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リヨン Lyon 
レストラン、カフェ
28 Nov.2007 / 22 Jun.2008 経験談追加

 

新市街の メルシエール通り rue Merciere には たくさんのレストランが集まっている。
 

Photo by asian my メルシエール通り 

 
 
 
 

Maison Malleval メゾン・マレヴァル
ベルクール広場北側、エミール・ゾラ通り

 

11, Rue Emile Zola
69002 Lyon, 
(モノと価格) = 
赤ワイン サンテミリオン 750cc 16euro
ワインオープナー 12.5euro

(その他) = シックな真紅の外観が人目を引く店舗。店内は奥行きがあり、外から想像するよりずっと広い。ワインのほかケーキ(日持ちするパウンドケーキや乾いたビスケット)類や、嗜好品も扱っており扱い種類が多いが、わかりやすくコーナー分けされ、選びやすい。

スタッフは若者が目立つのに、気が効く人が多い。声のかけかたが旨く、朗らかで感じよい。「いらっしゃいませ」「お探しですか」。奥に探しにいったスタッフを待っていると、「うかがっていますか」と。うるさすぎることもなく、見てまわりたい旨いうと、放っておいてくれる。気さくだが、雑ではない。

近隣や市内への配達が多く、店舗スタッフが配達から帰ってくる姿を何度もみる。店舗面積の割に、スタッフの数がすごく多い。

品数豊富。欲しいものが多く、目移り。ほかの客にサンテミリオンのワインがすすめられるのを耳にし、サンテミリオンのコーナーへ行くと、手ごろワインを発見。即決。

店頭近くにワインオープナーが幾つか飾ってある。少ない力で開けられるものを、連れが気に入り、スタッフに頼む。展示品でないのを、奥に探しにゆく。プレゼントですか、お使い物ですか?、と質問を受ける。入り口近くに大きな作業台あり、その上で普段使い・プレゼント用の包装紙類用意がある。支払いは奥のレジで。

VISAで支払い。カードリーダーは店頭に出ており、扱いなれている。

フランス語のみ。

(2006年11月 tarte_framboise様)
 

 

 
 
 
Bernachon ベルナシヨン
http://www.bernachon.com/
ポール・ボキューズの、世界に名のとどろく、チョコやさん。都合がつけばぜひ トライしてみてください。

日本語取材記事
http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20041025B/index.htm
 

42, cours Franklin-Roosevelt-
69006 Lyon 
開店直後に入店。スタッフがみな気持ちよくBonjour!と言ってくれる。

内装もチョコレートブラウン、シックで非常に優雅。ヴィノワズリー系パンも美味しそうで心惹かれたが、あとでPignolに行くことにしていたのでぐっと我慢。

チョコレートを買う。しばらく見ていると女性店員が話しかけてきたので注文する。注文する前にパレドール(ベルナシヨンのスペシャリテ)を試食させてくれた。これが本当に本当に美味しかった。
その店員は日本人が良く来るので少しだけ日本語を話せます、と言っており、数字を仏語で言うと日本語で聞き返してきたりした。

詰め合わせの一番小さいサイズを3箱、パレドールを5枚、マロングラッセを2個、オランジェットを5本、トリュフやボンボンを適当に選んで、ビニールに入れてもらう。結構良い値段。

リヨンに来たならリシャールでチョコを買うよりも、断然ベルナシヨンだと思う。

(店内の様子・客層) = 開店直後だったこともあり、ほとんど客はいなかったが、身なりの良い女性などがパンを買いに来ていた。

(スタッフのようすや対応) = みな感じが良い。
ただ、店の女性はこれぞフランスのマダムというかんじでおっかない。客が、ついマダムに注文してしまったら、それを無視し、他の店員が慌てて対応していた。この人は会計をするだけよう。

(日本語・英語対応) = 日本語は数字程度は通じる人もいたが、込み入った注文はたぶん無理だと思う。私の対応をしてくれたスタッフは英語は話せないと言っていた。

(10点満点で何点?) = 10点

(アクセス) = メトロA線のFosh 徒歩10分。

(支払い方法) = VISAで支払った

(2007年9月下旬 lotus'80 様)

リヨン駅から徒歩で行けるくらいのところに、似ている名前の通りがあったので、そことまちがえた。
(オールウェイズファイティングブラザーズ 様)
娘婿がやっているという有名店。店内は広く、食べ物屋とは思えない優雅な雰囲気だ。自分用と知人に頼まれていた分も買った。隣には直営のカフェが併設されており、甘すぎず苦すぎないアイスショコラが旅の疲れを癒してくれた。でも、甘いものが苦手な夫はコーヒーだ。ショコラの美味しさがわからないなんて、可哀想なヤツだ。
(azumi@az様 2004年4月/5月)

発見した。ホテルから500m程の所だった。あまりにも高級な店構えなので、通り過ぎていたのだった。ジーンズで入っても良いだろうか? とためらいもあったが、ジーンズしか持ってきていないのだから、仕方がない。
 

Bonjour・・・すぐに、マダムではなく、年の若そうな店員を見つけた。彼女に、タブレットとお店のスペシャリテのパレドールをお願いした。

タブレットは、とても種類が多く、お薦めは?と尋ねると8種類も出されたが、その中から5種類を選んだ。
 

ところで、タブレットの間にガナッシュクリームを入れたタイプが流行しているのだろうか? そのようなタイプが多かった(帰国後、食べてみて発見)ので、それで、満足できた。

(2006年9月 お留守番はきんたろう 様)

 

 
 
 Richart リシャール
パリ、欧米、日本にも複数出店

日本語取材記事
http://allabout.co.jp/gourmet/sweets/closeup/CU20041025A/index.htm

 

42, cours Franklin-Roosevelt-
69006 Lyon 
「ベルナシヨン」を出ると、道を挟んだ正面に「リシャール」があった。ここはチョコレート激戦区らしい。店構えだけ見る限り、ちょっと「リシャール」の分が悪いか? ここのチョコは、最近、流行りの表面がペイントされたチョコで、とにかく、見た目が美しい。食べるより飾っておきたい感じだ。(こんなコマのオセロ・ゲームなんてあったらオシャレかも)

写真でしか見たことがなかったので、買ってみることにした。店の女性に「日本にも支店があるのよ、どこに住んでいるの?」と聞かれたが、残念ながら、名古屋にはないのだ。

(azumi@az様 2004年4月/5月)

 

 
 
 
Pignol ピニョル
 http://www.pignol.fr/ 最寄駅:Bellecour
ベルクール広場惣菜店
8 place bellecour

徒歩3分ほど離れた立地に2店舗ある。1軒はエミール・ゾラにあるパティスリー(焼き菓子)とレストラン。もう1軒はベルクール広場に面した、この惣菜店。
 

22euro/kg テリーヌパイ包みを200g 4.4euro (量り売り)
12euro/kg キッシュロレーヌを0.185g   2.22euro  (量り売り)
ハム、シャンピニオンなど色々入ったキッシュ 1切れ 3euro
量り売りのリンゴ 1個 0.41euro

計 11.03euro VISAでカード払い。 

店内は広々している。

テリーヌパイ包みは、200gを一切れでというと、本当にぴったり切る。はかりが200gきっかりを示すと、スタッフが「えへん」という表情と仕草をするので、小さく拍手の真似をしたところ、和やかな雰囲気に。

キッシュは、レンジで温めてと頼むと会計の後してくれる。レジに、プラスチックの貰えるフォークあり。

テリーヌはこくがあり、上品だがインパクトのある味。キッシュは上質の素材が使われている。ちょっと塩気が強いが、よい油脂を使っているのだろう、胃にもたれない。クリームと卵の加減がちょうどいい。

リンゴは酸味が強く香りあり、連れが気に入る。
 
 
 
 

トリ(ヴォライユ)と生野菜のバゲットサンドイッチ 4euro
パン・オ・レのチーズサンドイッチ 2euro
計6euroを現金払い。

路上から見えるショーケースに、バゲットサンドイッチ各種、パン・オ・レのサンドイッチ各種が綺麗に飾り付けされ人目をひいている。眺める人を随分見た。注文は中で。

「ヴォライユのバゲットサンドイッチをください」というと、「はい、生野菜も入ったものね(ウィ、アヴェック・クリュディテ)」と口頭で確認、その後実物を間違えないようにもってきて、視覚で再確認。サンドイッチは種類が多く間違え
やすいのだろう。

この店は惣菜、ジャムやはちみつ、チーズ、ハム類が主。パンはバゲットや塩味のパンのみ。クロワッサンなどのヴィノワズリー系パンは取り扱いがなく、エミール・ゾラ通りの店(同じピニョル)で買ってくださいと。そこを出て、右を行ってもう一度右よ、と丁寧に説明。

バゲット・サンドイッチはパンそのものが旨いし、トリも好きな味で凄くおいしいと連れの談。生野菜の分量もよい。
パン・オ・レのチーズサンドイッチはパンの甘さがひきたつ。
 

(店内の様子・客層) = 身なりよい女性多し。朝早くはベビーカーを押した30歳くらいの女性を1人だけ見るが、40代以降を多く見る。夕方18時ごろは50代から70代くらいの女性。同年代男性客も少し。
 
 

(スタッフのようすや対応) = 朗らかで、親切。自然なあたたかみがある。繁盛店で忙しい中、様子のわからない外国人にも優しく接してくれ有難い。適度に腰が低く、気軽というより上品な感じの売り子さんたち。忙しくともいらいらした感じや、突き放す感じは全くない。作業は早いが、手さばきは優しい。
 

(日本語・英語対応) = フランス語のみ

(10点満点で何点?) = 10点。惣菜は上質の材料が使われ、腕もよく、割安に感じた。ただ、サンドイッチ類はちょっと高い。

(アクセス) = ベルクール広場北側

(支払い方法) = 11.3euroはVISAで。カードリーダーはレジのそばに出ており、使い慣れている。

6euroのサンドイッチは現金で。

(2006年11月 tarte_framboise様)

ピニョル エミール・ゾラ通りパティスリー店 (ピニョル・ブティック・パティスリー・リュ・エミール・ゾラ)
 
 

(経験談・感想) = 

St. Paul (軽いチョコレートケーキ) 4euro
Tarte chocolat (ショコラのタルト)4euro
コーヒー 1.5euro 2人分で3euro
クロワッサン 1個 店内価格 1.5euro
計12.5euroを現金払い。

入り口ドア部分にサロンドテ表示ステッカーあり。
 

クロワッサンなどのヴィノワズリーと、チョコレート、ケーキ販売店。入り口近く、ショーケースわきの部分に6卓程の小さなカフェ(サロンドテ)スペースあり。このショーケースとカフェ部分は小さい。奥はレストランだがここからは見えない。

朝11時頃サロン・ド・テを利用。ショーケースごしにスタッフへ声をかけ、座ってケーキを食べたい旨告げると、好きな場所に座るように言われる。4卓くらい埋まっている。1人でお茶をしている男性が、隣に鞄を置いているのをつめ、ここへどうぞと連れに声をかける。

ケーキとクロワッサンは、ショーケースに皿とフォークが用意してあり、すぐ届く。コーヒーは後で運ばれる旨説明がある。奥のレストラン部分から持ってくる。
 
 

ケーキ2つは、空腹の連れが食す。チョコレートの香り高く大変おいしい。

クロワッサン1つは私用。風味、食感ともよく満足。疲れると油脂分の多い食品は、質が悪いと胃が痛むが、ここのは胃にやさしい。

スタッフに、会計は後でと指示される。食べ終わり、混んできたのでレジにゆくと、伝票は?と。まだ貰っていないため、口頭で項目を伝える。レジ受け持ち男性スタッフに、レストラン予約を口頭で頼む客を何人か見るが、ケーキなどを買うついでではなく、ただ口頭で予約をするためだけに立ち寄っている。
 

(店内の様子・客層) = 内装は特に凝っておらず普通。

近くに住むか、近所まで用事があって来たような20代から40代くらいのマダム連れ多し。ほか1人でお茶をする30代くらいの男性、通りすがりの観光客男女が何組か。上品な服装の人が多い。

(スタッフのようすや対応) = 店頭ショーケースのところに、ケーキやクロワッサン、チョコレートを買いに来
る客足が絶えない。狭いショーケース後ろのスペースに、スタッフが3人で動きにくく忙しそう。年季が入った手つきで手さばきは優しいが、狭さと忙しさからか愛想はよくない。

テーブル係りスタッフが伝票を残さなかったことに、レジスタッフがいらっとした表情になる。客を責めてはいないが、見て気持ちよくない。

(日本語・英語対応) = フランス語のみ。

(予約方法) = 予約していない。

(10点満点で何点?) = 6点。ケーキとクロワッサン、コーヒーだけなら9点。この立地、内容で安価なのは素晴らしい。マイナスは接客態度。混雑や狭さを考慮しても今ひとつ。

(アクセス) = ベルクール広場からみて北側に、エミール・ゾラ通りがある。
 
 

(2006年11月 tarte_framboise様)

17,rue Emile Zola

ケーキが並んで、すごくおいしそうなので入ってみたら奥はレストランになっていて食事もできた。定食ランチとデザートにケーキを食べ、どれもすごくおいしかった。

私は白身魚の定食、母はナスとチーズと野菜のグリル定食。2人とも大満足でした。

(店内の様子・客層) = 昼どきに行ったせいもあるがとにかく地元の人でいっぱい。

(スタッフのようすや対応) = どの人の対応も感じよかった

(日本語・英語対応) = フランス語メニューしかみかけず

(10点満点で何点?) = 9点

(アクセス) = Place BellecourからPlace des Jacobins に伸びる道。Place Bellecourからすぐ。

(支払い方法) = クレジットカード使えます

(sizsizzz様 2003年8月)

 


 
 
 
レストラン Chez George
102, cours Lafayette 69003 Lyon 

屋内市場Les Halles de Lyon内。牡蠣の店は他にも5軒ある。市場の中といえどもふつうの店で、ちゃんとテーブルセッティングされていた。

客はスーツ姿の男女が多く、周辺の会社の人が来てる模様。友人と2人で1ダース(12個)頼んだところ、あんまりおいしかったので、すぐ無くなり、もう1ダース追加。パンはサービスで付いてきた。レモンの他、ドレッシング(ワインビネガーだったと思う)もあり。どちらで食べてもおいしい。

ただ、思っていたより高かった。1ダースにつき no.3(牡蠣の大きさ。数字が小さいと牡蠣が大きい)は19.50ユーロ。 no.2は 22.50ユーロ。他で生牡蠣を食べたことがないので比較できないが、市場だからといってなめていたかも。メニューに値段はちゃんと書いてあったが、頭の中は牡蠣でいっぱいだったため、全然見ていなかった。

(店内の様子・客層) = 昼時をかなり過ぎていたので、ガラガラ。この店に限らず、周りの店の客もビジネスマンが多かった。

(スタッフのようすや対応) = 若い女性が一人でサービス。感じが良かった。

(日本語・英語対応) = 英語はあったと思う。

(予約方法) = とびこみ。

(10点満点で何点?) = 7点。

(アクセス) =  Les Halles de Lyon  
Part-Dieu ショッピングセンターの近く。歩いて行ける。ガラス張りの建物で、入ると内部の地図が貼ってある。

(支払い方法) = 現金で。

(その他) = 市場なので、他の店ものぞけて面白い。チーズ、野菜、肉や総菜、カフェもあり。ただ営業時間が店によってまちまちなので、いつも全店開いているわけではない。月曜休業(でも、牡蠣の店はやっている)。
(2008年3月 与作とバナナ 様)

 


 
レストラン Le Baladin
165, Avenue Lacassagne 69003 Lyon
http://www.baladin.info/
 中世がテーマのコスプレ?レストラン。リヨン旧市街のトラブールにある。

夕食のコースは19ユーロから。25ユーロのコースを頼んだが、前菜は普通だったものの、メインは味が濃くて、デザートのフロマージュ・ブランはザラザラしていて歯触りが良くなかった。厨房脇には「中世のレシピ」らしき本も置いてあったので、あれが中世風なのかなあ…

(店内の様子・客層) = とにかく暗い。明かりが少なくテーブル上はロウソクのみ。何を飲み食いしてるのか、イマイチ不明。

(スタッフのようすや対応) = 悪くない。サービスの女性は中世風の衣装を着ていた。

(日本語・英語対応) = よくわからない。

(予約方法) = 直接行った。

(10点満点で何点?) = 4点

(アクセス) = SNCFのSt.Paul駅そばのrue de Juiverie。鍋の形の看板が出ている。

(支払い方法) = 現金で払ったのでよくわからない。

(2008年3月 与作とバナナ 様)

 


 
 
(リヨン郊外) レストラン Paul Bocuse ポール・ボキューズ
1965年から現在まで ミシュラン★3を維持
40 Quai de la Plage  69660 Collonges au Mont d'Or 
http://www.bocuse.fr/
3つ星レストラン。一生無縁なレストランと思っていが、地元の町で腕の立ったフランス料理のシェフの一言
で考えが変わりはじめた。フランスで修行した彼にいわせれば、「ああいう古典的なレストランには一度はね」。レストランのWEBを見れば、たしかに高いものの、まったく手の届かない値段ではない。清水の舞台から飛び下りるほどに、大枚をはたく決意を固め、リヨンまで出向く。
 

料理はアルカルトもあれば、定食もある。アラカルトで2品頼んでも、その後、定番のチーズ・デザートとつなげば、120euro前後はする。定食の最安が、前菜・主菜・チーズ・デザートで105euro。ただし、選べる皿の選択肢は狭い。155euroになると、前菜・魚・肉・チーズ・デザートとなり、皿の選択肢の幅も大きく広がる。195euroは、選べないコース。

当初、105euroでつましくと考えていたが、連れがオマール海老のサラダを食べたいと言い出す。オマール海老のサラダは60euro以上するうえに、最安105euroの定食の選択肢にはない。これだとアラカルトでまとめた場合140euroくらいはする計算になりますから、いっそのこと、とばかり、オマールのサラダも選べる155euroの定食に。

最初に、付きだし。ニンジンとカボチャの小さなスープ。中に、栗のかけらが入っている。これに、チーズ味のパイのようもの。この付きだしを口にしただけで、これからの料理について、想像がついた。バターは塩分の攻勢にどう対応するか。

前菜は、連れのほうは期待のオマール海老のサラダ。たっぷりと身が盛りつけられ、真ん中に野菜を切り刻んだもののマヨネーズあえ。うまかったそ
うだ。

私はフォワグラにパン生地を敷いたもの。そばに軽く焼いたブドウがちりばめてある。ひたすら脂を食べている感じ。しつこい

つづいて魚。つれはホタテの焼いたもの。下にたっぷりのバターソース、ホウレンソウの付け合わせ。

私は、カリカリのジャガイモ片で表面を固めたヒメジを、たっぷりのバターソースの中に浮かべた皿。このレストランを紹介する雑誌記事で挙がっているもの。じつは、これが食べたかった。そりゃあ、しょっぱくもあり、濃厚さに辟易する部分もあるが、正直美味しかった。使われているバターの量はすごいだろう。塩も、京都の「餃子の王将」を彷彿させる使い方。その塩辛いバターソースをイモと魚肉につけながら、全部平らげた。ワインと水に助けられたとはいえ、それくらい胃の腑に落ちる何かがあった。

肉は、共通で、牛のあばらロースをシチュー鍋で料理したもの。2人分からの注文料理。

テーブルの近くで取り分け、盛りつけてくれる。付け合わせには肉以上のポリュームのイモとニンジン。盛りつけは、どう贔屓目に見てもきれいとはいえない。脂の強さと塩ッ辛さは相変わらずだが、食べているうちしだいに「まあ、こんなものか」と思えてくるのが、怖いところ。さすがにイモは少し残した。また腎臓とおぼしき部位があり、ホルモン好きにはたまらないだろう。が、ホルモンが苦手の私はこれには白旗。

このあと、チーズのワゴンサービス、デザートのワゴンサービス。デザートは、ひたすら重く、甘く、食後のコーヒーをこれほど待ち遠しいと思ったことは、いつ以来か。
 
 

ワインリストはもちろん分厚く、豊富な品揃えとなんていますが、若いワインが多めのような気がした。ブルゴーニュでいえば、大手ネゴシアンが中心。連日、多くの客にワインを提供しなければならないから、生産本数の少ない銘柄は入れにくいのか? やや残念なところ。ちなみにアルザスのゲヴァルツラミネール2000が90euro。ブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン2003(アルマン・ルソー)が120euro。シャンパン1杯16euro。水7euro。コーヒー6euro。

味だけでいえば、いまの日本に、このレストラン以上の店はかなりあると思う。地方の10万都市にだって、下手すればある。いまの日本でこんな塩ッ辛く濃厚な成人病一直線の皿を出して、流行るとはとうてい思えない。値段のことも合わせて、私自身また行きたいレストランかというと、その反対。

だからといって、このレストランを名前だけの店とは思わない。古き時代を伝え、伝統を受け継ぐ名店として評価はしなければならない。昔のフランス人が、この料理に驚き、感激したのだと想像するだけでも、なんとなくフランスに行った気になるものだ。一つの歴史遺産だろう。お金に余裕があるなら、半ば怖いもの見たさで行くのも悪くないかも。いまの時代を生き、食べるという意味が、わずかながら見えてくるような。
 
 
 

タクシーでレストランの前に付くと、赤と緑のけったいな建物にびっくり。よくいえばコロニアル風。家内にいわせれば、シンガポールのタイガーバーム宮殿を思わせるような。私にいわせれば、悪趣味。ただ、これもレストラン内部へ足を進み入れたときの驚きを大きくするための演出なのかもしれないが。

内部はキンキラキンの超豪華。なんとはなしに圧倒された。黒服と白服が忙しそうに、かつ優雅にあちこちを動き回っている風景を眼前にすると、私ごときが来てもいい場なのか、一種ドギマギした。

日曜の夜。着飾った人たちもいれば、セーター姿の地元民風も。20時過ぎに到着したが、すでに4分の3以上は埋まっていた。

この日はリヨン市内で15時からオペラがあった。21時すぎには、そのオペラがはねてからとおぼしき客もゾロゾロ入ってきた。日本から30代くらいの夫婦も来ていた。最初は私らのテーブルの隣に案内されていたが、東洋人のテーブルが2卓並ぶのは見てくれが悪いとでも思ったのか、離れたテーブルにあらためて案内されていた。

どのテーブルを見ても、幸せいっぱいという感じ。たしかに優雅な雰囲気が人の心を解放させ、高い金を払った分、楽しまにゃ損という思いも少
しはある。でも、人の幸福そうな姿を眺めているのは、なんとなく楽しいものだ。

トイレへの途中には、ポール・ポキューズのロゴ入りの皿等が並べられ、値段がついている。ちなみに、客の使うすべての皿やグラスには、ポール・ポキューズのロゴが入っている。
 
 
 

(スタッフのようすや対応) = スタッフを見ているだけで、ある意味このレストランに来た甲斐があった。味のことは棚にあげて、3つ星レストランの品格を支えているのは彼らだと思う。黒服と白服の数は、客の数以上ではないか。つねにテキパキと動き、笑顔も忘れない。料理の見てくれがどこか田舎風であるのと対照的に、スタッフはスマート。

レストラン内を、ときどきコック帽をかぶった老人がヨタヨタと歩いている。ポール・ボキューズ本人のようで、各テーブルにも挨拶に来た。かなりの老齢にして何度も動き回るのは、立派といえば立派。日本人カップルは握手をしてもらい、一緒に写真におさまったようだ。

(日本語・英語対応) = フランス語のメニューをもらったが、英語メニューはあると思う。英語は大丈夫のようだ。

(予約方法) = レストランのWEBから。その後、返信も何もなく、不安になり、一度電話でリコンファームを入れたら、席はとれているとのこと。前日にもう一度リコンファームするよう、いわれた。前日にできず、当日の朝10時に入れたところ、ちゃんと人がいて、応じてくれた。

(10点満点で何点?) = 7点。歴史遺産としての奮発点。

(アクセス) =一般的には、 リヨン市内からタクシーで行くしかない。日曜の夜で25〜30euro。往復60euro、ユーロ高のいま悔しい出費。ソーヌ川に沿った道を長く走り、鉄道の下をくぐったと思ったら、いきなり見えてくる。20分くらい。

(支払い方法) = クレジットカード可。

(その他) = 皿と皿の間の時間が、少し早すぎるような。もう少しゆったりと出してもらったほうが、もっと楽しめたのに。ここがマイナスの一つ。

ポール・ボキューズの建物自体なら、リヨンからディジョン方面への鉄道列車からも見える。リヨンのパール・デュー駅を出てしばらくすると、トンネルを潜り、ソーヌ川を越える。そのとき右手に、民家の並ぶ中、赤と緑の 「けったいな建物」が目に入る。

じつのところ、ポール・ボキューズに行こうと決めたのは、日曜も営業しているからでもある
(2006年10月下旬 葦原のしこお様)

リヨン郊外にあるミシュラン3つ星レストランだ。リヨンからタクシーを飛ばして20分程度。かなり、寂しいところにあった。でも、建物が派手なので、遠目にもすぐわかる。

タクシーから降りると、すかさず正装したドアマンがお出迎え。コートを渡すと、彼がそのままテーブルに案内してくれた。

内装は、さすがにゴージャス。きらびやか。王道を行っている。

料理は、ムニュが何種類かと、アラカルト。
 
最初からお目当ての料理があったので、アラカルトにした。夫婦2人とも、同じものをオーダー。ワインはお勧めに従った。

まずは、口取りに、ポタージュスープ。一口飲んでみる。美味しい。それに、食欲を感じる。
 
 

前菜は、店のスペシャリテ「黒トリュフのスープ」にした。コンソメスープに、これでもか!というくらい黒トリュフのスライスが入っている。具の中には、フォアグラのサイコロも紛れていた。うーん、美味。今の私の胃袋にピッタリの、とっても優しいスープである。

メインは、ブレス鶏を丸ごと一匹。スライスした黒トリュフが皮の中に仕込まれており、目の前でさばかれた。「モモ肉がいいですか?胸肉にしますか?」と聞かれたので、大好きなモモを選ぶ。
 
ボキューズオリジナルのディナー皿に、さばいた肉をのせ、付け合わせを添える。最後に、モリーユ茸とトリュフが大量に入っているクリームソースを、ふんだんにかけてくれた。
 
残った鶏は、厨房に持ち帰られた。「あれ、どうなっちゃうんだろうね」とささやき合う私達。
 
 

モモ肉といえど、かなりしっかりした食感だった。トリュフ入りのクリームソースは、絶品。(私はクリーム系のソースに目がない) モリーユ茸が、また美味しいこと。
 

何とか食べきった頃、先ほどの残りの鶏が運ばれてきた。(ああ、もう、一口も食べられないのに。。。)

あえて、一皿目にモモか胸かを聞かれたので、一皿で終わりなのかなぁと思っていたのだが、それは、甘い見通しだった。私が「ごめんなさい、もう結構です」と言うと、
 
「もう、終わりですか!?」
と、サービスの男性に大袈裟に驚かれてしまった。そして、「これくらいなら、いかがですか?」と少な目にナイフで示してくれたので、私も断りきれず、「じゃあ、手羽の部分を」と、自分の手首を示してジェスチャー入りでお願いしたら、なんと、手羽の部分だけ切り落とされて出されてしまった。うーん、フランスでは、そんなリクエストをする客はいないのか。。。 名古屋では手羽先が名物なんだぞ。

クリームソースは美味しかったが、正直、二皿続くのは辛かった。ということで、私はほとんど二皿目には手が付けられなかった。夫は、頑張って食べきっていたなぁ。
 
 

デザートは、皆が同じクレームブリュレと、ワゴンサービスからの選択だった。アラカルトのデザートもあったのだが、最初に頼まなかったからか、ワゴンになったようだ。(強く主張するほど、胃に余力はなかったし)
 
私は、焦げ目をつけたメレンゲの塊に、カスタードソースをかけたものを選んだ。ブリュレもメレンゲも、甘いものが好きな私をしても、強烈に甘いデザートだった。

土産に、店オリジナルの小皿を2枚買った。デザインが気に入った。黒トリュフのスープ皿も欲しかったのが、持ち帰りにくそうなのでやめた。
 
 

それにしても、いろいろな客様がいた。
誕生日をお祝いしている年配の夫婦は、紙で弾く手回しオルゴールの演奏に奥様が大感激。オルゴールと一緒に記念写真を撮っていた。
 
会社の飲み会か?と言いたくなるような、ラフな身なりの集団が通り過ぎて行ったりもした。うーん、わからない世界である。

そういえば、食事の途中で、ボキューズ氏本人と、ボキューズ・マダムが、それぞれ個別に各テーブルを挨拶に回っていた。特にお客と話し込むでもなく、「ぼんそわー」と言って回っていただけだったが。なんだか、芸能人を見ているような気分。
 
ボキューズ氏は、とっても大きな人だった。

(2002年12月 azumi@az様)

 


 
 
 
 
レストラン Lysaio リザヨ 
4, rue Ferrachat, 69005 Lyon
宿泊していたSofitel Royal Lyonで紹介・予約してもらった。
 
「フランス料理で、おいしくて、あまり高くなくて、カジュアルで、女性1人でも気持ち良く食事できること」を条件に紹介してもらって、その通りの店だった。手頃な値段だが、料理とサービスの質はそれ以上の価値あり。

19時45分ごろ入店。一番乗り。中年女性スタッフ2名に温かく迎えられた。8卓ぐらいの小さな店。他の予約客は20時過ぎからぱらぱらと到着し、全員揃ったのは21時過ぎ。
 
メニューは仏語。ムニュ2種とアラカルトがある。一皿の量が多いかもしれないと考え、アラカルトで前菜とメインだけにしようかとも思った。でもアラカルトの料理は全てムニュのものと同じだったので、せっかくなのでアミューズ・前菜・メイン・デザートの入ったムニュを頼む。もう1種類のムニュは、よく覚えていないが、たしか前菜とメインのみ。

前菜の選択肢は、フォアグラと、鴨のなんとかと、ざりがに(Ecrevisse)。Ecrevisseは何ですか、と聞いたら、英語メニューを見に行って、Clayfish、と教えてくれ た(これで英語メニューの存在が判明)。こってり系や甘い味つけが苦手なのと、デザートの余裕を残しておくため、ざりがにを選択。
 
同じ理由でメインは魚に決定。白身魚だったけれど、魚の種類も、他の選択肢も残念ながら覚えていない。
飲み物はワイン。前菜もメインも魚にしたので白を勧められるかな、と思ったが、白でも赤でも好きなほうをと言われ、赤のハウスワインを頼む。ハウスワインは「Pot」単位の値段しか書いてないので量を聞いたら、450cc(だったと思う) とのこと。飲みきれると判断し1pot注文。それと、カラフ入りの水道水を頼んだ。

ざりがにも白身魚も、盛りつけは彩りが美しく、好みのさっぱりした味つけで美味しかった。一皿の量は少なめで、私には適量だった。ただ、他のテーブルを見ていると、スープや肉は、かなり量があるように見えた。
 
 
デザートは選択肢なし。数種類のアイスやケーキが少しずつ盛り合わされたもの。彩りがきれいで、甘さ控えめ、すっきり。
 
ムニュ、ハウスワイン1pot、コーヒーで約40ユーロ。

(店内の様子・客層) = 私以外は地元客のようだった。年齢層は20代後半から50〜60代。カップル、男女混じった友達グループ、家族連れ(子供も成人)。服装はカジュアル。私はジーンズにセーターだったが、他の人たちもそんな感じだった。
 
(スタッフのようすや対応) = サービス担当は中年女性2人。こまめに声をかけてくれ、とても温かく対応してくれる。終盤には、「1人で食事すると、話相手がいなくてさびしくない?」と聞かれた。「その分美味しい料理に集中できるからいいの」と答えようとしたが、前菜・メイン・デザートを平らげ、ワイン450ccを飲んだ後では(酔ってはいなかったが)、仏作文する余力がなかった。
 
「たくさん食べて飲んだので、もう仏語が出てこない」と言って勘弁してもらった。実際店を出るころには、ウイとノンぐらいしか言えなくなっていた…。
 
(日本語・英語対応) = 英語のメニューはある。ただ、スタッフとのやりとりは全て仏語だった。他の客からも仏語しか聞こえてこなかったので、スタッフがどの程度英語を話せるかは不明。Sofitel Royal Lyonから
よく宿泊客の紹介があるようなので、もしかしたら英語でも会話可能かもしれない。
 
(予約方法) = 宿泊していたホテルのレセプションで、電話予約してもらった。ディナーのみの営業。予約要。予約なしの来店は全て断られていた。

(10点満点で何点?) = 10点。
 
(アクセス) = 旧市街の入り口にあるサンジャン教会から、南に徒歩2分ほど。小さな道に面しているが、地図を見て行けばすぐに見つかる。
 
(支払い方法) =は現金で支払った。カードが使えるかどうかは不明。
 

(その他) = とても気に入った店なので、秘密にしておこうかとも思いましたが、店の人から「お友達に紹介してね」と言われたので、フラツーにも報告することにしました。私もリヨンを再訪したらきっとまたこの店に行くと思います。

(ちゃぴ五人姉妹様 2004年5月)

 


 
 
 
レストラン Thomas トマ
6, rue Laurencin, 69002 Lyon
http://www.restaurant-thomas.com/

 lyonrestoと、cityvoxの評価を読んで。宿から徒歩圏の 手ごろな価格の、ランチが旨い店を探していた。

ランチで利用。外の黒板に気づかず、入店。13時半で満席。

サービススタッフは2人のみ(ホームページ写真の、真中の段右端2人の男性)だが、すぐ気づきコートを預かる。予約内容を告げ席に案内、着席。

説明を受ける。ランチにメニュー(カルテ)はなく、前菜・メイン・デザートがそれぞれ2種からの選択であること。この日は

前菜
Saucisson brioche(サラミのブリオッシュ仕立て)
Salade de fromage bleu(ブルーチーズのサラダ)

メイン
Fricasse de lapin a la moutarde (ウサギのマスタードソース煮込み)
Filet de cabillaud creme de fenouil(タラのクリーム煮)

前菜とメイン、違うのをそれぞれが一つずつ注文。飲み物は赤ワイングラス1杯と
ペリエの330cc1本。

サラミのブリオッシュ仕立ては、サラミの強い塩味と、ブリオッシュのほんのりした甘さが、いい組み合わせ。サラダはまずまず。2皿ともサラダ仕立てで、酸味やスパイス、塩味は程よい。

ウサギは煮込み加減、味・香りとも絶妙で連れがため息をつく。タラは絶品。切り身一切れ丸ごとではなく、砕けているのだが、歯ごたえは残してあり、香りもいい。こんなに旨いタラは久しぶり。このメインには2人で幸せな気持ちになり、黙々と食べた。

安価なランチなのでメインは簡単(両方煮込みでさっと出せるもの。作りおきできるもの)だし、量も少なめ。100gくらいか。 

メインは両方、付け合せであるあたたかい米の上にふんわり乗せてある。残ったソースをからめると旨い。細長くてふっくらしている、バスマティ米らしき細い粒の米。炊き方も上手。

メインを終わるとデザートを聞かれる。

Vacherin (ヴァシュラン、アイスクリームケーキのこと)
Tarte tatin(タルトタタン)※

※聞いた際は「ヴァシュランとパン・ペルデュ(フレンチトースト)だと。ただ、連れも私もパン・ペルデュを食べている人など一人もみず変だと。帰りに外のボードで確認するとこうなっていた。(写真にとって帰った)ボードを書き換えた様子もないので、忙しさからサービススタッフの口がすべったのかと推測。

前菜とメインの選択のように、違うのを一つずつにしますか?と微笑んで提案されるが、おなかが一杯のため断り、コーヒーのみ頼むことに。ただ周囲は皆デザートを食べていたし、断ると驚かれ、本当にいらない?と念押し。

我々にはランチとして前菜+メインで丁度いいが、フランス人としては少なめなので、デザートに余力を残した設定なのだろう。

コーヒーは薫り高く、おいしい。

会計は
飲み物 ワインとペリエ合計で7euro
前菜各3euro  メイン各10euro コーヒー各2euro
総計37euro
 

(店内の様子・客層) = 小ぢんまりした店。内装はシンプルで余計な装飾がなく、くつろげる。

近隣で働く会社員、街中に用事できたスーツ姿の女性連れなど。20代から50代。全てフランス人で地元人らしい。アジア人は我々のみ。服装はカジュアルな人と、ややきちんとした人と半々くらい。

(スタッフのようすや対応) = 遅めランチなのに満席で、ほとんど全員が3品頼んでいたためサービスの2人の男性は忙しい中、気持ちよい笑顔で親切。一つ一つの言葉に心のこもったあたたかみが感じられるし、待たせない、不快(不安)にさせない努力が端で見て理解できた。

すみません、と遠くから声をかけると、伝票を沢山記入の作業中でも、はい、今うかがいます(ウィ、ジャリーヴ)と。返す言葉の音色に真面目さがあり、「きちんと注目している印象」を与える。動作もきびきびしているし、よく気が付く。

皿を下げるタイミングが、よく出てくるのが早い。一々下げる度ににこやかに「メルシー」と言ってくれ、何とも心地よい。忙しいが手さばきに乱雑さがない。

混雑店では、こういう敏感でにこやかなスタッフは有難い。外国人だから特別上げ底で親切にしたのではなく、周囲の客みなに同じように接していた。

(日本語・英語対応) = 表示は全てフランス語。書いたものは外の黒板のみ(綺麗な読みやすい字)。店内での手がかりは口頭のみ。フランス語しか試していない。ただ、説明の前にフランス語でよいか聞かれはした。

(予約方法) = 宿にメールで依頼。当日念のために再確認。

(10点満点で何点?) = 10点。

(アクセス) = ベルクール広場から徒歩10分。織物博物館のすぐ東側。

(支払い方法) = VISAで支払った。カードリーダーは使い慣れた。

(その他) = 料理もおいしかったが、スタッフの感じがよかった。混雑しているのに、穏やかな気持ちにさせてくれ、ゆっくりした気分で食事でき楽しかった。連れが是非次回ここで夕食を食べたいと希望している。また行くと思う。

(2006年11月 tarte_framboise様)
 

夜は、前菜、メイン、チーズ、デザートからなるムニュ31ユーロ(それぞれ選択肢は3つ)のみだが、個々に値段がついており、全部頼まなくてもよい。

量があまり食べられないし、なるべく軽いものがいいと相談したら、メインに鮭のソテーと、あとデザートだけにしたら、とスタッフに勧められた。デザートは先に決めてと言われたので、適当にオレンジのソルベ・チョコムース・クレープの盛り合わせを選んだ。飲み物はスタッフに勧められた白ワインハーフボトル(ヴィレ・クレッセ)とカラフの水、食後にコーヒー。しめて45ユーロ。

鮭は美味しかった。メインを食べ終わってから結局チーズも頼んで、リヨンの伝統的なチーズというハーブ入りのもので美味しかったが、握りこぶしほどの大きさだったので食べきれず、口に合わなかったのかとスタッフに心配されてしまった。

デザートは、幸い小ぶりで味もあっさり目だったので、美味しく食べきれた。ワインのヴィレ・クレッセはとても甘口で、残念ながら辛口好みの私には合わなかった。ハーフボトルの白は他にシャブリもあったので、そちらにすればよかった。ワイン以外は満足できた。

(店内の様子・客層) = 私以外は地元客で年齢層は30代以上。服装はカジュアルで可。

(スタッフのようすや対応) = サービス担当は若い男性1人だけで、とても忙しくしているが、客が立て込んでもひとりひとりに対して親切に対応しているし、待たせない。私もいろいろ質問をしたが、丁寧に感じ良く答えてもらった。

(日本語・英語対応) = メニューもスタッフとのやり取りも仏語。が、わからないことがあれば遠慮なく聞くように、と最初に言ってくれ、実際丁寧に相談に乗ってくれた。

(予約方法) = 宿泊ホテルから電話予約してもらった。

(10点満点で何点?) = 9点

(アクセス) = ベルクール広場から南へ徒歩3〜4分。

(支払い方法) = 現金で支払った。カードが使えるかどうかは不明。

(その他) = リヨンは高級・有名なレストラン以外にも、飲み物をいれて40〜50ユーロで、美味しく、スタッフが親切な店がいくらでもあるのだなと思いました。今のところはずれ無しです。まだ3店しか行っていませんが。宿泊ホテルにおすすめを聞くのが確実です。

(ちゃぴ五人姉妹様 2005年1月)

 


 
 
レストラン La Voute Chez Lea ラ・ヴート・シェ・レア 
11, place Antonin Gourju, 69002 Lyon
ソフィテル・ロワイヤル・リヨンに宿泊。前回紹介してもらったレストランがとても良かったので、今回もスタッフにお勧めを聞いた。ただ、この日がたまたま月曜で、休業しているレストランが多いので、限られた中
からの選択だった。
 

夜はアラカルトのみ。私は、前菜は生牡蠣8個(牡蠣が好きなので)、メインは本日の魚のグリル(舌平目)、デザートはカシスのソルベのリキュールがけを選んだ。飲み物は白ワイン(マコン)グラス1杯とミネラルウォーター、食後にコーヒー。全部で約50ユーロ。

料理は美味しかったが、調理法も盛りつけも、良く言えば素朴、悪く言えば工夫がない。舌平目は本当にただグリルしたもので、自分でオリーブオイルや塩コショウで味付けして食べる。付け合せはジャガイモとほうれん草のゆでたものだけ。他の客の食べていたものも、同様。十分美味しいが、私はもう少し凝った料理が
好み。

(店内の様子・客層) = (日本式)1階と2階があり、通された1階は全部で10卓ほど。地元客が数組と、旅行者らしき男性1人客(リヨンの地図を持っていたので)がいた。隣の席の中年夫妻に突然「日本人?日本では地震が多いの?」(インド洋津波のあとだったので)と話し掛けられた。2階は、地元グループの宴会に
使われていた模様。服装はカジュアルで可。
 

(スタッフのようすや対応) = 皆親切。厨房は1階にあり、2階席へも狭い階段をしょっちゅう上り下りしていて、傍目にも重労働そうだった。

(日本語・英語対応) = メニューもスタッフとのやり取りも仏語だった。ただ、外国人と見て、メニューわかる?と気にかけてくれたので、仏語がわからない客にもちゃんと対応する心積もりはあるようだ。

(予約方法) = 宿泊ホテルから電話予約してもらった。ただ、着いてみると、1人だったせいか名前も聞かれず席に案内されたし、満席でもなかったので、小人数なら予約しなくても大丈夫だと思う。

(10点満点で何点?) = 7点

(アクセス) = 旧市街とプレスキル地区を結ぶボナパルト橋の東端近くにある。ベルクール広場から徒歩5分。

(支払い方法) = 現金で支払った。
 

(ちゃぴ五人姉妹様 2005年1月)

 


 
 
 
レストラン Le Sud ル・シュッド 

http://www.bocuse.com/
ポール・ボキューズのカジュアルラインレストランのひとつ。カジュアルラインの店鋪は、Le Nord, Le Sud, L'Est, L'Ouest (北、南、東、西、の意味)と、L'Argenson の5店をリヨン市内に構えている。
東西南北と名付けた4つのレストランは、それぞれフランスの地方料理を打ち出す。
 
今回訪れた Le Sud は、「南」を意味する。南部地方、すなわち地中海料理がメニューにならぶ。例えば、前菜にスベイン風のタパス取り合わせとか、魚料理にブイヤベースとか。フランス料理にこだわらず、地中海地方の名物料理やそのイメージを表現した料理。
 
食べてみたいものが豊富にあったが、体調のつごうで、軽いメニューを選んだ。フランスのレストランでは塩味がきついと感じることが少なくないが、この店は控えめ。素材の持ち味を生かした料理方法で、非常に好感が持てた

アントレは、シーズン真っ盛りのホワイトアスパラ。日本人の感覚だと「茹で過ぎ」だが、フランスにしたら「歯ごたえのある茹で加減」で、バルサミコ酢を使ったソースが非常によく合っていた。かなり太めのホワイトアスパラが、一人前10本。すごいボリュームだけど、ソースがさっぱりしていて、案外するすると食べてしまった。文句なしに美味しかった
 
メインは、野菜のタジン。
北アフリカの料理で、いわゆるクスクス。パリのアラブ料理店で何度か食べているが、こちらはエレガントで洗練された味付け。ナッツ類がふんだんに散りばめてあり、食感の変化が楽しい一皿。野菜がしっかり煮込まれていて、なかなか美味。
 
デザートはさっぱり系を、と思い、フルーツサラダを選んだが、これは物足りなかった。味はいいのだけれど、パイナップルとリンゴがメインという構成は、5月のフランスにいて寂しく感じた。イチゴとかビワとか、他に美味しい旬のフルーツはいくらでもあるのに。

トータルでは、なかなか素敵なディナーでした。
 
アントレ+メイン+デザート+グラスワインで、ひとり34eurosほど。料理の味や内容、サービス、雰囲気も評価すると、この値段は高くない思う。周辺には「アントレ+メイン+デザートで20euros」というような、リーズナブルな店が多いが、値段につられて中途半端な料理を食べるより手堅いかも。

ベルクールのすぐ近くにあり、アクセスもいい。ちなみに、リヨンの中心地からアクセスがいいのは、Le Nord と Le Sud だけで、他は観光客には行きにくいエリアに点在している。
 

(店内の様子・客層) カジュアルラインのレストランと書いたが、店はグレードが高い。麻のテーブルクロスと店名刺繍入りの白い布のナプキンがセットされていて、かなりパリッとしている。できれば、女性はカジュアルでもワンピースか、オシャレな服装で。ジーンズとTシャツ、スニーカーだと、やや苦しい。
 
男性はスーツにネクタイ必須、とまでは言わないが、やはりTシャツ+ジーンズは避けたい。スーツの方が「周囲から浮かない」かもしれない。地元に住むブルジョワらしき客は、それなりにお洒落して来ていた。ビジネスマンふうも多く、スーツ姿もけっこういた。一方で、観光客も少なくない。また、夏なら広場に面したテラス席がいい感じだった。
 

(スタッフのようすや対応) = おおむね若いスタッフが中心。メートルとおぼしき中年男性は、非常に気配りがきいて、しょっちゅうテーブルに立ち寄り「ご用はありますか」と聞いてくれた。とても感じの良いプロの応対で、笑顔にっこりを欠かさない。隣の席にはこまめにワインを注ぎに来ていた。若いスタッフはそれなり。しかし、感じが悪い人はいなかった。
 
(日本語・英語対応) = 英語は使わなかった。ただし、英語のメニューはない。

(予約方法) = 予約せず、飛び込みで席が取れた。でも、平日の水曜の夜。予約はした方が良いと思う。
Tel. 04 72 77 80 00
 
(10点満点で何点?) = 8.5点。
 
(アクセス) = ベルクール広場の東側、ローヌ河岸の広場、Place Antonin-Poncet の北側。広場を挟んで郵便局がある。
 
(支払い方法) = VISA カードで支払い。
 
(その他) = ポール・ボキューズのHPで、セカンドラインのレストランが紹介されてます。各
店の案内のはか、メニューも見られます。

(labandite様 2004年4月/5月)

 


 
 
レストラン Le Nord ル・ノール
http://www.bocuse.com/
ポール・ボキューズのカジュアルレストランのひとつ、北西部を中心とした伝統的料理を出すブラッスリー。

平日の昼だったので、予約もせずに12時少し前に、1人で入店。女性のスタッフに予約してますか?と聞かれるがしていないと答えると、ガラス貼りのテラス席に通される。

この時点でテラスには4組、店内にもお客はいるようだったが、まだオープン時間前だったのか、スタッフのミーティングがカウンター前で行われ始めた。

テーブルにはショープレートの上に白い麻のナプキン、ワイングラス、カトラリーが綺麗に置かれている。ナイフとフォークもショープレートから等間隔にまっすぐおいてある。

ミーティングが終わるとスタッフが順次メニューを持ってやってくる。メニューを渡されると同時にアペリティフを聞かれるのでグラスシャンパンを頼む。

夜友人と食事の予定があったため、フォアグラとアリコベールのサラダ、デザートは自家製ワッフルだけにした。

13時前には満席になり、かなり忙しそうだった。斜め前のテーブルでワイングラスが空いたが、スタッフが注ぎに来ないので手酌しようとしたら、マネージャーらしき男性が飛んできて、ものすごーく大げさにお客様にそんなことさせられません、失礼しました、などと言ってワインを注いでいた。

しかし、その後はグラスが空いても誰も気付かず、結局そのテーブルの客は手酌していた。

いくらランチタイムとはいえ、ボキューズのレストランで客にワインやシャンパンを手酌させるのはどうかと思った。

サラダはアリコベールをマスタードなどで和えたものの上に、分厚いフォアグラのテリーヌがひと切れ、その周りにはアーティチョークが並べられている。サラダだけでも結構なボリュームがあった。テリーヌの味も良くアリコベールの茹で加減も良く美味しかった。

周りのテーブルでもムニュを頼んでいる人は少なく、メイン一皿か前菜のみとデザートという人が結構見受けられた。メインはかなりボリュームがありそうだった。

デザートのゴーフルは焼きたての熱々で、さっくりしていて、とても美味しかった。

グラスシャンパン1杯+バドワ+サラダ+デザート+カフェで、30ユーロでおつりが来るくらいだった
Le SudかLe Nordか悩んだが、こちらにして良かった。

メインも美味しそうだったので、次回はお腹を空かせていって、コースで食べてみたい。
 

(店内の様子・客層) = ブラッスリーとあるが、カジュアルな客はあまり見かけなかった。近くの金融街で働くビジネスマンの来店も多く、スーツ姿の人が多かった。ランチタイムはぎりぎりジーンズでも浮かずにすみそうだが、上はジャケットにした方が良さそう。子供連れは見かけず。
 

(スタッフのようすや対応) = 私のテーブル担当の20代後半と思しき男性スタッフは、非常に感じが良く、テーブルも良く見てるほうだと思ったが、ランチタイムで慌しいのもあり、ちょっとテンポがずれるときがあったが、不快なほどではない。

料理の出し下げだけする男性スタッフがいたが、彼は笑顔もなく、ひどかった。隣のテーブルは飲み物もまだなのにアミューズを出され、怒っていた。

ドリンク担当の女性は、新入りなのか、忙しくててんぱっていたのかはわからないが、隣のテーブルにワインを置き、テイスティングもせずに去ってしまい、マネージャーに気付かれ、店の隅で怒られていた。
 

マネージャーと思われる小柄な男性(彼だけがジャケットを着用)は、店内をきびきびと歩き回り、他のスタッフの足りないところを補っていた。テーブルを良く見ているし、本当に良く気が利く人だと思った。客には非常に感じが良かったが、スタッフにはかなり厳しい感じがした。
 

(日本語・英語対応) = 周りの席もフランス人で、私自身も仏語でのやりとりしかしていないのでわからない。

(予約方法) = 予約無しで直接行ったが、私の後に来て予約無しで入れた客は2組だけだったので、ランチでもした方が良さそう。

(10点満点で何点?) = 8点。味と雰囲気は好きな感じ。サービスがいまいち。

(アクセス) = メトロA線のHotel De VilleとCordeliersの中間。駅から徒歩5分。
(支払い方法) = VISAで支払った

(2007年9月 lotus'80 様)
 

昼食は“ポール・ボキューズ”の支店 Le Nord にて クネルと呼ばれるすり身料理、デザートは店のオリジナルで。結構口に合った。 

(2001年9月 みー君&のんのん様) 

 


 
 
 
 
 
レストラン Brasserie Georges ブラッスリー・ジョルジュ
1836年創業。観光ガイドによると「ヨーロッパで最も美しく最も由緒あるレストランのひとつ」だそうで、地元の有名店。

アールデコ装飾に彩られたクラシックな店内は、ワンフロアーにぎっしりテーブ
ルが並ぶ。そのにぎわいだけでも、圧巻。

名物料理は、なぜか?アルザス料理のシュークルート(ブラッスリーだから当然か?
)。塩漬け肉、ソーセージ、クネル(リヨン名物の魚肉のつみれ)、豚足などがキャ
ベツの酢漬けと一緒に煮込んである。ボリュームたっぷりで、1人前20euros は食べ切れない量。3人ぐらいでちょうどいいかも。
 
味はごく普通のブラッスリーの味。すごく美味しいというほどではないが、まあ
まあのレベル。オーソドックスで安心できる。
 
【hard】 日曜の8時過ぎ、満席のレストランは圧巻だった。高い天井に人々の話し声、食器のふれ合う音が響き、ぶうんという唸りのように聞こえ、それだけでワクワクさせられた。観光客は多いようで、非常に活気があった。

近くのテーブルは誕生会だったようで、手回しオルガンで「ハッピーバースデー」が演奏された。賑やかではあるが、いわゆる大衆的なブラッスリーというより、ちょっと気取っている。人々の服装は、それなりにきちんとしていた。(ドレスコードはないが)
 
【soft】 観光客が多いせいか、最初は英語を話すギャルソンがテーブル担当だった。しかし、「日本人=英語」という思い込みが強いようで、当方は英語が苦手で一生懸命フランス語で話しているにも関わらず、常に英語で接してくる。
 
アペリティフに「キール」をオーダーしたのに、「ティー」が出てきたのには驚いた。注文が違うというと、何故か怒ってもっと若い男性が担当になった。ちゃんと「ティー」の代わりに「キール」をもってきてくれたが。

後任(?)の若い男性はフレンドリーで感じがよく、忙しい店なのに良く世話をしてくれた。
 
【language】 日本語は通じないと思う。
メニューは、フランス語の下に英語が併記されている。
 
【reservation】 直接行って、予約。
 
【point】 個人評価は7点
 
【access】 SNCF、地下鉄、トラムのペラーシュ駅前。
 
【others】 19世紀に誕生し、20世紀、21世紀まで延々と続く老舗。もはや観光名所といっていいかも。とにかく、あれだけの大きなワンフロアーのレストランは、珍しいと思う。リヨンに2〜3日いる方、ビール好きの方にはおすすめ

(labandite様 2003年10月)

 


 

フランスのミニチェーンスーパー Casino)
Photo by asian my 
 


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