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ミディ・ピレネー地方
ライオール Laguiole の ホテル
            
updated on 12 June 2005


 
 
 

オーベルジュ  ミシェル・ブラ  Michel Bras

ミシュランの星3つの有名なレストラン

車を停め入り口に近づくと、なぜかハチミツの香り。くんくんとあちこちさがしてみると、黄色い小さい花の香りだった。ミシェル・ブラスらしいお出迎え。

さっぱりとしたインテリアの部屋からは、遠くまでオーブラックの高原が見渡せ、目の前では牛がうろうろしていた。何とも言えず居心地の良い部屋。レストランの西向きの大きな窓の外にも、同様に高原と空が広がっている。日没前、すっとレースのブラインドが上げられた。しばらくは、沈んでいく太陽と、急速に色が変わっていく空や、雲の動きから目が離せない。ディナーが終わると23時過ぎ。そろそろ周囲も真っ暗になりつつある。空を見上げると、その広いこと。
そして降ってきそうな満天の星。

ガルグイユやクーランなど食べたいものがいろいろあったため、両日ともムニュ(別の種類)を選択。だんだんと胃腸の疲れがでてきた頃で、全部食べられない皿があったのがとても残念だった。アリゴも少ししかいただけず、心残り。

めずらしかったのは、アペリティフのメニューがあった。アルコールがほとんど飲めないので、ジュースを注文してみた。
(普段は食事の邪魔になることが多いので、シャンパーニュかガス入り水。)

このレストランでメニューに載せているなら、と思ったのだが、アミューズや前菜に対して全く違和感の無いものだった。(1日目:今日のジュース(マルメロ)、2日目:ニワトコのレモネード)

レストランではほぼフランス語しか通じず、説明でわからないことが多かったため、
カルトをもらえないか聞いてみたところ、明日準備すると言われた。

2日目、食事のあとで、ミシェルさんの息子さん(=セバスチャンさん)の奥様が、キッチンを見せてくれた後(忙しいと思うので、と断ったにも関わらず)、ダンナサマを呼び出しサインをお願いしてくれた。ミシェルさんご夫妻は
1週間の休暇だそうだ。セバスチャンさんは、奥様いわく、'Passion! Passion!'
とのこと。写真でしか知らないミシェルさんは学者のような方だったので、かなり違う印象かも。力強い握手だった。

ヴォルヴィックとクッキーの袋をもらって、チェックアウト。次回は(いつ?)、ホテルお勧めの果実摘みやハイキングをしながら、ゆっくりとオーブラック高原での時間を楽しんでみたい。

(2004年6月 よりこ@home 様)
 

最も楽しみにしていたホテル・レストランだ。
 
小高い丘の頂上に建っており、駐車場から見え隠れする景色にも、部屋からの光景に期待が高まる。雲が出始めているので快晴とは言えないが、今日はなんとかお天気ももったようだ。

部屋に案内された時、カーテンは閉まり、電気も消えていたため、部屋の中は暗かった。案内してくれたスタッフはまっすぐ窓際に進み、私達の目の前でカーテンを開ける。すると、そこには、広大なオーブラックの大地が広がっているといううまい演出(?)だった。

部屋からは、そのまま丘を下っていけるようになっている。夕食までは、まだ、かなり時間があるため、部屋の写真を撮ったり、付近を散策したり、のんびりとした時間を過ごすことができた。
 
 
 

朝風呂。早朝から散歩に出かける隣人がいるかもしれないが、思い切って、カーテンを開けてのバスタイムだ。西向きなので日は差さないが、本当に明るいバスルームなので気持ちが良い。ちょうどバスタイムが終わった頃、部屋に朝食が届いた。

テーブルクロスやカトラリーの並べ方にもこだわって、綺麗にセッティングしてくれる。遠くに広がる平原を見ながらの朝食だ。朝食には珍しい苺のジュースが、冬の名残りと春の訪れを感じさせるようで嬉しかった。

ここは、何をするでもない、ボーっとした時間が嬉しいホテルだった。海沿いのホテルでもないのに、これほどまで景色に感動したホテルは初めてだ。せめて、もう1泊したかったが、今回は流浪の旅なので仕方ない。
こんなに不便なところになければ、また、近いうち来ようと思えるのだが、残念だが、さすがに次回があるかどうかすら、アヤシイ。

チェックアウト時に、昨日から部屋に置いてあったナップサックをレセプションで渡すと、中いっぱいにランチを詰めてくれた。今日のランチは、どこかでピクニックをするのだ。ついでに、ここで、有名なライオール・ナイフも買っていくことにした。

ランチボックスの内容、2人分で、
パン、チーズ(2種)、サラミ(1本)、サラダ(アスパラ入り!)、ゆで卵(2個)、イチゴ、ヴォルヴィック(2本)、それに、
赤ワイン(フルボトル1本)。サラダとイチゴは、それぞれ、極薄タッパウェアに入っており、プラスティックの皿とコップ、カトラリー類が2つずつ。それら全てが、「Bras」オリジナル・ナップサックに入って、2人で44ユーロ。意外に、割安感があった気がする。



(泊数) = 1泊

(部屋のカテゴリ) = ダブル10号室「Espace d'Aubrac」

(部屋) = 低層の建屋が3列並んでいる中の、真ん中の列。その宿泊棟の一番端。部屋が西向きで全面窓のため、部屋内部は非常に明るい。(夕方に到着したため、余計、そう思った)

目の前にはなだらかな丘が広がっており、遠くにライオールの村。端部屋の特権で、中央列にも関わらず部屋の前には次の棟がなく、目の前にはそのまま丘が続いている。ただし、どの部屋からでも外に出られる造りになっているため、
私たちの部屋の前を他の宿泊客が歩いていくこともあった。(あからさまに覗いていく人はいなかったが)

窓の外には、雪が一筋残っていた。
 
最初は残雪か?と思いましたが、翌朝、ほとんど溶けていたため、実は演出だったのかもしれません。(2泊すれば真実がわかる?)

寝室の広さは12.5畳くらい。シンプルで、現代人には居心地の良い部屋だと思う。外から見ると、一見、プレハブ小屋っぽいんですが。

(部屋の家具・備品) = シンプルデザインのインテリア。ベッドの両サイドに固定式のサイドテーブルと可動式の読書灯。窓の前には大きなガラステーブルと椅子が2つ。

CDデッキが小さなテーブルに埋め込まれており、ディナー後に部屋に戻ると、暗い部屋にCDデッキの明かりが浮かび上がり、音楽が鳴っていた。

予約時に、翌日のランチボックスを依頼したのだが、部屋に通された時から部屋には空っぽのリュックサックが用意されていた。(ベッドの上にメッセージカード付きで)グレーのナイロン製で、ブラのマークがプリントされていて、ちょっぴりオシャレ。

クローゼットは、ミニ・ウォークインになっており、入り口側とベッド側と、両方からアクセスできる。セイフティボックスはなし。こんな田舎には必要ないということ?

(バスルーム) = バスルームと寝室は、すりガラスで仕切られている。天井まで届いていないため、オープンな印象。トイレは個室。窓が大きいため、朝の洗顔が快適。蛍光灯やダウンライトを多用しているため、夜も明るい。

石造りの洗面台は二つあり、それぞれに大きな鏡が付いている。使いやすい位置にドライヤー用のコンセントがあり。
アメニティグッズは、ロゴ入りの布製巾着や石鹸など、オシャレ。

シャワーブースには扉が2箇所付いている。一つは、普通の出入り口。もう一つは、バスタブ側に出ることができる。バスタブへの床は一段上がっており、すのこが敷かれているので濡れた足で歩けるのが嬉しい。(背もたれ側からバスタブに入るので、滑らないように要注意)

(冷蔵庫) = あり。中身は無料。

(エアコン、クーラー) = 部屋の案内にはあると書いてあり、確かに、調節用のダイヤルらしきものもあり。が、温冷風の吹き出し口がどこにあるのかはわからなかった。

(パブリックエリア) = 建物全体がガラス窓を多用しているため、どこも非常に明るい。開放感があり、堅苦しさとは無縁です。

(リフト) = 私たちの部屋がある宿泊棟とレセプション棟の間にはない。レセプション棟には、車寄せと2階のレセプションデスクの間にはあったと記憶しています。(使用せず)

(レセプション) = 普通に良かった。チェックイン時、車をどこに駐車したか、荷物はあるかを聞かれ、駐車場に停めた、荷物は車の中と回答すると、自分達で車を建物の下まで持って来るよう言われた時は、意外にラフに感じた。勝手を知っていれば、最初から、そこまで車を入れたのだが、初心者には、そこまで入っていっていいの?という感じだったので。

なお、チェックアウト時には、全ての客にヴォルヴィックのペットボトルを配っていたように思う。

(レセプション以外の館内施設) = ミシュランの星3つの有名なレストランがあります。宿泊客は、このレストランのためにここまで来る人ばかりでしょう。レストランも窓が大きく、照明が明るいのが嬉しかった。やはり、美味しい食事は、明るいところで食べたいと思うので。

まるでファミレスのような盛況ぶりでしたが、窓際の席に通してもらえたのも良かった。21時頃でも、まだ、完全に日は落ちておらず、だんだん空が青くなっていく雰囲気や、遠くの方で、異様な空気の流れを見ることができたりして、自然の凄さを感じたりもした。

珍しいことだが、アペリティフのメニューを渡されたので、オリジナルらしきカクテル?を注文してみた。

料理は、ムニュではなくアラカルトにしたのだが、オーダーがちょっと難しかった。私は、前菜にアスパラガスを頼んだところ、それはメインの後だと言われ、メインに牛ステーキを頼んだところ、ならば前菜はOK、という感じ。

夫に、名物のガルグイユを食べさせようと思ったのだが、メインをサンドルにしたところ、ガルグイユをオーダーさせてはもらえなかった。(代わりに、フォアグラを勧められた)

早口フランス語とカタコト英単語を取り混ぜて話をされたので、イマイチ不明。「ミニョン」という言葉が聞こえたので、前菜がガルグイユでは軽すぎるということでしょうか?(解釈に全く自信なし)

料理の味には文句なし。フランスで牛肉を食べて、初めて、満足できる焼き具合に出会った。(どうしたいか聞かれもしなかったのだけど)

当初、チーズも頼むつもりが、食後に出てきたアリゴにすっかり胃袋をやられ、チーズはパスしてしまった。デザートのフォンダンショコラのチョコレートの流れ具合にも大満足。

ガルグイユが食べられなかったのが残念だが、翌日のランチボックスに、いろんな種類の野菜サラダがあったので、とりあえず、それで満足している。

(スタッフ) = レセプションは英語OK。レストランのスタッフは、かなり英語が通じないので苦労した。片言英語の人が多かった。なお、男性スタッフの制服?は、ダークブルーのシャツを外に出しているようなラフさで、最初にすれ違った時はスタッフとは気がつきませんでした。

(宿泊料) = 260euro

(予約方法) = 個人で

(予約方法、ホテル側の対応) = メールで。知らずに、2004年の予約解禁日直前にメールを送ったところ、解禁直後に返事が返ってきた。

(ホテルへのアクセス) = ライオールの村から行く場合、ホテルに近づくと、丘の上にホテルの建物が見えてくる。一本道なので間違えようはなく、入り口にも看板は出ているが、入り口からはホテル自体は見えませんので、通り過ぎないよう、要注意。

(ホテル周辺の雰囲気) = 広大な丘の頂上にある。気合を入れて丘を登ってくる悪人がいない限り、安全。(見えないところに柵があるのかな?)

(ホテルの選択基準) = レストランと、その立地条件。今回の旅行を逃すと、このレストランに来る機会はないかもと思った。

(よかったこと) = 景色が圧巻!部屋が居心地良い!食事が美味い!

(朝食) = ルームサービスにした。テーブルクロスから一輪挿しまで、セッティングしてくれる。

内容はシンプルなコンチネンタル。コーヒー、紅茶はポットではなく魔法瓶で運ばれる。大きなカフェオレボウルで頂く。ジャムは3種類で、フロマージュブラン、ヨーグルト、フルーツもあり。フレッシュジュースがイチゴだったのが嬉しかった。

(宿泊客の客層) = 老若男女いました。バイクで来ている若いカップルとかも。

(支払い方法) = クレジットカードで

(車椅子等の対応は?) = 駐車場からレセプションまでと、レセプション棟から宿泊棟まではスロープで行けます。素人目には車椅子でも何とかなりそうな気がします。

(子供連れでも場をこわさないか?) = どちらともいえない

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
 

(他の方へのアドバイス) = 絶対に、夕方、日が暮れる前に到着して、部屋でのんびり日没を楽しんでください。
 

なお、子連れについて補足ですが、中高生くらい?の子供もいました。(席を立って、おじいちゃんの隣で話している子とかも) 皆、エンターテイメントを楽しみに来ているような明るさがあり、いわゆる高級レストランの堅苦しさを感じません。あまりハメを外さなければ、大丈夫そうにも思えました。

(azumi@az様 2004年4月/5月)

無駄なものを徹底的に排除して、室内は白を基調に、ベット(これがシンプルかつ広くて好き)と、テーブル・テレビ・冷蔵庫(入っているものは、無料です)が置いてあります。 
  
バスルームとの境はすりガラスで、石造りの洗面台が2台。順番待ちをしなくていい。女性にはありがたい所です。 バスタブとシャワーコーナーが繋がってて、バスローブを乾かす暖房もついてます。 洗濯にはうってつけでした!(ホテルの皆さん、すいません) 
  
夜になると、他に何も遮る物がないので、丘から Laguiole の町の灯が良く見えます。本当に静かです。 ここは2泊の予定が、次の日満室だったので、夕食のみ2日連続で食べる事にしました。 店は、99年三つ星に昇格。 
 
 
 
 
料理用語の解説などは ちむ夫妻紀行文こちら に掲載
Menu  750F 

 
一番近い駅のRodezからでも、車で1時間という場所に、この村はあります。 また、バスも通っていない為、車でないと行けません。 こんな離れた店に人が来るのかと、最初きた時に思ったのですが、夏になると、予約がなかなか取れなくなります。

ミシュラン二つ星の時から、いつも満席に近い状態で、フランス人の食に対するどん欲さを感じます。 因みにその頃、日本人客は1度も見かけませんでした。

今回、98年7月以来の再訪です。料理は 750Frのコースを取り、ワインはコシュ・デュリのコルトン・シャルリュマーニュ88年。 1,850Frという、日本では考えられない値段にひかれてです。
 

 
料理はさすがといえる味わいでした。 
 
微妙な香りの違いを皿から感じます。アミューズのサーモンに始まり、野菜のガルグイユ、フォアグラのポワレ、ひらめのソテ、などなど。 
 
デザート
キャラメルアイスと、プティフールが6種類、さらにサロンで定番のムース類と共にカフェを飲みました。長くなるので、ここでは一皿だけ取り上げます。
 

日本でもよく、ここのスペシャリテの、野菜のガルグイユを真似した皿を見かけますが、本家の皿はやはりかなり違います。 

溶かしたバターが濃厚で、それを香りをはなつ野菜と共にほうばると、大地の力強さをしみじみと感じます。 20種類くらいの野菜が、歯応えを強調するものもあれば、香りを強調、あるいは色合いを強調したものと、さまざまな形で盛り付けられています。 この一皿を食べるだけでいいから、また来ようとおもわずにいられません。

  
この時期は、キノコの豊富な季節なのでそれもまた、このレストランの魅力の一つです。
 

 

オーベルジュでの楽しみの一つに朝食があります。 値段もそれなりにしますが(100Fr)、食べ応えは十分。 自家製のパン・ジャムにフロマージュ・ブランにはちみつ。 カフェ・オ・レやショコラ。 おかわりできるくらい入ってますから、十分満足できます。  
  
前回より、甘めになっているかな?とは思いました。 窓も全開にして、部屋で二人でのんびり。高地の景色が一望できます。庭からはてくてく放牧地までいけますし、当然牛さんにも会えます。 
 
 
 
 
 

夕食は本日も”Michel Bras” ミッシェル。ブラへ。 
 
エントランスを見たら、日本人の団体が来てました。 他にも一組来ていたので、日本じゃないかと錯覚してしまいそうでした。やぱり3つ星を取ったら、仕方ないですね。 
 
本日は一番安いムニュを頼みました。 なぜなら、いつもお腹一杯になってしまって、この地方特産のアリゴが味わえないからです。 チーズとジャガイモを混ぜたものなのですが、もちもちっとしてて結構好きなんです。 

サービスの方が席で取り分けてくださるが、よく伸びるので、パフォーマンス的にも楽しいですよ。 隣のご夫婦も一度食べたかったみたいで、私達の所に来たとき、思わず目が合って「これが食べたいのよね!」って顔をされて、楽しかったです。 
 
 

Menu  260F 

前日とうってかわって、一番安いコースを頼みました。 地元の人向けだと思います。 内容も非常に簡素に、読みやすく書かれています。

 
カボチャのカプチーノ仕立てのスープ

サンドルという川魚のポワレ

アリゴ

デザートにアーモンドのキャラメルゼにバニラアイスをはさんだもの 


が出されました。

たとえ、一番安いコースでもプライドを感じます。 洗練された土地の料理の味わいで、量も前日より少なめで彼女には、ちょうどよい量だったようです。(ちむ夫記す) 

 

ここでは カフェ の時に出てくる、ムース・オ・ショコラがまた美味しいのです。 その前にデザート・プティ・フールを食べていても、なぜか入ってしまう。太るなっちゅうのが無理な話ですね。服はすこし大きめを持って行って、正解でした。。。。 
 
今日は車で戻らないと行けないので、夜風で酔いを覚まし、村のホテルに戻りました。 途中、ウサギが道路の真中にいて、ビックリしました。

  (ちむ様 2000年10月) 

 
 

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