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ル・ピュイ・アン・ヴレイ Le Puy en Velay
updated on 28 Dec.2003
28 Feb.2004 写真追加
6 Sep./ 31 Oct.2009 / 23 Jan. / 16 Apr.2011 一部経験談追加


アクセス

 
パリ・リヨン駅〜サン・テティエンヌ TGV 2時間半〜3時間
サン・テティエンヌ〜 在来線 1時間半
パリ・リヨン - サン・テティエンヌ シャトークルー - ル・ピュイ・アン・ヴレイ


(会社) = SNCF    TGV、TER

(クラス) = 2等

(出発駅) = パリ・リヨン駅

(出発駅の様子) =
ホテルからの96番バスが到着した階から駅構内に入場。プラットホーム下に
位置する場所にあたる。薄暗い。
売店ルレや、ブリオッシュ・ドレーあり。

(乗り継ぎ地) = サン・テティエンヌ シャトークルー駅

(乗り継ぎ駅の様子) = TGVが到着したホームから地下通路を使って、
TERの列車が停まっているプラットホームへ移動

(到着駅) = ル・ピュイ・アン・ヴレイ駅

(到着駅の様子) = 売店ルレあり。

(車両) =
TGV
2階建て車両の2階。片側2列並びや4席向かい合わせのものなどさまざま。
荷物置き場は、車両入り口と、車内にもあり。比較的新しい車両で清潔感あり。

TER
向かい合った席や片側のみの席など、こちらも多様。パリのメトロのような補助席もあり。車内に段差があった。トイレもあり。

(座席) = TGVの古い車両より心持ち広めに感じた。

(トラブル) = 列車の遅れ。
パリ・リヨン駅出発時、準備が遅れてなかなか出発プラットホームが発表されなかった。
アナウンスで「お詫び」があり、乗客たちもまたか、とあきらめ顔で待っていた。
番線が発表されると、狭い階段に人がどっと押しかけた。

当日は寒波の影響がまだ続いていたためか、特に到着列車が数十分から2時間以上遅れていた。結局20分程遅れて出発、経由地リヨンパールデュー駅でも、あ る程度の停車時間を確保したため、サン・テティエンヌ駅では乗り継ぎ列車のほぼ発車時間に到着(予定では乗り継ぎ時間が15分程)。ただ、乗り継ぎ客が多 いせいか、その列車も待ってくれたが、自分が乗り込むとほどなく発車した。


予約時の料金
パリからル・ピュイ・アン・ヴレイまでの通し切符と、パリ〜リヨンと リヨン〜ル・ピュイと分割して購入するのでは分割購入のほうが、TGVが1等にもかかわらず、20ユーロ近く安い料金で出てきて、心が揺らいだ。

ただ、切符の刻印や遅延の問題を考えたら、安全を選んだ方がよかろう、と通しで購入。実際その方がよかった。

(航空券の入手方法と時期) = 10月中旬、クリスマスシーズンの予約開始日に、SNCFのサイトから予約。

(価格) = 67.3ユーロ
(2010年12月下旬 Bera@サンジャン 様)
 
サンテティエンヌ - ル・ピュイ・アン・ヴレイ

(会社) =SNCF  Ter

(搭乗クラス) = エコノミークラス

(出発駅) = サンテティエンヌ駅

(出発駅の様子) = 売店 Relay(サッカーグッズ販売)、トイレあり

(到着駅) = ル・ピュイ・アン・ヴレイ駅

(到着駅の様子) = Relayあり。

(車体) = 1両列車。エアコン無し。ムンムンのまま1時間半揺られてぐったり。

(座席) = いろんな配置のシート。青色。トイレ付き。

(トラブル) = 暑くてたまらなかった。窓が開けられない。

(切符の入手方法と時期) = パス利用
 

( 2009年7月下旬 がばい黒タン 様)


 

行ってきました!

 
黒っぽい石と白っぽい石とのモザイク状の西側正面のアーチが見えてくる と、わくわくしてきた。門に入るには坂を上り、さらに階段を上がらなければならない。階段の下から聖堂正面を眺めていても感動したが、階段の途中、そして 階段を上りきって振り返ると、階段と街のパノラマ、そしてここから巡礼者が旅立っていき、この道がコンクにつながっているのか、と想像するとじーんとし た。

街角には、ル・ピュイからコンクまでの間の巡礼地を示すプレートもかかっていた。

雪が建物の屋根に残り、またそのオレンジ色とのコントラストが美しかった。観光客もまばらで、ホテルのスタッフも「寒いから、夏に来るのがいいんだけれ ど」というくらい寒かった。朝の最低気温が零下16度の予報。だが、それはそれで自分だけでこの街の素晴らしさを独占しているみたいで、楽しかった。

サン・テティエンヌからル・ピュイに向かう列車は、途中からロワールの渓谷沿いに走った。夕陽に照らされた崖や由緒ありそうな教会、屋敷がとても美しく、 ここを車で走るのも素敵だろうな、と思った。目的地に着くまでも楽しめた。ミシュラン・グリーンガイドにもとりあげられていた。
(2010年12月下旬 Bera@サンジャン 様)
日曜午後に訪問。 

ライヨールを出てまたA75に乗って北上、カラビ橋を高速道路上から横目で見ながら、St.Flourを過ぎてN102へ出て、ル・ピュイ・アン・ ヴレイを目指した。N102からル・ピュイ・アン・ヴレイへ向かうと町の手前にPolignacというこれもル・ピュイ・アン・ヴレイと同じように溶岩が 突出してできた岩山の上にできた要塞のようなものを左手に見ることができた。

ここから、単に町の中心へいくのではなく、その手前の地図に見晴らしマークがあるところから、町を一望。
不思議な風景を見ることができた。この展望ポイントは周囲は普通の住宅でその家々の塀越しに町が見えるようになっていた。

このあたりに住んでいる人は毎日このような風景を望めるのだな、と感動。ル・ピュイ・アン・ヴレイの2つのこぶのような異様なながめもさることながら、大聖堂の偉大さもすばらしかった。

(2009年4月/5月 うちゃぎ@Lapin 様)


 
 
 
Photo by ikabo
特産品のレース編み

パリ〜ル・ピュイ・アン・ヴレイはクレルモン・フェラン経由でも行けるが、結局一番時間的に都合が良かったのは 

・パリ12:00発〜リヨンまでTGVで行き、
・リヨンからサンテティエンヌへ普通列車、
・そこで地方線に乗り換えてル・ピュイ・アン・ヴレイ17:16着

というコース。
 

最近の国鉄地方線TERは、青とシルバーの綺麗な車両が増えてきました。フランスの列車は喫煙車があるのが普通なのですが、この新車両は全席禁煙。スモーカーの私にはちょっと寂しいかな?
 

列車がル・ピュイの町に近づくにつれ、車窓からは不思議な岩山が見えてきます。まるでソフトクリームの先っぽだけをちょこんと置いたような岩山です。
 

オーベルニュ地方はフランス中部、マシフ・サントラル(中央山塊)を中心とし、緑に覆われたカルデラの「ピュイ・ド・ドーム」、ミネラル・ウォーターで有名な「ヴォルビック」、温泉地「ヴィシー」などが有名です。しかし日本のガイドブックでは扱いが小さく、パッケージツアーなどでもあまりコースに入っていません。
 

ル・ピュイ・アン・ヴレイは、その昔スペインのサンチャゴ・デ・コンポステラへ向かう、巡礼の出発地のひとつだったそうです。
小ぢんまりとした町で、歩いてもそれほど時間は要しませんが、かえって落ち着ける良い感じのところでした。
 

ミシュラングリーンガイドにも「是非訪れたい場所」として三ツ星が付いているくらいの町です。

お決まりのミニトレイン(6ユーロ)に乗り、町内一周。それにしても、昨日からあちこちで妙な格好をした人たちを見かけます。昔風のドレスや貴族の姿、まるで舞台劇の俳優さんがたくさん歩いているようです。

なんとラッキーなことに9月10日から14日まで「Roi de l’Oiseau」鳥の王祭の真っ最中でした!町中の人がルネッサンス時代の生活や仕事、食事などを再現し、行列が出たり、出店や居酒屋が立ち並ぶ時代祭りです。

ホテルのレストラン内にも、どこぞの伯爵と伯爵夫人、御子息や姫君といった風情の人が、ちらほら。ここへ来る予定のある方々、是非9月のお祭りを狙ってください。

広場の特設会場「マルシェ・ルネッサンス」を覗いてみると、売っているものは、すべて昔の再現。衣装も生活用具も、どれもこれも本当に売っています。なんと武器まで売られています。買う人はいるのでしょうか?

なんだかロール・プレイング・ゲームの世界のよう。お釜で焼かれたピザは黒っぽく焦げているし、アニス入りのクッキーは良い匂いなのですがやはり黒っぽい。

せっかくなのでシチュー(に見えたんですが?)が麦(に見えたんです〜)を煮たものにかかっている一見ハヤシライスのような謎の食べ物を買って夕飯にする。多分豚肉だったのではないかと・・???
 

日が暮れた頃には、大聖堂前は人がいっぱい。あちこちで小さなスペクタクルが始まっています。歌を歌う吟遊詩人のような青年、牛や馬をひく農夫役のおじさんたち、修道士や貴族、そしてタヴェルヌという居酒屋があちこちに点在。

鍛冶屋さんコーナーでおじさんの一人に話しかけたら、今こういうものを作っているんだよ、と見せてくれました。最後にお土産と言って、手作りの大きな釘までいただきました。聖堂の中での音楽会も見たし、ライトアップされたカテドラルもムード満点でした。
 

3時過ぎにお祭りに。路地は両側ともすでに見学者でいっぱい。次々とやってくるのは、旗持隊、貴族チーム、騎士チーム、軍隊、庶民チーム。

行列に夢中になっていたら、弓のコンクールは見逃してしまいました。新聞の取材やテレビカメラも来ていたようです。

夜がふけるまで歩き回り、フランスではじめて遭遇したお祭りの余韻にひたりながら、ここのホテルでの最後の食事を楽しみました。ウサギのロティ・レンズ豆添え。ル・ピュイは手編みレースのほかにも「レンズ豆(ランティーユ)」の名産地でした。
(いか坊様 2003年9月)

 

ル・ピュイでしか手に入らないという、缶入りドライレンズ豆(500g)。店員がおいしいよと言うので買ってみた。レシピの載った冊子もくれたので、なにかしら作ってみようと思う。
(2007年10月 pipoびんが 様)
赤い屋根が印象的な、ル・ピュイに到着。 谷間に家が密集してる感じ。たまたま移動遊園地とかも来てて、巡礼の出発地はにぎやかでした。  巡礼地ということもあり、私は田舎を想像してたんですが、むちゃ都会!  

( ちむ様 2000年10月) 

ルピュイの祭りはお勧め。特に土曜の夜はものすごい盛り上がり。ずっとドキドキしていた。
(2005年9月 aikomicha 様)
Photo by az
ル・ピュイ・アン・ヴレイに近づくと、かなり遠くからでも、町の中にある二つの岩山が判別できるようになった。特に、赤茶色のマリア像がよく目立つ。

この町は、スペインへ向かう巡礼路の起点の1つだ。今回、私たちは、スペインに近いトゥールーズに先に入ったので、巡礼路を逆走してきたことになる。私達にとってはここが目的地だったわけで、車で楽しているとはいえ、ようやく、ここまでたどり着いたかーという気分だった。

ル・ピュイの街中に入ると、岩山は間近にありすぎてよく見えなかった。岩山が見えなければ、ごく普通の田舎の町だ。もう夕方に近いためか、巡礼者らしき人々の姿も見かけない。
 
(azumi@az様 2004年4月/5月)

ずっと前に1枚の写真を見て、いつか必ず、ル・ピュイ・アン・ヴレイに行こうと思っていた。
実際に町を目にして、岩山の上にあんなものを作ってしまうなんて、やっぱり凄いなぁと思った。
それぞれの岩山の上へは途中までは登り坂のため、階段が果てしなく続くわけではなく、
いつのまにかこんな高いところまで登って来てたのね、という印象。(体力不足を痛感するのはいつものことですが)

頑張って、夜のドライブ一周に繰り出したが、夜のライトアップも幻想的でした。
 

夜景に期待が高まってきた。当初は周辺を散歩するくらいにしておこうと思ったのだが、どうしても、夜の町の全景が見たくなってしまい、面倒だったが、車を出して町が見渡せる丘まで向かうことにした。

夜の住宅街なので、なるべく静かに車を走らせる。闇の中、2つの岩山とノートルダム大聖堂を浮かび上がらせるライトアップは、もう、芸術的だと思った。
 
これがテーマパークなどではなく、人が生活している普通の町なんだと思うと、感動すら覚える。昼間、毎日この光景が見えるなんて贅沢だと思ったが、それは夜にこそ言える言葉だと改めて思った。ここまで見に来て、本当によかった。

(azumi@az様 2004年4月/5月)


 
 
クロザティエ美術館
Photo by ikabo

絵画彫刻から、自然科学、レース編み、メカニックまで幅広い品揃え。野生の巨大な狼や鹿の剥製が、迫力。


 
 
 
 
 
ノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂 Cathedrale Notre-Dame
Photo by ikabo

 

色の違う石材を組み合わせたモザイク模様が美しい建物で、建立は11世紀から12世紀だそう。地図で見る限り平坦かと勘違いするのですが、きつい坂があちこちにあります。石畳も多いので、ヒールでの観光は避けたほうが無難です。

カテドラル内部はかなり見所があり、回廊がまた美しい! 付近も中世の雰囲気が残っていて、趣がある。
(いか坊様 2003年9月)
 
 

(アクセス方法) = 観光案内所や市庁舎のある広場から、徒歩約10分。

(入場料) =  回廊 大人5.00euro  聖堂内部は無料

(内部の雰囲気や感想) = 
聖堂:
ロマネスク建築としては大きめ。内部はかなり改修されており、ロマネスク様式の部分は少ない。ゴシック以降の装飾が多く残っている。
総体的に、結構明るめで、がらんとして広い印象。

回廊:
重量感のある低いアーチが幾重にも連なり、独特の空間構成やボリューム感が感じられた。白灰色の石と、赤茶色等の石を組み合わせた壁やアーチが、イスラム的な要素も
うかがわせた。回廊から見える、カテドラルの塔は、正面などから見るのとはまた少し違う印象。4辺全てに柱頭彫刻が残っており、豊富なモチーフや構図が興味深い。

フランス式1階に展示室あり。11世紀頃の聖遺物箱から17世紀頃の絵画まで、色々なものが展示されている。展示室の入口の椅子に、クリアフォルダに入れた、展示物のパンフレットが置いてある。
 

(車椅子・高齢者対応) = 聖堂正面入口へは、あまり急ではないが、長い石段が続いている。どの方向から行くにしても、周辺には石段や坂道が多い。特に東側周辺は、急な坂道や石段が 入り組んでおり、普段運動不足の身には、かなりきつい。息が切れたし、ひざにかなり負担がかかった。回廊や内部にも石段や段差あり。リフトやスロープはな し。
 

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = さっとみて15分、じっくりみて1時間30分

(印象的だったもの) = 回廊の柱頭彫刻。ゴシック様式の部分、古典的なロマネスク様式、ギリシャ神話のモチーフが伝搬したもの等、モチーフが豊富。構図も興味深かった。
回廊の石の色。白灰色の石と、赤茶色等の石の組み合わせの壁やアーチがイスラム的。

回廊展示室のキリストの系図や小さな聖遺物箱。

内部のドーム。ロマネスク様式では珍しい、ドームが連続している天井の構成が印象的だった。

正面入口アーチからの眺め。入口のアーチをフレームに、カテドラル正面の石段や家並み、周辺の山並みが見下ろせ、何ともフォトジェニックなアングルだった。
 

(飲食店&ショップ情報) = 回廊の入口に、入場券売場兼売店あり。聖堂やロマネスク関係、ル・ピュイの町やオーヴェルニュの写真ガイドなどの本や絵はがきが豊富。
(2007年1月 arco de medio punto 様)
 


大聖堂正面入口のアーチから見える外の風景が、印象的だった。急にぱっと視界が開け、入口のアーチをフレームに、大聖堂前の坂道と家並み、周辺の山並みが臨め、大変写真むきなアングル。
(2006年12月/2007年1月 arco de medio punto 様)

大聖堂目指して歩き出したものの、適当に行ったら迷ってしまった・・・。 フランスのアパートって、高く作られてて、見えるはずの大聖堂が全く見 えないんです。集合時間は一時間後だし、もしかして見られなかったらどーしよ〜! 焦ってる私の前方に観光客らしき人! これはついて行くっきゃない。そ れでようやく入口が見つかりました。  
   
パイプオルガンのところでは、講習(授業の一環ですかね?)をしていて、ちょっと立ち聞き。(私はフラ語はわかりません。 よって聞いたつもりになっていただけなんですが)  

いよいよ”黒い聖母子像”とご対面! 皆さん、静かに御祈りをしていました。外の音も殆ど聞こえず、しばらくボーッとしてました。 ショップで絵葉書見たら、色々な衣装の聖母子像の写真が。私より衣装持ちでないかい?  
( ちむ様 2000年10月) 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
サン・ミッシェル・デギィユ  St-Michel d'Aiguilhe (Aiguille)

Photo by fukuronotame
頂上には小さな礼拝堂。聖母像のとこおから降りてきて、すぐに登りはじめたので、膝がガクガク。こちらも狭い階段を長々歩きます。やっと着いた礼拝堂入り口には、同じように疲れ果てた観光客が座り込んでいます。しかしがんばった甲斐はあります。古いフレスコ画や祭壇、何より、昔の人はどうやってこんな場所にこんなものを建てられたのか、と感心することしきり。
(いか坊様 2003年9月)
 
 
 
 

それほど大きな町ではなさそうだが、岩山の1つ、サン・ミッシェル・ド・エギィユまではホテルから歩くには少し距離があるため、車で行くことにした。地図を見ると、駐車場も麓近くにあるようだ。

体力不足を痛感しながらも、サン・ミッシェル・ド・エギィユの岩山のてっぺんまで登った。教会内部が修復中なのは残念だが、ここからの眺め はなかなか良い。もう1つの岩山にいるマリア像は後姿しか見えないが、マリア像がノートルダム大聖堂を見下ろしている?様子がよくわかった。(それを意図 して造られたかどうかは不明だが)
 
 


車に戻る途中、駐車場の近くに看板を発見した。この付近の地図が書いてあり、"絶景かな"マークが付いている。2人で道を覚え、さっそく、車に乗り込んで行ってみることにした。

その場所は、住宅街を登りきった丘の上にあった。

ここから、ル・ピュイの町全体が見てとれる。2つの岩山もくっきりだ。宗教的な価値を別にしても、面白い風景だなぁと思った。夜、ライトアップされた姿はどんなだろう。

そのまま住宅街を抜けて戻る途中、更に、別の角度から2つの岩山を見通せる場所に出くわした。毎日、自宅からこの光景が見えるなんて、贅沢すぎる。

(azumi@az様 2004年4月/5月)
 


 

Photo by ikabo

 

 

コルネイユの岩山 Rocher Corneille
細くて急な階段を歩き続けると、頂上ではクリミア戦争でロシアから分捕った大砲を鋳潰して作ったという、橙色の聖母像が迎えてくれる。ここがこの町で一番高い場所じゃないでしょうか。はるか向こうに小さくポリニャック城が見える
(いか坊様 2003年9月)
 
 

 


夕方頃、いったん、ホテルにチェックインした。

3つ星なのだが、鍵のかかるガレージがあり、予想以上にしっかりしたホテルのようだ。安心して荷物と車を置いて、もう一度出かけることにした。

まだまだ明るいので、今日中にマリア像まで行ってみよう。普段の日常生活から考えたら、1日に2つの岩山を登りきるなんてあり得ないことなのだが、、、さすがに旅行先では元気が違う。

ノートルダム大聖堂に向かっている間に、雨が降ったり止んだりするようになってきた。全く、 一日として、天気を気にせずにいられる日がない。でも、何となく、私の中のル・ピュイのイメージは"雨の降る静かな町"なので、それほど雨が嫌ではなかっ た。多分、TV番組「世界遺産」で観たル・ピュイが、雨降りだったからだろう。

ル・ピュイのノートルダム大聖堂にも、有名な黒いマリア像がある。体は分厚そうなマントに隠 れていて、聖母マリアとイエスの顔だけが外に出ている。小さいが、プチ・ゴージャスな像だった。ひんやりとした教会の中には、聖母マリアがその上に現れた という熱病を治す石も置いてあり、目の前で十字を切っている人も多かった。
 
 

教会を出て、巨大なマリア像の立つコルネイユの岩山へと向かった。サン・ミッシェルの岩山よ り、もっと、一生懸命に階段を登らねばならなく、情けないが、私にとってはこれだけでも十分に苦行だった。その甲斐あって、頂上には、先ほどよりももっと 素晴らしい風景が待っていた。
 
 


こんなに高低差があったとは!と思うくらい、サン・ミッシェル・ド・エギィユが下に見える。遠くに は、フランス革命時代にポリニャック夫人が逃げ込んだ、というポリニャック城も見えた。なかなかにごつい岩山の上に建っている。思わぬところで「ベルば ら」を思い出してしまった。

反対側では、ノートルダム大聖堂やル・ピュイの町並みも、すぐ真下だ。雨は止んでいるが、雨水がしっとり染み込んだ石造りの町並みは、それはそれで美しいなと思った。
 
 

 

Photo by ikabo
コルネイユからの眺望
Photo by fukuronotame

レストラン 
 
 
 
 

 Francois Gagnaire
クロザティエ美術館隣のHotel de Parcの1階。

予約なしの飛び込みだったが、たまたま席が空いていたようで10分位地上階のホテルのレセプションで待った後、席に案内された。4人がけ10卓ほど。窓からはクロザティエ美術館の森が見えた。

客は地元客ばかり。男性はジャケットなしの人もいたが、Tシャツと短パンでは場違いな感じ。
一番えらいと思われるギャルソンは英語が堪能だったが、他の女性の給仕係の英語は微妙だった。
 

アミューズ、前菜、主菜、チーズ、デザート。食前酒、ワイン、ミネラルウォーターを含めて72ユーロ。盛りつけは繊細。アミューズはこの店のスペシャリテ。キャビアの缶に入っているが、中身はLe Puy en Velay名産のレンズ豆。もちろんキャビアの味はしないが、しっかり味がついていてこれはこれでおいしかった。

チーズはサンネクテールなどオーベルニュ地方のチーズばかり。食後にシェフが各テーブルに挨拶にきた。物腰の柔らかい、朴訥な、線の細い40代位の男性。こんにちはと日本語で挨拶された。

英語はあまり得意でないとのこと。この店で昼食を食べ過ぎた。

(2010年9月 tarte aux fruits de saison 様)
 


 
 
 Hotel Regina のレストラン

メニュ プレステージ 34.50ユーロ

店のサービスで、ちっちゃいピザ3個(2cm角)

突き出しっぽいもの、薄くスライスしたフランスパンの上に魚をマリネしたものが載っていて、バルサミコがかけられたもの

前菜、帆立の貝柱3個と白い貝7個のバジル・バターソテーに、クレソンなどが添えられた物

仔牛の照り焼きらしきソテーにカレー味のカボチャのピューレ、インゲン、マッシュポテト、温トマトの具詰め。照り焼きっぽいソースにはキノコがなめ茸っぽいキノコがソテーされて絡めてあった。

チーズは2種類くらいから、ブラン(白)を選んだら、白いプリン状のものが出てきた。酸っぱいラズベリーのソースや2種類のグラニュー糖で好みの味に。

プティ・フールがサービス?で出てきて、マカロンに、ミニタルト。

デザートは、3種類のソルベで、丸いソルベをそれぞれパイ生地でサンドしてあり、音符がチョコソースで描かれている。

以上がコースで出てきて、サービスの物は、連れが別メニューでも一緒に出された。

どれもとても美味しく、翌日も同じレストランで食べたほどだった。
 
 

翌日は、エキスプレスメニュー26ユーロくらい
突き出しは、オリーブとトマトのパテをパンに塗って。

前菜は、トマト味のホワイトソースをカネロニでぐるりと囲って焼いたグラタン風。

主菜は子牛の背肉骨付きステーキハーブ赤ワインソース、きゅうり、ヌードル、温トマトの具詰め。
プティ・フールはミニマカロン、ミニタルト、アーモンドのキャラメリゼ。

デザートは、フルーツのゼリー寄せ。ピンクグレープフルーツにキウィ、スモモ、クランベリー、レモンシャーベット、焼き菓子。

これも全部美味しかった。

両方ともお腹パンパンで苦しかった。

(店内の様子・客層) = 落ち着いた感じのカップルやグループ、一人でと様々。

(スタッフのようすや対応) = ファミリーで切り盛りし、どの人も声をかけてくるので、最初注文していても、デザートを聞いてきたりする。日本的で、誰にでも頼んで良いところは逆に早く注文できる。
 

(日本語・英語対応) = 英語でも良さそう。女性の人は、レセプションにもいるので、英語は大丈夫と思われる。

(予約方法) = していない。

(10点満点で何点?) = 10点。

(アクセス) = ル・ピュイ・アン・ヴレイ駅から5分ほど、ホテル・レジーナの1階。

(支払い方法) = クレジットカードOK

(その他) = 朝食8.50ユーロも大満足。
(2009年7月下旬 がばい黒タン 様)


 
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