒーは船内のバーなどで飲んだが、飲める場所は数多くあるものの どこも騒がしい。船内の音楽の趣味が自分と合わないだけだが、 ゆっくりとコーヒーを飲める場所がなかなか見つからなかった。

良い場所探すために船内探検できた、というプラスの側面もあったが。
 

すべての飲み物が有料であること。なんとなく「食事が無料と言うことは、 アルコールは有料だがそれ以外は無料だろう」と 勝手に考えていたのだが、実際には食事の際のミネラルウォーター含め、すべて有料。 朝食とビュッフェレストランでのコーヒー・紅茶・水を除く。

上記、バーで飲む食後のコーヒーももちろん有料。水(ミネラルウォータ)、 コーヒー、ソフトドリンク、ワインに関しては「パッケージ料金」があり船内で、購入可能。

我々は「コーヒーのパッケージ」を購入。エスプレッソ21杯+スペシャルコーヒー(カプチーノなど)3杯が セットになって安くなる、というもの。

情報は、個人のもつクルーズカード(船客1名ごとが持つメンバーズカード)で 管理されるので、パッケージを使用しての購入であってもクルーズカードを渡して サインするだけでok。 セットの「21杯」は多いようだが、2人で1週間であれば我々にはちょうどいい量だった。

船内レストランはいくつもあり、席数も多いのだが、一度だけ「昼食難民」になりかかった。

サントリーニ寄港後の、ランチ。サントリーニからの出港が13:30で、 船上で昼食にしようと考えるたくさんの人が一度にビュッフェレストランに押し寄せたためと思う。 着席レストランは時間が合わなかった。 相席をあちこちで依頼したが「ここには人が来る」と断られてばかり。 こちらが日本人だからか?とちょっと疑ってしまうほど、何度も断られた。
が、家族連れが多い船なので仕方がないのか。

なかでフランス人の女性は 「一人だけなら...こっちは3人なのよ」と仏語で説明してくれて、座れなかったが気分が良かった。 このときは結局デッキチェアでごろごろして時間をずらしてから、昼食にありついた。

みんな昼食に行っているということは、いつも争奪戦が繰り広げられるデッキチェアは空いている。
 
 

下船時もうっかりすると「難民」になる可能性がある。下船日は朝8時に 部屋を空けなければならない。 が、部屋を出てから下船開始時刻までには時間があるため、船内に荷物を持った乗客が溢れかえる。

下船説明会での日本人乗務員の説明では「下船日のお勧めは、朝はゆっくり起きて、8時に部屋を出て、それから朝食」であったが、 このとおりに行動しようとすると、朝食をとる場所を探すのに苦労したと思う。

自分たちは早起きしてビュッフェで朝食、その後部屋へ戻って身支度、 8時に部屋を出てプールの近くに席を見つけ、外を眺めながら下船を待った。 周りには大荷物を抱え、空席を探してうろうろする乗客がたくさんいた。
 
 

ディナーのレストラン。

テーブル担当のウェイターの態度が良くなかった。 黒人男性で英語(とおそらくフランス語)を話すが、うわべだけのの応対。 こちらの英語を理解しようという気が無く、オーダーのミスも度々あった。

飲み物に関してのテーブル担当はブラジル人の女性で、大変明るく感じが良かっただけに、 非常に対照的だった。 船内での生活で感じが悪かったスタッフはこのウェイターだけだったが、 よりによって毎日会う人だけに、ちょっとがっかりだった。

これまでヨーロッパの旅行で見かけることのなかった(気付かなかっただけかもしれないが)、 「傍若無人な素の西洋人たち」を初めて見た気がする。下船整理券をもらう際などの行列には 平気で割り込む、子供は走り回る。

劇場で後ろのドイツ人にシャンパンをかけられたが詫びの言葉もなく、 大変気分が悪かった。自国人が多くいるためか、バカンスで気が緩んでいるのか、カジュアル船だからなのか、 「ヨーロッパの人ってもっと落ち着いていて大人だと思っていたのだが」とちょっと驚くことが多かった。

特にひどかったのが、ティーンの傍若無人ぶり。でも高校生時代の自分を思い返すと、文句はあまり言えない。

「がっかり」というわけではないが、ドイツ人が非常に多かった。 日本人乗務員によると「ドイツの連休に当たったらしく、乗客全体の 1/3 がドイツ人。 これは非常に珍しく、普段はイタリア人が多い」とのことだった。

ドイツ人は背が高い人が多く、集まっていると向こうが見えない。 ちなみにフランス人も結構乗っていた。

船内に虫がいた気がする。
終日航海の日にも虫さされが出来たので、おそらく 寄港地でのことではないと思う。 劇場の椅子が怪しい、と睨んでいる。虫刺されの薬を持っていけばよかった。
 

これも「がっかり」ではないが...クルーズ中に誕生日を迎えると、ディナーのときにケーキが運ばれてプレゼントされる。 誕生日から少しだけずれた日程のクルーズになってしまって「残念!」と思っていたが、運ばれてきたケーキは、見る限りではあまりおいしそうではなかった。

「順番に何かをする」場合の混雑に、びっくりした。

最初の洗礼は、船のチェックイン。ターミナルで順番を待ち、自分が渡された番号がコールされたので、 列の最後尾に近付いてみると、大変な人ごみ。「この人たちみんな並んでいるの?」と ちょっとひるんだが、脇の方から列先頭まで近付いてよく見てみると、 並んでいるかに見えた人達は、みなもっと遅い番号の札を持っていて、 係員から「まだだめ」と言われて、列に入るのを待っているだけだった。

これを確認し、人込みをかき分け、番号札を見せて無事に中に入れた。

一事が万事こんな調子で、船主催のツアーに参加するため集合した際も、 寄港地での下船整理券をもらう際も、人ごみにまずびっくりしたが、「とりあえず人込みをかき分けて、係員のところに突進し、こちらの要求を伝える」ことで 目的を果たせた。
次第に、船内での行動でも要領が良くなった。

日本人乗務員いわく、日本の方は人混みをみると「並ばなきゃいけないのか?」と 思ってしまって近づけず、必要な番号札などがもらえない場合があるとのこと。 そういう人のサポートのため、日本人が申し込んでいるツアーの集合場所に日本人乗務員も来ている。
添乗員付きツアーの場合は添乗員が取りまとめるので、このような心配は無いらしい)

とりあえず突進」はある意味、今回の旅の収穫かもしれない、下船後のヴェネツィア観光の際にも大変な人ごみに遭遇したが、 この心がけで集合時間に間に合ったことがあった。
 

これまた「がっかり」ではないが。船のツアーに参加するため集合場所で待っていると、
スタッフがペットボトルの水を売りに来る。商売が上手、と感心。 もちろん船上価格なので安くは無いが、最初の寄港地ツアーなどで水の用意が無い場合には役に立つ。
 

これもまた「がっかり」ではないが。「日本船と海外の船の大きな違いはカジノがあること」と聞いていたが、 カジノは客が少なかった。最初からあまり興味はなかったので問題は無いが、 あまりに客が少なく、ルーレットであってもちょっと参加しにくい雰囲気だった。 ブラック・ジャックなどは言わずもがな。スロットマシンで遊んでいる人は もう少しいたが、家族連れが多いためか、ギャンブルに熱心な客は少なかったようだった。
 

日本人の参加者は、50〜100人の間くらいだったと思う。添乗員付きツアーが少なくとも3グループ。

日本人と思われる人と船内で見かけたりすれ違うことも多かったが、当方はツアー参加ではないため、知らない人ばかりであり(もちろん外国人も知らない人ばかりだが)、
最初は 「海外の街で日本人に出会ったときについ視線を避けてしまう」のと同じようになんとなくそしらぬ振りを してしまっていた。

でも途中で「同じ船に乗っていて、日本人だと一目でわかるのに、これは変じゃないか?」と思い直し、 こちらから「こんにちは」と声をかけて挨拶するようにした。

こちらから挨拶すれば、向こうも(少々驚きながらも?)にっこり挨拶を返してくれた。
なんとなく無視しあうよりも、ずっと気分が良かった。ただ、新婚さんと思われる 若い人たちには明らかに視線を逸らされたので、声はかけずじまい。

「ニホンジン」という言葉について。船内や寄港地ツアーなどで日本人が、他の日本の人のことを言うのに 「あそこに"ニホンジン"がいるから、こっちの方じゃないか?」などと言ったりする。 これは自分に対して言われると気持ちのいい言葉ではない。言っている方は まさか聞こえていると思ってはいないだろうが、異国での日本語は耳に入ってしまうのだ。 実際に言われて自分は感じが悪いと感じたので、自分が口にするときには 「ニホンの人が」「ニホンの方が」と言うようにした。 少しはましだと思ったのだが...どうだろう?   

(ツアー選びのアドバイス) = 「自分はこれさえ満足できればよい」というポイントがあるものを選ぶのがよい。たとえば寄港地など。

私は「とにかくロードスに行ければよい」と思ったので、多少の不満(コーヒーがまずいとか)は気にならなかった。

食事。とくに夕食は船外でとれない場合が多い。自分は船の食事で(たとえファミレス並みだったとしても)十分満足だったが、食事について特に強いこだわりがある人にはカジュアル船は勧めない。

費用。「宿泊、3食付き。他にかかるのはオプショナルツアーくらい」と安心していると、他にこまごまと費用がかかる。たとえばコーヒーやソフトドリンク、寄港地で写された写真など。ヨガやピラティス講座なども有料(参加しなかったが)。一つ一つは大した金額ではないが。

(コストパフォーマンス) = ★★★★

(代理店・ツアー催行会社への要望) = 
代理店に対して:
船室カテゴリーだけでなく、具体的な場所やその特徴についての情報が欲しかった。

船会社に対して:
もう少し静かにくつろげる場所も用意してほしい。バーはいくつもあるが、 どれも音楽の演奏が騒がしい(ついでに言えばレベルも低い...それをカジュアル船に求めるのは無理だと承知してはいるが)。

船主催のツアーで土産物屋に閉じ込めるのは勘弁してほしい。 オリンピアでは「野中の一軒家」のような土産物屋に寄ったが、土産を買うだけならカタコロンの港付近で十分だったはず。

(2010年5月下旬 Martin BK 様)


 
 
 


 
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