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France 治安・防犯・トラブル
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ポンピドゥー付近
 2 Jun. / 24 Jun.2013 経験談追加
4 Apr.2014 経験談追加


 
 



傾向と対策
□ 自分がスリなら、、という気持ちをもってみる。盗るならココやろなぁ、という意識ができれば、自然と防備できる。

□ ニセチャリティ、ニセ募金、ニセ警官 注意。 指輪詐欺・署名詐欺のスリも注意。

サインしない。一切かまわない。話を聞いたりするとダメなので、足早に逃げる。囲まれたら大声を出 す。この2年ほどは、署名詐欺(実はスリ)多発。旅行者を装った道たずねスリもあり。女性や母娘連れのような人でも犯人なので、注意。

□ スリ注意。多発。

とくに年配、男性が被害率高い。くちやかましく言っても、絶対に隙はでるので、対策として年配同行者に貴重品は持たせないほうが 手っ取り早い。名所・美 術館内部でも多い。署名詐欺、指輪詐欺型スリは 各地典型と同じなので、1秒以上相手にしない。


□ つり銭ごまかし
館員、売店店員なども油断しない。


□ 一人女性は、とくに 館員および公園でのナンパ注意。

年配男性〜若手男性まで。相手にしない。興味なければさっと断る。語学力があって相手しても、引き際の台詞が判らないなら、かまわないほうがいい。わから ないのにニコニコはダメ。基本的に 対処は楽であるので、知っているだけでよい。接触(ハグ、キス)や強引な約束などの傾向あり。館員でもありうる。

 



 
 
ニセ署名、ニセ募金・・・狙いはすり・小銭
傾向
押し売りや署名、話しかけなど。新聞や紙、服などで、目隠しを してくる。
その 陰で、さっとバッグに手をいれている。仲間がやっているケースも。

その前から、貴重品を出し入れする場所を見ていて、近づき、接触してくる。
 
 
 

対策
□ 貴重品は身につける。

□ 出し入れしたあとは周りをみまわす。また不用意なところで、わかるところに財布等をしまわない。

□ 署名、話しかけなどの際に、同時に気を回すが、向こうの技のほうが上で、無理なこともある。すぐ盗られないようにしておく のが、基本。

□ 相手にしない。手で払うか無視する。

 
 
 
 
 
 
 
署名詐欺 (目的: スリ、あるいは 金をせびる)  

偽署名で、集団でスリます。最近は 暴力型 急増。






ポ ンピドゥーセンターの広場のところで、iPadのようなものを持った若い女性が声をかけながら近づいてきた。 後ろに若い男が数人いたのと女性が持ってる ボードがあまりいい感じを受けなかったので、顔を背けて早足で通り過ぎたが、同行者が応じようとした。彼女は写真を頼まれると思ったようだった。

帰国して 本誌のトラブル経験談を改めて読み返し、ゾッとした。

別な場所で、明らかに新婚旅行というカップルの写真を撮ってあげたことがあったため、同行者に何故さっきは応じなかったのか、と非難が混じったような質問をされたが、勘に従っていて正解だったと思う。
(2014年3月 カメノパブロ 様)



ポンピドゥーセンター前

ポンピドゥー前あたりで歩いている時から、見えていた。 同行者に「絶対ひと言も話すな、見えていないかのように無視をするようにと言って、そのようにしたら、あっという間に相手が諦めた。「ノン!」とか何か言葉を発するのは足を止めることにもなるので、逆効果と思う。
(2012年6月 bun11papipapi 様)



金曜の昼、ポンピドゥーセンター前

広場を横切ろうとしたら、署名詐欺グループ(スリ)らしき子供達に遭遇した。
声をかけられそうになったので、関わりたくないと思い、小走りに通り抜けようとしたら、一人がついてきて、並走。彼らの仲間がピーピーと口笛を吹き、囃したてた。数m行ったところですぐに離れていった。

近くに警察署があり、警官が頻繁に付近を歩いているので安心していたが、この時はみかけなかった。金曜になると一気に人通りが増え、スリ等に遭わないかと緊張した。
(2012年3月 ファラフェル食べ損ねた 様)



ポンピドゥーセンター正面の広場。昼の12時前。

iPhoneでポンピドゥーの写真を撮っていた私に、高校生位の白人の女の子が 近付いて来た。 「耳の不自由な人の為の署名」らしいことが書いてあるらしい用紙を出され、(偽の)署名を要求して来た。

耳に×が入った絵が書いてあるのでフランス語が分からなくても雰囲気でそう理解した。その子も本当に喋れないのか?フリなのか?ひそひそ話をする時のよう なささやきで、何か言いながら署名を求めて来た。(偽)  署名運動が本物かと思いこみ、何て書いてあるのかその用紙をじっくり見たのが間違いだった。

「Je ne comprends pas」を繰り返しても、ジェスチャーで耳が悪い事を現し、しつこく要求された。

仲間が、私を挟む形で近付いて来た。その一瞬で、コートのポケットに手を入れたら しい。ポケットに入れたiPhoneが地面に落ちた。睨みながら拾ったらあっという間にどこかへ去って行った。

たまたま iPhoneが地面に落ちたため、スリ未遂に終わったが、ポケットに手を入れられる隙を作った時点で、私の負け。もっとスリが上手な人だったら完 全に持って行かれている。自分の行動に腹が立った。また、10代と思しき女の子だったので油断した。
 
この後、現地で、本誌(治安・防犯)の頁を読んだ。今回は実害は無かったが、嫌な気持ちにならずに済んだはずだった。 

「先に読んでおくべきだった」と後 悔した。海外では一瞬でも隙を見せたらダメだ、と再度勉強になった。
(2011年11月 しののめからひこうき雲 様)





 ※1秒以上相手をすると、そのあいだに仲間が寄ってきて死角(反対側)から スリをします。

また、 本誌でもたびたび啓発していますが、現在、「高性能デジカメ」に続き「iPhone」 も現在 人気急上昇の狙われ☆アイテムです。とくに若者が多いエリアで、欲しがる人が多いようなエリアですから、やたら人目に示さないように注意してください。

おそらく このケースの場合、犯人グループは、 iPhoneを入れる場所(ポケット)をまず確認していたのだと思います。(わたしが犯人でもそうします)
ポケットのようなところ、ましてやワンアクションで盗れる 方法で 大事なものを仕舞わないよう、基本的なものの持ち方・防犯の注意を払ってください。

また子供・10代のようなグループもスリ等の典型的犯人で す。自分の経験値・知識だけでは防げませんので、あらかじめ「敵を知る」ことが大事です。パターンを知ってお出かけください (管理人補記)



土曜の昼過ぎ。ポンピドゥーセンター前広場。

建物上から広場をみていたら、「カモを物色しているらしい署名スリの少女たち」 「エサはいないか、置き引きができないか、と人の無防備な荷物をうかがっ ている男」などの存在、配置がよくわかった。

若い人が多く、無防備で自由な雰囲気に見える場所だが、とくに お金があってボーッとして防犯の対策が不十分な観光客は、上から見てもすぐわかった。

(今のところ)中国人らに比べると、日本人はとくに身ぎれいでいいものをもっていて、始終携帯やスマホ、ガイド本を見ているので、ムードが違う。犬の群れ にいる羊みたいだった。

注意する、というのは イコール 「いつもスリらが 自分のことをカモになりえるか、品定めし、うかがっている。こいつならやれる、と判断されるポイント を消していかない限り、狙われている」という強い危機感・警戒が必要。
(2011年11月 Chun3)



ポンピドゥーセンター前。
小学生位の女の子がアンケートボードとペンを持って、身振りで署名(偽署名)するように言って来た。

周りには同じことをしている子はおらず、前を塞ぎ、かなりしつこかった。クリスマスの日にこんなところで、小学生がひとりでアンケート活動とは、かなり怪 しい
スリ目的も考えられたので、立ち止まることなく無視して通した。
(2010年12月 Saba nkd 様)





 


 

 
 
 
 
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