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 Cuxa キュクサ クシャ クジャ
            
29 Apr./ 5 Aug.2008 経験談追加
 
Abbaye Saint-Michel de Cuxa 修道院

N116を通り、45分ほどで着いた。
 

一人3.80euro。ここでもクリアフォルダに挟んだ、英語で書かれた説明文を渡された(要返却)。

クリプトはあまり広くなかった。太い柱が一本あるだけだが、求心的な空間で、すごみがあった。石の積み方が印象的だった。

続いて下層の教会へ進む。柱頭彫刻などは特にないが、ここもぎゅっと求心的な構造で、引きつけられた。
 

そこから数段の狭い石段を上がると、回廊へ出た。
 

オリジナルの柱頭彫刻はニューヨークのメトロポリタン美術館の分館に収蔵されており、ここにあるのはレプリカだが、それでも興味深い。プリミティブな動物紋様もあるし、現代的でさえある植物紋様もある。ユニークな人物像もあるが、聖書の場面を描いたものはない。全般的に、構図や図像が実に面白い。オリエントの影響も強く感じられた。

続いて上層の教会堂へ進む。身廊の側面のアーチのうちの一つは、モサラベ様式(イスラム支配下のキリスト教芸術)で、独特の形だった。
 

(2003年12月/2004年1月 arco de medio punto様)

プラドで観光案内所でクシャへの道を尋ねると、「確かにサン・ミッシェル・ド・クシャ修道院には、プラドから2kmほどしかないのでAvenue de l’Abbat Oliba (町の西南から伸びているオリバ修道院長の道) をまっすぐ行けば簡単に行けるが、車の道を行ってもつまらないので、運河沿いの散歩道で行ったらどうか」と提案した。資料をコピーしてくれたので、お勧めにしたがうことにした。
 

朝、宿を出て、プラドの住宅街のサッカー場 Stade de Minicipal C.Padrixe を左手に見つつ、Cami de las Fourquesという道で南下する。道は急勾配の上りで歩くのが結構しんどい。

その後地図を頼りにChemin de Nougarolという道に出る。

野兎を二匹発見。この道は左右に郊外住宅がずっと並んでいる。道を登りきったところで運河にぶつかる。

この運河 Canal de Bohereは、山がちなピレネー・オリアンタル県に縦横に走っているたくさんの灌漑用水路の中でも古いもので、Serdinyaから発してPrades周辺を潤している。運河に到達したとき、鹿がちらっとみえた。

ここで右折し、運河に沿ってひたすら歩く。山の中腹をこんな水路が走っているのは不思議な感じだが、高低差がなくて日陰なので快適に歩ける。

途中、散歩者3人と別々にジョギングしている男女1人ずつに出会う。

プラドの町から1時間ほど歩いた頃、木々の間から、サン・ミッシェル修道院が下方におもちゃのように見えてくる。

さらに少し歩くと、サイフォン(Siphon 吸い上げ管)から水が噴出している場所にぶつかる。ここから山を下って修道院に出るのだが、山を下る階段などはなく、かなり急な斜面になっていて、少々苦労した。
 
 

修道院を拝観する。回廊では貴重なロマネスクの彫刻をたくさん見ることができた。

サン・マルタン・デュ・カニグーの彫刻とよく似ているが、ガイドツアーのみのカニグーと違ってゆっくり見てまわれるのがいい。

11時50分に昼休みの鐘が鳴った後、少しぐずぐずして入口にもどると、若い女性がぷりぷりして待っていた。一瞬ガイドブックを見ようとした私は一喝され、いったん閉めた入口扉の鍵を開けて追い出されてしまった。

帰りはもと来た経路を歩き、迷わなかったのと下りのせいで40分でプラドに帰ることができた。
 
 
 

修道院は、11:50から昼休みに入るので、午前中行くなら早めにでるといい。すぐ近くには飲食店はない。 
(2007年9月  カンタベリー大司教 様)


 
 
 
 
  

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