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シティ・ナイト・ライン City Night Line  (CNL)
  
11 Dec.2010 / 16 Apr.2011  経験談追加

2007年に大きな改編があったようなので、過去の経験談は参考程度にしてください。


公式HP 
http://www.dbnachtzug.de/nachtzugreise/view/en/index.shtml
 

欧州エキスプレスなどが分かりやすい
http://www.railohshu.jp/rail/index.php?mfile=Citynight.swf
 
 

ミュンヘン中央-パリ東


(クラス) = エコノミー用 二等個室(洗面台付き)

(出発駅) = ミュンヘン中央駅

(出発駅の様子) =
カフェや売店・ちょっとしたレストラン、本屋や雑貨や服を売る店、花屋等、沢山の店。

夜行列車の出発時間が22:42だったが、22時まで営業しているカフェ(スターバックス)があった。
売店は20〜21時頃まで営業していたようだ。

ロッカーあり。小・中型スーツケースなら入りそう。
有人荷物預けあり。

(到着駅) = パリ東駅

(到着駅の様子) = こちらも大きい駅なので、店が沢山ある。

案内所でミュージアム・パスを買おうとしたが、ここでは売っていないと言われた。
別の場所を教えてもらったが、そこでもここでは売っていないと言われた。
さらに、もとの案内所へ行けと言われた。あきらめて、クリュニー中世美術館にて購入した。
片言の英語しかできないので、結局詳細は不明。

(車両) = 2人部屋だったが、この個室の定員は3人だと思う。

(食事・飲み物) =
ペットボトルの水一本、朝食付き。

料金を払えばドリンクや菓子等を個室まで持ってくるようだ。

朝食は、パン2種、パンにつけるペースト類と、コーヒーか紅茶。

(座席) = 二個の大きなスーツケース持参につき、狭い個室がさらに狭くなった。
しかし一晩寝るだけだし、機能的な作りとなっているので、スーツケースを開けようとしなければ
困ることは無かった。

洗面台付きなので、水が入ったコップとフェイスタオルも付いていた。

(機内販売) = 飲み物や菓子を注文できたようだ。

(トラブル) = 日本の新幹線の夜行版を思っていたが、けっこう揺れた。
同行者が気分が悪くなった際、窓が開かないので、大変そうだった。


シティナイトラインの切符。割引切符を狙って申込開始と同時に手配しようとしたが、ちょうどその時期が日本の年末年始に当たり手配会社が休みとなってしまった。
一番安い切符は入手できなかった。もっと早く動けばよかった。


(切符の入手方法と時期) = 乗車日の90日前から予約を開始していた。
それに合わせて早割切符の手配を 鉄道の旅社に頼んだ。

(価格) = 33,400円  2人部屋・送料込み
(2011年3月下旬/4月上旬 みどりのたぬき 様)

(クラス) = 2等 シングル寝台。
 

(出発駅) = パリ東駅

(出発駅の様子) = 何かあったらいけないと時間半前には着いたが、その必要は無かったかも知れない。窓口にスケジュール変更は無いかと尋ねても、20分前にならないとわかりません、の一点張りだった。英語は通じた。

トイレは別階。0.5ユーロ。荷物預かりもその階にあったが使用せず。

日曜夜のためか、カフェやパン屋以外の店は、ほとんど閉店している。待合は明るいが、待って いる人数の割に椅子が少なく、トランクに腰掛けてサンドイッチを食べている人も。皆、荷物には注意していた。ベンチに座っていても、足の間にボストンを しっかり挟んでいたり、トランクは連れと自分の間に置いたり。

自動小銃を掲げた兵士が3人一組で巡回している。人に聞くと、いつもの事らしい。

結局15分前を過ぎてようやく出発ホームと予定通りということを確認。

駅で切符を購入した場合は、本来ホーム入口で自分で刻印機を通すのだが、レイル・ヨーロッパ社のWebから購入した私の切符は機械を通らなかった。案内所で聞いたところ、そのまま刻印なしで乗車してよいとのだった。

車内個室入室時に車掌に切符を渡し、降車駅の確認をして個室の鍵を受け取った。切符は、翌朝朝食を持ってきてくれた際に返却された。

車両は、前半分がミュンヘン行き、後半分がベルリン行きだったが、案内が無いためか、ホームの係員に客が列を成して質問していた。
 
 
 

(到着駅) = Ulm ウルム中央駅(ドイツ)

(到着駅の様子) = 早朝6時前着。パン屋のみ営業しており明るく、待合の椅子には座りきれない程度の人がいた。ホームにも駅舎にもコインロッカー有り。トイレは無料でシャワーも有るよう。


(車両) = シンプルで機能的。上部のベッド2台を閉じてしまってシングルにしている。
鍵はカードキー状のもの。

(機内食・飲み物) = 水ペットボトル1本有り。無料。

朝食は、モーニングコール時に持ってきた。ボックスには、パン、クロワッサン、ジャム、バター。オレンジジュース、ミルク、砂糖。それに温かいコーヒーか紅茶。

(座席) = 洗面台付き。歯磨き用の水1杯、液体石鹸、ゴミ入れ、電源一つ付き。その他にハンガー2本(パイプに吊るせる)、読書灯、カップホルダー。

トイレは車両に一つ共同。

(トラブル) = 隣室が男性2人連れで、こちらの個室をノックしてきたり、かなり遅くまでドアを開けっ放しにしていた。何となく出入りし辛く、車内をあちこち見て回れなかった。

(切符の入手方法と時期) = レールヨーロッパ社のWebから。1週間もしないうちに券が届いた。

(価格) = 手数料3,000円(含む郵送料)なので割高だが、売り切れたら困ると思い、早めに購入。未使用或いは変更時払い戻し有りのカテゴリーだった。

(2009年10月中旬 ベリーは夏が旬 様)

チューリヒ空港-チューリヒC-アムス
 

(会社) = ドイツ国鉄 DB

(クラス) = 1等

(出発駅) = チューリヒ空港駅 


(乗り継ぎ地) = チューリヒ中央駅

(乗り継ぎ駅の様子) = 乗り継ぎが3時間以上あったので食事を兼ねて市内を散策。その後、駅構内のファーストクラス利用者用のラウンジへ。ビール、ワイン、コーヒーなどセルフ サービス。空いていて静かで落ち着けた。駅に着いてすぐロッカーに預けていた荷物を持ってきてよいか受付に尋ねると、それは不可とのことだった。
コインロッカーは、確か大きいのが8CHF(スイスフラン)程度。
 

(到着地) = アムステルダム中央駅

(車両) = ホームに入線した列車は、車両が多く、長かった。

1等だから端かと思っていたが、この列車は途中でハンブルグ行きとアムステルダム行きに分かれるという事で、当該車両は全体の真ん中ほどだった。

同行者によると、12月にシティナイトライン社がドイツ鉄道に吸収され、列車が再編成されたらしい。あたった車両は、元来のシティナイトライン社の車両ではなく、元はドイツ国鉄の古いタイプのものだったらしい。

ヨーロッパに昔からよくある一等寝台車の仕様。木目調の内装。二段ベッドの脇に小さなスツール1。 小さいシャワールーム、トイレ。

車掌に頼んで新車両へ移動すると、シティナイトライン社時代の紺をベースにしたモダンな内装。

二階建ての二階部分で天井は低い。天窓があって、時期と天候次第では
寝ながら空星も楽しめそうだが、夏季の今はまだまだ明るくそれはできなかった。

食堂車あり。乗車21時前で遅かったため利用しなかった。

二段ベッドの横に椅子2、テーブル。上着などがかけられるハンガー、クローゼット、棚。

(機内食・飲み物) = ミネラルウォーターが最初から置いてあった。乗車後すぐウェルカムドリンクの希望を聞かれる。スパーリング・ワインとビールを頼んだ。

朝食は、前夜に希望を伝えた時間に運ばれる。が、車両を変えたので忘れられたのか30分ほど遅れた。

内容は、大きなコッペパンのようなもの2、クロワッサン1.ヨーグルト、チーズ、バター、ジャム、オレンジジュースとコーヒー。ハムもあっただろうか?

パンはパサパサしていておいしくなかった。

(座席) = 入って右壁に二段ベッド。

中央窓側にテーブル、はさんで椅子2。後方(ベッドと逆側)壁に上着などをかけられるちょっとしたクローゼットとハンガー、棚。スーツケースはなんとか一つは広げられたが、そのままだとドアもあかないので、必要な物は出して棚に置いた。

ベッドの広さは、普通の寝台車同様、狭い。羽根布団と羽枕。天井が低いので上段へのはしごがなく「よいしょ」とのぼる。年配者や足腰が弱い人は無理だと思う。

洗面所には、小さな洗面ボウル、トイレ。洗面台の上の棚に、タオル類(ハンド、フェイス、バスタオル2、歯磨き用の水が入ったコップ(飛行機の中でもらう水のようにアルミホイルのようなフタで密閉されてある)、
石鹸。小さいシャワーブースには、リキッドソープ兼シャンプー。ドライヤー。

(トラブル) = 朝、電気系統のトラブルでシャワーも洗面所も使えなくなった。それらがついている事で最上級のカテゴリーとなり、相応の料金を払ったのだが。アナウンスも伝えに来る事もなく、同行者が車掌に問い合わせに出向いたら、そういう説明だった。

結局は別車両のシャワーを使わせてもらったが、その部屋にはドライヤーがなく、しょうがなく濡れた髪のまま寒空のアムスのホームに降り立った。前日は暑くて汗をかいたので、さっぱりしたくてシャワーを使ったが、こんな事になるなら我慢すればよかったか。
 
 
 
 

チューリヒ-アムステルダム間(寝台)

同行者の希望で、車中泊。本当はミュンヘン-パリ間のシティナイトラインに乗るはずが、復路便が アムステルダム発に変更になり、列車路線も変えた。

わざわざこれに乗るためにウィーンからチューリヒまで飛ぶなんてアホらしかったけど、「ホテルトレイン」とやらに多少は期待もしていた。

ところが、切符に記載された我々の号車に乗り込むと、20年前に利用した一等寝台車となんら変わりない狭さ、仕様。これでデラックスツインなのか?シャワーとトイレがあるだけの違いで、「ホテルトレイン」とはほど遠い。

出発前に配偶者から見せられたシティナイトラインの写真と全然違う。私の不機嫌を察知した夫が、車掌に新しい方の号車に空きはないかを尋ねると、「これもこの列車で最上級のデラックスツインだが、何か不都合があるか?」と。

「HPの写真でイメージしていた車両に乗る事を楽しみに、日本からやってきたので、失望している」と柔らかめに言ったところ「本来なら変更は受け付けてないが、そういう事なら、了承した。あちらの車両にも空きがあるので、あなた達は大変ラッキーだ」と交渉成功。

早速案内された別の車両は、まぁホテルとはいえないながらも、先ほどとは全く違う、モダンな仕様。HPの写真と同じ。二段ベッドの横にテーブルを挟んで椅子2脚、天窓からは星も眺められるだろう。「こことさっきのが同じ料金だなんてありえないよね」などと笑っていたが、後にこの移動が凶となった。
 

翌朝、朝食前にシャワーを済ませようとしたところ、お湯も水も出ない。昨夜は確かに出た。洗面所もトイレも、水が出ない。

配偶者が車掌に聞きに行くと、その車両全体に電気系統の不具合が起き、修理中。10分後に次の駅でエンジンを換える、それまで様子を見てほしい、トイレは室外の一般のトイレを利用してくれ、との事。

しかし結局回復せず、車掌が「先ほど空いた別車両のシャワーを利用してもよい」と言う。洗顔のため、そうさせてもらう事に。車掌にカギをあ けてもらい入室。そこは、移動前の私たちの部屋と同じ仕様のようだった。前客が食べ残していった朝食のトレイがそのままあったが、シャワールームは未使 用。そそくさとシャワーを済ませた。

が、ドライヤーが見つからない。自室では、電気系統の故障なのでドライヤーは動かない。癖毛のショートで、自然乾燥は無理なので、困っ た。すべもなく、濡れ髪のまま真冬のような寒さのアムステルダムのホームに降りた。本当は車窓を眺めながらゆっくり朝食を楽しむはずが、それどころではな かった。列車を乗り換え、ブルージュに着いた頃の私のヘアスタイルは、思い出したくもない。

(2010年5月 まりぽん 様)


特別寝台列車(全席指定制)。前から一度乗ってみたいと思っていた。パリ〜バーゼルの中継地にブザ ンソンという街を思いついたのは、指揮者の小沢征爾さんのエッセイに「美しい街」と賞賛されていたのに影響されて・・・。いわばあこがれの列車と街を組み 合わせたルート。 

が、しかし・・・! 

胸を躍らせる私の前に窓口のの非情な一言が・・・。  「あしたのCNLはもう全部売り切れ。取れないよ」 

がーん! そんな! 1日前なのにもう? 寝台も、簡易寝台も、座席車も全部だめ!? 
 
実は以前、同じような時期に、スイスからベルギーまで寝台を使ったことがあったのですが、がらあき状態だったので「寝台って人気ないんだな」とすり込まれてしまって、今回も予約は間際でも大丈夫、とタカをくくっていた。甘かった。 
  
CNLが取れないので、当然中継のブザンソン行きもあきらめざるを得ない結果に・・・。ああ、さようなら、夢の列車、あこがれの街。 
  
本当に乗りたい列車、行きたい場所があるときには、代理店に手数料を払ってでも日本から予約していくべきだった、と大後悔した。 
(しじま723様 2001年8月) 

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