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ブルゴーニュ地方
基本編
サンス Sens
         updated on 22 Jan.2006
 
観光局
http://www.office-de-tourisme-sens.com/
Photo by toricacao


SNCFサンス駅.  お菓子のようにかわいらしい外観。
 

(アクセス方法) = 中心部を少し外れた所にある宿から徒歩で。
SNCF在来線が通る Sens-Lyon駅からは少し距離がある。平坦な道なので、駅から歩けなくはないと思うが、試していない。駅から宿までは、宿の主人が送迎してくれたので、これ以上は不明。
調べてみたら、いちおう路線バスはあるようだ。
http://www.portaildusenonais.com/ccs/voyage.asp
駅から4つ目の停留所が観光局前。
 


サンスの橋と12世紀の教会。ヨンヌ川にかかる橋。ここから右側にいくと旧市街。
 
 

(雰囲気や感想) =  何となくの印象で言わせてもらえば、大聖堂を境に、東西にわけられる。西側部分、とりわけ大聖堂とその前の Place de la Republique(広場)周辺、その広場を南北に走る rue de la Republique、西側真ん中を東西に伸びる Grande rue(Republique通りとぶつかって途切れる)あたりがだいたいの見どころかと。東側は商店も人通りも少ない感じがした。

イマドキな構えの店や看板もそこそこあるので、時間が止まったような雰囲気を求めると、ちょっとがっかりするかも。
Republique通り沿いの市庁舎は美しかった。つい「服部時計店」が浮かんでしまった。

のんびりとした街で、治安は特に問題なく思えたが、夜は一部を除きぱったりと人出が途絶える。東洋人をほぼ見かけない街だったので、もの珍しそうに注目されることはあった。

個人商店は昼休みをとるところが多いようだ。またスーパーや美術館も同様なので、この時間帯は大聖堂に入るか、通し営業のカフェを探すくらいしかない。聖堂前広場にある店はだいたい開いていた。

目抜き通りの酒&食料品店で、ご当地ゆかりの聖人「トマス・ベケット」ラベルのビールを見かけ、発つ前に買おうと思っていたら昼休みになってしまった。買い物は後で、と思っていると後悔する。

西側部分で小さいスーパー2軒あり。
Casino / 77, rue Republique
07:30〜12:30, 15〜19:30 日は09:30〜12:30のみ、火は午後休
Petit Casino / Grande rue とrue A.Gateau が交わるところ
07:30〜12:30, 15?19:30 日休
 
 
 
 
 

(所要時間) = 街の端から歩き始め、美術館などに入らず座って食事をせず、街と大聖堂をささっと見るだけなら、2時間くらいか。

(印象的だったもの) = なんといってもサンテティエンヌ大聖堂。

(その他) = 
http://www.portaildusenonais.com/

街歩き用の地図で入手しやすいものはミシュランか、観光局サイト内のここ。
http://www.office-de-tourisme-sens.com/ > Plan Sens
・PLAN 3 ← 駅から旧市街付近
・COEUR DE VILLE ← 旧市街拡大図
なお、観光局に資料請求すれば、COEUR DE VILLEと同じものはパンフに描かれてくると思う。
サンス市公式サイト中にも街の地図は載っているが、観光局の方が遥かに見やすいのでおすすめ。

(2005年6月 とりcacao様)


目抜き通りの宝石店 /市庁舎

 


サンテティエンヌ大聖堂

(内部の雰囲気や感想) = フランスのゴシック教会としては最も古いものの1つ。初期ゴシックには珍しい3
層構造で、クリアストーリーは13世紀後半に拡張されているそうだ。

外観を見、そして中に入っても、とても古いのだなぁと感じる。天井は低くリブはごつく、側廊がわの小さいアーケードなどロマネスク期のままのように丸まるっちく飾り気がない。トリフォリウムもクリアストーリーも装飾が少なく、簡素
な印象すら抱かせる。

一般的に想起されるゴシックの鋭角的な雰囲気は薄いかわり、全体的に威圧感をあまり感じさせない。ゴシックになじみのない人でも、比較的落ちついて見ていられると思う。

大聖堂隣の建物は、元はサンス司教邸で現在は美術館になっており、ブルゴーニュ地方特有の美しい文様で彩られた屋根を持つ。13世紀前半築、19世紀にヴィオレ・ル・デュクにより改修の手が入った。
 

(所要時間) = 聖堂内をさっと一回りだけなら15分程度。宝物も含めじっくり見るなら、いつまででも、何度でも。
ただ底冷えするので、実際に長居はしづらい。 


 

(印象的だったもの) = 袖廊北ポルタイユ側『奏楽の天使たちのバラ窓(rose des anges musiciens)』
同じく南ポルタイユ側『最後の審判のバラ窓(rose du judement dernier)』。

どちらも16世紀作。
奏楽の天使』は、幼子のような天使たちがめいめいに楽を奏でる様子がトレーサリー1つ1つに嵌め込まれ、それが皆とても愛らしくて和む。これを見たいが為に、むりやりサンスを旅程に組み込んだようなものなので、天気に恵まれ良い状態で鑑賞でき、大変満足だった。
 
 


▲バラ窓 最後の審判、天国と地獄 / 奏楽の天使達
 

『最後の審判』は、奏楽の天使を見終わって振り返ったら見つけた。これがまた面白い!ステンドグラスを見て心からうけたのは初めてかもしれない。

日本人的発想で一瞬、「あ、鬼が地獄の釜の番してる?」と思い、次の瞬間「いやいや鬼じゃなくて悪魔」とひとりツッコミ。しかしまんが日本 昔話にでも出てきそうな、なんだか愛嬌すら感じさせる悪魔で、彼らに追いたてられている地獄に落ちた人間たちの情けなそうな表情も笑えた(いえ、笑っちゃ あいけないとこなんでしょうけど)。

日が当りすぎて、きれいに撮れなかったのがとても残念。
 


▲聖女マルガリータの生涯。近代作。

南側廊、聖女マルガリータの祭室にある、その生涯を描いたステンドグラスも、細部までよく観察できた。ちなみに2室隣は聖女アンナの祭室 で、そこのアンナ様と顔も立ち姿も、背景までほぼ同じ。。。この2室を含め、付近の祭室はどれも14世紀作というが、マルガリータとアンナのステンドグラ スは、同時期のものとしては少々きれいすぎる感じも。近代の模倣作かもしれないが、好きなモチーフなのでまあそれもよしとする。
 


 

その他、珍しく幾何学模様のステンドグラスにわりと写真映えするものがあった(壊れたまま放置・剥がされていることもけっこう多い)。

またサンスは、カンタベリー大司教トマス・ベケットゆかりの地ということで、彼の祭室とステンドグラスもあり。
 

(その他) = 

参考サイト
http://www.monum.fr/visitez/decouvrir/fiche_cathedrale.dml?lang=fr&id=122
http://fr.structurae.de/structures/data/index.cfm?ID=s0002180
(独サイトのようですが、仏語ページがいちばん詳しい。写真も豊富。)
 
 

北側バラ窓は、図版でひとめ惚れしたステンドグラス『奏楽の天使』。あまりにかわいらしくて、長いこと見入っていた。しかし振り返ると、南 側のバラ窓『最後の審判』がまた面白くて、さらに長く時間を費やした。コミカルな悪魔の表情は、この旅行中いちばん心に残った絵柄のひとつ。
 

(2005年6月 とりcacao様)
 

Rue do la Republique沿いにあるイタリアンレストランイタリアンレストランで、ピザとかパスタとか書いてあったが、サンドイッチくらいはあるだろうと入った。 

メニューはフランス語のものしかなく、スタッフにも英語は通じず。なんとかフランス語で、夫はシュクルート、妻はサーモンのタルタルを注文。どちらもすごく美味。シュクルートは、初めちょっとしょっぱい感じがしたが、味のしみたキャベツはびっくりするほどおいしかった。 

店内に、観光客は一人もいなかった。運転があるから酒はあきらめて、エビアン1本とって、全部で26.2ユーロ。細かいお金がなくて、30ユーロ払ったら、おつりが戻ってこなかった。 

店がかなり忙しくなっていたということもあって、おつりはギャルソンに「サービス料でラッキー」ということにされてしまったようだ。 

「まあ、いいか」 という感じで、イタリアンと書いてあったから、結構ラフかなと思って入ってみたら、他の客はネクタイを締めスーツを着ている人やきれいな格好をしている地元の人ばかりだった。 

  (ちゅぴこ様 2003年9月) 

 

  

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