ボーヌから 車で国道74号線をニュイ・サンジョルジュ方面に向かい、ボーヌ・ロマネ村をとおり、D122道路に入りました。ほとんど、田舎のあぜ道です。
ここを走ると、畑の看板に、次々と、有名なワインの名前が出てきました。もちろん、ロマネ・コンティも、リッシュブールも、グラン・エシェゾーもありました。
一路、車を南に向け、ムルソー村、ピュリニー・モンラッシェ村を通り過ぎ、たちまちシャニイ町に到着。
この日の宿であり、ミシュラン3つ星のレストラン(05年ミシュラン★2に降格)、ラムロワーズ
Lameloise, を探すのに30分ほどかかりました。
外見は至って平凡ですが、内装はとても立派。部屋は155ユーロのスタンダードでしたが、とても広くて、バスルームもきれいでした。部屋においてあるお菓子をつまんだところ、とてもおいしくて、夕食への期待が高まりました。
一風呂浴びてから、紺ブレ、ボタンダウンシャツにネクタイ、チノパンという格好で、レストランに行きました。
食前酒のキール・ロワイヤルを飲みながら、メニューを決めました。
前菜は、フォアグラにしました。しかし、エスカルゴも食べたいなということになりましたが、前菜を2つも注文するのは恥ずかしいことかもしれません。
そこで、品の良いギャルソン (誰もが品がよいのですが)に、前菜を追加してもおかしくないかと訊いてみたところ、一向に差し支えないということでした。
よって、2人でエスカルゴを1つ注文。エスカルゴは、ちゃんと2皿に分けて出してもらえました。フォアグラもエスカルゴも魔法のように素晴らしい味でした。
主菜に、私は、鳩のロティ。トリュフのソースがとても香り高くて、皿についてきたキノコも絶品でした。
石さんは舌平目を注文しました。しばらくして私が
「あんた、ナイフとフォークで魚が食べられるかね。」
彼は、とたんに青ざめて
「しまった。考えとらんだった。どげするだ。箸やなんか、もらえんわねえ。」
と、悩んでいましたが、運のいいことに、魚は骨を全て取り去ったものが出てきました。
デザートに、私は甘くないチョコレート、石さんはスフレを頼みました。
頼んだものだけでも、十分な量がありますが、付け出しや合間に出てくるお菓子が結構な量があるものですから、お腹パンパンになり、プティ・フール(というのでしょうか)は、部屋で食べたいと言いました。
コーヒーを飲み終わっても、お菓子を持ってきてくれなくて、どうしたのかなと、思っていましたが、どうやら部屋に届けてくれていたようです。
金額は次のとおりです。
料理
Presse de foie gras froid et navets caramelises 32×2ユーロ
Cinq escargots de Bourgogne
28
Sole cotiere aux girolles fraiches
42
Pigeonneau roti a l'emiettee de truffe
42
Griottines au chocolat noir marmelade d'oranges 15
Souffle chaud aux fruits de la passion
15
飲み物
Kir royal
14×2
Chassagne Montrachet 1er cru Chenevottes 80
作り手は忘れました。
Nuit Saint-Georges les Chaignots
84
計398ユーロ (約49,000円)
残りの人生で、これを越える食事をすることは、何回あるでしょうか。
周囲の人を眺めていると、2人で食事をしている人は、ワインは白か赤かどちらか1本ということが多いようでした。
部屋に帰ると、たくさんお酒を飲んだ私たちは、バタンキューで寝た。
(TIGA様 2002年9月) |