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エクサンプロヴァンス エクス・アン・プロヴァンス
Aix-en-Provence 
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レストラン
 updated on  28 Jan./ 5 May 2006 経験談追加
 
 
 
 
 
エスニック通り(勝手に言ってますが・・地図みてないので道名不明)があり、
中華やベトナム料理、チュニジア料理等いろいろあって、フランス料理に飽きたらここへ。チュニジア料理店でクスクスを食べました。美味しくて、量もすごかった!
(satomixx様 2002年7月)
 
 

たまたま通りかかったエクスのパン屋、サンドイッチとりんごパイを買った。
つたないフランス語で「サンドイッチを半分に切ってください」とか頼んでいたのだが、
私の注文を聞いてくれたマドモアゼルは良かったのだが、店のマダムは、すごく嫌な顔でこっちを睨んでいた。
他の常連客に「訳の分からないアジア人が来てイヤね。」みたいな事を言ったり、目や表情で合図していた。
すごく嫌な感じだった。

ちなみにミラボー通りの一番端っこ(ロトンドの噴水の反対側)からちょっと旧市街側に行ったところ。
日曜でも開いていた。
(2003年8月 sweet keiko様)
 
 

ミラボー通りにはモノプリ(スーパー)もあるので、キッチンつきのホテルなら材料の買出しもできますが、
せっかくなので、生鮮食品はマルシェで買うのがお勧めです。
(PIROSKA様 2001年8月)
 


 
 
 
 
 
Rotond に面した Unique CAFE
ROTOND(大噴水)に面し、ミラボー通りの入り口、茶色の日よけの小さなカフェ。残念ながら店の名前を失念。だが、ここのカフェオレは、今回の旅中での、「輝け!ナンバーワン」だ。
(べに様 2001年3月)
オープンカフェだけど、中はほぼ満席。ムニュから私はウサギの煮込みを選ぶ。ホワイトソースで煮込んであって結構おいしかった。
(sayaka様 1999年)

 
Pizza Capri
Photo by asian mii

 

 
 
ミラボー通りのカフェ Les Deux Garcon  レ・ドゥ・ギャルソン
Photo by asian mii
添乗員付きツアーの自由散策の時間で。

入り口にてマネージャーぽい男性に、飲み物か食事かを聞かれた。飲み物と答え、席は自由にとのことだったので眺めの良いテラスを選びました。しかし気分が良かったのはここまで。

なかなかギャルソンと目が合わず、やっと声をかけても「待ってろ」とあしらわれた。

担当制だから自分の持ち場じゃないのかと思いましたが、席について20分以上 ほっとかれた。

結局散々無視し、待たせたギャルソンが担当で、お茶にありついたのは店に入って30分以上後だった。

(店内の様子・客層) = テラスは雰囲気は最高。マロニエの新緑と木漏れ日がいい感じ

(日本語・英語対応) = マネージャーらしき人とは英語での会話でしたが、ギャルソンは話せないみたい。

(予約方法) = なし

(10点満点で何点?) = 5点

(アクセス) = 大きい通りなのでわかりやすい

(空港レモンタルト様 2005年5月中旬)
 

少々遅い昼を食べるために、店の前のカルトとテラスから窺えるギャルソンの振る舞いや客の顔を見比べながらミラボー通りを歩いた。一番奥に近いこの店のギャルソンの仕事振りが気に入り、既に満杯のテラスを抜け、サロンの扉を開けた。

ベルエポック時代の装飾に飾られ、少し怖い顔をしたギャルソン達が我が物顔にサロンとテラスを練り歩いている様を見て、私はこの典型的なブラッスリーが気に入った。

サロンとテラスを見渡せる場所を選び、テラスから差し込む白い明るい光とサロンにある磨かれた器具が放つ黄色い光に照らされるサロンの柱装飾に見惚れた。

他のギャルソンと大声で話しながらグラスに目を向けることなく、ロゼワインを注いでくれる歳を召したギャルソン、両手に4枚のお皿を持ち回転扉を背中で押すギャルソン、担当のテラスの客を、サロンのガラス越しに睨みながら、厨房とコンタクトを取るギャルソン、目の前を通るたびどう?ってきいてくれる気の良いギャルソン。傍若無人ともいえるギャルソン達の織り成す光景を見ながら、食事を楽しんだ。

カフェは、隣のカフェのサロンで飲むから、とお願いして、カフェまでの値段を払い、カフェに移動。夏の最後の輝きとも言える暑さを回避して、しばらくカフェで遊び呆けた。

(店内の様子・客層) = 店の右側がレストラン、左側がカフェ。手前のテラスも基本的にその区分に則りますが、昼時はすべてレストランになっていた。テーブルにナプキンがかけられるので、すぐにわかる。

どちらもベル・エポックを想像させる装飾だが、レストランのほうが鮮やかで丁寧になる。

テラスは多くの観光客に埋め尽くされていたが、サロンのカフェは地元の人が賭けトランプをしていたり、止め処もなくおしゃべりしている。カフェの一杯で、あとは放り出された気分を味わうことが出来る、典型的なフランスのカフェ。

(日本語・英語対応) = メニュにはフランス語と英語が併記

(予約方法) = なし

(10点満点で何点?) = 9.5点

(アクセス) = ミラボー通り奥

(支払い方法) = カードを使っている人いた。

(その他) = この店に限ったことではないが、レストランのように客に合わせたサーヴィスではなく、ブラッスリーですのでギャルソンは自分の仕事の進め方に沿って動く。彼の中の優先順位に対して、割り込みをしサーヴィスを受けるということは中々難しい。

どうしても急いでいる時などは、立ち上がって中のサロンにいる支配人に直接頼むと早くしてもらえる。

(2004年9月 ロメールの秋様)
 

カフェでも2回ほど行ったけど、レストランとしても、なかなかいい。

前菜、メインの魚料理、そしてデザートのアイスがとてもおいしかった。

でもギャルソンがなかなか来なかったりして、待ち時間が長い。これがなければとても良かった。
(2004年8月 amitie-kei様)

子供用のムニュがあり(ステーキ・ハッシェとポテトのフリット、アイスクリーム) 子供が喜んでたべた。 

(2001年8月 PIROSKA様)

 
 
 

Da Lat
ベトナム料理店。あんまりいい思いをしなかった。

一人でふらりと入ってみたが、周りはフランス人の客が多く、店の給仕をしてる人がそちらにばかり
気をとられていた。みんなには出されていたエビせんべいも出してもらえず、何だか嫌な予感。

「一人なの?」と言われそうだと答えたら、明らかに周りのフランス人とは違うメニューを出された。

私のだけ ごはんものやMENUが載っておらず、アラカルトだけ。表で確認したメニューにはメニューは二人から、と書いていなかったのに。とても不快な思いをした。

前菜盛り合わせ 12ユーロ(でも内容にしてみたら高い!)を頼む。
味はまあまあでしたが、メニューの対応に納得できない。値段も高め。
 

(店内の様子・客層) = まあまあきらびやかな、いわゆるアジアンレストランの雰囲気。

(スタッフのようすや対応) = 応対は悪くないが、メニューを出された時点で不信感がつのった。

(日本語・英語対応) = フランス語のみ

(予約方法) = 特になし
 

( 2006月2月下旬 アンドレ・パパロッティ様)
 

 

 
 
レストラン Les Bacchanales
10 rue  Couronne
39euroのムニュ× 2 
この地方の赤ワイン Chateau du Seuil 2001、20euro
Cafe 3euro×2
2人で合計104euro

前菜:小エビのクリームソース、連れのは不明
メイン:豚肉、連れのはエビとイカのクリームソース
デザート:フォンダンショコラではないが、チョコレート菓子。連れのはクリームブリュレ
各4〜5種類の中からチョイス

いずれも量が少なめ。

肉はおいしいとは思わなかった。あまり味が感じられなかった。その他の料理は無難な味。新鮮な感動や発見は得られなかった。一番おいしかったのはデザート。

この店のワインは高いものが多かったため、一番安い赤ワインを選んだ。50ユーロ、70ユーロといった値段のものが多かった。シャンパーニュに至っては、百数十ユーロ等だった。
 

【店内の様子・客層】 = 給仕長の接客の様子や、スタッフがテーブルクロスを代える仕草が儀式張っていたり、生花をアレンジした飾りや、ぶどうをモチーフにした飾りがテーブルに置いてあったり、それぞれの料理に合わせた様々な皿で料理が供されたり、と気を配っている様子がうかがえる。

内装などは庶民的。天井に木の梁があり、ぬくもりが少し感じられる。

他の客は、夫婦連れや家族連れなど。フランス語以外の言葉は聞こえてこなかった。ガイドブックをテーブルの上に乗せている旅行者もいたが、東洋人は我々だけ。カットソーやセーターなど、カジュアルな服装の人が多い。コートはスタッフが奥の方で預かってくれた。
 

【スタッフのようすや対応】 = 混み合っており、厨房がおいついていない様子だった。そのため、フロアスタッフがこちらを無視しているワケではないのだが、サービスの進行が遅かった。メニューや料理や勘定書が出てくるのに、かなり時間がかかった。他のテーブルの客も、うんざりしつつも諦め顔でひたすら待っていた。

早い時間帯に来た客が帰っていくにつれ、サービスは早くなった。21時過ぎに入店し、店を出る頃には既に日付が変わろうとしていた。

フロアスタッフの対応は、つかず離れずという感じ。
 

【日本語・英語対応】 = フランス語で会話した。英語メニューあり。英語メニューを断ると「あの日本人はフランス語がしゃべれる」と、スタッフ達が 店の奥の方で妙に喜んでいた。英語でオーダーする日本人が多いのだろうか??

【予約方法】 = 予約していない

【10点満点で何点?】 = 4点。割高だと思う。

【アクセス】  Rotondeからミラボー大通りの一本北側の通りへ入ってすぐのAugustins広場から、北北西の方向にまっすぐにのびる通り沿い。ミシュランのレッドガイドの地図に載っている。

【支払い方法】 = 現金のみ。入口ドアに、クレジットカード不可との案内文がはってあった。
 

【その他】 = 年始でも、軽食程度の雑な店や、ミラボー通りのカフェは開いていた。しかしミシュランのレッドガイドに載っているようなレストランは閉まっているか、予約客限定の所が多かった。目星をつけていた店も休みだった。

そういう状況や、予約しておくべきなのは分かっていた。しかし私は胃腸の調子が悪いことが多く、食べられる状態かどうかは当日にならないと分からないため、予約しなかった。そのため、たまたま空きがあった、この店へ入った。休んでいる店が多いこともあり、この店に客が集中し、非常に混んでいた。
(arco de medio punto様  2004年1月上旬)

大噴水からもそれほど遠くない。169Fでプロヴァンス料理のMenuがある。
 
内装のセンスもステキだし、とても清潔感があり、店の人の応対もいい。

プロヴァンス料理のMenu、それにエクスのAOCワインにしてみる。とはいえ、ハーフボトルの赤だけで3種類。どれがいいかわからないので店の人に聞くと、これがいいと選んでくれたのがChateau de Beaupre('98)。良心的なのは3種類の中から最も値段が安いワインだったこと。なかなか飲みやすい赤だ。
 

ちょっといいレストランなので、今までは普通 のカラフェの水を飲んでいたけど、ミネラルウォーターを注文。「ノン・ガズーズ」ってお願い。ガス入りって、お腹がより膨れてしまうのだ。

まずスープ。濃厚なカニの味とクリーミーさがいい。さわがにの飾り付けもかわいくていい感じ。メインは仔羊。豆と煮込んであるところが素朴。豆は好きなのでうれしい。プロヴァンスの ハーブが味のアクセント。

次に3種類のチーズのもりあわせ。
 
デザートはリンゴのポワレとアイスクリーム、はちみつそえ。盛りつけにセンスが感じられる。アイスはちょっと甘い。たまらずエスプレッソを注文。 ワインを入れて3000円ほどでこの内容。

(YanTian様 2000年12月)


 
 
レストラン Brasserjie LEOPOLD  ( オテル・サン・クリストフ内)
友人との2人旅行。せっかくのフランス旅行という事で、今まではスーパーやパン屋さんなどで済ませていた食事をレストランでとることに。ちょうどホテルサンクリストフに泊まっていたので、1階の Leopoldに入る。

地球の歩き方やその他の本など用意していたのですが、やはりレストランの利用の仕方がよくわからなくて最初からオロオロしていました。ウエイターに案内されてとりあえず席に着席。2人用のテーブルに案内されました。隣りのテーブルとの距離がとても近く、テーブルをずらさなければ出入りできないくらい。

英語メニューを見たが、食材の単語をあまり知らなかったので、いまいちよくわかりませんでした。

肉料理の一番上に「なんとかステーキのマッシュドポテト(withマッシュルーム)添え」書かれていたものがあったので注文。友人は英語もフランス語もわからなかったので、とりあえずセットになっているmenu
を選びました。まずは友人の1皿目がきま
 

はいくつか料理が選べて、友人はまず魚料理を選びました。なんの魚か不明ですが、赤身の魚で、さいの目切りの魚が、皿の中央に寄せられ、ソースがかかっていました。友人は「お刺身みたい」と言って完食しました。

私の料理は 皿を見た瞬間、「あれっ」 
というのも、私の想像していたものとはかなりかけ離れたものが出てきた。出てきた肉は今までに見たこともないような形をしていた。外側が白っぽくて中側は赤黒い。恐る恐る口に入れてみると、ちょっとこりこりしたような、柔らかくもないし、かといって硬くもない、そんな食感。私にはその食感はちょっと苦手だったもので、5切れのうち、2切食べるのが精一杯でした。決して味がまずいというわけではなくて、むしろおいしかったのですが、その肉がダメでした。マッシュポテトは全部食べました。全体的に味は濃いめだった。私がその肉と格闘している間に、友人の2皿目がき!
 

」と言って部屋に戻りました。
 
部屋に戻って、さっき私が食べた肉が一体なんだったのかを調べるため、エレベーターに貼ってあったフランス語のメニューを見ながら辞書で探してみました。

そうしたらありました!!なんと、私が食べたのは「子牛の腎臓」でした。う〜ん・・・子牛の腎臓なんて初めて食べました。「なんとかのステーキ」のその「なんとか」の部分は「腎臓」だったのです。一番大事な単語を見逃していました。適当で注文するのはよくありませんね〜。せっかく初めて入ったレストランが
失敗談になってしまいましたが(腎臓がお好きな方にはこんな言い方は失礼ですが)、良い経験になりました。

ちなみに私の頼んだ料理は22ユーロ。友人の頼んだmenuは19ユーロ。

【店内の様子・客層】 = 19時ごろ入店、まだ店が始まったばかりで比較的すいていた。だんだん混み始め、20時30分、店を出る頃にはほぼ満席。わりと席数の多いレストランで、会社帰りのおじさま達や、一人で来ている若い男性(たぶんこちらも会社帰りのスーツ姿)、カップル、おばさまとその娘らしき人とその赤ちゃんの3世代で来てる人もいました。全体的に皆さん小奇麗な格好店内はとてもきれい

【スタッフのようすや対応】 = 担当はスーツを着た30代後半位の男性。あまり笑顔を見せない人で、「仕事には厳しい」といったプロ根性のある感じ。その他のスタッフはギャルソンの格好をしており、やはり「仕事はきちんとこなす」という雰囲気でした。思ったよりもみなさん、フォークやナイフを落としていました(笑)。
 
【日本語・英語対応】 = 英語メニューあり。スタッフも英語は少し話せるようです。
 
【予約方法】 = 予約なし。
 
【10点満点で何点?】 = 7点。メニューさえ読みこなせれば良かったはず(自分の責任)。
 
【アクセス】 = エクスアンプロヴァンスの中心、ロトンドの噴水から歩いてすぐ。 目印は赤い屋根で、白字で「Leopold」と書いてあります。ホテルサンクリストフの1階。

【支払い方法】 = 現金で支払った。

【その他】 = 例によって最初に食前酒の注文を受けます(メニューなしの時点で)。メニューなくてわからない上に、私たちは酒が飲めないので断ったら、少し怪訝な顔をされた。

(ダコールまりっぺ様  2004年1月)

 
※こういうときは なにか軽いノンアルコールのドリンクはありませんか、と聞くのがマナーです。飲み物をのみながら、メニューをきめ、また胃腸を刺激します。これなしでは、ちょっとこれぐらいの店では 怪訝な行動になります。管理人
営業時間: 12:00 ‐14:30,  19:00 - 23:30  月曜休  予約:した方が確実  (2001年3月現在)
 
 
------本日のお献立(アラ・カルトで選択)----------
 
干し鱈のブランダード(Brandade)
バゲットとグリーンサラダ添え、
小バト(Pigeon)のロースト赤ワインソース、
シュークルート風キャベツ添え
バニラとショコラのアイスクリーム、
カフェ

ワイン: シャトーヌフ・ド・パプ AOG  ハーフボトル赤

 

独断と偏見による評価:★★★★
 
いやーっ、うまかった。ワインも奮発して110Fの高いのを一本。

プロヴァンスの代表料理の一つ、“ブランダード”もにんにくの風味がよく効いて、舌触りもなめらか。 
小バトは本日のスペシャルで148Fと、ちと高めでしたが トライする価値あり。
突き出しで出てくるタプナード(オリーブ味噌)も美味。 本日のお勘定、〆て361Fr (サービス料含まず)
(べに様 2001年3月)


 
 
 
レストラン Clos de la Violette
Menu  600F 

99年ミシュラン2つ星獲得レストラン。ちょっとした邸宅のガラス張りのテラスルームで、夜だと庭が見られないのが残念でした。 
 
なかなかサービスの人がスマート。 日本人のソムリエも一人勤めていた。それと日本人の男性が一人でいた。

 (ちむ様)

かぼちゃのカプチーノ仕立てに始まり、
一皿目の前菜

セップ茸を頭はロティー・足はポワレした皿。 

つまり頭は香りを足は旨味を強調するものになっている。 ロケットのヴィネグレットが添えられ、酸味が食欲を促すようにしている。 今年は茸が不作と聞いていたが、さすが、一流の店には、見事な太さと香りのある茸がある。

二皿目の前菜

photo by Chimu
 

手長海老のロティー、海老ミソがラビオリに入っている。

日本で見かけるプルンとした歯応えでなく、繊維質を感じながらも、すーとほどけ、かみしめるとジュースがあふれてくる。 のどを通ると口の中に、いつまでも海老の香りが、磯の香りと共に残る。 
 
ミソもラビオリを開くと、どうゆう仕掛けか、香りが立ち昇る。 こういった、土地の食材の味を強調する皿には、地元産のワインが相性のよさを発揮します。 まるで化学反応を起こしたかのように、爆発的な旨さとなっておしよせてきます。


ひめじのロティー、ジャガイモをうろこに見たてている。 
クリームで補強したブランダードを少量敷き、新鮮ながらも淡白になりがちな白身魚の味わいを、別の白身の鱈を使って高めている。 自分が知る限り、このような合わせかたは初めてでした。  

火通しも、ナイフを入れると、軽い弾力を指に感じながらも、水分がにじみ出てくる、つまりうまみを閉じ込めている、日本的繊細な火通し。 それは、付け合せのフヌイユ(ういきょうの根)にも注がれ、こちらは歯応えを強調する、火通しになっています。 


 


仔鴨の串焼き・ワインで煮たイチジクと玉ねぎ入りドフィーネ風。

スパイスを表面に塗られた仔鴨、軽やかな甘さがワインによって高められたイチジク、柔らかい香りにつつまれます。 焼き汁にマデラー酒でしょうか、合せて煮詰められ、その上を鴨の血が、うっすらとソースに浮んでいる。 
 
玉ねぎ入りドフィーネ風」を忘れていました。 わかりやすく記すと、朝のマクドナルドでマフィンセットなどを注文すると、平たい棒状のポテトが出てきますが、あれの玉ねぎのミジン切り入りです。 あくまでも、見た目が似ているだけです。 
 
仔鴨を切り分け、にじみ出る肉汁とソースを口に含み、イチジク・ポテトを加えると、フランス料理でしか到達できない世界が広がります。各々の味がはっきりわかりながら、足し算ではなく、掛け算となって、迫ってきます。 

チーズ

意表をついて調理され、シェーブル(山羊乳)をラビオリでつつみ、ブイオンに浮べたもの。 塩気を前面にもってきているが、辛くなく出来のいい塩ラーメンのスープ。 これだとデザートが、よりおいしく強調されるはずです。料理に余裕と遊び心があらわれています。

デザート


また圧巻でした。
 
同じショコラをフォンダンショコラ、ソルベ、ビターショコラアイス、ムース・オ・ショコラと四種。 皿の上には温と冷の対称性が、作り手の技術力を見せつけるかのように示されていました。 
 
各々が、とろけるショコラのねっとりと舌に絡みついてくる濃い甘さ、冷たい苦味が淡い甘味を伴い消えていく後味、濃い苦味が卵黄を使って補強され、濃い甘味との拮抗がはかられたアイス、ムースの名の通り、泡の如く消えながら、甘味と苦味が食感を邪魔しない程度に残るムース。
 
香りからみれば、甘く濃い香り、消えゆく淡い香り、苦味と甘味にキレのある香り、泡から甘味と苦味が放たれたような香りと、明確なちがいを一皿に感じました。 

尚、日本人のソムリエ(加茂さん)がいて、2000年2月から働いているそうです。 特に、日本人がきたら対応するというわけではないようです。 実際、会話をしたのは、店を後にするときだけでした。(ちむ夫記す)


 
(ちむ夫 2000年10月)
 

 
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