| ふらつーにベルギーのよろしくないタクシー事情が書いてありましたが、無防備なまま出掛けてしまい、やれやれという思いをした。
タクシーを使ったのは計5回。そのうち2回は、まあまともだろうというもの。2回は、やってくれたなという代物。
残る1回は、こちらにも落ち度があるとはいえ、いまどきの東京の素人もどきタクシーを思わせるでたらめなもの。
・南駅〜モネ劇場付近のホテルまで。
南駅でタクシーに乗るとき、係員のような人が青い紙を渡してくれ、かかった時間やら何やらを書き、ポストに入れるよう言ってきた。このとき、ああブリュッセルはタクシーのひどい土地だったのだな、と思い出したのだが、後の祭り。ホテル到着後、地図を見ると、植物園経由とこっそり大迂回していたことがわかった。たしか12euroくらい。
・つぎの2回は、ホテル〜シモニス駅近くのレストランまでの往復。
ホテルとレストランからそれぞれタクシーを頼んだが、どちらも10euroちょっと。これは、まともか。
・次の日も、同じコースをまずホテルから頼んだ。これがひどい。レストランの名を聞くまではいいのですが、あらぬ方向へ走りはじめる。「おいおい、住所を知っているのか」と聞くと、「知らない」と言う。「ホテルに戻っ
てくれ」と言うと、しかたなく、停車し、そこで初めてレストランの住所を聞く。
ここからが大変。(じつは、昭文社のガイドブックにある住所が不十分で、それをそのまま伝えてしまった。) 運転手は場所がわからず、「どのあたりか」と聞いてくるものだから、「シモニス方面」と伝えて、シモニスに来
て、またうろうろ。
結局、運転手が会社にレストランの名を伝え、住所を聞き出して、なんとか着いたのですが、こんな素人級の運転手もいるものだ。最後のほう、運転手はほとんど簡便なカーナビ頼み。まあ、最後にきて一生懸命になっ
たのが日本人から見れば救いのような。一応13euro。
・そのあと、レストランから帰るとき、途中の直線は順調。ただし、路地に入ってから、わざといったんは中央駅付近まで、夜のドライブをしてくれた。同じく約13euro。
東南アジアの某国や東欧の某都市のように、2倍の値段をふっかけてくるようなタクシー運転手はいなかったが、2〜3euroの小遣い稼ぎは平気でするようだ。
それも、ホテルやレストランから頼んだタクシーもアテにならない。顔つきでも、わからない。気の弱そうな運転手がくすねることもあれば、いかにもこすっからそうな運転手でも、まともに運転してくることもある。
(2005年 葦原のしこお様)
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