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ケース2 いきなり わけわからん型 |
傾向
いきなり人の体にタックル、あるいは 下半身をがっちり固定して、 戸惑っているうちに 探ってくる。洗練されていない。犯人像 男性が多い。 |
対策
□ すぐ盗れるところに貴重品をいれない。手間取るようにしておく。何重にもする。安全ピンやヒモも効果あり。 |
敗因研究
・盗り易いところに貴重品を入れていた。 |
突然両足をつかまれ、身動きができなかった。被害はなかったが、スリだったらしい。(2005年7月 横浜のアジル 様)
8号線 足を掴まれて ![]() 肩からバッグ、首からパスポートを入れたバッグ、首からビデオカメラ、尻のポケットに財布。絵に描いたような危険なスタイルで観光をしていたらしい。 エッフェル塔からオペラに向かう8号線で。メトロの扉が閉まる瞬間、一緒に乗って来た目付きの悪い人に、落としたものを踏んでるから足を上げろと両足首を凄い力で掴まれ、動けず、そのあいだに、尻ポケットから現金をすられた。 ドアが閉まり、拘束を解かれ、座席に座り、被害に気がついた。 財布に紐が付いていたため、被害は中の札のみ。日本円で15,000円、ユーロ現金は30ユーロくらい。幸いクレジットカードは被害なし。 その同行者には、「行き慣れているアメリカと違い、パリでは(今は)スリやひったくりが沢山居て、本当に危ない。本誌を読んで下さい」と何度も言ってあったが、読んでいなかった模様。 最終日まで被害が無く、私は驚きを持って眺めていたが、やはりパリ。無傷で帰国は無理だった。 (2013年5月 セブンエイトの優しい飼い主 様)
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足さぐられ 昼食に飲んだシードルでいい気分になり、メトロの一番後ろに乗ったら いきなり私の足許に男がしゃがみこみ、膝から下を叩いたりして探
った。あっと思ってNon!と叫んだらすぐ飛び降りたが、なんと後ろにも一人いてズボンのポケットを探っていた。
被害は何もないが、この頃 足にお金を隠すのをスリも知っているのか。因みに私は下着の下に首から下げる袋と、 胴巻きと、ベルトに着けるドイツ製の革財布を付けていた。 (okaharuki様) ※管理人補記 足はあくまで蹴られたりにげられたりしないよう、固定の目的 および 胸・尻ポケットから意識や視線をそらすため と推測されます。。 足をやられたら、即座に 男性の場合、尻・胸ポケットをガードしてください。 |
屈んで足固定 14号線のサンラザール駅。始発駅でガラガラの車内。
家内と車内に一歩乗り込んだ瞬間、後ろからオッサンが突然、なにやら言いながら慌てた様子で私の足元に屈み込む。 見れば私の足元に、見知らぬ眼鏡。眼鏡の紐が私の靴に絡まったふうで、アタンシオン!などといいながらズボンの裾を叩いたり、挙句の果てには私の靴紐をほどきにかかる。 私はといえばびっくりしつつも、前屈みになりオッサンの手を払いのけ、その小競り合いの挙句、やがて取れたようで、オッサン、憤然と眼鏡を手に持ち、立ち去るまで、30秒もなかった。 「ア!」と気づき、ズボンのポケットを探ると、左脇に入れていた財布がない。(右尻に入れていた定期入れ、カード類ありは安泰。)しゃがみこんだオッサンにできるはずはなく、もう一人がいたのかもしれませんが、家内はとっさのことに呆然として、気づかなかった。 発車の迫る車内からホームを見ても、そのオッサンの陰も形もない。 とそこへ、ジャケットを着た中年男性二人組が軽やかに通りかかり、「あっちへ逃げていったよ」と彼方を指差しつつ、財布を渡してくれた。私は嬉しさに「メルシ」どころか「ボークー」までつけてしまったが、考えれば彼らにその財布が私のものと判るはずもなく、どうやら、一味に礼を言ってしまったようだ。 開ければ中身は、旅先で使ったレシート類はきちんと残され、300ユーロほどあった紙幣のみ抜き去られていた。10回目ほどになる渡欧で、初体験。 スリに遭った悔しさもさることながら、一味に礼を言ってしまった自分に腹が立った。 (2007年 peter2cv 様) |
パリ最終日、スリ強盗(未遂)。ほんとにびっくりするやらこわいやら。
日曜 10時頃、サン・ラザール駅メトロ3号線ホームから電車に乗り込む。ホテルからスーツケースを持ち、ロワシーバスの乗り場があるオペラ駅まで、地下鉄で1駅だけ使う予定。 入口から長い地下道を歩いてやっとホームに着き、配偶者(男性)が 私の後に電車に乗込もうとした瞬間、3人のフランス人男に囲まれた。 一人は、連れの足元に自分のジャケットを落とし、拾う振りをして、足の動きを止めさせ、気をそちらに向かせている間に、残り二人が一眼レフデジカメをつかみ、かばんを開けて貴重品を探る。 幸い、連れはすぐにおかしいと気づき大声で威嚇し、かばんに伸びていた手を振り払った。 私も、連れの足をブロックしていた 男を車外につきとばした。 幸い、ドア付近に座っていた地元の人が通報するような言葉を発したためか、男たちは電車から降り冗談だよっみたいな素振りをして去って行った。 とっさのこととはいえ自身が体験してみると、足はガクガクして、ほんとに怖かったが、男たちがあのまま去っていってくれて、本当に良かった。電車にでも乗ってこられていたらどうなっていたかと思うと、恐ろしい限り。 ただ、そのときの連れの格好が、今考えるといけなかった。スーツケースをひっぱり、紙袋をもち、ショルダーとデジカメを交差に肩から下げた姿は、明らかに 「初心者旅行者」。私もそのことはホテルをでるときから言ってたが、スーツケースはいっぱいでこれが楽なんだ、といわれるとどうしようもなく・・。 ロワシーバスに集まるフランス人を見ると、皆、スールケースに手持ちかばん一つ。シンプルで、貴重品は身につけていそう。これからは荷物が多くなった時は迷わずタクシーにするべきだと痛感した。
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12号線 Rue de
Bac 一度だけ乗ったメトロで、スリに遭遇。過去数年、メトロに一人で乗っても、一度も出会わなかったが。 5人連れで、12号線 Rue de Bacから乗車。私達のグループの一人に若い女性がぶつかって、わからない言葉で何か文句を言ってきた。それに気を取られている隙に、もう一人いたグルの若い男性が、友人が斜めがけにしていたバッグに手を伸ばした。ファスナーを3分の2ほど開けていた。すんでのところで友人が気づき、私達が騒ぎ出したため、スリは次の駅で飛び降りて行った。 今回、パリで出会った他の日本人からも、メトロで若い女性2人組のスリに遭った、と聞いた。ラファイエットで会った日本人にも、スリに注意するように他の日本人から注意された、と聞いた。2年前とは違う景気の悪さを、言いようの無い空気で感じた。 (2010年10月 little bird 様) メトロのマドレーヌ駅で。 車両に同行者(男性)が乗り込んだところ、後ろから携帯電話で話しながら乗り込んできた黒人男性がいた。携帯を落として、後ろから覆いかぶさるようにした。携帯を拾う振り。 後ろから被さってきた男性は、脚をわたしの配偶者に絡め、動けないようにした。上から被さってくるので、首も脚も動けない状態になった一見何が起こっているのか分からないし、言い訳としては「携帯を落としたから、あわてて拾ってる」と言える状態になった。そこへもう一人の手が伸びてきた。主にズボンのポケットを探っていたようだ。発車寸前に携帯を拾って降りていった。
もう一人は、少し小柄、黒の革ジャンを着て、サルコジさんに似ていた。その人も、汚い感じもなくいたって普通。 一人が 被害者の固定、もう一人が実行犯と役割分担している。実行犯は車外または発車間際でも、下車できる状態での犯行。 札ばさみ(小額)も入れていたが、本人がポケットに手を入れて指ではさんでいたからか、財布(大金)狙いだったのか、幸いにも実害はなかった。 メトロにも乗りなれた頃だったので、気を引き締めなおした。 教訓、メトロに乗るときはさっさと乗り、入り口でうろちょろしない。空席があればすぐ座る。ふらふら立っていると自分たちも不審な人物と見られている、と思うべし。 (2009年 ねむりアジュマ 様)
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