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updated on 18 Jun.2006
Hotel Baumann-maison kammerzell ★★★
16 Place De La Cathedrale, Strasbourg 
http://www.hotels-exclusive.com/hotels/baumann/fr/index_fr.htm
http://www.maison-kammerzell.com/maison-kammerzell-article75.html

(泊数) = 1泊

(部屋) = シングル 48号室 フランス式4階(屋根裏) 3階までリフトがあるが、4階にある48号室と49号室に関しては、そこから十数段のらせん階段を上らなければならない。

屋根裏なので、窓はごく小さなものが三つで昼でも薄暗く、照明が必要。だが、天井に古めかしい木の梁が渡されていて独特の風情がある。

一つの窓から、白い椅子とテーブルが置かれたどこかの部屋のテラス、そして年輪を重ねた赤いかわら
屋根の家越しに大聖堂が垣間見得るのも情趣あり。特に夜はライトアップされた大聖堂が、暗がりに灯台のように浮かんで見えて美しい。

広さは、シングル、しかも屋根裏の割には広く、スーツケースは工夫すれば2個は広げられる。

ベッドはシングルとしても幅が狭い。しかも、ベッド上に傾斜した壁が張り出しているので
起き方によっては頭をぶつけるかもしれない。

内装は、ベッドカバー、じゅうたん、カーテンなどは赤基調。

壁はクリーム色、ワードロープなどの家具はグレーか黒、それにグレーに塗られた
木の梁と焦げ茶色の木のドアと、不思議な配色なのだが、見苦しいとか不調和という感じはせず、
プチホテルらしいユニークなセンスを感じた。

屋根裏の小さな、不思議な空間で、時折聞こえてくる大聖堂の鐘の音を聞きながら手紙を書いていたときには、観光名所を回っているときよりもじっくりと本当にひとりで異国を旅しているんだという気分を味わうことができた。

(部屋の家具・備品) = シングルベッド。ワードロープ、椅子、テーブル、TV、電話、
冷蔵庫(ミニバー)、グラス、折り畳み式の物置き、電話帳、アラーム時計など。

鍵は金属製の重いもので、オートロックではない。一回回すとあく単純な鍵で、プチホテルにしては珍しくあけやすい。

(バスルーム) = 黒を基調。おしゃれで、清潔なバスルーム。ユニットバスだが、全体的な面積はかなり広い。バスルームの床にもスーツケースを広げられそうなほど。

洗面台も広く、化粧道具などたくさん物が置けるので、女性にとってはうれしい。ただし、屋根裏のせいか、鏡は斜めに傾いている。それでは余りにも見づらいということだろう、姿見がついている。

バスタブあり。シャワー及びシャワーカーテンあり。シャワーは取り外し可能。温度調節、お湯の出は特に不便を感じなかった。

アメニティは、固形石けん、シャンプー、リンス、ボディソープ兼用の液体ソープ、フェイスタオル、バスタオル、マットと少なめ目。
 

バスタブの大きさは、155センチの自分にとっては、心地よい大きさだった。全身をゆったりと伸ばせ、その割に幅が狭く、左右両側に手すりがついているので、滑りそうにならずに済んだ。

(冷蔵庫) = あり。ソフトドリンク、ビールなど。ワインはリストにはあったが、
実際には見当たらなかった。買ってきたものは、飲み物一、二本なら入ると思うが、それ以上は厳しい。

(エアコン、クーラー) = エアコンあり。だが、効くまでに時間がかかる。温風の場合、一旦効き出すと、結構効く。

(部屋について、その他) = セーフティボックスや湯沸しポットはない。シングルとしては珍しくテーブルと椅子があるが、かわりにデスクやベッドのサイドテーブルはない。

ビジネス利用は余り想定していないのかもしれない。テレビも、BBCやCNNなどは映らない。今回は電話がうまくつながらなかった。

(パブリックエリア) = ここはレストランとその建物の方が有名で、隣に併設されたようなホテルは、何となくレストランの一部という趣で、レセプション用のカウンターと小さなロビーはあるものの、余りホテルらしいたたずまいはない。

荷物置き場は出入り口のわきに、鏡張りで一見してそれとはわからないような風情のものがある。

(リフト) = あり。4人乗り。車椅子の方も乗れないことはないが、リフトと各フロアへの間に10センチぐらいの段差がある。また、レセプションからリフトへの通路も狭い。

(レセプション) = 特にフレンドリーでもないが、冷淡でもない。ごく普通のビジネスとしての対応。

レセプション担当が、朝食をとるレストランにコーヒーのポットを運んできてくれたりもした。

何となくホテル、レストラン間でスタッフがいろいろな役割を兼業している感じがした。
忙しいのだろう、レセプションにエアメールを出してくれるよう頼んだら、
「切手を貼っていないんだったら、悪いけど自分で大聖堂わきの郵便局へ行って出してね」と断られた。

荷物は、チェックイン前もチェックアウト後も快く預かってくれた。

(館内施設) = 一応小さなロビーあり。朝食は、隣のレストラン(Kammerzell)でとる。

(スタッフ) = すべてのスタッフについて、英語はごく基本的な会話のみ可能。日本語は不可。見かけたスタッフすべてがいずれかの時間にレセプションを担当しており、レセプション以外のスタッフには会っていない。

(宿泊料) = 67ユーロ。朝食は別料金で10ユーロ。
シングルについては、スペシャル・オファーなど2食つきの特別なプランはない模様。

(予約方法) = 個人で
ホテルの直営HPから。返事は早い。

(アクセス) = 大聖堂の間近というか大聖堂広場の一角にある。大変古い、装飾のすばらしい
建物を利用していることで有名なアルザス料理のレストラン、Kammerzellの隣(併設)。
ガイドブックに載っているような見どころはほぼ徒歩圏内。観光には大変便利。

国鉄の駅からは歩くと15分ぐらい。トラムAやDに乗り、Grand Rue で下車して5分弱。

(周辺の雰囲気) = 大聖堂の間近で周囲には土産物店多数。少し歩くと、デパートなどもある。治安は特に悪いとは感じなかったが、広場近くの所々に物乞いの姿が見られた。また、真夜中には、酔った人たちが騒ぐ声が少し聞こえた。

(選択基準) = 旅の最後の1泊だったので、多少設備やアクセスが悪くても、思い出に残るようなユニークなプチホテルに泊まってみたかった。

(よかったこと) = 小窓から大聖堂がライトアップされた姿を見ることができた。鐘の音も荘厳ですばらしかった。

(困ったこと) = 電話がうまくつながらなかった。(時間がないので、レセプションに問い合わせは
しなかったが。)小さなホテルなので、細かい要求にはなかなかこたえられないようだ。最終日、余りにも疲れていたので、レイトチェックアウトを申し出たが、予約が埋まっていると断られた。

(朝食) = レストラン Kammerzell の一角でとる。壁や窓の装飾など雰囲気はよい。一応ビュッフェスタイルなのに客は私一人で、本当に片隅に置かれたという感じの小さなテーブルでもそもそと食べた。わびしかった。

内容はパン、ジャム(市販のもの数種)、シリアル、ハム、チーズ、ヨーグルト(市販のもの数種)、フルーツ、オレンジジュース、ポットのコーヒーか紅茶。ビュッフェスタイルだが、ヨールグルト、ハム、チーズは三人分ぐらいしか用意されていなかった。多分、その日はそのぐらいの人数しか朝食をとる宿泊客がいなかったのだと思う。

有名レストランの一角ではあるが、カリカリベーコンなど温かいものとかアルザスらしいユニークな一品は何一つなかった。一つ一つの味はよいが、10ユーロを払って食べたい朝食ではなかった。

(客層) = ほかの宿泊客には全く会わなかった。物音もしなかった。

(支払い方法) = 予約の際はクレジットカードの番号を聞かれた。現地では、現金で払った。

(車椅子等の対応は?) = 玄関を含め致命的な段差はなく、リフトもあり、また部屋が割と広く、バスタブに手すりもついているので、足が不自由という程度なら大丈夫(ただし、階段を上がらなければならない4階の屋根裏部屋は除く)のかもしれないが、通路の広さを考えると、車椅子の利用はお勧めできない。

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆

(他の方へのアドバイス) = あれだけ大聖堂に近く、基本的な設備は整ったこぎれいな部屋で独特の雰囲気も味わえてシングル67ユーロというのは決して高くはないと思う。

が、どちらかというとだれかと一緒に泊まって、併設のレストランでアルザスの郷土料理をじっくり味わったり、心ゆくまで壮麗な大聖堂を眺めたり、周囲の土産屋をぶらぶらしたりという過ごし方をした方が楽しいような気がする。
 

(2006年3月 しじま723 様)


 
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