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メトロのスリ  手口4
 23 May / 10 Jul.2010 経験談追加
 
 
ケース4 大荷物狙い型。
傾向
スーツケースをもって もたもたしている日本人などを狙う。とくに複数人での旅行者が狙われる(なんとなく安心しているから) 

誰か一人が、同行者と離れた瞬間などを狙う。ツアコン役でない人(不案内な人)が狙われる。

狙いは、手荷物(貴重品が入っているとみなされる)のほうで、奪って逃げる。

狙われると、逃げられないし、追いかけられないので、持ち方を徹底工夫し、利用しない、ぐらいしか予防法がない。
 

電車に乗り込む瞬間・ドアが閉まる直前を狙う。(自分たちはそのままホームに逃げるため)

このページにあるケースの中では、もっとも予防が難しく、ケチってメトロを選んだ自分の判断間違いを責めるしかない。
 
 

また荷物が多いと、ショルダー、リュックへの意識がお留守になる。

対策
□ 荷物の数を増やさない。多いときはタクシーにする。一人2個以上荷物があるなら注意。

□ 万が一の場合、身につけた貴重品と手荷物を守る。スーツケース類を守ろうとおたおたしないこと(誰もスーツケースとって逃げません・・・ ^^;)
 

 
メトロ1号線 Hotel de Ville駅

パリで、途中から配偶者と合流。空港からタクシーでくるように言ったにも関わらず、配偶者は空港バスとメトロで来た。

途中、1号線のHotel de Ville駅でスリにあい、パスポート、現金3万円とクレジットカード1枚を盗まれた。
男性1人に、一瞬でバッグを開けられ、逃げられたとのこと。スーツケースを抱えて追いかけたが見失ってしまったそうだ。

その日が土曜で、携帯で日本大使館に連絡を取ったら、パスポートの再発行申請は月曜からだった。

宿に戻り、すぐにクレジットカードを止め、24時間営業といわれたヴァンドーム広場近くの警察に行った。暗くなると分かりづらいところだったが中では親切に対応してくれた。英語が通じたようだ。盗難証明書と事故の調書写しをもらう。

月曜日に日本大使館に行った。再発行は無事終わったが、大使館には他にも2組パスポートを盗まれた人がいた。こんなに被害者がいるなんて、改めて怖いなと思った。

パスポートコピーは2部必要。警察で1部渡し、帰国時にもコピーを見せてと言われる。

また、パスポートの再発行費用15ユーロは旅行保険の対象だった。保険の支払いには警察での調書写しが必要。

(2008年3月/4月 あるぱかだらけ 様) 

メトロ3号線 サン・ラザール駅
 
パリを後にする日、スリ強盗に(未遂)。ほんとにびっくりするやらこわいやら。日曜 10時頃、サン・ラザール駅から電車に乗り込む。

最終日ホテルからスーツケースを持ち、ロワシーバスの乗り場があるオペラ駅まで地下鉄で1駅だけ使う予定でした。

入口から長い地下道を歩いてやっとホームに着き、配偶者(男性)が私の後に電車に乗込もうとした瞬間、3人のフランス人男に囲まれた。

一人は連れの足元に自分のジャケットを落とし拾う振りをして、足の動きを止めさせ、気をそちらに向かせている間に残り二人が一眼レフデジカメをつかみ、かばんを開けて貴重品を探るというタイプ。

幸い連れはすぐにおかしいと気づき大声で威嚇し、かばんに伸びていた手を振り払い、
私も 連れの足をブロックしていた男を車外につきとばした。

幸い、ドア付近に座っていた地元の方が通報するような言葉を発したためか、男たちは電車から降り冗談だよっみたいな素振りをして、去って行った。

とっさのこととはいえ自身が体験してみると足はガクガクして、ほんとに怖かったが、男たちがあのまま去っていってくれて本当に良かった。電車にでも乗ってこられていたらどうなっていたかと思うと、恐ろしい限り。

ただ、そのときの連れの格好が、今考えるといけなかった気もします。スーツケースをひっぱり、紙袋をもち、ショルダーとデジカメを交差に肩から下げた姿は、明らかに 「初心者旅行者」。

私もそのことはホテルをでるときから言ってたのですが、スーツケースはいっぱいでこれが楽なんだ、といわれるとどうしようもなく・・。

ロワシーバスに集まるフランス人を見ると、皆、スールケースに手持ちかばん一つ。シンプルで、貴重品は身につけていそうだった。これからは
日本以外で荷物が多くなった時は、迷わずタクシーにするべきだと痛感
(P様)


シャトレ駅
 
ホテルへはタクシーで行く予定だったが、ドゴール空港で、隣にいたツアー客が添乗員から 「今日からバカンスが始まってパリ市内が大渋滞している。バスで2時間以上かか るので、トイレは今のうちに!」と言われているのを聞き、急遽RERに変更。レ・アールまで行き、そこからメトロのシャトレ駅で乗り換え、というルートにしした。

かなり遠回りしたものの、シャトレ駅に辿りつき、友人がスーツケースを押しながら改札に進んだ瞬間、それまで周りにほとんど人がいなかったのに、いきなり小学生くらいの女の子達が、友人を取り囲んだ。

あっけに取られている私の横も、何人かが走り抜けて行った。私は胸を触られた気がして、振り向いたが、女の子たちがバッグのファスナーを開けようとしていたところ!

慌ててバッグを引き寄せ、友人に声をかけようとしたところ、既に女の子達は改札の中へ。メトロは危険そうだからタクシーにしようと友人と話していたら、女の子がやってきて、友人に何かを渡してすぐに走り去った。
 
それはなんとパスポートが入った、友人の貴重品入れ。現金が入っていなかったので返してくれたようだ。何の被害も無かったが、現地について、いきなりそういう目に遭ったのはかなりショック 。

ちなみにその日はタクシーが全くつかまらず。仕方なくホテルまで、スーツケースを15分ほど引いて歩いた。

次回は、たとえ2時間かかってもタクシーにしようと思った。
(a_leaf_18様 2002年2月)

1号線 コンコルド駅
 
新しいホテルへ移動するため、夫はリュックと特大スーツケース、 妻はリュックと特大ボストンバックを持っていました。 その大きくて重いボストンバックにすっかり気をとられて 背中のリュックまで気が回らず。失敗・・・。

でも被害はなし。

プラダのリュックのフタは開けられたが その中の口紐をかた結びにしていたので開けられなくて 諦めたよう。 貴重品は紐付きポーチに分けて入れてリュックの紐グルングルンに 巻きつけて入れていた。
 

※切られることもある、バッグごと奪われることもあるので、まねしないでください。とくにパスポート、絶対とられて困るものは身につけてください。管理人


スリはヨーロッパ系移民(白人)ぽい。12,3歳位の男女が入り口を 阻み(荷物に気をとられ、ガキ早く乗れよー!くらいに思ってました) その隙に背後ににいるオッチャンが盗む、というオーソドックスなものです。

リュックの紐がほどけなくてムカついたのか、フタを勢いよく パチンと閉める音に「はぁぁっっ!!もしかしてスリ??」と 思ってリュックを確認すると、すでにフタは開いていました。 

次の日、コンコルド駅を通過したのでホームをチェックすると まだいた・、反対側(ヴァンセンヌ方面)のホームに。 ベンチに座って、獲物を物色中でした。 女の子のほうと目があったので睨み付けると顔を手で覆って うつむいていた。

リュックを持っていくことに出発前から不安があった。 背中にあると見えないし、以前友達がリヴォリ通りでジプシーに 後からリュック開けられたと話していたので。 気にしてしょっちゅう確認していたが 重い荷物に気をとられているスキをつかれた。 

さすが生活かかっているだけあって、彼らもそういう人を うまく探しますよね。 早速その日のうちに、肩に掛けて脇に挟むタイプのバックを買bチたB これもひったくられたらおしまいですが、見える分だけ安心。  
(でんこ様 2001年7月)

  
 
 
 
 
 
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