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France 治安・防犯・トラブル
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メトロのスリ  手口 子供集団型
 
15 Feb.2014 経験談追加
12 May 2018 経験談追加
 
 
ケース1 子供集団型
傾向
乗ったときに いきなり自分の周りを取り囲む。あるいは駆け込み乗車して、自分を押し、同じ車両や戸口にわいわいとのりこんでくる。

囲んで、数人で複数方向から さっと早業で。ファスナーぐらいお茶の子。

話しかけてくる、あっちこっちから引っ張ってくる、時計をさして時間を教えてくれ、といって そのすきに他方向からとる。他 気をひこうとしてくる。

電車がきても、最後まで乗ろうとしないで、カモの後に乗ろうとする。



・服を引っ張ってくる、何かを指さして話かけてくる、時間を教えてという。仲間が四方八方からそのあいだにスル。


・署名詐欺タイプの応用形もあり、署名ボードや めぐんでくれという紙を差しだしてきて、その陰でカバンに手をいれている。





 犯人像
身なりがよい犯人も多い。子供や、若い女の子の集団。(法令で罰則がゆるいため)フランスでは子供だけで メトロなどに乗ることは あまりありえないため、ほぼ 100%スリと決めても失礼でない。

少年少女や子供のグループをみたら、ほぼ疑ってよい。

また若い世代の数人組もある。

子供といっても、 本当の小学生〜高校生〜大学生ぐらいまでに見える。

車内に、大人(一人、あるいはカップル)が グルでいることがある。声をかけてきたり、事後始末に関わろうとするが、あまりに 自発的・好意的(つまり前向きに関わってくる)な場合は、要注意。

とにかく離れる。

 

対策
準備
自分: 

あなたは基本的に財産死守する担当。すぐ盗られるような入れ方・持ち方をしない。

バッグ類はチャックに リング、安全ピン などを付ける。すぐ開かないようにする。 (カッターで切るケースもあるが、そこまででない急ぎでスリをするケースなら、これで防御できることがある) 

基本は  荷物はギュット前に抱える。手をいれられたり探られても、一発でとれないようにする。

財布やスマホ・カメラは、布絞り袋にいれ、紐をバッグのどこかに結び付けておくとよい。

どうしても手をいれやすい箇所(鞄のポケット、服のポケット)は、警戒しなくてよいよう、大事なものを入れない。
ティッシュ、 煎餅、おかき、えびせんのミニ袋、程度。(パリパリ音がする)。 
手を入れられても 「実害がない」ようにすれば、防御しなくてよい。
ある意味、ポケットのほうに誘導する。(お菓子やティッシュとわかると、持っていかない)



同行者:

いちおう 乗り物や駅、街路に モンスタ・・・じゃなく スリが待ち構えていること・トラップがすごいことは伝える。
パターンを2,3教えておく。同時に、経験者でもかなり未遂とはいえやられている、ので100%防御が難しい、と伝えておく。(日本の初詣での雑踏スリみたいなもの)

かなしいかな、敵さんは毎日 頑張っているプロである。
平和ボケした日本の鴨(=同行者)の被害を止めることは難しい。これは認識しておく。 だいたいの場合、親や旦那、よくわかっていない友人は、平和観が強く、認識が遅い。ほぼ被害に遭ってしまい、ぼやぼやしている数秒で、やられる。

シニアの荷物ファスナーに、少し動かすだけでよく鳴る、ややうるさめの鈴を付けておくもいい。鈴をおさえられたら鳴らないので、気休めではあるが。

あとで同行者を責めなくて済むよう、たいしたものは持たさないのが鉄則だと思う。


・作戦1: ダミー作戦
鴨さん(ぼけぼけ同行者)をダミーにして 自分が金品を守る

失礼ながら、自分と鴨さんを両方 守ることは・・・捨てたほうがよい。
警戒心の薄い人、また反応がトロい人(親、旦那など)には、ダミーとして泳がせる。

ダミー(鴨さん)には 重要アイテムを持たせない。ティッシュとかお菓子、タオル、地図だの大したことない土産、 現金は盗まれても警察いかなくていいか、というぐらいの小銭程度を持たせる。(鴨の荷物やポケット探られても、葱しょってないと鴨は放免される)

もちろん 「自分がやられたら 部隊全滅、一貫のおわり」 にならないよう、貴重品分散、予備保管なども検討する。

・作戦2: 戦場回避

自分たちが狙われるケース(カモ)であるときは、メトロに乗らない 判断もしてほしい。
警戒は気づかれする、怖い、たぶん自分は防げない、事後のごたごたがいや、親にいやな気分になってほしくない、夕方などくたびれていて警戒感が薄れそう・・・というときは、最初からバスやタクシーを使おう。

子連れ、荷物がある、ウェストポーチや盗ってください、という格好をしている。警戒心の薄いあるいは対応のできない人を連れている。いま盗られると帰国に響く、というときも無理しないほうがいい。



現地で

・乗る前に、やりそうな軍団 (子供・若い女性だけの軍団など)を探す。
いたら、基本的に乗らない。彼らが誰かほかをねらって乗り込むのを待つ。あるいは相当車両を離して乗る。 (基本的に射程内に入ると、かなりの確率でやられる。気づかないケースもある)

・混雑しているときは乗らない。親がいるなら、タクシーでもよい。年配の親連れの場合、 あるいは 気を付けるものが多い家族連れは、 このようjな路線には乗らない。バスやタクシーを使う。

・きた電車にあわてて乗らない。

・車両の奥にいく。

・バッグは前でぎゅっと抱える。囲まれたら、高く持ちあげるか、荷物ふりまわして、空いてを蹴る。大きい絞り袋やスカーフなどで、くるんでしまうのもいい。(相手は、貴重品があると思って 手をつっこんでくるから)

・携帯、カメラも警戒。

・持ち物や服装、時計などを示したり触って 何かいってきたら、ほぼ スリなので、注意。周囲から一斉にやられる。

・二人以上の旅行者を引き離して、鴨からヤるパターンが多い。また話しかけて気をそらせてくる。


遭ってしまったら

だいたい気づいたときには遅い・・・ 死守すべき場所だけを守る。

・寄ってこられたり、押されたり、触られたら むこうずねを蹴飛ばしてよい。ピックポケット!と叫ぶ。日本語で よってくんな! さわんな! みたいな 声を出す。 相手に気付かれていると知らせる。知らせても強行されるケースがある。 ただこの状態になると、ほぼヤラれているので、もう遅い。バッグを振 り回してもよい。

・複数人で取り囲んでくる。一斉に手を出してくると、もう手がつけられない。

・最後に何か話しかけてくる子、財布が落ちてるよ、とか言ってくる子がいたら、たいがい犯人。(当人でないと、持ち主がわかるはずがないから) 
腕をつかむのもよい。一人つかまえて責め立てると、ボスの子が戻ってきて、財布を返すケースが まれにあったそうだ。

被害にあった同行者を責めない。
「やっぱりいるね」 「〜で済んでよかったね」  「みな遭うから 洗礼やよ」 「判ってたから少額だけ お布施がわりに 少額だけ そっちに もらってたんよ」 「命にくらべれば!」 で済ます。 

また被害にあった人はかなりのショックなので、気持ちが安らいで、あがるように心がける。そのあと 安心できる自ホテルのラウンジなどで  ゆっくりさせてあげる。気持ちのリカバリーフォローを忘れずに。



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8号線   オペラ


 
8号線 コンコルド駅から Balard方面の電車。

被害なし。母連れ。

車内は満員だった。
ふと気づくと、母と向かいあうかたちで、中学生くらい、ちょっと派手な服装で長い黒髪のエキゾチックな女の子がいた。あとで母は小学生に見えたと言っていた。

彼女は、電車が揺れるたびに 「あらお母さん、ごめんなさいね」みたいなことを言って、母に寄りかかったりしている。なんかおかしい・・・これはもしかして・・・と思ったと同時に、母はたすき掛けのバッグを自分のほうにぐっと引き寄せた。

そこまで気がつかない自分が情けないが、まわりをみてみると、小学校高学年くらいの女の子も私たちの横にいた。どこにでもいそうな白人の少女という感じ。

そんな状況でも、私も母も、なぜか声に出して少女たちに抗議することを考えつかなかった。彼女たちの動きに目を光らせ、ひたすら静かにバッグを防御していた。今なら、さわらないで!とか言うと思う。

幸い被害はなかった。
母には貴重品を持たせていないし、私はトートバッグを肩にかけ、ファスナーの引手は常に自分の見えるほうに向けていた。

次の駅でたくさん人が降りた。私たちもいったん外に出てから、今度は車両の奥のほうに乗り込んだ。

少女たちはもう降りたと思ったのだが、また乗っていた。ドア付近にいた。
そのとき、もう一人、中学生くらいの女の子がいた。少なくとも3人以上のグループだったのだ。彼女たちは次の駅で降りていった。

私たちは、ドアが閉まる寸前に乗車したから、目をつけられて一緒に乗り込んできたとは考えにくい。元々は別の人を狙っていてターゲットを変えたのだろうか。しかし、彼女たち2人か3人で私たちを挟み込むフォーメーションをいつの間に作っていたのか。

満員の乗客のなかで、すごい手口だと思った。
(2017年7月 柑橘茶荘 様) 



日曜の午後、メトロ Pyramides駅から Opera方面に向かう車内。

少女スリ団とおぼしき面々に狙われた。こちらのいるドアに向かって、発車直前に数人の少女たちがガヤガヤとざわめきながら、駆け込んできた。
私たちはすぐに異様さに気づいたのだが、それでも肩掛けバッグの一部のチャックがすでに開けられていた。

幸い、それなりの措置が講じてあったので、被害はなかった、が、彼女たちのやりたいことはこれですぐに分かり、次のOperaまでの車内、そして乗り換えのホームでも見事 犯行グループと再会し、その都度、気まずい時間を過ごしてもらうことになった。
(2012年2月 アルトナオ・アルトオ 様)



8号線ホーム。

21時半。
女の子のスリ集団に遭遇。電車がホームに進入する頃、7、8人の白人女の子グループがわいわいしながら階段を降りてきた。二手に別れ、私達の両サイドの扉に陣取った。

中高生ぐらいの年頃。服装は普通だが、彼女達の掛けていたバッグが服装に見合わず汚れていたこと、こんな時間に女の子だけで、ということが気になった。スリじゃないか、と思い、連れに注意を促す。

持っていたショルダーバッグを腰に固定し、彼女達を見るとすると、中の一人と眼が合った。軽く睨まれ、悔しそうな顔をされたが、すぐに別の車両へ行ってしまった。発車のベルが鳴ると、またわいわいしながら車両を降り、戻っていった。

連れは全く気づいておらず、気づくのが遅れたらやられていたかもしれない。
(ぶっちゃけ仕事人 様)
 
 

母がスリに遭いかけた。

犯人は、10代のロマのような若い女性二人。母が避けると,その方向に立ちふさがる。当初、偶然かと思い、母は慌てて御免なさい、などと言っていた。

おかしい、とピンときて、母のバッグに目をやると、スリは自分のバッグで母のバッグと手元を隠し、ゴソゴソしている。咄嗟に「スリだ!気をつけて!」と母に声を掛けると、「しまった!」という顔をした。母を逃したのと反対側のドアのほうへ、離れた。

それからもずっと睨み付けていたら、次の駅でドアが閉まる直前に飛び降りていった。 二つ隣のドアからまた同じ車両に乗り込んでいた。
(2010年1月 ふわふわポム太郎 様)
 
 

8号線 オペラ 

ロワシーバスで来て、メトロのオペラ駅から乗ろうとした女性2人は、5〜6人に駅構内で取り囲まれて、頭をたたいたり、服を引っ張ったりし て、ハンドバッグを開けて財布をもっていかれたそう。

多額の現金とキャッシュカード。恐怖で抵抗できなかったそう。ガイドブックに現金とキャッシュカード は別に分散して、と書いてあるのに残念なことだ。
(ぶくぶく様 2003年)

 

8号線オペラ

友人がスリに遭遇。
8号線オペラ座近くでメトロに乗車しようとした際、12歳前後の女の子3人に割り込み・押され、財布をスられた。斜めがけバッグから一瞬で抜き取り、素早く出て行くまで、全く気づかなかった。

さんざん情報を見ていったにも関わらず、帰国前日という気の抜けたときにスリにあい、してやられた感がある。

次の駅で降りて、クレジットカード会社に連絡、警察に届け出た。英語はできないけれど、単語と指差しフランス語で理解してくれ日本語の届出用紙をくれた。

幸い、現金も少ししかいれてなかったこと、パスポートや日本円は首からさげておいたため、被害は大きくなかったが、ショック。
(2008年 ひよこ産りんご様)


オペラ


オペラ駅からのメトロで、スリに遭遇。

体を押し付けてきた5人くらいの少女グループの1人に 時間を問われ、「what time is it now?」と話しかけられた。さらにもう1人(おそらく主犯格)がバッグを抱えた腕にしてあった腕時計を見せるような身振りを。

本誌トラブルページで、スリの常套手段を予習していたおかげで「これは怪しい」と気づくことができ、言葉がわからないふりをしてバックから手を離さず、被害なし。

ブランドバッグも持たない、ボロボロのコンバースの靴を履いた私が標的になったので、「日本人はみな狙われる」と考えたほうがいい。

ふりかえってみると電車に乗る前に、ホームでスマートフォンを表に出したので、
それを狙ったのかと推測する。現地の人がいうには、最近スマートフォンが狙われるらしい。
 (2012年3月 pompomshoko75 様)


8号線オペラ

スリにあいそうになった。乗車後に若い女の子4、5人が割り込んで乗ってきたので、「非常識なやつらやなあ」と思っていたら、発車直前に閉まりかけのドアをこじ開けて降車していった。

その不自然な行動ではじめて彼女たちがスリだと悟る。貴重品対策は万全だったので運良く、何もスられていなかったが、しばらく愕然として、じわじわ怖さがこみあげてきた。
( 2004年10月/11月 インディアナジョーンズ2回連続トライ 様)




1号線 多い!(当たり前だろうが・・・)

ぼけぼけ観光客が多いため、 稼ぎどころらしい。
オペラ駅構内
観光初日に、メトロのオペラ駅でスリを目撃した。日本人が、階段の踊り場で、手に持っていた財布を盗られた様子。
(2014年11月/12月 本屋の看板狸 様) 


オペラ駅のホーム
小学生くらいの白人少年と中東系の少女
ホームのベンチで何やらわめいている光景を見た。大人はついていないようだ。
「小学生だけでメトロにいる子供はたいていスリだ。」と聞いていたので、用心していた。

階段を降りるとき、歩き疲れて少し足元がふらついていたのだが、白人少年のほうが体をわざと寄せてきた。何か盗もうとしたのだろう。

幸い被害はなかった。パリには十回以上来ており、被害にあったこともなかった。慣れて気が緩んだ時が一番危ないと思った。
(2017年 ほっとスペース 様)  


1号線  シャンゼリゼ・クレマンソー
メトロに乗る際、少女スリ団に囲まれそうになった。
(2014年6月/7月 カンタベリー大司教 様) 


1号線  シャンゼリゼ・クレマンソー〜コンコルド間


クレマンソー乗ってすぐ、同行者(夫)が 囲まれ、リュックのポケットをあけられた。被害なし。 夫は「鴨」役なので、盗られてダメージの大きいものは持たせていなくて、よかった。

バカンス時期。聖母マリアの祝日の夕方。

できるかぎりバスで周っていたが、夕方の道路混雑やノートル ダム周辺通行規制もあり、最後は「やられるかもなー」と思いつつ、空港に向かうため、RER-B線に乗りに、メトロ1号線に乗るしかなかった。

いちおう コンコルド駅は避けたつもりだったが、だめだった。

来た列車は、観光客でかなり混んでいた。
ホームにいるだろう敵に目をつけられないうちに 車内に走りこんだ。すぐ扉が閉まったと思ったが、やはり敵は 鴨(旦那)をキャッチし、強引に乗り込んできたようだ。

とりあえず 私(貴重品係)は バッグを前がかえで死守し、奥に入った。振り返ると、手をつかんでいた旦那が ついてこれない。
・・・すでに鴨は もう女性に囲まれていた orz
正直 もうここで、 ちょっと旦那ガードはあきらめた。

子供といっても 日本でいう 女子高校生ぐらいの、こぎれいな夏服をきた集団だ。

引き離された夫に 囲まれてるで!やられるで!と伝えたが 本人は全然 わかってへん。囲まれて何やらおたおたしている。

あとで聞くと、薄着の女性らが ぎゅむむ〜ん♪と密着してくるもんだから 「日本の通勤男性」としては、痴漢に間違われても・・・・と逆にちぢこまって触れないように気をまわしたりして、防御どころでなかったらしい。(谷間に見とれていたかどうかは 語らない)

また 「子供のスリっていうから、TVで見る ストリートチルドレンみたいな 小さい子を想像していた。まさか、通勤や遊びの帰りに見えた女性らが軍団とは思わなかった・・・」そうだ。
(内心、「うーむ、子供という表現は誤解を生むか。HPを修正せねば・・・」と思った)

車内奥に逃げ込んだ私の前には、一人席があり、一般男性が座っていた。

やや若い女性が ぐいぐい滑りこむようにやってきた。 「あたし妊婦なのよ!のきなよ!」というような事を言い、男性は不機嫌そうに席を譲った。
その隊長が私に いやに なれなれしく 話しかけてきた。
「引き離し分隊長」だと判った。私の金品がやられると思い、警戒した。目つきや身のこなしがガラが悪い。我々を引き離す手段らしいが、盗れないとわかったようだった。

次の駅についた。旦那の狩りを終えたらしい集団と、私のバッグをあきらめた分隊長は扉があくやいやな、強引にかきわけて降りて行った。

こっちに来た旦那が ぼーとした顔をしていた。やられたでしょと指摘した。 「あれ? ポケットのファスナー、あ・・・あれ・・・ 注意されたから ホームで しめたつもりやけど・・・」 「え?え?さっきのがそう? あれ、子供とかはいなかったよ」 と 言い出した。幸い開けられたリュックのポケットは お菓子袋とティッシュで、何も被害はなかった。

リュックの中も確認させた。ごそごそしていたので、まわりの人らも心配して見ていたようだ。幸い、リュックの奥底にあった財布は無事だった。
(ちなみに、鴨なので、財布の中身は どうでもいい旦那予備カード1と  少額現金のみ。盗まれてもいい)

メトロは、しばらくその駅で停まっていた。聞き取れなかったがアナウンスもあった。車掌が逃げていく軍団をみてアナウンスしたらしい。

ドア横にいた黒人の女性が一人、やや距離感をたもって 冷静にぼそっと話しかけてきた。「被害にあったかもよ、降りて追いかけたら 警察にいったら」 というようなことだった。ただ、こちらとしては 「また女性が話しかけてくる」(笑)もんだから、一味かどうか判断できず。んー、ありがとう、だいじょう ぶだった、ぐらい返し、 そそくさと離れた。

旦那は このあと、空港にいくまで、かなり精神的にショックを受けていた。いろいろ気にしないですむよう、重大視しないよう、言葉をかける必要があった。少し気分が向いたようで、自虐ネタを言えるようになった。ほっとした。・・・次も、また鴨になってもらう予定だ。
(2017年8月 Chun3)







1号線 ルーヴル


18時半過ぎに乗車。小学校低学年から高学年くらいの女の子の集団
に 一緒に後ろから乗り込まれた。 私は通路に移動できたが、同行者3人のうち2人が、グループに囲まれた。かばんのファスナーを開けられ、ポーチを抜かれ た。(何も入っていなかったが) 大声でノンと叫んだが、一瞬のことで、捨てられたポーチを見てスリだと気がついたらしい。

バッグは斜めがけし、コートの下に入れていたが、暑くてコートの前を少し開けていた隙を狙われたようだ。

同行者のうち、 モノプリの袋に ブランドの小さな紙袋を持っていた人と、その近くにいた人が狙われました。

もう一人に聞くと、最初からホームに並んで座って、標的を物色していたようだ。私は全く気がつかなかった。

ホテルに戻った。購入したばかりの財布を盗られたこともわかった。すぐに保険会社に連絡をして、翌朝警察に届けた。

ロマの子供たちは、外見上は普通の身なりで全くわからない。

もっと同行者にもこのページを読むことを、強く勧めておけばと後悔した。
(2013年12月上旬  MIAOUみい 様)




かばんを3回あけられた。1回目はルーヴルのメトロの駅。後ろを白人の少年がとおった瞬間、”後ろにやっていた斜めがけのかばん” のチャックを開けられた。

2回目はこれまたルーヴルで、メトロのただ乗りをしようと後ろからくっついてきた女の子に「ついで」って感じでチャックを全開にされ、しかも さんきゅ〜 と言われた。

(hippopotamas57様  2002年2月下旬〜3月上旬)



1号線 シャトレ〜ルーヴル 

 
シャトレ駅 

スリと思われる、7〜15才くらいの少女集団がいた。
ホームに繋がる通路の出入り口に、下っ端と思われる7才くらいの少女がいて、乗降客を物色していた。ホームのベンチで横並びに待機している、5〜6人のティーンの年長者)に報告しているようだった。さらに、ホームを歩く客たちを全員で物色し、カモを探している様子。

本誌経験談もあり、すぐにスリだと判った。距離をとって、ガン飛ばして、鞄を握りしめて、通過した。その間、少女たちもこちらを見てきたが、運よく「カモ認定」から逸れたのか、私が乗った列車に乗りこんでこなかった。

しかし、ホームでは相変わらず客を物色していた。

周 りに大人もおらず子供だけ、しかも乗客だけ見ている、というのはちょっと異様だった。ただ思った以上に年若い子もいた。そんな年端もいかない子供を睨みつ けるのは、若干気がひけるかもしれない。が、悪行を一つでも減らすことこそ大事なんだ!と思い、容赦なく対応することを勧める。
(2013年7月 tomatoma55 様)




シャトレ〜ルーヴル。連れが子供のスリに会った。

グループで囲まれて、時計を見せてと腕をつかまれ、驚いているうちに別の子が鞄に手をいれるという、まさに王道をいくスリ。貴重品は持っていなかったので、実害はなかったが、やはりへこんだ。

ものすごく普通で、中学生くらいの白人のきれいな子達の集団。お約束のように、次の駅で降りて行った。本当にふつうに見える子にも注意するべき。「子供が乗るくらいだから安全なのかしら」は大間違い。その子達がスリ。もうびっくり。

本誌の情報にもあるように、普通の身奇麗な、白人の中学生くらいの女の子の集団。

びっくりしてとっさに手をつかんだが悪びれる様子もなかった。おかげでバスの乗り方を習得したが、将来あんなんでいいのだろうか。
(2007年4月 ki花子ちゃん 様)

 

1号線 7号線 シャトレ駅。
 



乗り換えようと階段を降りていたとき。子供のスリに会った。かばんのチャックは手元にくるようにしていたので、無事だったが、細い階段でほかに人もおらずびっくりした。

11時半頃。男の子が一人で、地図を目隠しにしてかばんに手をのばしていた。気づいたので振り返ると、「地図を見てます風」に知らんぷりしていた。
(2005年10月 そらとくも 様)



1号線 シャトレ駅のホームでカモを待って待機中であろうロマ達を見かけた。
ちょっとチラチラ見たら、見つかってしまい、目が合うたびにかなり荒んだ目をした子に”べー”をされた。恐かったので、違う線に変更して目的地に向かった。

(2007年1月 月の光 様)


 

1号線 シャトレ駅

ホテルへはタクシーで行く予定だったが、ドゴール空港で、隣にいたツアー客が添乗員から 「今日からバカンスが始まってパリ市内が大渋滞している。バスで2時間以上かか るので、トイレは今のうちに!」と言われているのを聞き、急遽RERに変更。レ・アールまで行き、そこからメトロのシャトレ駅で乗り換え、というルートにしした。

かなり遠回りしたものの、シャトレ駅に辿りつき、友人がスーツケースを押しながら改札に進んだ瞬間、それまで周りにほとんど人がいなかったのに、いきなり小学生くらいの女の子達が、友人を取り囲んだ。

あっけに取られている私の横も、何人かが走り抜けて行った。私は胸を触られた気がして、振り向いたが、女の子たちがバッグのファスナーを開けようとしていたところ!

慌ててバッグを引き寄せ、友人に声をかけようとしたところ、既に女の子達は改札の中へ。メトロは危険そうだからタクシーにしようと友人と話していたら、女の子がやってきて、友人に何かを渡してすぐに走り去って行きました。
 
それはなんとパスポートが入った、友人の貴重品入れ。現金が入っていなかったので返してくれたようだ。何の被害も無かったすが、現地について、いきなりそういう目に遭ったのはかなりショック 。

ちなみにその日はタクシーが全くつかまらず。仕方なくホテルまで、スーツケースを15分ほど引いて歩いた。次回はたとえ2時間かかってもタクシーにしようと思った。
(a_leaf_18様 2002年2月)


1号線がメイン

ジョルジュ・サンク駅に7、8人の集団がいた。改札をとおる段階で、見えたので、彼等からなるべく離れたところで電車を待つことにした。
 
予想通り、電車が入ってきた途端活動開始。折角離れたのに、こっち方面に来たと思ったら、通り過ぎて別の車両に、、、

また、一号線は新車両を使っていて、車両間の通り抜けができるが、この間は遠くから騒がしい 子供が3人(小学生の年齢)、「どいた、どいたー」といって、みんなを邪魔しまくって通り過ぎていた。若いフランス人の男性が「静かにしろ!」とたしなめ ていたが、「べー!」とかいいながら通り過ぎていた。態度悪すぎ。
  

パリでは小学生くらいの子供だけで地下鉄に乗っていることは非常にまれ。特に大人が同伴していないグループはまずいない、と思って。

最近の物取り集団の子供達は、一昔前と違って服装も注意しないとわからなかったりする。
 (Quezac様 2001年1月)
 
  

 
1号線 コンコルドから ラ・デファンス方面 へ

18:00過ぎ
明らかに観光客狙いのスリが目的だと思われる中学〜高校生くらいに見えるの少女たちが我々の直ぐ後から乗ってきた。

どうも私の同行者が標的にされたようだった。私の側に引き寄せ、荷物の上に
かかっているように見えた手を払った。次の駅で、その4〜5人の少女と、指示を出していると思われる中年男性2人が下車した。
 
同じく1号線 19:00過ぎ 凱旋門駅のホームを少年数人が「メルシー」と言いながら猛ダッシュで駆け抜けていったのを、車内から目撃した。年齢からスリの常習の可能性あり。

メトロ(オペラ、コンコルド、ルーヴル、凱旋門)、オルセー美術館では、
日本語で「スリに気をつけて」と繰り返し警告の放送が流れていた。

メトロ入口の物乞いの多さとスリの数から、明らかに治安が悪化しているように感じた。帰国者アンケートの報告でも多く、常に気をつけていたし、直接的な被害もなかったが。(2012年11月 愛する君のために 様)



メトロ1号線 George V駅から

落し物タイプ
靴のつま先にコツっという感触あった。見ると1ユーロコインが転がっていた。拾わないでいると、斜め前に居た少女2人に、1ユーロコインあなたのでしょ?というそぶりで 手に取らせようとしてきた。 (※指輪型と同じ)

私は落としてもいないし、おかしいので、受け取らないでいた。
彼女らは笑いながら次の駅で降りて行った。

やはりアジア人だと狙われやすいのだろう。小中学生あたりの少女2人が電車に乗ってるという、子どもスリの典型のような感じで分かりやすかったけどそれでもさらに気をつけようと思った。
(2013年6月 エレファントストーン 様)


12号線 Concorde コンコルド駅
夫婦で。モンマルトルにいくため、コンコルドで乗換。ホームで、ロマの少女集団が中国系の男性にしつこくつきまとってるのを目にした。みな同じグレーのパーカーと青っぽいデニムを履いていた。少し 危ない集団だ、と直感で思った。少女らとかなり距離をとった位置で電車を待っていた。が、彼女たちが私たちのところに来た。

リーダー格の少女が段ボールに署名の紙を貼ったものを 男性家族に渡し、英語で話しかけてきた。「ユニセフ宛ての署名です。サインしてください。」(※偽です。気を引くためのもので、そのあいだにスリます 管理人) 

署名の紙には 「名前(漢字で記入しろと言われた)、住所、電話番号、郵便番号」の欄があった。

私は家族にに「個人情報なんだから記入しないほうがいいよ」と日本語で注意を促した。が、家族は氏名・住所・電話番号を記入し始めてしまった。
そのあいだに、段ボールの下で、その少女に斜めがけショルダーのチャックを引っ張られていたようだ。署名の段ボール紙を抱えているため視界が遮られ、その隙を狙っているのか。家族は左手に段ボール署名を抱えながら右手でチャックをきつく握りしめていたようだ。が、とてもしつこく手を叩かれたそうだ。

その頃、先に襲われていた中国系の人が「そいつらの相手をするな」と声をかけてきた。

家族があまりにも手元を緩めないので、少女は「あなた素敵ね」と顔を触って注意をひこうとしたり、 チャックを握りしめている手を振りほどこうと巧妙に話しかけてきた。しまいには仲間たちも次々に体当たりを始めた。我々は恐怖でいてもたってもいられず。

見ていた黒人男性二人が、ロマの子たちに大きな声で注意を促してくれた。

待っていたメトロもちょうどホームに着て、私たちが乗ると彼女らも乗ろうとしたが、黒人男性がおっぱらってくれた。そして車内で「あいつらはクレジットカード狙ってるから気をつけなさい」と叱られた。降りる時に御礼を伝えると「良い旅を」と。

彼らが助けてくれなければ、あの時にロマたちも列車に同乗したら更にしつこくつきまとわれたのではないかと思うと恐ろしい。他にホームで待っていた現地の白人の人は見て見ぬふりだった。が、困り果てていた私たちに親切にしてくれた彼らにとても感謝している。

他にも、似たような服装で署名詐欺を働いている少女集団をモンマルトルとエッフェル塔の下・チェルイリー公園で見かけた。が、「ノン!」と言うだけであまり寄り付かなくなった。断る勇気がないと一気にやられてしまいそうだ。
(2012年12月中旬 メルも 様)



土曜日の午後、1号線で。

ホームに着いたところで、男女数名の高校生くらいの若者集団がコチラを見ているのに気づいた。ホームの立ち位置は 互いにちょっと離れているにも関わらず、列車が入ってきたら、私が乗るドアのほうに 歩いてきた。「あ、やっぱり」とスリだと確信。

私は、違うドアに変更して、乗り込んだ。変更するときにその集団とすれ違った。そのうちの男性の一人の目は 私の斜め掛けバッグを見ていた。 私が別の車両に逃げたので、若者らは少し苦笑していた。

スリは獲物を見ている。目があったら、絶対その近くに乗るのは止める。車両に乗っているときも勿論だが、乗り降りの際に特に注意。
(2012年5月 ハナクロにゃんち 様)





   

乗り込もうとしたところ、子供に時間を聞かれ、たまたま、聞かれたワタシではなく、一緒にいた妹が時計を見せたら難を逃れた。
リュックの私が時計を見せていたら、だったのですが、腕を伸ばしたとたん、スルっと持って行かれていたことだろう。パスポートが入っていたので、危ないところだっ。ホント。 (air様)

         
        ※いかになれようが、絶対貴重品・パスポートはかばんには入れないでください!     絶対に身につけてください。鉄則です。(管理人)

    


1号線 トロカデロから


20時ごろ、イルミネーションを見て、トロカデロ広場からホテルへ帰るため、メトロ1号線に乗ろうとした。70代母と娘を連れて 女性3人で乗った。

母を先に乗せ、次に私が乗り込もうと思ったら、入れ違いに出てきた人がなぜかまた乗ろうとする。おかしいと思った瞬間、その向きを変えた人の動きが止まり、電車に乗る前に立ち止まり、あっと言う間に、他の仲間3人も加わり、囲まれた。

私は、「どいて!」と一喝し、押しながら乗り込んだ。幸い被害なし。

ショルダーバッグは、肩こりがひどく、その時、バッグを肩がけしていた。その上、視線に力が無かったのが悪かったんだろうな、とちょっと反省。

幸い、財布やカメラに紐つないでカバンに結んでいたし、カバンを抱きかかえるようにして、電車の乗り降りや、メトロの出口から外に出るとき等注意をしていた。
(2012年11月下旬 momokkamomomo 様)



 
1号線  コンコルドから ラ・デファンス方面 18:00過ぎ

治安の悪化。
メトロ入口の物乞いの多さとスリの数から、明らかに治安が悪化しているように感じた。帰国者アンケートの報告でも多く、常に気をつけていたし、直接的な被害もなかったが。

明らかに観光客狙いのスリが目的だと思われる中学〜高校生くらいに見えるの少女たちが我々の直ぐ後から乗ってきた。

どうも同行者が標的にされたようだった。私の側に引き寄せ、荷物の上に かかっているように見えた彼女らの手を払った。 次の駅で、その4〜5人の少女と、指示を出していると思われる中年男性2人が下車した。

メトロ (オペラ、コンコルド、ルーヴル、凱旋門)、オルセー美術館では、
日本語で「スリに気をつけて」と繰り返し警告の放送が流れていた。
(2012年11月 愛する君のために 様)




1号線 コンコルドから


19 時頃。 ラッシュアワーの時間。
典型的なスリの手口だった。

コンコルド駅から入り口付近に乗ると、4、5人くらいの東欧系に見える十代 半ばの少女たちがドアのあたりを囲んだ。

メトロでは席に着くか中に入るようにしているので、奥にいこうとしたら、時間は何時かとフランス語で聞いてくる。ほっとい たら、女の一人が、私の甲をつかんで、時間、という。あまりにも無礼なので失礼だからやめろと、反射的に彼女の手の甲と腕を思いっきり叩いた。ブツブツ いって次の駅でその集団は降りた。

カバンのファスナーの所のあけ口はいつも手で押さえておくので、被害はなかった。

無礼な行 いにひっぱたいてやればよかった、と後悔した。後で、後ろの男性があれはスリだと話してきた。犯人らの身なりは普通だが、雰囲気が汚らしかった。

(2012年?月 M.S 様)



12〜14歳の ヒスパニック系白人少女。常習のよう。スられた所 を捕まえたが(財布にストラップをつけていた)逃げられた。(この2日前にも黒人男性に発見されていた)
(WWWA様)



確かコンコルド広場あたり、子供のスリを見かけた。同じ車両で日本の方の「スリですよ〜」という声で隣の出口を見ると、子供たち(小学生中学年くらい)3〜4人が、電車の発車寸前で飛び出していくところ。乗るとき、前に立ちはだかって行き手をふさぎ、仕事をしたら発車寸前に走って逃げる手口。  
(Keiko様 2000年11月)



新しいホテルへ移動するため、夫はリュックと特大スーツケース、 妻はリュックと特大ボストンバックを持っていました。 その大きくて重いボストンバックにすっかり気をとられて 背中のリュックまで気が回りませんでした。失敗・・・。

でも被害はなし。

プラダのリュックのフタは開けられたが その中の口紐をかた結びにしていたので開けられなくて 諦めたよう。 貴重品は紐付きポーチに分けて入れてリュックの紐グルングルンに 巻きつけて入れていた。
 

※切られることもある、バッグごと奪われることもあるので、まねしないでください。とくにパスポート、絶対とられて困るものは身につけてください。管理人


スリはヨーロッパ系移民(白人)ぽい。12,3歳位の男女が入り口を 阻み(荷物に気をとられ、ガキ早く乗れよー!くらいに思ってました) その隙に背後ににいるオッチャンが盗む、というオーソドックスなものです。

リュックの紐がほどけなくてムカついたのか、フタを勢いよく パチンと閉める音に「はぁぁっっ!!もしかしてスリ??」と 思ってリュックを確認すると、すでにフタは開いていました。 

次の日、コンコルド駅を通過したのでホームをチェックすると まだいましたよー、反対側(ヴァンセンヌ方面)のホームに。 ベンチに座って、獲物を物色中でした。 女の子のほうと目があったので睨み付けると顔を手で覆って うつむいておりました。

リュックを持っていくことに出発前から不安があったんですけどね。 背中にあると見えないし、以前友達がリヴォリ通りでジプシーに 後からリュック開けられたと話していたので。 気にしてしょっちゅう確認していたのですが 重い荷物に気をとられているスキをつかれました。 

さすが生活かかっているだけあって、彼らもそういう人を うまく探しますよね。 早速その日のうちに、肩に掛けて脇に挟むタイプのバックを買いました。 これもひったくられたらおしまいですが、見える分だけ安心でした。  
(でんこ様 2001年7月)

1号線 ピラミッド駅

メトロ ピラミッド駅からオペラ方面の車内。

少女スリ団に狙われた。こちらのいるドアに向かって、発車直前に数人の少女たちがガヤガヤとざわめきながら 駆け込んできた。

私たちはすぐに異様に気づいた。が、それでも肩掛けバッグの一部のチャックがすでに開けられた。幸い予防措置のため、被害はなかったが、彼女たちのやりたいことはこれですぐに判った。

次のオペラまでの車内、そして乗り換えのホームでも、また犯人らと再開したが、
呼ぼうできた。
(2012年2月 アルトナオ・アルトオ 様)






ピラミッド駅から乗車。 15時頃

私は、ウン十年前、ヨーロッパツアーで ツアー参加者のスリ被害を聞いていたので、内側にもチャックが複数付いているショルダーバックに貴重品を分散して 入れた上、たすき掛けし、チャックの口を手でガードするなど、かなり気合を入れて乗車していた。パスポート、財布などは、私が預っていた。

夫は、あらかじめ注意していたが、ウエストポーチをやめなかった。夫は日本円 千円札3枚を入れていた。


乗車と同時に小学校高学年くらいの女の子2人が、 我々夫婦と子供2人の間に割り込んできた。夫にぴったりくっついて、天井を指さして何か話しかけだした。私はすぐにスリだと判った。 

私は自分のショルダーバッグのチャックをしっかり再確認し、夫に「この子たちスリよ!」 と日本語で叫んだ。が、夫は判らなかったようだ。

女の子たちは、夫に「財布落ちてるよ」(フランス語?多分?)と教えてきた。

 ※管理人補記 犯人の手口です。 



次の駅で、停車するや否や、女の子たちは降りて行った。

床には、チャック全開の夫の小銭入れが落ちていた。また、ウエストポーチのチャックも全開だった。幸い日本円で三千円程度なせいか、被害はなかった。


※管理人補記 
海外旅行において「ウェストポーチ」は、盗ってください 貴重品はここです、という有名な古典的アイテムなので・・・・ 基本的に推奨しません。
また非常に盗りやすいアイテムです。

ただ、日本人男性は  女性家族の言うことを聞かない人が多い上に、日本にいるので警戒心が薄く、また荷物をもつ方法が女性より乏しいです。仕方ないので、こういうタイプの男性には、ティッシュやナイロン袋、パンフ、薬などいれさせ、金品は小銭程度に。



メトロに乗っていると、乗客は自分の手荷物をガードしながら乗っているのがよくわかった。が、夫はあまり関心がないように見受けられた。

今回、何も盗られなかったのと、犯人が少女で幸い暴力的な手口でなかったので、夫のフランスに対する印象が悪くならなかったようだ。それは不幸中の幸い。

(2012年7月 Kiku Osanpo 様)



1号線 パレ・ロワイヤル



改札をくぐろうとした時、2人組の10代の女の子が私をつけてきたことに気づいた。直前で振り返ったら、彼女たちは、何もなかったかのように壁の路線図を見るふりをしていた。

おそらく改札をくぐる瞬間にバックをひったくるつもりだったと思う。
(2011年10月  rupantanko20 様)





 

1号線

やはりスリに。小学生高学年くらいの白人の少年少女、4〜5人。
メトロに乗りこむ際、私と夫の前に割り混むように乗った割には、入口付近で止まるので、ジャマやなあと思った。

が、私の方には寄ってこなかったので何とも思わず、空いてる席があるよーと 夫の方をふと見ると、彼は子供達に囲まれて腕時計を見ていた。スリの話を思いだし、夫のさげていたショルダーバッグをぐいっと引っ張って夫ごとこちらに引き寄せた。フランス語?(わからないが)でナンジャカンジャ言いながら、すぐに車両を移動して行った。

「何してたの?」と聞くと、「いや、時計見せてと言われたのでこうやって見せたら、グッとその腕をつかまれて・・・」と 夫。 

バッグはファスナーで開け閉めして、その上からフタをかぶせてカチッと留め金 をするタイプだったが、そのフタのほうの留め金は開いていた。
 

子供達は別段小汚い格好してたワケでもない、一見ごく普通のグループに見えた。
(フッシーズ・ヘイヘイ様 2002年GW)

 
 
 
 




 

 

1号線

小学生くらいの女の子のスリ集団に囲まれた。幸い、一緒にいた現地の友達が助けてくれたが、あとから恐怖感 が襲ってきた
(オデコに若葉マークのねねゆ 様  2002年5月中旬)

    


 

1号線 チュイルリー駅

母と電車に乗ろうとしたら、女の子が5人くらい一緒に乗り込んできた。彼女らは母を取り囲んで何かを言い、私には時間を聞ぃそぶりを見せる。気を引いてその隙にかばんを開けてお金を取るスリ集団だとすぐに気づき、「ダメだよ、あっちに行きなさい」(日本語) シッシッと追い払った。彼女らは発車前にさっさと降りていった。噂には聞いていたが、初めての体験だった。

周りの乗客も呆気にとられて見ており、電車が出ると「大丈夫?」と言ってくれた。すぐに気がついてよかったが、後から怒りと恐怖感がこみあげてきた。
( 2005年4月 ニコせ・じょり 様)

 


1号線

スリの子供に狙われた。カバンをかけていた私と妹ではなく、何も持たせていなかった母のポケットに手を入れました。”動きが遅い獲物” を狙う、ということか。

幸い被害はありませんでしたが、母に気を取られている間に私たちがやられていたかも、と思うと、気は抜けない
( ヒューケラ103様  2003年4月中旬)

 
 





路線不明

メトロのホームで待っている時。経験談と同様、3〜4人の少女がこちらをチラチラ見ており、怪しいなと思った。電車がホームに着いて、すぐに走って車両をかえたが、彼女たちは後を付いてきた。経験談通りに。私と友達との間に割り込んできた。

また自分のカバンを使い、私のカバンを触ってきた。鞄は前に斜めがけにして抱いていた。また鞄のチャックには鍵をつけていた。私がその少女の目をじっと睨みつけていたら、諦めたのか、次の駅で降りて行った。
(2012年11月下旬 うさぎ sakura 様)



子連れでメトロに乗るたびに、100パーセント、スリに狙われた。
私の鞄や同行者のウェストポーチのチャックを開けれらたが、被害はなかった。

あまりに狙われるので、同行者はスリが分かるようになったらしい。
スリが鞄に手を伸ばしてきたところを手で払うか、目で睨むと、次の駅で降りて行った。

スリは、大体2、3人1組で、薄くて大き目の鞄(A4サイズより大きい)を抱えて持っている人が多かった。男のスリもいたが、8月のせいか、学生ぐらいの女のスリが多かった。
( 2012年8月上旬 羊のどんざえもん 様)


スリに遭った。

気をつけていたのに、やさしいフランス人ばかりで油断してしまい、メトロで子供の集団に囲まれた。駅から乗った瞬間に子供たちに囲まれた。その時には何が起こっているか分からず、ただ動揺した。
押さえつけられて一歩も前に進めなかった。

母がいたのではぐれるわけにもいかないと歩こうとするが、やっぱり進めない。パニックになっている私に、一人「what time?」と聞き、(後から思えばバカだった)教えようとした。そうこうしていると電車の発車の合図で、子供達は一斉にホームに戻った。

電車が発車したあと、周りの人からスリだときかされた。慌ててバッグを確認、スリ対策で安全ピンでファスナーを固定しており、開け方が分からなかったみたいで、何も被害なし。

(2007年12月 みどりとパンク 様)







4号線 オデオン

シャトレ〜オデオン

本誌やその他のサイト、様々な情報本、行ったことのある人からの話などで十分に情報を仕入れていたつもりだった。が、一番典型的なパターンで遭遇。

12月30日の日没後に凱旋門に登りエッフェル塔の点滅に感激した後、
シャンゼリゼを少し歩こうかと思っていたが、相当歩き疲れ、同行者の体調が少し悪かった。メトロでホテルに帰ることにした。

ジョルジュ・サンク駅から メトロ1号線に乗った。シャトレで4号線に乗りかえた。

が シャトレで乗ったとたんに後ろから大勢の人間に押され、身動きがとれなくなった。肩掛けカバンが背中側に回ったが、どうしようもできなかった。

後ろの連中は、オデオンで一斉にいなくなった。

ほっとしたところで近くにいた東洋系の人が床に落ちていた財布を拾い上げて
英語で 「これ誰の?」と尋ねた。見ると自分の財布ではないか! その財布にはクレジットカードのみ入れていた。が、カードは無事だった。

カバンはファスナーが半分ほど開けられていた。中を確認すると何も盗られていないようだった。

幸い、パスポート、現金、スマートフォンは上着の内ポケットの中で、ボタンをかけてあったさらにその上からダウンコートを着て、コートのファスナーを閉め、さらにボタンをかけていた。 さすがにそこまでは手が回らなかったと思われる。

推測だが、後ろから押してきた連中は皆グルだったのだろう。

財布に現金が入っていなかったせいか、盗った財布を持ち去らずに床に捨てていったのが不幸中の幸いだった。

この翌日からはさすがにメトロに乗るのは嫌になり、バスで移動することにした。

(2014年12月/2015年1月 ドクトル漫歩 様)


オデオン駅 11時半頃。


駅は、閑散でもなく込み合ってもいない状態。電車が来たので、まずまず空いた扉から乗り込んだドア付近で、3〜4人の少女に取り囲まれた。

彼女たちは私たちと同時に電車に乗り込んできた。が、ホームでは彼女たちの姿は全く目に入らなかった。ホームでボーッと突っ立ってる私たちを物陰から虎視眈々と見ていたのか。

10歳前後で全く無表情、横を向いて目を合わさずにいるのだが、私の身動きが取れないように四方からしっかり体を押し付け、荷物を胸元で持っている。そのため私は自分の手元が見えない。

大人の私が本気で払いのけようとすれば難なく払いのけられるのだろうが、その時点ではスリ(のパターン)だと知らず、年端もいかない少女を力任せに払いのけようとは思いもしなかった。

あれっ?!何だぁ?!何か変だぞ?!と思ったと同時に、車 内の少し離れたところから3〜4人の男女が大声を上げた。

「そこにいたらいけない! こっちに来い!」というようなことを叫んでいた。さらに彼らがポケットを指差し、ようやく事態に気付いた。鈍感にも程がある。

ジーンズの前ポケットに入れていた財布をスられた。
肌身に近いし、スリに逢えば絶対感じるし大丈夫との自信は簡単に潰えた。

「このやろう!!金返せ!」 と少女の一人に詰めると、少女はシレッとして無
言で、私の上着のポケットを指差した。ポケットに手を入れる。財布があった。中を開くと カードは2枚とも無事だが、現金がない。再度詰め寄ると、途端に後ろで先ほどの3〜4人の男女が「大丈夫か?!」というように騒いだ。


電車が次のサン・ミシェル駅に到着。ドアが開いて、男女に気を取られているうちに、犯人の少女たちはさっさと電車から降りて行った。

車内の男女は「大丈夫か? ポリスのところに行こう!」と騒いでいる。私は、先ずはクレジットカード2枚を再確認。次にパスポートを確認。カメラも無事。被害はは現金150ユーロ。

男女は相変わらず「ポリスに行こう!」と騒いでいる。確かに、このままとんまな顔で電車に乗っているのもいやだし、パスポートを再確認したかったので、次のシテ駅で降りた。親切な?男女3人組も降りた。先ずはパスポート、カメラの確認。

また3人組が「ポリスに行こう!」と言う。この時になって、ひょっとして、こいつらグルじゃないかと思い始めた。

もし、本気で私たちを助ける気なら、そもそも少女たちを取り押さえるだろうし・・・ どうも怪しい。

仮に善人であったとしても、今更ポリスのところに行っても現金は戻らないだろうし、パリ帰国日だったので、残り4時間余りの貴重なパリを、ポリス相手に訳 の分からないフランス語と適当な英語で潰したくなかった。

「カードは無事だったし、ポリスは良いよ。メルシーボクー」と言って別れることにした。

女は「まぁカードは無事だったしね。多分現金は戻らないかもね」とあっさり言っていたが、男の方は「なんでポリスに行かないんだ」と少し残念そうだった。

後になって、同行者は 「多分彼らはグルで、私たちが150ユーロしか持っていないはずはないと思っており、別の場所に連れて行って、さらに金を巻き上げるか危険な目に逢されたかもしれない」と言った。

確かに、次の駅に着いた時に少女たちが逃やすいタイミングで我々に声を掛けたり、少女たちを口では罵るものの一切手を出さないなど、怪しい点が多かった。

最終日で、気持ちは半分帰国モードでユルユルだった。

今まで少々怪しい場面には何度も遭遇したが、備えは万全で、そのため一度も実害に逢っていない自信が あった。この過信がそもそも問題だった。

ポカポカ陽気でのんびりムード、風邪薬を飲んで少しボーっとしていたこともあったと思う。周りから見れば平和ボケ の中年日本人夫婦の典型だったと今にして思う。敵にしてみれば、こんな良いカモを逃したら沽券に関わるといったところだろう。

(2012年?月 Taka nob 様)




4号線 シャトレ

日曜日にシャトレで4号線に乗り換えるときに、ロマにバッグのファスナーに手をかけられた。

私もちょっと危なそうなので手でファスナーを持っていたが、マフラーで隠れていて見えなかったんでしょうね。手と手が当たって双方ビックリ!  ロマはさっと手を引いて降りていった。
 
在住の友人に聞くと、シャトレは観光地をつなぐ 主要路線の乗り換え駅なので、日曜日はロマがたくさんいるらしい。
(Minnie 様)



4号線 レ・アール〜シテ


シャトレ〜シテ間。

大変混雑している車内に、強引に子供二人連れが乗り込んできた。ドア付近の乗客全員が警戒し、カバンを押さえたため、被害はなし。
(2012年4月/5月 ひらパー rose 様)



子供のスリ集団。

乗り込んだ後に、同じような小奇麗なパーカーを着た今時な小学生くらいの女子2人、高校ぐらいの男子1人がぎゅうぎゅうに押し込んでくる。もともと混んでいたので場所を開けてあげたが、やはりスリのようで、女の子は、母と私に猛烈にすりよってくる。私が肘鉄で押し返すと、母に2人がかりで詰め寄る。

前回「経験済」の母は、急に臨戦体制(ひそかにシミュレーション訓練をしていたらしい)、やる気満々で大声をあげ、私もその女の子の髪を後ろからひっぱった。が、それでもひるまない。

母は小さい子を突き飛ばして、小さかった女の子は吹っ飛んだ。そこで女の子2人がぎゃーぎゃー文句を言い、周りが、非難の目。泥棒のくせに、と日・英語で非難すると、近くの同じパーカーの男性を見て、助けを求めた。

「どうしたの?」と男の子が英語で声をかけてきたので、「泥棒の肩をもつのか?同じパーカー着てるし、お前も仲間か?」と言うと、到着した次の駅で、そそくさと降りて行った。ほかの扉からも、同じようなパーカーを着た女子が2人おりた。

すごい、素人っぽいというか、駆け出しっぽいが、男もいたので、怖い気がした。

何も盗られていないが、一瞬の出来事だったので、やはり心構え・冷静さが必要だと改めて実感。

とっさにはフランス語は出ず、英語で通じたからよいものの、驚くと脳細胞がやはり停止。めげず日本語で叫ぶ母は立派。

声もだせない状態になるのが、一番危ない。母にまけず、フランス語のシミュレーションを重ねておきます。。

(2010年11月 パンすきー游子 様)


4号線 サン・シュルピス駅〜オデオン駅

混んでいた。サン・ミッシェル駅から10号線のオデオンで乗り換え、ブローニュ方面に乗っている間、全く気付かないうちに、バッグを切られていた。

気 づいたのは3日後。フェイクレザーのショルダー(大き目)を肩から下げて、ファスナーはしっかり握り、財布にはバックの中のファスナーにチェーンをつけて あったので安心していた。後ろから切られていたとは気づかず。20cmくらいカッターでパックリ切られていた。幸い、中の内袋が切れず 諦めたようだ

メトロでは、若い男の子の後ろポケットにカッターが入っていたり、あやしい人はいる。混んでいる時間帯、乗れそうになかったら1本でも2本でも次の電車にのった方が安心。
(2011年10月  rupantanko20 様)



4号線 サン・シュルピス駅〜オデオン駅

17時過ぎくらいで、ちょっと車内が混んでいた。人の多い時間帯を狙っているのだろう。

白人の12歳くらいの美少女に片言の日本語で話しかけられた。子供ひとりだったのでスリだとは思わずに フランス語で話しかけたら、近くに乗っていた現地の男性に 英語で「あの子供はスリだ。気をつけろ。鞄のファスナーを 閉めろ」と言われた。教えてもらって本当に助かった。 

彼女は子供のスリでもボス的存在らしい。次の日に12号線のRrue du Bac付近、1号線の concorde駅近辺でもみかけた。何人かの子供達に駅のホームで指図している姿を見かけた。日曜の昼頃と夕方頃。

(ゆきのっち 様)


4号線 サン・ミッシェル駅


待っていた電車のドア付近が混雑していたので、隣のドアに移ったとき、さあっと子供たちが3,4人、夫と私の間に割り込んで来た。彼らもすいてる方に移動してきたのだろうと気にも止めないでいたら、私の手首をつかんで腕時計を見せろとか何とか云ってくる。てっきり時間を知りたいのかと思い、見せてあげてもなお、つかんでくる。子供たちも取り囲んで来る。
 
ここで、「スリだ!」と気づくべきだったが、一日歩き回って疲れていて、頭が回転しなかった

幸い、夫が「何してる!」と子供の手をつかんで引き離し、盗人軍団はあわててまだ開いていたドアから逃げ出そうとしました。が、ちょうど ドアが閉まり一人がドアに挟まれ身動きできず。するとホーム側から男性がさっと来て、ドアを開け、一緒に逃げた。

斜めがけにしていたバッグはマグネットが強力だったので、それを開けるのに手間取り、中身は無事でほっとした。
 
いきなり他人の手首をつかんで時計を見ようとするような無礼なこと、普通の人は絶対しない。何人かの方も同じ体験を書かれているが、メトロで腕をつかまれたりしたら、すぐ「スリだ!」と思うように。


 
それと乗るときは、周囲をよく確認して。 
(tomyuki様)     



12号線




12号線 マドレーヌ駅。

子連れの旅行者は特に狙われやすいと聞いていたので警戒していたら、メトロ初乗車で、いきなり遭遇。

マドレーヌ駅。10時頃のそこそこ混んでいる時。

子供を抱いて乗車したら、小学校高学年ぐらいに見える女の子が数人周囲に来た。

小綺麗ななりで、まさかスリとは思わなかったが、警戒してジャケット胸ポケットにいれていた財布を、襟の合わせ目から手を入れて、ガード。そうしたら、するするっと入って来た子供の手が、自分の手の甲に触れた。

目の前の女の子を睨みつけて、「ノン!」と言ったら、目をそらして大人しくなった。

少し離れた場所で、配偶者が私に「パパ!」と声をかけて警告を発したが、周囲の子供たちは、次の駅で降りる間際に 「パパ! ダンケシェーン!」(何故にドイツ語?)と馬鹿にしたように叫んで、逃げていった。

盗られて決定的に困るような物は身につけていなかったが、この捨て台詞が気になって、暫く、被害がないか、念入りに確認した。幸い被害は無かったが、胸ポケットだけガードしていても、ジャケットの外ポケット、ズボンのポケットなどを人数頼みに飽和攻撃されたら、対処できない。

他にも、目の前でフランス人女性が同じような少女グループの被害に遭っているのを、目撃した。乗車・降車の瞬間、ドア付近は特に危険だ。

(2011年4月/5月 トンブリ・シュバリエ 様)



12号線 モンマルトルからマドレーヌ駅まで

5人くらいの女児のスリ集団がいた。私達が車内に入った途端、駆け込んできたので、ピンときた。空気でわかった。

混んでいたためドア付近に立っていた連れの鞄に、すぐに手をかけてきた振り払ったら諦めて、ドアが閉まる寸前、その集団は下車。ホッ・・・被害も無し。

車内に居たフランス人のオジサン2人が「あれは、スリやったよ!」って、身振り手振りで、教えてくれた。焦った・・・

その後、10代後半の黒人男性4人くらいが、こちらを見て騒ぎ、なんか言っていた。日本もそうだけど、若い子は抱えているものがないから、恐ろしい。
4号線も、客層があまり良いとは感じなかった。

(2004年4月 わらびもちさっしー様)

 
 
 

12号線

母とサクレクール寺院に行こうとメトロに乗った時、何回も訪れているためかすっかり油断していた。

モンマルトルの最寄の駅につき、地下鉄から降りようとしたとき、降りるわたしたちより乗ってくる子供軍団がわーっと押し寄せてきた。
 
「もぅ〜」と思いながら降りようとしたその瞬間、「??」なんだかふと頭をよぎるものがあり、とっさにバックの中を確認したら、やっぱり財布がない。

降りるのをやめ、入り口付近で子供軍団5人くらいに「財布を返せ!」(日本語)と、手を差し出した。わたしのだけでなく母の金も預ってたので、わたしも絶対譲れない。
 
とにかく日本語でまくし立て、近くの男性にも応援を頼んだ。そしたら年長格の2人組男女(とはいえ、12歳くらい?)のうちの女の子が、なんと上に着ているシャツを脱いで上半身裸になるではありませんか! けれどそれでひるむことなく、頑として返せコールを続けた。地下鉄も何故か発車せず、止まったまま。

そうしているうちに、一番年下のような気弱な女の子がおずおずと、財布を差し出した。パッと受取ると、最後に博多弁で 「日本人やけんて、ふざけんしゃんなよー!!」(訳:日本人だからといって、ふざけないでよー!!)と叫んで降りた。

怖かった・・それ以来モンマルトルには近寄りたくなくなった。
(ちぇりーちぇりー様)

 
 

12号線 Rue de Bac

5人連れで、12号線 Rue de Bacから乗車。私達のグループの一人に、現地の若い女性がぶつかって、わからない言葉で何か文句を言ってきた。

それに気を取られている隙に、もう一人いたグルの若い男性が、友人が斜めがけにしていたバッグに手を伸ばした。ファスナーを3分の2ほど開けていた。すんでのところで友人が気づき、私達が騒ぎ出したため、スリは次の駅で飛び降りて行った。
(2010年10月 little bird 様)






10号線、12号線 セーヴル・バビロン駅  (左岸)
 

自分達を狙ったと思われる少女集団と遭遇。


人々の鞄をじっと見ながら、ホームをうろうろする、怪しい少女グループ。浅黒い中東系?4人組を発見。

電車が到着する頃には、自分達に接近していたので、念のために車両口を変えて乗車。すると、4人組も急いで自分達の後に纏まって乗り込んで来た。同行者と「絶対スリだ、注意ね!」と声を掛け合って、私が壁を背にし、ハンドバックの口を確認し、脇で挟み、睨みを効かした。

荷物の多い同行者を囲み出した。私も、同行者の鞄に手をかけたり、お互い大き目の声で注意しあったり、睨んで、スリにアピールしていたら、4人組も諦めたのか、互いに何やら話し合った上で、隣の駅で同じ車両の先の車両口に、移動して行った。

乗る前は気合いを入れ、周囲に注意した上で、姿勢良く早歩きで、隙を見せないように心掛ける。買い物をする際には黒い大き目な袋を準備し、購入した品とバッグを入れてブランド名が見えない様にした。また自分の鞄も常に脇に抱え、た。
(2010年7月 ケムート・パンセ 様)


 

友達が若い4人の女の子に囲まれたらしい。私は気付かず。友達が「早く電車に乗って!」 ドアが閉まって窓の外を見ると、私たちに向かって舌を出していた。日本語でずっと喋っていたせいであろう。

友達曰く 「こんなところにも進出してきたことと、服装が今っぽく小奇麗なので驚いた。今までなら本当に観光客の多い場所、ロングスカートでロマっぽい格好の子供と相場が決まっていたのに油断ならない」だそうだ。
(takerunom8 様)



 
 
9号線  3号線  アーヴル・コーマルタン。

中学生風のグループ。気付くのに遅れた。3人ほどに囲まれて、一人がウォッチ、ウォッチと、指で腕を指しながら話しかけてきた。自分の時計に注意を向けている間に、ウエストポーチから財布を抜いた。

直ぐに腕を下ろしたので、スリが財布を床に落とし、床に落ちていることをスリが教えた。 スリが次の駅で降りてからスリと気がついたので、礼を言ってしまった。子供が話しかけてきたらスリと思うこと。

(2010年5月 香西の風来坊 様)





9号線 イエナ

子供たちに取り巻かれた。にやにやしながら近寄ってくるので「あっち行きなさい!」と日本語で怒鳴りながら手で追い払った。 実害は無し、その後は緊張して行動したため、特に危ない目にはあわずにすんだ。身なりの良い子供たちだった。
(martin BK様 2002年12月)


9号線 アルマ・マルソー〜F・Dルーズベルト


降車して歩いていると、外国人がスリにあったらしく、犯人グループらしい人達と騒いでいた。スリグループ?が10代半ばの女の子達だったのに驚いた。
(2005年8月 ペタペタペンギンと子ペンギンズ 様)
6号線 トロカデロ

パリから帰国時、ロマの少女スリ2人組にカモにされた。

スーツケースとショルダーバッグと斜めがけを持って、トロカデロから乗り込んだ。やけに乗る人が多いとは感じつつ、入り口付近に追いやられた。と同時に、12歳ぐらいの身なりの普通の(顔はロマ)女の子が「このメトロ、シャトレいく?」と聞く。
相手は子供だと思い、出口付近にもう一人にガードされ姿が隠れていた夫に「これシャトレ行かないよね」というと、私も夫も地下鉄路線図を見上げた。

夫が乗り換え方法を親切にも教えてあげたのに、何故か次の駅で「畜生!」という顔して降りて行った。

不思議にと思ったら夫の横にいたフランス人女性らしき夫人が「バッグあいてるわよ!」と教えてくれた。ハッとしてみると、用心のために付けていたカラビナがこじ開けられ、財布が入っていたジッパーが空いていていた、仰天。

財布は鈴とチェーンが付いていて無事。中身のカードも現金も無事でした。どうやらトロカデロで財布を出して切符を購入する所を見ていて場所を確認して付いてきた模様。
荷物を持った帰りも危険だと再認識した。

5月にチェコで、夫が神業のごとき チョルダーのさらに内ポケットに入れておいた財布をすられ、それにホテルに戻るまで全く気がつかないマジシャン並みの手口に東欧は要注意と肝に命じてい た。今度は、パリでカモにされた。厳重に注意しても狙われることから、さらなる対応策を考えねばと思った次第。

カラビナや安全ピンぐらい開けるのは1秒仕事。移民も流れ込んでいろんな面で前より治安は悪化しているように感じた。
(2015年10月 とらじ 様)
7号線 9号線 ショセ・ダンタン・ラファイエット。

被害はなかった。外見はロマでもなく、普通の女の子だった。乗車するときに我々の前に横入りし、配偶者に自分のカバンを押しつけながら、ジャケットの内ポケットを探っていた。すぐに気がついて手をつかんだら、振り切って急いで降りていった。

今までスリにあったことはなかったが、ジャケットなんか着こんでいたためかもしれない。油断大敵。
(2009年8月 Rocky 2002 様)


 
 


BSのフランス2のニュースで子供のスリについて出ていた。

フランスでは13才以下の子どもの犯罪を取り締まる法律がないので メトロで起こる子どものスリにたいして、有効な取締り手段がないそうです。たいていは親や親分が 一日あたりの稼ぎを決めているので、それに達するまでスリをはたらいているそうです。

親や親分は 子どもなら罰せられないのを承知の上で、彼らにスリをさせています。取り締まる方も 見つけたらメトロの構内から追い出すのが精一杯で、いたちごっこ状態だそうです。

顔にはモザイクがかけられていたが、服装はごくふつうで みるからに・・という格好ではありませんでした。

子どもといえど 相手はプロ。自分の立場(刑罰がない)を利用しています。必要以上に体を寄せてきたら スリに要注意。
(たぬきのママ様)


メトロに乗ったら5、6人の少女に囲まれた。すぐにスリだとわかったので、バッグにかぶせてきた布のような物を振り払い、その場から離れて事なきを得た。
(2009年11月/12月 マハリクまはーる 様)
5、7号 北駅

パリの北駅で、スリの少女集団。地下鉄に乗り込む時に、母の荷物を狙って、少女がするすると手を伸ばしてきた。

母親が大声で叫んで電車から降りた。何がなんだかわからず私も一緒に降りたところ、その少女の一人が、私のスネを蹴り飛ばしてきた。電車が走り去る際、彼女達は中指を立てながらニヤニヤ笑っていた。

金目のものがまったく入っていない紙袋の方が狙われたので、まだ良かったが、やはり荷物は分散させない方が良い。
(erikawa7様 2002年7月上旬)

車で子供のスリに、母親が狙われた。幸い被害なし。

小ぶりのトートバック(チャックつき)を肩から掛け、寒かったので肩からショールを掛け、地下鉄に乗っていた。

小学校低学年くらいの女の子3人組が、母親の前と後ろから、腰のあたりに「抱きついて」きた。今風の服で、きれいな身なりをした子供たちだったので、スリだと全然思わなかったが、どうやらショールでカバンが隠れていたので、目をつけられたみたい。

たまたま別の用件で、遠くから「お母さん」とちょっと大きめの声で呼んだら、気づかれたと思ったらしく、ドアから飛び降りた。おかしいと思ってカバンを見ると、さっき閉めたのを確認したはずのチャックが、開いていた。

とりあえず追いかけてみたが、あまり必死に逃げる様子が無かった。たぶん大丈夫と思いながら確認したところ、 財布はチャックつきの内ポケットに入れてあったので、無事。安全腹巻を復活させ、その中にお金やパスポートをいれて、ボロイ財布に、現金数千円と予備カード1枚入れていただけ。

いつもは たすきがけのカバンを持っていっているのに、今回初めてトートバッグを持っていったところ早速狙われた。上にショールが被さっていてカバンが隠れていたのも、狙われた原因だと思う。
(2004年5月 ラッセルぼん 様)
 

ふらつーでも勉強していたし、友達からもスリは気をつけろと言われていた。

到着してまだ明るかったので、嬉さのあまりメトロで出かけたら、革バッグを持っていたところ、黒人の少年たちに完全に「カモ」としてロックオンされた。

スキあらば奪おうという空気が漂っていて、かばんを前に持って、警戒心を表した。男性の連れがいたので事なきを得たが、とても怖い思いをした。21時を過ぎていた。やっぱり夜のメトロは怖かった。

それ以降、21時を過ぎたときはタクシーを使うようにした。タクシーは比較的安心。
(2007年8月 ケロ代 様)

蚤の市に行くのに早起きして地下鉄の駅で乗換図を見ていたら、黒人の10歳くらいの男の子2人にぴたりと後ろに張り付かれた。

少し前にすれ違ったばかりで、その時からもう目線が違った。ちろっ、ちろっ、と周囲にすばやく走らせているその目線が、他人のバッグや腰元あたりに向いている様子。

一見して「あ、スリか、かっぱらいだな」とわかったので、だん!と一回足を踏み鳴らしてから、くるりと振り向き、ぎっ!と睨んだら、にやっとして、すぐ去った。

( 2005年4月/5月 つつきと一緒  様)

中高校生くらいの男の子二人のスリを見た。

ホームで待っているときから怪しいなと思って見ていたら、地元の男性の尻ポケットに入っている財布を狙っていた。乗る直前に後ろから近づいて一人が盗ろうとしていたが、私が「スリだ」と言ったのを知ってか知らずか、やめて、同じ電車に乗っていた。次の駅で降りていったが、少し怖かった。
(2004年10月 さとあこ 様)

到着するやいなや、”スリが多発しているから気をつけろ”と、現地の方に言われまくった。

帰りの飛行機で隣に座った女性が、夜ほろ酔いでメトロにのっていたら、3人組の中学生くらいの子に羽交い締めにされてバッグをとられたらしい。

ひとりは、おもちゃを持っていて、ここを押せってくり返し言ってきて、別の人は、今何時だってくりかえし言ってきたらしい。バッグは、乗客のひとが取り返してくれたそう。ただ、バッグはぼろぼろで使えなくなったそう。油断禁物。どこでも。
 
(juncocin719様 2002年)

メトロに乗ったら5、6人の少女に囲まれた。すぐにスリだとわかったので、バッグにかぶせてきた布のような物を振り払い、その場から離れて事なきを得た。
(2009年11月/12月 マハリクまはーる 様)
メトロで、カバンのチャックを開けられかけた。

我々は女性3人連れ。 1人はエルベシャプリエのトートを、私と妹は無印良品のポシェットのようなのを右肩から斜め掛けしていた。

子供がなんかくっついてくるなぁと思って何気なく下を見たら、外側のチャックが開いていくではないか。びっくりして「No!」と言ったら、何事もなかったかのように離れていった。
 
子供が3,4人のグループで、そのまま次の駅で降りて、別の韓国系のグループの後をつけていった。

パスポートなどは内ポケット(チャック付き)に入れていたし、外側のポケットにはティッシュくらいしか入っていなかったのでホッとしたが、怒った後「ナイフとかを持っていたらどうしよう」とヒヤリとした。
(Piroling様)
 

ドアが閉まる直前に 乗ったら、僕のあとに、3人の子供(男の子2人、女の子1人) が急いで乗ってきた。車内は大変混雑していた。 僕は左手を財布の入っているズボンの左前ポケットの上に あてていたら、男の子が僕の左手の時計を触り、今何時かと 聞くしぐさをしてきた。初めは無視していたが あまりにもしつこく時計に触るのでうでをのばして時計を 見せた。この時はすりとは思わずしつこい子供 だなと感じていた。

一緒に乗っていた僕の友人は変に 思い、僕の真横に来てくれ、他の子供をしっかり見ていたので何もなし。

電車が次の駅に着くなり子供 たちは降り走った。 この時、時間を聞く振りをして、すりを働くグループの事を 思い出した。
(Buster様 2001年7月)
 

La Motte-Piquet-Grenelle 
 
治安は悪くないが、メトロ駅構内で観光客目当ての子供スリグループが出没することあり。
( 2007年2月 Bee2180 様)
  
 
 
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