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Saint-Loup Lamaire のホテル
            
19 Apr.2008 経験談追加
 
 
 
 
 Chateau de Saint-Loup
http://www.chateaudesaint-loup.com/
http://www.chateauxhotels.com/public/hotel-2331/Chateau_de_Saint_Loup.html

(泊数) = 1泊

(部屋のカテゴリ) = ダブル

(部屋の階&立地) = 地階。中世の城のドンジョンを改装した部屋。城とは別棟。
 


 

(部屋について(雰囲気など)) = 白熱灯のランプやスタンドがいくつかあるだけなので、夜間は結構暗い。
壁が分厚く、小さい窓が2つあるだけなので、日中もあまり明るくない。

約18畳はあると思う。大変広い。

窓からは木の枝と空が見える程度で、特筆すべきビューではない。

1メートルはありそうな分厚い石の壁。ゴシック風のステンドグラスの小さな窓。色の違う石を互い違いに並べた石の床。木の梁の天井。少し前まで使われていた暖炉跡が2つ。ゴシック風の彫刻が施された机や椅子。中世の頃が偲ばれる。

石の床のため、上階を人が歩く音がこつこつとよく響く。近隣の部屋で水を流す音が少し響く。

ソファベッドの脚に蜘蛛の巣がはっていたり、凸凹した床の石の間に多少砂がたまっていたりはするが、清掃はまあまあ行き届いている。
リネン類は清潔。

(部屋の家具・備品) = 姿見、机、椅子、丸テーブル、ソファベッド、ダブルベッド、絵、スタンド、クローゼット

(バスルーム) = 部屋を挟んで両側に、バスルームが2つある。約6畳の、バスタブとトイレと洗面台があるバスルームと、約3畳の、シャワーブースとトイレと洗面台があるバスルームがある。

水周りは古そうだが、清掃は行き届いている。お湯の出は申し分ないが、ぬるいお湯しか出なかった。

バスタブ、シャワーヘッド、シャワーブース、トイレ、ゴミ箱、

コップ4、石鹸2、シャンプー4、ミトン2、ハンドタオル2、フェイスタオル4、バスタオル、椅子。

アメニティはRoger&Gallet社製。

トイレや洗面台が2つあるので、1人1つずつ気兼ねなく使えて便利だった。

ヘアドライヤーはなかった。

バスタブがある方のバスルームには、かつての銃眼を利用した窓がいくつかあり、日中は明るい。銃眼の跡が中世の頃を偲ばせる。1メートルはありそうな壁の分厚さがうかがえ、興味深い。

窓にカーテンが掛かっていないのが少し気になったが、銃眼の隙間は狭いし、地階だが、外から見ると、窓は人の頭より上の位置にあるし、周囲に建物もないし、向かい側の城本館からもずいぶん離れているので、
まず見えないだろうと思った。

壁の厚みを物置として利用し、タオル等が置いてある。部屋同様、色の違う石を互い違いに組み合わせた床で、趣がある。

バスタブは猫脚。広いバスルームの真ん中に、ぽつんと置いてあり、雰囲気がある。

(冷蔵庫) = なし。

(部屋について、その他) = 部屋に鍵はかからない。
ルームキーもない。

電話もない。テレビもない。

(パブリックエリア) = レセプション(城本館)の奥にサロンあり。大ぶりの花柄の布ばりの壁、大きなマントルピース、装飾が施された重厚な家具が配され、クラシックでエレガントな雰囲気。写真集やDVDが用意されている。

その奥に図書室あり。古いデスクや椅子があり、壁一面に古いハードカバーの本が並んでいる。
暗くてほこりっぽいが、重厚な雰囲気。

レセプションと入口を挟んで反対側に、ホールあり。白と黒の大理石の床、大きなマントルピースがあり、天井には大きなシャンデリア。華美ではないがクラシックな雰囲気。

その奥に階段があり、本館の客室に続いている。

本館の入口を入ってすぐのホールには、印刷物が束ねたまま雑然と積み上げてあったりオブジェなのか、ただ置いてあるだけなのか不明だが、ロングブーツや、古びたドライフラワーが置いてある。

本館の入口を入ってすぐの階段の脇とか、別棟の地階の部屋の隣の部屋とか、整備されていない、ぼろぼろの部屋や部分も多い。

(リフト) = なし

(レセプション) = チェックインの手続きは特になし。一般的なホテルとは違い、城主自らが自分の館に招き入れるような対応。お互いに自己紹介して握手を交わした。


(館内施設) = サロン、ホール、図書室、リビング、朝食堂、庭園。

(スタッフ) = 城主夫妻の他、若い女性を1人見かけた。城主は英語堪能。ややハイテンションで話好き。
ありがとう、どういたしまして、漢字のサインを見てきれいです、など、簡単な日本語の単語も話す。

夫人は、物静か。必要なことだけ、端的に話す。夫人と若い女性とはフランス語で話したので、英語可かどうかは不明。

(宿泊料) = 190euro。朝食込み。

(予約方法) = 個人で。

(予約方法、ホテル側の対応) = メールで。
シャトー&ホテルズのサイトで、ポワティエ近郊の宿を探していて見つけた。部屋を指定したかったので、オンライン予約せず、ホテルへ直接メールした。メールの回答は早い時もあるし、遅い時もある。1週間返事がないこともあり、少し不安になる時もあった。英語可。空室照会時は、1週間経過後、諦めた頃に返事が来た。

(ホテルへのアクセス) = ポワティエの北西約70km。車で約1時間。タクシーか車でないと行きにくいと思う。

(周辺の雰囲気) = 城は、田舎の小さな村の中。城の敷地は広大で、周囲に森や庭園が広がっている。城の門を入ると、外部からは隔絶される。治安は特に問題なさそうに思えた。

(ホテルの選択基準) = ポワティエから車で約1時間と、近くはないが、前から一度は、シャトーホテルに泊まってみたかった。しかも歴史のある中世の城館を改装したホテルで、ゴシック風の内装が施されていて、中世の趣が感じられたため。

バス等、水周りの設備も有る程度整っていそうなこと。

それ程辺鄙ではなく、細い路地が入り組んだ町中でもなく、車でアクセスしやすそうなこと。

(よかったこと) = 歴史的な城館を改装してあり、中世の趣が感じられた。よくある、客室は近代的に改装され、
一般的なホテルと同じような内装のシャトーホテルではなく、本当に「お城」という雰囲気だった。

石造りの建築物が好きなので、分厚いむき出しの石の壁で囲まれた空間で過ごせて、とても落ち着けた。ごく一般的なホテルに泊まったのでは得られない、貴重な体験だった。

一度は使ってみたかった、憧れの猫脚のバスタブも体験出来た。

(困ったこと) = 部屋にテレビがないので、天気予報を見損ねた。朝食堂の裏のリビングにはテレビがあったが、
いつでもすぐに見に行かれるわけではないので、不便だった。

部屋に鍵がかからないので、少し不安だった。セイフティ・ボックスもないので、貴重品の管理に少し困った。シーズン中は庭を公開しているらしいが、オフシーズンは宿泊客以外は入って来ないし、田舎の小さな村だし、安全そうではあるが、出来るだけ肌身離さないようにしていた。

部屋の入口の木のドアと凸凹した石の隙間から、風が少し入ってきていた。暖房は多少効いているが、
石の床はスリッパをはいていても冷たくて、身体が冷えた。

猫脚のバスタブはムードはあるが、シャワーヘッドを固定するフック等がなく、シャワーを使う時には、片手でシャワーヘッドを握っておく必要があるので、片手で洗髪することになるし、部屋を挟んでシャワーブースとバスタブが別々の場所にあるので、シャワーブースで洗髪した後、身体を拭いてスリッパをはいて移動してバスタブに浸かるのは面倒だったりと、使い勝手が悪い点もあった。

1泊ぐらいなら中世の雰囲気に浸れるが、2泊3泊するとなると、使いにくい面があれこれ目に付き、普通のホテルの方がいいと思ってしまうかも。

(朝食) = 温かい飲み物はコーヒー、紅茶、ショコラから選択。オレンジジュース、バゲット、クロワッサン、ヨーグルト、バター、ジャム、ペースト類。

オレンジジュースは絞りたて。やや酸っぱくて素朴な味。ヨーグルトやジャム、ペースト類は既製品で、ごく普通の味。
パン類は暖かかったが、ここで焼いているのかどうかは不明。ごく普通の味。松竹梅でいうと竹の中。

朝食堂は別棟のフランス式1階。ゴシック風のステンドグラスが何面かある。窓からは対面の城本館が見える。
約12畳の細長い部屋。

細かい彫りが施された重厚な木のチェスト。古い銀の鍋や、置物、テーブルアクセサリー。長い木のテーブルと長椅子。壁には狩りの絵画。重厚な雰囲気の中、ウサギの素朴なぬいぐるみが、窓辺のオイルヒーターの上に座って
外を眺めていたりといった、可愛らしい演出も施されている。

黒猫がいて、庭や朝食堂の中をうろついていたが、こちらには寄ってこなかった。

(宿泊客の客層) = 60?70代の英語圏の夫婦連れ数人。

(支払い方法) = クレジットカード使用可。

(車椅子等の対応は?) = 本館の入口を入ってすぐ、レセプションへ行くまでに
数段の石段が2箇所くらいある。

本館の階段はフランス式1階までは広めだが、上って行くほど狭くなる。別棟の地階の部屋の入口前にも、数段の石段あり。朝食堂へも、外部から石段を数段上る。

館内の至る所に階段や小さな段差がある。
介助があれば可能かも知れないが、少し難しいかも知れない。

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う。

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆

(他の方へのアドバイス) = 直営HPの画像は、美化されておらず、かなり実際の雰囲気に近い。

部屋に電話がないので、チェックインした時に、用件は全て伝えておくか、携帯電話で宿の電話番号に電話するとよいかも。本館に宿の人がいないこともあるし、ミニバーの精算等もないので、宿泊料の精算も、宿の人と顔を合わせたときに済ませておいた方がよいかも。

タクシーや車でないと、アクセスしにくい。ポワティエなど、大きな町から遠く、周囲に何もない小さな村なので、
買い物や観光を満喫したい場合は、あまり向かないかもしれない。

英語可だが、旅慣れない人や、日本的な行き届いた設備や備品を求める場合、多少勝手が違うと思う。同行者の意向もくんで検討した方がよいと思う。また、英語かフランス語である程度コミニュケーションがとれた方がよいと思う。
 

(2007年12月 arco de medio punto 様)
 


 
 
 
  

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