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すりかえ詐欺 

リヨン駅でカードすり替え詐欺に遭った。

リヨンTGV駅構内の本屋に入ったところで、黒人男性30歳前後、180cm程度に声を掛けられ、店外に呼ばれた。そこで、彼から「自分はロンドンから来ていて、TGVの切符を買いたいんだけど
国際路線用(インターナショナル)の窓口が閉まっていて
機械は現金が使えないからクレジットカードを貸して欲しい。」
と言われた。

はじめは、カードを貸すなんてできないと2度ほど残念だけどできないと断った。

が、「自分には日本人の友達がいる。他の人にも頼んだが誰も助けてくれなかった。(黒人だからと言っていた気が) そこに日本人の貴方をみつけたからお願いした。お金は先に払うのでお願いしたい。」と再度言われ、いくら使うのか聞くと「40ユーロ」と言う。

事前にお金を払うと言うことと、その金額が大金ではなかったのでそれなら…と引き受けてしまった。

機械で操作中、2度友達(グルと思われる)から電話があり、「日本人に助けてもらったから大丈夫」などと話していた。

PINコード入力中は彼は自ら離れたので、そのまま入力したが、認証中に「クレジットカードを外して大丈夫だから。」と何度も言うので外すとエラーになり、再度やり直しへ。やり直しの入力時、たしかではありませんがここで盗み見していたと思う。

入力後、また「外して大丈夫だ。」というのでそれではまたエラーの繰り返しだからとこちらが遮り、切符を発券。

発券時、クレジットカード、切符を彼が、手にもって外した。彼がクレジットカードを手にしたのはこの時、一度だけ。

渡されたカードは同じANAのVISAクレジットカード。その後、ここがちょっと何を言ってるのか曖昧でわからなかったがその発券が間違ってたのか、違ったのに…みたいなことを言われた。じゃあ変更するか尋ねると列車内で変えてもらうから大丈夫と。

自分も待ち合わせの時間が近づいていたため、そこで別れた。

印象としては、かなりフランクなスポーツマンといった感じ。

その後、他の店でクレジットカードを使おうとしたところ、コードエラーで使えず。

よく見たら、全く同じANAのVISAカード、しかも別の日本人女性の名前。クレジットカード会社に連絡。不正使用されている様で、詳しい金額などは調査中という返事。

クレジットカードを出したわずかな時間で全く同じ種類のクレジットカードを用意し、摩り替える巧妙な手口。日本人の複数のカードを持っていると考えられる。

自分も疲れていたので注意不足だったし、パリ滞在中、見ず知らずの困っている自分にとても親切にしてもらったこともあり、引き受けてしまった。きっとまた繰り返すと思う。 
 

詐欺の後、話が複雑なだけに自分だけでは警察に行ってもうまく説明できず、学校の先生に付き合ってもらい被害届けを出した。残念ながら見つからないだろう、と言われたが、もし今度そういうことがあったらすぐに来るようにと言われた。

駅構内やATMなどの映像は72時間を過ぎると消去されてしまうそうだ。クレジットカード会社も、こちらからの声かけに答えてくれて、ATM使用の詳細な時間や店舗番号も提示してくれたが、
10分以内にすべて引き落とされていた。

ただ、私もそうだったが、発生してすぐに警察に行くのは、難しい。言葉の問題もある。ただ警察も日本大使館へ電話してくれたりと親切だった。もし同様に困った方は、参考にして頂きたい。
(2008年10月  sion0323様)
 
 
 

「代わりにやって」詐欺の典型です。

大前提として、クレジットカードや現金を依頼されたシチュエーションで相手のいうままに操作しない。

同じシチュエーションで、ATMに仕込みをされて、クレジットカードを奪われる場合や出た現金を獲られるケース、身の回り(財布)をみられて、スラれるケースもあります。

また、PINコードはそばにいなくても分かる方法がいくつかありますのでご注意ください。

状況判断ができない、という場合は、自分がいる状況を 下記のチェックポイントに当てはまっていないか、”自分につっこみ”してください。

「相手が用意した舞台・設定に足をふみいれて」
「相手の意図・狙いどおりに、相手のために」
「相手の指示に従って行動し」
「自分の金銭・カード・パスポート・所有物になんらかの変動を与える」

なら、おおよそ 「詐欺コースにのった」とおもって、退場するようにしてください。
 

また装飾として下記条件があった場合、下記は「あえて考慮せずに」考えること。これで判断を狂わせる人がほとんどです。

・親日条件 ・小額条件 ・安全条件 



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