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ミディ・ピレネー地方 
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 カオール Cahors
 
            
updated on 12 June 2005

 
 
カオールは、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼者が通過する町の1つだ。町はU字型の川に囲まれており、その川に架かるヴァラントレ橋が有名だ。橋は足がアーチ状になっており、橋の上には3つの塔が立っている。
 

昨夜は雨と人気のなさに夜の散歩を断念してしまったが、ライトアップされた姿はさぞかし美しいだろう。よぉく目を凝らすと、真ん中の塔の頂上付近に、悪魔のような動物の石像が塔を登るように張り付いていた。

橋のたもとで、巡礼者とおぼしき男性を数名見かけた。彼らも、記念撮影をしている。昨夜はこの町でゆっくり疲れを癒し、今朝、再び出発するところだろうか。私達は飛行機と車で簡単にここまで来ているが、この人達はル・ピュイからはるばる歩いてきたのかもと思うと、何だか、こちらまで感慨深い。

橋を渡った先には、巡礼路の方角を示す小さな看板が出ていた。崖を登っていくような細い道だが、これもれっきとした巡礼路らしい。先ほど見かけた巡礼者達が、順番に登っていくのが見えた。

しばらく橋を眺めた後は、観光案内所に寄って町の散策に出た。

途中、本屋に寄って、ミシュランのグリーンガイド・ドルドーニュ編を入手する。日本のガイドブックには情報の少ない地域なので、これだけは早めに買っておこうと決めていたのだ。明日、ドルドーニュ川沿いの村をいくつか訪ねようと思っているので、この本が活躍するだろう。

カオールの町自体は、不便のなさそうな田舎の町という感じだった。日本ではあまりメジャーとは言えない町だが、世界中の巡礼者が通り過ぎて行くからか、それなりに外国人にも慣れているように感じる。

また、さすがにぺリゴール地方が近いだけあって、食材屋にはフォアグラが並べられている店が多かった。フォアグラ好きな私は目移りしてしまう。

大聖堂の前に、2003年の金賞を受賞したというフォアグラを売っている店を発見した。試食させてもらったら美味だったので、さっそく買うことにする。ガラスの密閉容器に入っているのだが、お買得な2個セットで30ユーロ程度。安さにビックリである。この店では、他にカオールワインや胡桃のお菓子なども入手。フォアグラ堪能に向けて、まずまずのスタートダッシュを切ることができた。
 

(azumi@az様 2004年4月/5月)

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