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メトロのスリ  手口5
9 Jan.2011 / 16 May 2012 / 3 Mar.2014 経験談追加
5 Apr.2014 経験談追加
 
 
 
 
ケース5 成年集団型
傾向
ケース1(手口1) 少年少女集団型に近いが、いわゆる20代ぐらいの青年らに囲まれるパターン。

これは、ひとつ間違うと怖いので、手も足もでないケース。

とられにくいよう分散させ、隠すしかない。

男性がやられやすい。

こちらに話しかけたり、分散させて気を引く。
 
 

犯人像
男性 数人連れ (仲間は 他人のふりをしている)。犯人は当然 あまり荷物を持っていない。ポケットに手をつっこんでいる。

こそこそ話し合ったり、特定のゆるい歩調で歩いたり、目的をもってスタスタあるいていない。最近では、女性数人連れ、カップルなどもある。

 
 
対策
□ そういうグループからは 瞬時に、できるだけ離れる。また、前をあるかず、後ろにつく。

□ 誰かとグループのように一緒にまぎれこんで歩く。

□  車内で話しかけられたら まず基本は荷物を守る。


 
 
20区 Phillip Auguste の駅。

20時。友人を待っていた。若い男の子二人が、明らかに怪しく、私に何かしようと企んでいた。

私はカバンはコートの中に身につけ、貴重品は首から下げて胸の中コートもチャックを全部閉めている、体一つであったが。

メトロの窓口女性が電話で奥に行っている時だった。 間一髪で友人が来たからよかったが、これが少しでも遅れていたらと思うとギョッとする。始めて乗ったメトロの2号線は、すごく怖かった。
(2013年12月 Ninjasayumi 様)
場所不明




私が子 連れでメトロに乗るたびに、ほぼ毎回100%、スリに狙われた

私の鞄や同行者のウェストポーチのチャックを開けられた。被害はなかった。あまりに狙われ るので、同行者はスリが分かるようになったらしい。スリが鞄に手を伸ばしてきたところを手で払うか目で睨むと、次の駅で降りて行った。

スリは、大体2、3人で1組。薄くて大き目のA4サイズより大きい鞄を抱えて持っている人が多かった。男のスリもいたが、8月のせいか、学生ぐらいの女のスリが多かった。(2012年8月 羊のどんざえもん 様)



乗車時に男女4人組がドヤドヤっと乗ってきた。

最後に乗った私の同行者を通せんぼ。いつのまにかバッグのファスナーが開けられ、カメラを抜き取られていた。幸い、つかみそこねて落としたようで、被害はなかった。

別の同行者は、斜め掛けのかばんの上に、スリが自分のかばんを載せ、英語で「次の駅は何という駅だ?」等と話しかけながら、同行者のかばんの財布を抜き取ろうとしていた。

こちらは途中で気づいて被害はなかった。どこにでもいる普通の欧米人の若い男女。まったくスリには見えなかった。
(2011年5月上旬 ポストペットのピンクモモ 様)


メトロ9号線 Havre-Caumartin

中学生風のグループ。

3人ほどに囲まれて、一人がウォッチ、 ウォッチと指で腕を指しながら話しかけてきた。自分の時計に注意を向けている間に、ウエストポーチから財布を抜いた。直ぐに腕を下ろしたので、スリが財布 を床に落とし、床に落ちていることをスリが教えた。スリが次の駅で降りてからスリと気がついたので、礼を言ってしまった。

話しかけてきたらスリと思うこと。
(2010年5月 香西の風来坊 様)




1号線、フランクラン・D・ルーズヴェルト駅
 

午前中、シャンゼリゼのフランクリン・ルーズヴェルト駅からメトロに乗った。
どうやら2人組の白人男性がこちらを狙っていたようだった。同行者が威嚇された。持っていた切符で改札を通ったが、おそらく切符を買うために財布を出すのを狙っていたのではないか、と後から思った。

観光客の多いシャンゼリゼでも、午前中は人通りも少ない。メトロの改札付近は人があまりいなかった。もっと人通りの多い駅から乗るべきだった。
(2013年7月 はちみつ好きのくま 様)




ルーズヴェルト駅停車時に、前方車両より、男性数人がどやどやと移動してきた。最後の白人男性が、先の男性数人組を追いかけていた様子。

数人組は、メトロのドアが閉まる直前に下車した。被害男性は、咄嗟にドア脇の緊急レバーを引き、ドアを開放。車両から飛び出して大声を挙げて追いかけて行った。その後は見えなかったが、ホームで一悶着あった様子。メトロも5分間停車した。

体格の良い白人男性も狙われるのだから、と気を引き締めた。

(2010年7月 ケムート・パンセ 様)
 

12号線 Rue de Bac 
 
スリに遭遇。
5人連れで、12号線 Rue de Bacから乗車。

私達のグループの一人に、現地の若い女性がぶつかって、わからない言葉で何か文句を言ってきた。

それに気を取られている隙に、もう一人いたグルの若い男性が、友人が斜めがけにしていたバッグに手を伸ばした。ファスナーを3分の2ほど開けていた。すんでのところで友人が気づき、私達が騒ぎ出したため、スリは次の駅で飛び降りて行った。

2年前とは違う景気の悪さを、言いようの無い空気で感じた。
(2010年10月 little bird 様)
 


 
1号線 チュイルリー〜コンコルド


ホームに行くとかならず壁を背後にして立ち、周囲の人の動きを観察しながら最後に電車に乗り込んだ。

2人ほど怪しい動きをしていた人がいた。違う車両に乗ったが、うち1人がこちらの車両に移動してきた。

座れる椅子がなかったので自分はドアを背後に、相手を睨みつけていたら、
もう一人を呼び寄せてきた。妻が自分の方を向いて立っていて、背後にスペースがあった。後からきた1人が、彼女の背後に近寄ってきたのでとっさに移動させた。

ダメだ、と思った2人組は、財布に入った小銭をジャラジャラさせ始めた。ばら撒いて気をそらしてスル作戦に変更しようとしたらしい。が、こちらが無視をし たために行動しなかった。鋭い視線で睨んだら、上腕部を軽くトントンと叩かれた。目に手をやり、睨むなよ、というようなジェスチャーをされた。

コンコルド駅で、我々も、その2人組も降りた。が、彼らは再び違う車両に乗り込んで行った。

家族に被害がないか確認したが、何も被害はなかった。自分は小額の紙幣と小銭しか持ち歩かないので、もちろん被害はなかった。が、こちらが小銭ばら撒いて気をそらせてやろうか?って気になった。

本誌でパターンを予習していたので、「相手がどんな行動にでるのか予想」できた。こちらがどんな行動すればいいか理解していたので、今回被害にあわなかった。みなさんの経験談に感謝。

他の経験談にもあったが、自分もゴルゴ13のように、背後に人を寄せ付けない、異様なオーラを纏った。いつでも両手の自由を確保しておいた。細心の注意を周囲に払う事が大切だ。
( 2011年12月下旬/2012年1月上旬 静岡の経理マン 様)


1号線 マドレーヌ駅
 
出口のエスカレーターで配偶者(男性)が3人のスリに囲まれた。 

16時頃。ジーパンをはいた、ラフな服装の20代位。ハンチング風の帽子をかぶっている人もいたように思う。

連れは首にストラップを掛けて上着の胸のポケットにカメラを入れ、手には軽いレジ袋を持っていた。かばんなどは持っていない。ポケットには財布等は入れていなかった。
 

連れの2段下くらいに私が立っていたが、その間に割り込むように一人の男が入り込み、さらに前と横に2人が。横の男が私に何か話しかけてきたが、あやしいと思い、連れの名前を呼んだ。(あまり大きな声は出せなかったので、気づかなかった)
 

連れは、おしりのポケットを私が触っているかと思い、見ると、男と目があったらしい。後ろの男は何も入ってないと分かるとさっと離れて行った。

私に話しかけていた男は、手を振ってにこにこと去っていった。被害はなかったが、こわかった。

ただ、危害を加えてくるような雰囲気はなくて、ないならいいか、みたいな気楽(?)な感じだったので救われた。ち

ょうどそのときのエスカレーターはすいていたのと、2人がぼんやりと少し離れて立っていたのが悪かったのだと思う。

(2007年5月 はーちゃんパララン様)

友人が駅構内で3人に囲まれ、バッグをひったくられそうになった。

彼女はスリの件で相当頭に来てたので、大声出しながらバッグを取り返したらしい。

窃盗グループは彼女のケンマクに圧倒され、「わかったからもう いけよ!」と言い放ったらしい。
 
この言葉にも彼女は激怒してたが、でも 怪我がなくてホントよかった。こわいこわい。なんか最近は凶悪化してるみたい。
(Bois006 2003年1月)


 

  
 

 
 
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