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メトロ編  手口7
 2 Dec.2010 / 7 Jan.2011 / 16 May 2012 経験談追加
 
 
ケース7 なにかの陰で・・・型
傾向
押し売りや署名、話しかけなど。新聞や紙、服などで、目隠しをしてくる。
その
陰で、さっとバッグに手をいれている。仲間がやっているケースも。

その前から、貴重品を出し入れする場所を見ていて、近づき、接触してくる。
 
 
 
 

対策
□ 貴重品は身につける。

□ 出し入れしたあとは周りをみまわす。また不用意なところで、わかるところに財布等をしまわない。

□ 署名、話しかけなどの際に、同時に気を回すが、向こうの技のほうが上で、無理なこともある。すぐ盗られないようにしておくのが、基本。

□ 相手にしない。手で払うか無視する。

 
 
 
 
 メトロ5号線

スペイン系らしき3、4人組の10代の男達が、身体障害者に関する何かの署名を求めで乗り込んできた。

私の娘の眼の前に署名用紙を差しだし、手元を隠した。バッぐの中に手を入れ財布を抜き取ろうとした。

幸い、向かいに居た私がそれに気づき、声をあげたため、被害にはあわなかったが、用紙を覗き込んでいた娘にはなにも気づいておらず、しばし唖然としていた。
 

(2010年12月  横浜ベル 様)
 

メトロ12号線

スリ未遂。モンマルトルに行くために乗ったが、北上するにつれて人けも少なく
雰囲気があまりよくないと感じた。

目の前に座っていた男性が隣に座ってきた。駅に着いたわけでもないのに、
急に立ち上がったりして怪しく、途中の駅で降りることにした。

すると、私が立つと同時に、私がいた席から小銭が落ちた。私はバッグの口をしっかり握っていたので、自分のものではないはず。例のコインを落として気を引いて油断させる手口だと思い、すぐに離れて電車から降りた。

(2011年12月  ダニー・ゴー 様)


 
メトロ9号線 凱旋門→オペラ


土曜の午後。同行男性がバッグを開けられた(被害なし)
 

凱旋門からオペラ方面に向かう途中。乗車時、そこそこ混雑している中に若い女性が強くぶつかってきた。

本人は斜めがけの鞄を利用。貴重品はすべてジャケットの内ポケットに入れていたため、鞄は用心せずにいたようだ。私はちょうど彼の後ろにいた。

その女性は長いマフラーで手元を隠し、なにかごそごそしている感じなのでアヤシいと思い女性を思いっきり見た。すると女性は手が寒い仕草をし、次の駅で降りた。しかも隣の車両に乗った。

同行者の鞄はチャックが半分開いていた。鞄の中身はガイドブック、ペットボトル、電池(なぜ!?)だけで、何も被害はなかった。

他の同行者は、私も含め、鞄に財布などを入れていたため、チャックの部分に手を置くなど十分注意を払っていた。

おそらくメトロに乗る前から狙われていたと思う。ぶつかって来たのも故意ではないか、と思われる。
(2010年1月  もんじゅもんじゃ 様)

夜のシャトレ駅。

出口に向かう通路で、すぐ前の中東系の男性3人組がなんとなく
挙動不審。後ろの私たちに付かず離れずゆっくり歩いている。結局何もされなかったが。

何本もメトロが通っていたり、国鉄と連結している大きな駅は、いろいろな人がいるし、構内も迷路のようになっていて、昼間でもちょっと恐い。メトロの乗換えなどは、大きな駅を避けて次の小さな駅でするようにしていた。ちょっと遠回りでも、そちらのほうが安心できた。
(2007年2月 どらみららら 様)
気づく → 第一波防御★成功★
 

メトロに乗ったら5、6人の少女に囲まれた。すぐにスリだとわかったので、バッグにかぶせてきた布のような物を振り払い、その場から離れて事なきを得た。
(2009年11月/12月 マハリクまはーる 様)

6号線
メトロの中ではスリらしき人を2人見た。

ひとりめは4人掛けのボックス席に座った時、向かいに座った男性が膝の上にリュックを置いて、そのリュックを目隠しにしてリュックの下から、腕をこちらにさりげなく伸ばそうとしていた。

連れと「絶対怪しいよね」と話しつつ、4つの目玉であからさまに手元をじっと見ていたが、 やめる様子もない。

しつこいなと思っていると、エッフェル塔の近くで、地下鉄がセーヌ川沿いに地上に出る所にさしかかった。私たちはスリを警戒して車窓に目をやることは無かったが、スリ的には「観光客はきっと地下鉄が外に出た瞬間に車外の景色に注意をうばわれるだろう」と踏んで、チャンスをうかがっていたんだなと思う。結局、被害ゼロで無事下車できた。

こういうときは、すぐ場所を替えるようにしてください。強盗の事例もあります。(管理人)
もうひとりのスリは、リュックを背負って扉付近に立った連れの、隣にいた男性。
電車が進むにつれ、連れの隣からななめ後ろへ、そして真後ろへと、じりじりと移動していった。
車内が混んでいったわけでもないのに、この動きは明らかに不自然。

しかもスーツの上着を手に持っていて、これを目隠しに使うんだな、と直感。幸い、目的地に着いたのでさっさと下車した。

(2007年6月 E様)

7号線
 
14時、Forest Hill La Vitetteにあと2、3駅というところ。

ドア横の補助席。居眠りしているオッサンの横に、片手を不自然にもう一方の腕に隠して座る黒人男性が・・。。そしてすぐにオッサンのコートのポッケに隠していた手が伸びていた。気づいたオッサンはすぐに立ちあがり、未遂。

が、犯人は、次の駅でいったん降りたかと思うと、私の座っている方のドア横補助席に座ろうとした。

私は立ち、4人席に移った。

その次の駅で犯人は降りて行った。新聞やコートで犯行の手を隠す手はこちらで読んでいたので知っていたが、自分のダラリと下げた片腕で隠すというワザもあることを、身をもって知った次第。ちょっと衝撃。

 (yotty tea様)

9号線

トロカデロからサン・フィリップ・デュ・ルールの間。

被害: クレジットカード3枚、インターナショナルキャッシュカード1枚、日本円5万円

たぶん、多少込み合った車両の中だと思う。

ファスナーで開け閉めするタスキがけのバッグの中にあった、布の入れ物ごと(衣類の下にタスキ掛けにつけておく、市販の貴重品いれ)やられた。Tシャツの下に入れると見えてしまうと思い、このときだけこんな状態だった。

自分にとっては、「そのときだけ」だったが、プロはいいチャンスは逃さないものだ。

バッグの中に貴重品(クレジットカード3枚、インターナショナルキャッシュカード1枚、日本円5万くらい)など入れたことは一度もなかったのに、(いつも腹に巻いていた)なぜか、そのときだけはバッグに入れていた。

しかも、ファスナーには鍵をつけていたが、そのときは、その前にバッグの中の
何かを出すことがあって、再び鍵をかけ忘れたのだと思う。

行き先を地図で確認しておかなければ、と思ったのと、子どもが、トイレにいきたいと騒ぎ出したのとで、注意が散漫になっていた。

クレジットカードはいずれも不正使用はされなかった。自分で各所電話しまくった。アメックス、セゾンゴールドVISAの対応は素早くてよかった。特に、セゾンゴールドVISAは国際携帯に料金がかかることを気遣ってくれ、先方から何度もフォローの連絡をくれた。

アメックス(翌朝オペラのアメックスカウンターにて緊急カード発行)、セゾンゴールドVISA(翌日コルマールのホテルに即配便で緊急カードを届けて
くれた、これは一番助かった)、みずほUCマスター(日本に帰ってから再発行の手続き、よってこのカードは死にました)、

みずほインターナショナルキャッシュカード(日本に電話してカード使えない
ようにしただけで、帰国後再発行の手続き、このカードも死にました)

(2006年7月/8月 さんじゃっく茶太郎 様)



 
 

  

 
 
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