【date】 2002年11月
【nights】 2泊
【room】 スタンダードツイン
日本式2階、エレベーターなし、バスタブ付き、ドルドーニュ川側、タオルウォーマー付き。
バスローブやスリッパ付き。
【rates】 150ユーロ
【access】 ドルドーニュ川沿いのLe Buissonという町の外れ。D29沿いのわかりやすい場所にある。
車なので電車やバスの交通の便は不明だが、日本人シェフ見習によるとボルドーから電車で2時間近くかかるとのこと。本数は1日に何本もないので、不便といえば不便かも。
しかし、フランスの田舎にしては鉄道が徒歩圏内に走っているだけでもいいのでは。
周囲はドルドーニュ川の小さな町が点在している中にあって、ドライブ旅行には最適。最寄のラ・ビュッソンの街は小さくてあまり見所はない。が、車でちょっといくと雰囲気のある街やワインカーブなどもあって、見所は多い。
【hard】 こじんまりとしたフランスの古い館風。建物の真中にあるドアを開けると左手奥に小さなレセプションがあり、その奥に左右かららせん状に上っていく階段がある。
ただし、館内にエレベーターがないので、スーツケースが重いと辛い。しかしチェックイン後はレセプションの女性が1つ、運んでくれて申し訳なかった。
部屋はスタンダードといってもソファセットが置いてあり、ライティングデスクなどもあって広い。ベットも天蓋つきなのでどちらかというとシャトーホテル風。
廊下に面したドアを入って、さらにもう一枚ドアがある。音に関しては問題なし。
川に面した窓が大きく、夕方、部屋に入ってから窓を開けて外を見ていると、紫に変わる空を背景に
ドルドーニュ川の向こう岸からクリーム色で大きな満月が昇っていくのが見えて、幻想的だった。
バスルームに大きな窓がついているのも、気持ちがよい。バスルームも白が基調になっていて清潔感があって、明るい。
全体的な内装は、古い洋館建てのアンティークな雰囲気があるが、水周りや照明などは最新の物がついているので、居心地は抜群。
暖かい時期は屋外プールやテニスコート、屋外の別棟にあるサウナなどの施設が川に面してある模様。
【soft】 シャトーホテル風だし、レストランがミシュランの一つ星なのでもう少し気取っているのかと思っていたが、そういうことはなく、親しみやすい。
ただ、このホテルが今回いったところの中で、一番簡単な英語でも通じづらかった。
チェックアウトの時に2晩分の夕食のメニューをもらいたいというと、きちんと食べたコースのメニューを
データベースの中からさっと出してきて、プリントアウトしてくれたり、てきぱきとやってくれた。
あと、たまにあるのだが、日本人のシェフの見習いがいたこと。
たまたま、最初の日の夕食の決めたメニューの中に豚の骨付き肉のグリルがあったのだが、メニューを
聞きに来た方が、フランス語と片言の英語で再度、重ねて聞きに来た。で、こっちも何を聞いてきているのかがわからず、「???」
係がちょっと困った顔になりながら、ちょっと待ってといいつつ、奥へ戻り、しばらくすると奥から日本人の若い男性シェフの見習いを伴って、にっこり。
で、見習いくんが日本語で「お肉の焼き方だそうです」こっちもにっこり笑って「ミディアムレアで」という
やりとり。簡単な話ながらも、言葉が通じないと、四苦八苦。
しかし、イタリアやフランスを旅していると、ミシュランの一つ星クラスレストランだと日本人が、
見習研修されていることが多いですね。
【breakfast】 宿泊客はたぶん2〜3組。
ただし、レストランがミシュランの一つ星なので夕食のみを食べに来ている客もいた模様。
レストランでは、年齢は40代から60代くらいの年配客が多いが、二晩とも違うお客さんだが、20代くらいの地元の若いと思われるカップルも1組ずついた。英語をしゃべる方もいたので、英国あたりからの客さんもいる模様。
レストランに予約した時間に行くと、メニューをバーでアペリティフとともに決めるか、席について決めるかと訊ねられ、バーでゆっくり検討。
アペリティフは、初めの晩はシャンパーニュをグラスで1つずつとったが、二晩目にあまり最初から飲みすぎはいかんと思い、私のみノンアルコールでなにか冷たい飲み物をとお願いすると、オレンジジュースをベースに、ちょっとだけリキュールで香りのつけてある軽い飲み物を出してくれてうれしかった。
ここで出た、チーズ味の小さなパイもおいしい。
ダイニングは暖炉が正面にあって、それを囲むように、テーブルを配置。
メニューの内容もドルドーニュ地方の名産が随所に使ってあるものだが、新しい技法とオーソドックスな
技法を程よく、調和させてあっておいしかった。(しかしボリュームはありました)
朝食は別の朝食室で。
パンなどは運ばれてきたが、ハムや果物などはビュッフェ。卵は生の卵が置いてあって、ゆで卵器があり、自分の好きな堅さに調理できるようになっていた。パンもミルクもおいしい。
一人あたり16.7ユーロ
【reservation】 UCカードデスク。
いろいろと細かいリクエストも伝えてもらった。
【policy】 ドルドーニュ地方ではおいしいフォアグラを食べたかったので、おいしい料理宿に泊まる。それとできれば、川沿いの川を望める宿がいいと思った。
【yokatta】 交通に関しても、幹線道路沿いのわかりやすい場所にあって、ドルドーニュ川沿いの小さな街めぐりの基点となる宿だったので、よかった。
部屋も広さは充分あり、スタッフも明るくて親しみやすい。川を見ているだけでも気持ちがいい。庭もフランス式庭園がなかなかいい感じ。
【advice】 料理宿の場合は、レストランがちゃんと開いているかどうかを確認すること。オフシーズンは非常に大事。
【point】 個人評価は★★★★
夕食は20時の予約だ。(ミシュランの一つ星)
アペリティフをいただきつつ、メニューを決めて、食事の用意ができるまで30分ほど待たされる。
席に着くと早速、前菜の前の付き出しがでてくる。これがまたおいしい。
ポタージュや野菜のテリーヌなど3種類。
前菜は、厚切りフレッシュフォアグラを軽くソテーしたもの2切れ。
私はフォアグラがそこまで好きではない。日本食で言うとトロより赤身がいいという方だ。2切れにうち、ひとつを残すというと、オットがすかさず、「食べてあげる」
確かにおいしいし、こんな大きく厚切りなものはこのような値段で日本じゃ食べれないと思う。しかし、ここで私の分も含めて3切れも食べたオットは後日、痛い目にあうことになった。
次のお皿がホタテのグリルとフレッシュセップ茸のソテーてんこ盛りが付け合せ。
セップ茸も、これだけ食べるとかなり濃厚。
口直しのレモンのソルベが出て、メインは豚の骨付き肉のグリル。目の前で骨からはずし、カットしてからサーブしてくれる演出がよいのだが、すでにおなかはいっぱい。半分くらい残してすみません、状態。チーズもパスしてしまった。
このムニュは料理にあわせたワインも付いて(例えばフォアグラにはソーテルヌといった感じで)おいしかったが、チーズに合わせたワインは出てこなかったので残念。
昼食を食べ過ぎたのも、いけませんでした。
デザートもなんとか食べて、プチフール。3時間かかり、ゆったりと満足で自分自身、フォアグラになった気分の夕食でした。
(うちゃぎ@Lapin様 2002年11月)