| 21210 Saulieu 国道N6沿い。
2002年ミシュランの3つ星。車でなければ来ないような、"超"が付くほどの田舎。閑散期のため、使用していないレストランエリアもあるようでした。
暖かい季節には、テラスでの食事もできるようです。屋内のレストランはガラス張りで、ホテルの庭に面していました。窓際の眺めの良い席に案内してもらいましたが、夜の庭だし、窓を背後に座ってました。
平日のディナーで利用しましたが「こんな時にくる私たちって、物好きかしら」と
お喋りしていたら、いつのまにか8割方のテーブルがふさがっていました。おそるべし3つ星の底力。
他のお客様は、やはり、宿泊客がメインのようです。
あまり若い人は見かけず。男性、女性、それぞれの1人客もいた。服装は、皆さん、それほど堅苦しくなく、でもラフすぎず。いきなり新聞を読み出した年配夫婦がいたのには、ちょっとビックリ。ムニュでしっかり食べている客は少なく、メインだけ頼んでおしまいという夫婦もいた。 (田舎の閑散期では、何でもありなのか?)
スタッフは、特別にフレンドリーということはないが、そつなくサービス。英語OK。客数が少なかったからか、次の皿までの間が比較的短かった。
食事中、たびたび客席を観察しているシェフ・ロワゾー氏(現在は故人)を見かけた。(挨拶に回るということはしていなかった)
ムニュが何種類かと、アラカルト。胃袋に自信がなかったので、アラカルトに。
私:
前菜はブロンの牡蠣。(78ユーロ) 牡蠣のエキスを利用したさっぱり系のソース(でも味は濃い)と、
酸味のあるエシャロットが載っていた。見たことのないような、特大ブロン(確か、5個)。味も大満足。
メインはシャロレー牛のステーキ ブルゴーニュ風ソース。(78ユーロ) ジビエとして鹿と鴨もあり、鴨とどちらにするか、かなり悩んだが、結局、地のものを選んだ。肉厚は軽く3cm以上あり。このシェフの料理は「バターや生クリームをあまり使わない水を使った料理」とのことだが、意外にもソースの味付けはしっかりしていた。味がはっきりしていた。("濃い"とも言う) 肉はとっても身がしっかりしていて、和牛に慣れた口にはちょっと辛い。
デザートは、チョコレートのタルトとクルミのアイスクリーム。(28ユーロ) 相当、苦しかったが、クルミのアイスクリームに助けられた。
夫:
前菜はフォアグラのポトフ。(79ユーロ) 目の前で、鍋から皿にサーブ。夫はフォアグラの表面張力と中身の柔らかさ、ジューシーさを絶賛。「こんなフォアグラ食べたことない、これも同じフォアグラなんだ」と。
(フォアグラ好きの私は、相当悔しい)
フォアグラ以外に温野菜が入っていて、とってもヘルシー。好みでと塩も出たが、味が十分濃いそうで使用せず。ダンナ曰く「この、コンソメ味のスープだけでも試してみたい」。しかし、、、とても前菜とは思えない量。
(私は、胃が本調子ではなかったので、前菜の牡蠣とこのフォアグラポトフ2品にすればよかったな、と後で思い付いた)
メインは川スズキの蒸し焼き 赤ワインソース。(62ユーロ) 魚の下に、炒めタマネギが敷いてありました。 一口食べるなり「美味しい・・・」とつぶやいた夫。焼き加減が絶妙で、表面カリッ、中は柔らか、という感じだったそう。でも、彼は急激に満腹神経がやられて、お魚を半分近く残すハメになり、相当悔しがっていた。
デザートは、みかんと洋なしのシャーベットの盛り合わせ。(15ユーロ)メニューにはないが、何かシャーベット類はないかと聞いたら、アレンジしてくれた。(アイスクリームは断った)
ちなみに、アミューズは、エスカルゴのフリットと、鶏レバーのカナッペ。このエスカルゴがまた美味しかった! ちゃんとした前菜料理の一品として、メニューに載せて欲しいくらい。
ワインは赤。オススメしてもらったサントネイ。(40ユーロ)でも、2人ともあまり飲めなくて、やっぱり残すハメに。
また、非常に嬉しいこととして、このレストランでは水にボルヴィックが用意されていた。(大瓶・7ユーロ)ちゃんと、地方別の水メニューがある。感動。夫は、3つ星レストランでは初めて「また来たい」と言った。
(azumi@az様 2002年12月利用) |