トップ > 治安・防犯・トラブル > 病気・けが 往診を呼ぶ


France 治安・防犯・トラブル

基本編にもどる
病気・けが編 往診を呼ぶ
 2 Mar.2010  / 8 Oct.2011 経験談追加
 
 
喉の痛み → 咳・発熱


パリ到着時より 喉が痛かった。機内での乾燥かと思っていたが 夜に咳が出始める。

もともと花粉症なので 鼻水が多いのも気にはなっていたが、風邪とは思わずうがいとのど飴でなんとか耐えていた。

一晩中咳が出た翌日 あまりにぐったりとしていた。寝不足とそろそろ加齢から適応能力が弱ってきたかとなんとか自分を納得させながら、朝から観光へ。せっかく楽しみにしていた場所なのに、受け答えもボーっとして、うまくいかない。なにしろ寒い。

観光をそこそこにホテルに引き揚げた。昼食。温かいメニューを教えてもらい 食事のおかげで身体は楽になった。部屋で休んでいる間に熱を計ったら、38度以上。

その夜のコンサートの予定を中止。三井住友海上 クレジットカード会社の緊急アシスタンスサービスに電話。身元の確認のやり取りのあと、医師の往診依頼。日本語対応よりも往診を優先させてほしい旨を伝える。

金曜の夕方で、 診察時間切れになると通常の医師の対応は難しくなる。(救急に行くほどでもない)

また遅い時刻では薬局も閉まってしまう。などからあせりながら返事をまっていると
30分後返事がきた。往診可。到着時間と医師の名前を聞く。

いったん電話を切り、ホテルのレセプションに医師が来ることを伝えに行く。

レセプションから、医師の到着の連絡が入り、部屋で診察。診察はフランス語。軽い気管支炎との事。通常なら患者が薬の処方箋を持って買いに行くところ、先生が買ってきてくれ飲み方も教えてくれた。薬も、馴染みのある知った物だったので安心した。

翌日の観劇予定も問題ないとのことで、事前に解熱剤だけは飲んでおくように指示された親切な医師で、世間話もしながらアシスタンスサービスに治療の過程を説明していた。

医師から渡された書類に記入し、キャッスレスで診察は終了した。

処方された抗生物質と解熱剤が効いて、翌日から徐々に体調は良くなった。翌日は朝からルームサービスで昼すぎまで、ホテルの部屋で休憩した。バレエも観にいけたしのちの観光もゆったりした予定に変更したが、キャンセルすることなく続けられた。

帰国後も、指示された日数、薬を続けた。

帰国当日、アシスタンスサービスから確認の電話あり。パスポートのコピーを送ること、帰国後も同症状での通院には保険が利用できる旨、伝えられた。

今回、クレジットカードの保険項目で医療サービスが受けられる事は確認したあった。念のためサービス利用冊子をそのまま持っていったので、電話番号や利用方法など
すぐに判った。

また会話は、何度か経験した範囲なのでフランス語に心配はなかったし、薬も知っていた品だったのが助かった。

余談だが 大人用にまでおいしい味つきだったのには驚いた。ミントとかバニラとか
必要なんだろうか? 子供用の甘い薬は知っていたが・・・。

クレジットカード会社 住信カード ゴールド

利用したアシスタントサービス 三井住友海上の緊急アシスタンスサービス 「プレステージ・インターナショナル社」が担当 帰国後は上記 担当者より連絡 あり。他に「AXAアシスタンス社」「InternationalSOS社」と提携とも冊子に記載あり。実際の手配は 上記3社が行うようだ。

(2011年?月 たぬきのママ 様)


 SOS Medicine(救急医師往診サービス)
 

パリ到着の翌日、下痢・嘔吐・発熱・寒気を伴う腹痛を、2人が同時に起こした。

ホテルのレセプションを通じて、フランスの救急医師往診サービスである SOS Medicineを使って、英語の話せる医師の往診を依頼した。月曜14時ごろ。

医師は15分ほどで到着。

診断結果は、フランスで流行しているウィルス性胃腸炎ガストロで、食中毒ではないと診断。

処方箋を書いてもらい、近所の薬局で薬を購入。費用は、1人70ユーロ+薬代(10ユーロ程度)だった。
 

医師が話していた通り、翌日には具合がすこぶる良くなった。決して安くはないが、海外旅行傷害保険でカバーできること、病院に行かなくて済むこと、速やかに対応してもらえること、何より安心なこと、などを考えると、SOS Medicineは素晴らしいシステムだと感じた。24時間対応。

http://www.sosmedecins-france.fr/en/default.htm 

(2010年2月  ボンバルジェミマ 様)

 
 
 トップ > 治安・防犯・トラブル > 病気・けが  往診を呼ぶ