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列車 基本編
列車  刻印
            11 Feb.2009 / 7 Jan./ 10 Apr.2011 経験談追加

 
刻印とは。
乗車日に、切符を機械にいれて、がっちゃん と自動で刻印する。日本で言うと、切符を買ったあとで、改札機を通すのと同じ意味。これをしないと不正乗車となる(同じ切符を何度も使えるため)。

 
 
欧州の駅には 改札機がない。
車内である区間で車掌が検札にまわるだけである。これには驚かされる日本人が多い。
やろうと思えばたしかに 切符をもたずに乗車し、下車することができる。

が、一般に欧米では、”良識あるオトナ、人間は、チェック機能がなくても(支払等)義務を果たして、
サービスを享受するのが当然”という ”契約意識”が浸透している。
 (つまりチェックされないから ズルをやってやろう という人は、意外に少ない)

バスの抜き打ち検札などみていると、みな一斉に、当然という顔をして、切符や回数券、定期をこぞって出す人が多い。

たしかに ズルをする人もいるこたぁいるのだが(よってペナルティの規程が存在する)、
すくなくとも ふらつー利用者の一人ひとりは、守って欲しいと個人的に思う。
ズルをする人が増えれば、運営に支障がでて、値上げになったり、路線廃止になることもあるだろう。

 
 

刻印しない切符もある。
自宅で印刷した  Prem's券 (A4の紙のヤツ)  → 不要 (車内でID照合と検札はある)
レイルパスをつかって、指定乗車券を発券してもらったときの乗車券  →刻印要
自動券売機や窓口で買った細長い乗車券 →刻印要
タリスの切符  → 不要
窓口で発券の際、検札の印をした場合 → 改札済みなので 刻印不要
一部 代理店経由で買った 一部の乗車券 → 不要な場合がある。代理店に確認する。
誤って刻印した場合

誤って刻印した切符は無効になる。たとえば、往復の切符を持っていて、間違えて往路で、復路の切符を刻印してしまった場合、その復路の切符は無効となります。その場合、往路の切符を刻印していないので、刻印無しの不正乗車とされるかまでは確認していない。

このような場合、窓口や案内所で、刻印の取り消しをやってもらう。赤インクのスタンプをおしてくれる。

(トベロラカシ 様)

シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル2 TGV駅にて TGVair 扱いのTGVに乗車。

1階分下って切符売場へ。ずらっと並んだ窓口の一番右側13番の「tgvair」の表示があるところで 予約券を見せる。係員がモニターで調べて切符を発券。そのとき同時に切符に四角いスタンプで、検印してくれる。
よって、自分で刻印機で刻印しなくて良い。

(2010年5月初旬 ハナクロにゃんち 様)

レイル・ヨーロッパ社のWebから購入した シティナイトライン(寝台)の切符は、機械を通らなかった。案内所で聞いたところ、そのまま刻印なしで乗車してよいとのだった。

( 2009年10月中旬 ベリーは夏が旬 様)
 


 
 
 
 
刻印機とは
Photo by asian mii 
以前はオレンジ色、現在はランドセルみたいな黄色。駅のホームや構内にあちこちにある。だいたいは切り替わったそうだが、まだオレンジ色の柱みたいなのがが残っている駅もある。

 

Photo by madotan macha /  buruburu biou

切符の表を上にして、つっこむ。切符に日時がうすく印刷される。裏面をいれた、という経験談も両方複数頂いています

⇒ 現在は 裏をいれてつっこむ。

左端に沿わせる。
 
 

地方路線 A駅から、パリB駅発〜C駅いきの主要幹線に乗りに パリに出向く場合、1枚の切符で、A駅 と パリB駅、2箇所で刻印せねばならないようだ。 (日本の在来線から新幹線にのるときを想定せよ) 詳細は現地で駅員に確認したほうがよい。


挿入口にチケットを差し込むと、カシャカシャという機械音がして、裏に番号が刻印された。かなり長い番号。
 
マルセイユ、パリ・モンパルナス駅、パリ・リヨン駅では、既に黄色い新型機械が設置されていた。ニースその他の駅は、まだ従来のオレンジ色の機械。
(あじあんみー様 2005年)
刻印しようとしたが、何回入れてもうまくいかない。本誌を見直しても表を上にして入れると書いてあった。

出発も迫るしドキドキ…よく見ると刻印機の上の液晶に表示が出た。辞書で調べたら「裏返す」という単語だった! 切符は裏面を上にしてみた。
(2009年10月/11月 どくとるつぐ 様)
普通に差し込んだらエラーが出る。焦って何度かするが、できない。よくみると 素早く切符をいれて、みたいなことが器械に表示される。素早くやると、音がして刻印された。ほっとした。

(2010年1月中旬 もんじゅもんじゃ 様)

パリ東駅。何度切符をいれても拒否されるので、駅員に尋ねた。英語を話せる駅員が出てきて、該当の刻印機のところまで案内してくれた。どうも、近距離用かなにか?にいれていたようで、「SNCF」のステッカーの貼ってある機械にいれなければならなかったようだ。

(2010年1月 ザールのあか 様)
 

刻印機には、どの向きで切符を差し込むかが絵で示されていたので、仏語が読めなくても大丈夫だった。

( 2010年8月中旬 riviereピエタ 様)

たまに故障の機械が。緑の矢印が点灯していない機械は、故障
(riben様 2002年)

 
 
 
 
 
刻印は どこでするか
当日であれば、別の駅でもよい。
すでにエクス在来線駅で刻印してしまっていたので、駅員に訂正をお願いすると、乗車当日ならどこで刻印しても良いといわれた。電光表示されて乗車場所がとても分かりやすい。
(2008年7月中旬 手羽先エリザベス 様)
 

 
刻印しないと、どうなるか。
刻印がなされていない切符は 重複利用するつもりとみなされ、有効ではなくなる。罰金を車内で払うことになる。

 
 
刻印したつもりが、できていないと どうなるか
どんな理由があっても、刻印がなされていないと係がみなす切符は罰金を徴収される。
公正を期するため、理由はとわない。
私はしっかり刻印したので大丈夫だったが、隣の席の人がしっかり刻印されていなかったため、検札ともめていた。

仏語がよく分からないので、分かったところと身振りから、「刻印はした! 往復分の切符も持っている。今日買った物だ。刻印機の調子が悪かったんだ。」というようなことを繰り返し主張しているようだっだ。

検札は2人で、刻印部を窓にあてて日の光に透かしてみたり、何度も見たりした上で
「でも、はっきり刻印がわからないからダメ。とにかくダメ。罰金払って!」と言って徴収していった。

(2010年8月中旬 riviereピエタ 様)
検札が回ってきた。隣の席の人は、しっかり刻印されていなかったため、検札ともめていた。

仏語がよく分からないので、分かったところと身振りから、「刻印はした! 往復分の切符も持っている。今日買った物だ。刻印機の調子が悪かったんだ。」というようなことを繰り返し主張しているようだっだ。

検札は2人で、刻印部を窓にあてて日の光に透かしてみたり、何度も見たりした上で

「でも、はっきり刻印がわからないからダメ。とにかくダメ。罰金払って!」と言って徴収していった。
 

 

 
 
刻印を忘れたら

■車内ですぐ、または 検札の前に車掌に申し出る。
 
この場合、車内購入料金 on-board fare 扱いとなり、多少の課金ですむ。  6ユーロ/人、75km以下の場合 3ユーロ/人
■検札後に、車掌に指摘された場合
ペナルティとして、罰金を課金される。 18ユーロ/人〜最大102ユーロ、75km以下の場合 9ユーロ。

また時に応じて、身分証明書提示をもとめられる。不審な場合、国鉄職員には、鉄道警察に身柄引き渡しする権限がある。

車内支払いは、原則、現金か小切手。(T/C不可) (一部列車では クレジットカードが使えた事例あり)

フランス〜ベルギーにいく 国際特急タリス で現地であまりに円高がすすんだため、日本で購入済みのレイルパスを未使用で払い戻すことに決意し、まわってきた車掌から 切符を車内購入したことがある。

このときは、車掌に先に口火をきって、申告したため、on-board扱いにしてくれた。車掌は長々と計算につきあってくれた。この ”on- board手数料”と、パスの日本での”払戻手数料”をひいても、現地購入が円高でおとくだった。 そのときはクレジットカードがつかえた。
(Chun3)

 朝6時、シャルル・ド・ゴール空港TGV駅。

前日下見をすませていた。フランス・レイル・パスのバリデーションをするにも、駅の窓口はまだ開いていない。しかしすでに人の列が出来ている。

6時15分に窓口が開いて、バリデーションはすんだ。しかし前の人たちが窓口で長々と問合わせているので、はたして間に合うのか不安になった。

ホームへ入り、乗る列車の車両位置など確認、スムーズに乗り込めたまではよかった。

その時、日本で用意してきた指定席券に刻印し忘れたことに気付く。時すでに遅し。検札の車掌が回ってくるなり、自己申告。幸いにも見逃してもらえ、罰金は免れた。

(2010年3月 コストで行こう 様)


 
 
 
旧型機での例
 


 
 
 
 

レイルパス: 毎回の刻印は不要だが、使用開始日に、窓口にてバリデーションスタンプを押印してもらう。
 
 

「ふふ〜ん、ヴァリデートするのよね〜」などと浮かれてガッチャンしてみる。

? 最初切符を良く見ていなかったので、何が変わったのかよくわからない。なにやら数字が押されているが、日付時間のようではない。

はて。もう一回入れてみる。

数字がもう一カ所増えたのでよしとした。指定の切符だ、さして問題あるまい。
 
後にわかりましたが、半円の切り込みと裏側に数字のゴム印がはいるようです。
数字が何を表しているのかはわかりませんが。

日本のように改札があるわけではないが、駅員が立っていて切符を確認していた。車両番号は電子表示されていて、わかりやすい。
(なまけあいあい様 2003年4月)

 

 
 
Q 刻印不要Prem's券と 通常の切符の 乗り継ぎ、どこで刻印するか

パリ〜ディジョンのTGV(Prem's券刻印不要) + ディジョン〜ボーヌの在来線。

ボーヌにはTGVの停車が無いようなのでSNCFのサイトからディジョンまでのPrem's券を購入。
乗り継ぎになるディジョンからボーヌまでの切符は出発前にパリで購入の予定。

ディジョンーボーヌ間の切符の刻印はどこで行えばいいのでしょうか?リヨン駅かそれともディジョン駅か?
ディジョン駅ならばホームに刻印機があるのか。

2005年に、ボーヌ駅窓口スタッフに質問したときには、

行程: A駅→B駅→C駅(同日移動)
切符の種類:A→BはPrem's(刻印不要) B→Cはフランスの駅で購入の切符 の場合
 

刻印はB駅。A駅では不可の回答。なのでディジョン駅で刻印だと思います。

刻印機は一般的にホームへのアクセス前(階段近くなど)ですが、乗り換える際に刻印できるでしょう。乗り換え通路のところに刻印機をよくみる。

ディジョン→ボーヌのTER 現地買い切符は、2ヶ月有効(刻印前)の、列車時間を決めないものなので、
遅れたら次のに乗ればよい。ディジョン・ボーヌ間は本数もある。

ボーヌにもTGVはとまる。ただ本数が少ない。

パリで駅スタッフに確かめられたらどうでしょう。
(tarte_framboise様)
 


 
 
 
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