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ケース5 成年集団型 |
傾向
ケース1(手口1) 少年少女集団型に近いが、いわゆる20代ぐらいの青年らに囲まれるパターン。犯人像 男性 数人連れ (仲間は 他人のふりをしている)。犯人は当然 あまり荷物を持っていない。ポケットに手をつっこんでいる。 |
対策 □ そういうグループからは 瞬時に、できるだけ離れる。また、前をあるかず、後ろにつく。 |
20区 Phillip Auguste の駅。
20時。友人を待っていた。若い男の子二人が、明らかに怪しく、私に何かしようと企んでいた。
私はカバンはコートの中に身につけ、貴重品は首から下げて胸の中コートもチャックを全部閉めている、体一つであったが。 メトロの窓口女性が電話で奥に行っている時だった。 間一髪で友人が来たからよかったが、これが少しでも遅れていたらと思うとギョッとする。始めて乗ったメトロの2号線は、すごく怖かった。 (2013年12月 Ninjasayumi 様) |
場所不明 私が子 連れでメトロに乗るたびに、ほぼ毎回100%、スリに狙われた。 私の鞄や同行者のウェストポーチのチャックを開けられた。被害はなかった。あまりに狙われ るので、同行者はスリが分かるようになったらしい。スリが鞄に手を伸ばしてきたところを手で払うか目で睨むと、次の駅で降りて行った。 スリは、大体2、3人で1組。薄くて大き目のA4サイズより大きい鞄を抱えて持っている人が多かった。男のスリもいたが、8月のせいか、学生ぐらいの女のスリが多かった。(2012年8月 羊のどんざえもん 様) 乗車時に男女4人組がドヤドヤっと乗ってきた。 最後に乗った私の同行者を通せんぼ。いつのまにかバッグのファスナーが開けられ、カメラを抜き取られていた。幸い、つかみそこねて落としたようで、被害はなかった。 別の同行者は、斜め掛けのかばんの上に、スリが自分のかばんを載せ、英語で「次の駅は何という駅だ?」等と話しかけながら、同行者のかばんの財布を抜き取ろうとしていた。 こちらは途中で気づいて被害はなかった。どこにでもいる普通の欧米人の若い男女。まったくスリには見えなかった。 (2011年5月上旬 ポストペットのピンクモモ 様) |
メトロ9号線 Havre-Caumartin 中学生風のグループ。
3人ほどに囲まれて、一人がウォッチ、 ウォッチと指で腕を指しながら話しかけてきた。自分の時計に注意を向けている間に、ウエストポーチから財布を抜いた。直ぐに腕を下ろしたので、スリが財布 を床に落とし、床に落ちていることをスリが教えた。スリが次の駅で降りてからスリと気がついたので、礼を言ってしまった。 話しかけてきたらスリと思うこと。 (2010年5月 香西の風来坊 様) 1号線、フランクラン・D・ルーズヴェルト駅
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12号線 Rue de Bac
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1号線 チュイルリー〜コンコルド ホームに行くとかならず壁を背後にして立ち、周囲の人の動きを観察しながら最後に電車に乗り込んだ。 2人ほど怪しい動きをしていた人がいた。違う車両に乗ったが、うち1人がこちらの車両に移動してきた。 座れる椅子がなかったので自分はドアを背後に、相手を睨みつけていたら、 もう一人を呼び寄せてきた。妻が自分の方を向いて立っていて、背後にスペースがあった。後からきた1人が、彼女の背後に近寄ってきたのでとっさに移動させた。 ダメだ、と思った2人組は、財布に入った小銭をジャラジャラさせ始めた。ばら撒いて気をそらしてスル作戦に変更しようとしたらしい。が、こちらが無視をし たために行動しなかった。鋭い視線で睨んだら、上腕部を軽くトントンと叩かれた。目に手をやり、睨むなよ、というようなジェスチャーをされた。 コンコルド駅で、我々も、その2人組も降りた。が、彼らは再び違う車両に乗り込んで行った。 家族に被害がないか確認したが、何も被害はなかった。自分は小額の紙幣と小銭しか持ち歩かないので、もちろん被害はなかった。が、こちらが小銭ばら撒いて気をそらせてやろうか?って気になった。 本誌でパターンを予習していたので、「相手がどんな行動にでるのか予想」できた。こちらがどんな行動すればいいか理解していたので、今回被害にあわなかった。みなさんの経験談に感謝。 他の経験談にもあったが、自分もゴルゴ13のように、背後に人を寄せ付けない、異様なオーラを纏った。いつでも両手の自由を確保しておいた。細心の注意を周囲に払う事が大切だ。 ( 2011年12月下旬/2012年1月上旬 静岡の経理マン 様) 1号線 マドレーヌ駅
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友人が駅構内で3人に囲まれ、バッグをひったくられそうになった。 彼女はスリの件で相当頭に来てたので、大声出しながらバッグを取り返したらしい。 窃盗グループは彼女のケンマクに圧倒され、「わかったからもう いけよ!」と言い放ったらしい。
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