前回の芥川賞受賞作です。
この小説はフランスを舞台にしており、主人公はノルマンディ−地方を
訪れることになります。 そして印象的なモン・サン・ミッシェルを遠望する描写があり、
M.S.M.を目指される方にはより旅情をかき立ててくれることでしょう。 とか言って、全編読破しておりません。短いんですけど。
掲載の文芸春秋をほかされちゃったんだもーん。
下はアマゾンの紹介ページです。文芸ものなのでお好みはあるでしょうが、
エッセイだけでなく、小説で空想旅行もいいですよ。
小説では、湾を北にまわったアヴランシュという町の近くから夕暮れの
M.S.M.を見るのですが、そういえば、私も列車の車窓から見えて
大感激したM.S.M.の遠景はアヴランシュの駅を過ぎた頃でした! カーン、バイユーからポントルソンに向かう列車でした。
(パリからレンヌへ行くTGVの路線ではありません。) この路線は冬場にはポントルソンに19時頃に着く1本くらいしか
ありません。
私達が旅した3月初旬には、地平線にそびえる茜色の空を背景に
影となって浮かび上がるM.S.M.の奇景が(とても小さいのですが、 他に何もないためその大きさが知れます。)
南西に沈みゆく夕日と ともに見られました。そんな光景が見られるとは思いもよらなかったので
感激もひとしおでした。
この路線に乗られる方は、アヴランシュの駅を過ぎたら進行方向右手を
よくご覧になってください。 最初は確信が持てないほどなのですが、ほそーい尖塔が天を指しています。
山のようだけれど、上方が方形で人工物であることを示すあの形が はっきりとシルエットになっています。
私が頭の中でシャッターを切った、M.S.M.のベスト・ショットは
この時の一枚です。(実際にも無理を承知で撮りました。望遠のきかない コンパクトでは遠すぎます。また電車がめちゃめちゃ揺れました。)
(Marais様) |