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オペラ、オペラ座
観劇経験談 オペラ
  
3 Mar./ 5 Nov./ 24 Nov.2014 経験談追加
 
 
(バスティーユ) オペラ「セビリアの理髪師」

(入場料) = 2階席 100ユーロ。

(雰囲気や感想) =  ロッシーニの「セヴリアの理髪師」を見物。「セヴィリャの理髪師」をイタリアの実力オペラ座がやると、声の贅沢な饗宴となるのだが、これをパリのオペラ 座に期待したのが、失敗。要は、音楽的にはほどほと、お笑いの場をふんだんに織り込んだ喜劇に仕立てあげていた。そのコントも、かつてのアメリカのノリと 言おうか、日本のザ・ドリフターズやひょうきん族のノリと言おうか。笑える人には笑える、笑えない人には笑えない。客はドタバタのたびに大笑い、日上旬に ウケていた。

舞台は、パリの下町にありそうな、3階建てのアパルトマン。回転舞台になっているから、180度回転すれば、アパルトマンの内側での住人たちの暮らしが丸見え。
そこにドタバタ・コントを仕掛けるから、立体的に楽しめるのはたしか。

一方、ドタバタしすぎて、うろちょろする歌手の声が前方へと響いてこないのもたしか。

これが50ユーロ程度で見られるなら儲け物となるが、100ユーロだとちょい高くはないかとも思った。

2ヶ月前の時点で、すでに安い席は売り切れ。一番安い席で残っていたのが、中間カテゴリーの100ユーロの席だった。

欧州には、「セヴリアの理髪師」をもっと快楽的に、もっと安値で見せてくれるオペラ座がいくらでもありそうに思える。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 19時30分開演。休憩1回を挟み、22時40分ごろ終わり。

(2014年10月下旬 葦原のしこお 様)
(バスティーユ) オペラ「椿姫」


(入場料) = カテゴリー1 パルトネール 190ユーロ
席はPlace3,5 Rang20 
ちょうど1階席ど真ん中で一番いいカテゴリーOptimaのすぐ後ろ。

(雰囲気や感想) =
予約
オペラ座Webから。IDは既に登録済み。言語はフランス語か英語。
ログインして、演目を選び、まず日程、次にカテゴリー・人数を選択。
最初は自動的に席が出てくる。
席の変更を選ぶと座席全体図が出てきて空席が表示される。
選ぶとそこからのだいたいの眺めが見えるので参考に座席を決定。
その時点で座席は仮確保されるので、指定された時間内で購入を済ませないとまた最初からになる。
決めると支払いへ。同時にプログラム(バウチャー)も購入可能。
チケットは自宅印刷か郵送を選択。郵送は手数料が高い。
決済が済むとメールが送られ、マイページよりチケットが印刷できる。
前回は印刷はなく、進化してるなーと思いながら印刷を選択。

本当はガルニエでバレエが見たかった。
母連れで観光としてもガルニエを見せたかったのだが、滞在中はバレエがない。
その代わりオペラは椿姫、セビリアの理髪師、トスカをやっている。あらすじもわかりやすいかなと思い、椿姫に。予習のためDVDも購入。行きの機内でCDがあり母はそれも聴いていた。

13時半すぎに到着。内部はシンプルで近代的な造り。クロークが見当たらなかった。皆コートは座席に持って入っていたみたいだ。
予約してから気づいたのだが、その日は千秋楽。満席だった。

昼公演のため服装はカジュアルかと思ったが、ジーンズなどラフなものではなく、おしゃれした人や休日にオペラのためキチンとした服を選んだという印象。お洒落していってよかった。ネクタイ姿の男性も見かけた。
客層は地元の人、観光客。日本人も。

字幕は、正面上にフランス語と英語。奇をてらった演出でもなく、初心者でも楽しめた。
ただマタドールの踊りで、かぶり物の馬と牛が出てきたのは予想外だった。

舞台セットは地味。もっと派手なのを期待していたが。それでもヴィオレッタの寝室にはマネの「オランピア」など凝った造りではあった。

予習もしていたので楽しめた。アルフレード役は長身でイケメンで、なおよし。
ヴィオレッタも若く結核で死ぬのに説得力のある歌手だった。
カーテンコールではメインの3人にはひときわ盛大な拍手とブラボーの声。花も投げ入れられていた。

(車椅子・高齢者対応) = エレベーターあり。実際に車椅子の客も見かけた。対応は問題なさそう。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 14時半開演、 オペラ座を出たのは18時前。だいたい3時間

(印象的だったもの) = カーテンコールで、歌手が観客からは見えないオーケーストラへ拍手を送っていたこと。場が終わるごとに盛大になる拍手と歓声、最後に指揮者とヴィオレッタ役の歌手がハグをしていたのを見て千秋楽ならではの光景だと思った。

(2014年10月中旬 サンジェルマンの白くま 様)
オペラ 『マダム・バタフライ 蝶々夫人』



パスティーユのオペラは『蝶々夫人』の初日。会社帰りのフランス人夫婦やカップルが多く、観光客が大勢いるガルニエとは違った雰囲気。近代的な劇場なのでどの席からもよく観えそうだった。趣きはないが。


(入場料) =  115ユーロ。2階席正面。舞台も字幕もとても見やすかった。
発売後すぐにオペラ座WEBより手配。Eチケット。

(内部の雰囲気や感想) = 近代的な普通の劇場。ヨーロッパの劇場をイメージしている人には期待外れ。
演目初日だったので、観客は殆どオペラ好きなフランス人夫婦やカップルだった。会社帰りにスーツなどで来ている感じ。よってガルニエより地味。

幕間にワインを飲んでいたら、隣のフランス人夫婦に話掛けられて盛り上がった。舞台が日本だからか。

衣装も斬新。殆ど黒・白のみ。出演者の顔は皆白塗り。舞台設定もほぼ変わらない。襖とか畳を入れたり、もう少し着物っぽい衣装にするなど日本的なものにすればいいのに、と個人的に思った。

ただ、演目自体は日本の曲をアレンジした音楽などが混じっており、初心者でもかなり楽しめる。


(車椅子・高齢者対応) = エレベータはある

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 19:30開演で 2幕。終了は22:30頃か。

(飲食店&ショップ情報) = 幕間のワインは7ユーロ。

(その他) = オペラ好きにはお勧めな劇場。どの席からもとても見やすそう。音響も良かった。来日公演は高くてチケットも取れないので、その半額以下で観られるのは嬉しい。

(2014年2月 アンヌとアンリ 様)

ワーグナーの「神々の黄昏」  バスティーユ

(入場料) = 平土間135ユーロ。上から2番目のカテゴリー。オペラ座のWebからチケット入手。自宅でパソコン発券。

(内部の雰囲気や感想) = 期待していたら、大ハズレ。たしかにオーケストラは、すばらしい。音楽監督のフィリップ・ジョルダンのテンポのよく颯爽とした音楽は、これまでのワーグ ナー音楽とは一線を画すほどの凛とした新味がある。が、結局、何を主張したいのか、よくわからない物語となった。

演出は、ところどころに思わせぶりな謎めいたシーンを仕掛けている。冒頭では、車椅子の少年に大きな地球儀が与えられる。途中で少年は幼き日のハーゲン、 地球儀を渡したのは、指輪奪回を企むアルベリヒとわかる。「おお、これはニーベルングの小人族の世界支配をやろとうしているのか」と思っていると、そうで もない。

結局、謎めいたシーンに対する解答は何もなく、意味ありげなシーンを重ねただけ。これじゃあ、謎のかたまりである平成仮面ライダーと比較して、子供の遊びのようなもの。最後には徒労感のみが残った。

ところどころの舞台は美しいし、大がかりなセットも組まれているのだが、これらが生かされていない。全体がつながっていき、一つの環を構成しないから、中 身のスカスカ感覚は否めない。ワーグナー音楽の本場ドイツでは、「神々の黄昏」は特別。ここに、どんな世界観を反映させるか、新たにどんな解釈をし、いか に規制の価値観に挑戦するか、知恵を最大限に巡らし、観客もこれに大きく反応する。その創造や破壊の精神がなかったということ。観客の反応もあっさりした もの。しようがないかといったところ。当たる日もあれば、ハズれの日もある。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 18時開演。45分と30分の2度の休憩。終了予定時刻は23時45分だったが、23時35分ごろに終わっていた。フィリップ・ジョルダンのテンポのいい指揮のため。

休憩時間中は、オペラハウスの外にも出ることができる。今回は、オペラハウス内での飲食を諦め、休憩時間をパスティーユ界隈の散策に当てた。うまそうなレストランを物色。

途中、個人行動をしていた同行者が、ロケット通り入口付近で、初老の男にナンパされたそう。

(2013年6月上旬 葦原のしこお 様)


(入場料) = カテゴリー2 良い方から2番目 一人70ユーロ、 loges de face(階段桟敷  舞台に向かって正面のボックス席)  子供料金は無さそう。HPから予約。

(内部の雰囲気や感想) = 想像以上に豪華でびっくり。雰囲気だけでも本場という感じがする。ボックス席のほうがオーケストラ席よりも舞台から遠いが、日本では味わえないのでボックス席を勧める。

ボックス席は6人と聞いていたが7人だった。前が1、2 中が3、4、後ろが5、6、7人目は7という番号であらかじめネットで予約する時に席が指定され、ステージがどのように見えるか写真も表示される。

3列目だったが部屋(椅子かも?)に高低差が付いているためステージはよく見える。

7番目(4列目)の人は真ん中に椅子を動かして見ていた。椅子はハイチェアだが足置きがあるので足がぶらぶらしないので快適。

ボックス席は外にドアノブがない。係員に声をかけて鍵で開けてもらう仕組み。中からは普通にドアノブがあり、出ることは自由。ボックス席は結構部屋が広くてコート掛けも部屋の中にある。長椅子もあるので荷物も置ける。

(車椅子・高齢者対応) = 手伝いが一人入れば問題なさそう。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 3時間弱

(印象的だったもの) = とにかくどこもかしこもゴージャスでキョロキョロしていた。見に来ている人種もゴージャス。

(飲食店&ショップ情報) = シャンパン、ジュース、サンドイッチなどの軽食、この辺は日本のコンサートホールとほぼ同じ。土産店にはオペラ座の蜂蜜は置いてなかった。

(その他) = チケットが取れなくても毎日オペラ座のサイトにアクセスすると空きが出るのであきらめずに。loges de coteという席の3列目くらいだとステージを見るのはきつそう。
(2012年5月 zen2namiki 様)

グノーの「ファウスト」、ワーグナーの「タンホイザー」

二夜連続で。


「ファウスト」は、最上のカテゴリーで170ユーロ。2階席。

なるほど、「ファウスト」はパリ初演オペラ、おまけにバレエ・シーンが有名だ から、相当に気合を入れてつくっているため高値なのかと個人的に納得。おまけに一世を風靡した歌手ロベルト・アラーニャも登場するという。チケットは品薄 状態。たまたま最上のカテゴリーが数枚ネットで登場したものだから、素早く入手。あとは、まったく残席がないよう。というわけで期待していったら、ハズレ 。

何が悪いというわけではない。金はそこそこにかけているし、歌手もいい。とこ ろどころは凄いのだが、散漫。楽しみにしていたバレエ・シーンはなし。これじゃあ、見せ場の「ワルプルギスの夜」が盛り上がらない。というのはあくまで個 人的感想で、観衆は大喜び。 カーテンコールでの盛り上がりようは、「そう、これよこれ、オレたちはこんなオペラを楽しみに来たのだ」といった感じ。そのカーテンコールもさっさと切り 上げてしまったのだから、 瞬間瞬間の享楽的なおもしろさ、凄さがあれば、それでいいのかと納得。

要は、日本人の考えすぎ。ドイツのゲーテの原作は、たしかに深刻な話。日本人もその線で受け止めているが、フランスでは「ファウスト」もフランス人式に換骨奪胎、土着化させてしまったということ。ドイツ人が、「あれは別物」と否定的に見ている理由がわかった。


「タンホイザー」

賛否両論。

席は、2番目のカテゴリーで135ユーロ。2階席中央あたり。

最後の最後で大きく評価が分かれそう。残念だったのは、ここでも有名な冒頭の バレエシーンはなし。せっかくワーグナーがパリのバレエ好きに合わせてわざわざつくったパリ版を採用しているのに、なしとは愕然の一言。考えてみれば、パ リにかぎらず、ヨーロッパのオペラで近年、バレエシーンを見たことがない。バレエはカネの無駄遣いという趨勢なのだろうか。ヨーロッパ経済危機が進行すれ ば、ますます期待できなくなる。

その冒頭に来るはずのバレエシーン、本来なら裸に近い女性たちの乱舞になるは ずなのだが、出てくるのはパンイチの男ども。彼らはいわゆる五体投地のような真似を繰り返しはじめ、たちの悪い暗黒舞踏でも見ているよう。女体乱舞を期待 していた身としては、悪夢としか言いようがないが、これもパリ風の萌えということか。それ好きの女性もいるし、変態の男性だっていることだし。

第1幕の暗黒舞踏の中心で寝そべっているのは、快楽の女神ヴェヌス。主人公タ ンホイザーは、彼女を描く画家。そこから、芸術がテーマであることは見えてくる。タンホイザーが何を描いているか見えないようにしているが、 裸の女体を描いているのは想像がつく。(本当は何も描いていなかったのだが、そこは心眼というやつ)

第2幕では、タンホイザーの仲間たちが自分の画を見せ合う。これまた何も描い ていないが、要は無難な画だろうとこれも心眼で見るしかない 。これが歌合戦の代わりの画合戦。それも、観客には見えない画合戦。つまらぬ画に業を煮やしたタンホイザーは女体画とおぼしき画を見せ、皆から総スカン。 第2幕のフィナーレ、タンホイザーが自らの画を背に担いで去っていく姿は、ゴルゴダの丘にのぼるイエスのようで、ここが美しい。

第3幕、途中からタンホイザーを敗北者にしない演出が見えてくる。ヒロインはもだえはじめ、風紀委員長のようなダサい服装を脱ぎ去り、白い下着姿に。タンホイザーの旧友もアリアを歌いながら、もだえはじめる。

そして、フィナーレの壮大な音楽へ、ト書きではタンホイザーもヒロインも死ん でいるのだが、そうはならない。暗転ののち、一気に風景が美術館内になる。見れば、古今の裸体画が並べまくられている。ボッチチェルリの「ヴィーナスの誕 生」を中心に、ゴヤの「裸体のマハ」、マネの「草上の昼食」、アングルの「泉」、ほかにクリムトやモジリアニ、ピカソやら古今の裸体名画が並ぶなか、タン ホイザーの裸体画もその一列に加えられる。

タンホイザーに対して、彼を迫害した仲間も握手を求め、プレスが群がる。タンホイザーは異端から一転、勝者になっというお話。

要は、男は女の裸を描きたい、撮りたい。女だって描いてほしい。という長い芸 術と倫理の対立の歴史をワーグナーでやってみました、というもの。そうなると、冒頭の男どもの五体投地も、男の苦悶かと納得がいく。すばらしい演出とう なったが、同行者は否定的。 「20世紀にこれをやるなら判るが、ゆるゆるになってしまった 21世紀にやる意義はあるのか」と。これも、たしかに一理。

演出について長々と書いたが、圧巻は、男性合唱の暴力的なまでの凄さ。これに対してヒロインがよく通る突き抜けた歌声で勝負してくると、じつにスリリン グ。 悪を肯定した者同士が相剋し、高みに達するという感じ。恍惚となる。カーテンコールでも、男性歌手陣に大きな拍手。パリにしちゃあ、長めのカーテンコール となった。

チケットは、オペラ座のWebから。「ファウスト」は郵送してもらったが、「タンホイザー」は印刷式を選択。オペラ座からチケットをファイルしたメールが 送られてくるかと思ったら、そうではなかった。サイト内のマイページから取り出す方式。2011年秋の段階では、まだ印刷派は少数のよう。会場には、実券 を持った人が多い。印刷すると、折り畳んでどこかに入れねばならず、かえって面倒ではある 。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 「ファウスト」は18時30分〜23時30分前まで。1回30分の休憩。

「タンホイザー」は18時〜23時30分過ぎの終演。2度の休憩。これが連夜となると、昼間はホテルでゴロゴロとなる。

(飲食店&ショップ情報) = 大陸で一番か二番に高いといわれるわりに、飲み物や食べ物の種類が少ないし、芸がない。これなら、日本・上野の東京文化会館のほうがずっとまし。なにせ、 あそこでは精養軒のカレーやサンドウイッチが座って食える。バスティーユは座るところも少なく、休憩時間の暇つぶしは客の観察くらいしかない。

(2011年10月下旬 葦原のしこお 様)

演目 不明 

(その他) = オペラ自体はなんとも2軍の出演か? オーケストラルの最前列(いわゆるかぶりつき)だったので、ピットの動きも見えて、席はそれなりに良かったのだが。

オペラそのものの鑑賞にはバスティーユに行った方が良かったのかも。服装はラフなスタイルの人多し。バーを楽しむ人はそれなりの服装の人達がいた。
(2011年9月 naouyouko 様)
グノー「ファウスト」

バスティーユで鑑賞。

新制作のプルミエ、最近復活のロベルト・アラーニャがタイトルロールを歌うので楽しみにして行ったのに、なんとテクニカル部門のストライキで、衣装なし、舞台装置なし、照明なし(とりあえず舞台は明るいがスポット照明なし)のコンサート形式での上演となった。払い戻しには応じる、次の2作品は2割引きでチケットが購入できると言われたが、嬉しくも、なんともない。

シーズン幕開けなでこんなこっとってアリ? チケットはずいぶん前に完売だったが、客の入りは7割程度。歌手もそれなり歌ってくれたけど、なんとなく臨場感に欠けたのが、残念。

帰国後、公演前日にストのお知らせがメールで来ていたことが分かった、だからどうすりゃいいのよ、と言いたい。対処方法は、なし。あきらめて楽しむしかない。

ストの原因は、年金支給年齢が60歳から62歳に引き上げられることへの抗議だとか、今後いろいろな分野でストが続くのではないかと思う。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(印象的だったもの) = かつてテレビでオペラ座の衣装部門では、糸を染めるところから仕事がはじまる、という場面を見たが、そこまでやってストだなんて。悲しすぎる。

同時期に訪れたロンドンの同じ演目のオペラと演出を見比べるのも楽しみだったのに、悔しさと残念さ倍増。聴き比べができただけラッキーと思うことにした。

(2011年9月 しょう&しゅん 様)






 
ヘンデルのオペラ 「ジュリオ・チェーザレ」
 


当日券購入

旅行が決まってから、ガルニエでオペラだし、ナタリー・デセイの出演だしこのオペラをと思っていたが、その時点でインターネット分は売り切れ。しかも、デ セイが歌うクレオパトラはダブルキャストで、到着翌日の舞台が彼女が歌う最終日。当日券を狙うにしても、本当に鑑賞できるかは微妙だった。

当日券を、朝10時ごろから並んだ。入り口でセキュリティ・チェックをぬけると内部は、公演のチケットを求める人と内部見学の人でごちゃごちゃ。ちょうど 数ヵ月後の公演の発売日だったらしく、売り場にはかなり人が並んでいた。が、整理券のようなものはなく、みな順番に椅子に座って待っていた。

発売は11時から。予定より15分程度遅れて始まった。友人と座席が離れたが無事購入。現地窓口での購入は座席を詳しく指定できるが、なんだかんだで時間 がかかった。座席についてある程度知っているか  ★文字化け★ に近ければ近いほどよく、サイドになるほど見えにくい。実際、席によって同一クラス(同 一料金)でも見え方が異なった。


入場
時間ぎりぎり、過ぎてしまうと座席に入れないと聞いていたので、大急ぎでオペラ座へ。正面でカバンの中とチケットを見せて入る。パンフレットはコーナーを作って売っていた。12ユーロ。

天井桟敷のため、一番上まで急いだ。
リフトはあるが遅かったので。それでも大階段に入ったとたん、豪華な造りにため息が出た。劇場内の内装も同様に素晴ら しい。

座席は5等、天井桟敷の右の端っこ、前から2番目の補助席。座席からは舞台は右下4分の1が欠けていたが、まあ見える。同じクラスでも天井桟敷の両 サイド ボックス席よりは見える。天井桟敷中央なら舞台が全部見えてよさそう。シャガールの天井画は近すぎて全景は見えず。満座のオペラ座、劇場内は人の 熱気もあってか、かなり暑い。

内容
ローマ帝政時代、ポンペイウスを追ってエジプトにやってきたカエサルとエジプト女王クレオパトラの話。登場人物の衣装は古典的だが、舞台装置は現代のオペ ラの舞台そでか製作現場で、エジプト的なオベリスクや胸像がごろごろ。小道具も現代のもの。ガルニエということもあってかシンプルで転換もほとんどない。 登場人物だけ古代という感じ。
舞台は見えづらくても、音楽と歌は素晴らしかった。みられると思っていなかったので、予習を怠ったのが惜しい。到着翌日だったので、かなり疲れていたのもつらかった。それでも日本でこの内容で、この料金で観られることはまずないので、満足。

クレオパトラ役のナタリー・デセイは素晴らしかった。ところどころクスッと笑えるような冗談もあり楽しめる。ほんとに見に行ってよかった。友人も満足していた。字幕はフランス語。
 
客層
天井桟敷はわりとカジュアルだが、着飾ってきている人もいた。ほかには会社帰りらしき人や地元のオペラ好きの人々でいっぱい。観光客っぽい人はあまり見掛 けなかった。ざっとほかのフロアを見たところ、良い席になればなるほど、よい身なりの人が増える。着飾るというより、ジャケットやスーツなどきちんとした という印象。


帰り
終演時間が遅かったが、バスで戻った。人通りもあり、周りのカフェはかなり営業している。まったく危険な感じはなかったし、地元の人でもバスで帰る人も多かった。

(車椅子・高齢者対応) = 結構大きめのリフトあり。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 19時開演、23時過ぎに終演。

(印象的だったもの) = カーテンコール。盛大な拍手とブラボーの声に日本ではこうはならないな、と思った。これぞ本場の醍醐味。

(飲食店&ショップ情報) = ミュージアムショップあり。オペラやバレエのDVDが多い。グッズもある。幕間ではバーコーナーに人だかりができていた。水やシャンパン、アイスなど。

(2011年2月上旬 サンジェルマンの白くま 様)
ワーグナー「ワルキューレ」
 
新しい音楽監督フィリップ・ジョルダンの指揮。これが、凄い。指揮者としてはまだ若いのだが、それだけにワーグナー独特の重厚感の中に溌剌とした 生命力があり、凛としシャープなワーグナー音楽を構成している。こんな、ワーグナー初めて聞いた。ワーグナー音楽は、巨匠のみの特権世界ではないと知った しだい。

2年まえにベルリンで彼の指揮による「タンホイザー」を聞いたときも、颯爽たる熱烈にゾクッとしたが、ドイツ音楽は21世紀に至宝を手に入れたかのよう。

演出は、よくわからない代物。有名な第3幕のワルキューレの騎行では、全裸の男たちが、血だらけの格好で登場。彼らは戦場で倒れた戦士とし て、ワルキューレらに体を拭いてもらっている。ト書き通りといえば、そうなのだが、男の裸が並ぶ姿はグロテスクでもある。どうやらオペラ座のバレエダン サーが担当しているらしく、バレエ好きの配偶者はその肉の付き方に好感を持ったよう。
 

第1幕のクライマックス近く、兄と妹の近親相姦シーンでは、夜桜に満月。まるで京都の東山、八坂神社あたりの春の宵を思わせる光景が、叙情的で美しい。そのまえには、水が滝のごとく壁面から落ちていくシーンもあり、これもどこか日本的。

第3幕のフィナーレでは、ブリュンヒルデは永遠の眠りにつかず、最後は起き上がる。そのあと、戦乱のあとの廃墟が浮かび上がり、幕となる。

ずいぶん謎の多い演出だが、場内は大拍手。ここのオペラ座は10回近く通ったが、物見高いパリの聴衆が、こんなに熱くなっているのを、初め て見た。半世紀ぶりのワーグナー「ニーベルングの指輪」シリーズを歓迎してのことか、あるいは音楽の完成度の高さに昂ってのことか。後者と思いたい。

当日は、満席。日本人の姿もほとんどなく、チケット争奪戦の激しさがうかがわれた。こんなスリリングで凄い演奏を聞いてしまうと、来年の「ジークフリート」「神々の黄昏」でもチケット争奪戦が予想され、げんなり。

18時開演。45分と30分の休憩をはさんで、23時過ぎに終演。

(2010年6月下旬 葦原のこしお 様)

ヤナーチェク 「利口な女狐の物語」
 
スカスカの入り。開演まえに、前のほうの空いている席に勝手にどうぞ、というアナウンスがあったほど。

蛙や狐は、すべて着ぐるみ。どう見ても馬鹿っぽく、子ども向けのオペラにしかならない。なのに、音楽は大人の達観した音楽。性や人生の諦め、輪廻といったものが音楽化されているから、子どもには向かない。

大好きな音楽だからオーケストラを堪能させてもらったが、日本でほとんど上演されない理由が、なんとなくわかった。

19時30分開演。30分の休憩を挟み、22時前に終演。

(2010年6月下旬 葦原のこしお 様)

ロッシーニ 「湖上の美人」

(入場料) = 演目によるが、今回買った範囲では、バレエ カテゴリー1(最も高い席) 84ユーロ、オペラ カテゴリー1 172ユ バレエ、オペラとも最も安いチケットは20euro程度

(内部の雰囲気や感想) = ゴージャス。建てられた当時の成金趣味を存分に味わえる。客のドレスアップ度は低くめ。結構ジーpンとTシャツ姿も見かけたが、ちょっとドレスアップして行った方が気分が盛り上がって楽しいと思う。

チケットの発売開始日を過ぎていたこともあり、当初ネット上では、切符は売り切れで購入できなかったが、念のため毎日WEBをチェックしていると時々2-3枚売り出されることがある。すかさず入手。運良く、狙ってもめったに購入できないバルコン席だった。

どうしても行きたければ、あきらめず毎日WEBサイトをチェックすれば購入できる可能性はありそう。購入後も参考のためサイトを何回かチェックしていたが、出たのは一番高い席のみで安い席は出なかった。ネットで購入すると、切符は登録した住所に郵送される。

(車椅子・高齢者対応) = 車椅子は無理そうに思える。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = バレエは21時30終演予定が22時になり予約してたレストランに行けなかった。オペラは、3時間から4時間かかる。

(印象的だったもの) = 日本であまり上演されないロッシーニの「湖上の美人」で、演出も美しく大満足。6月の公演なら高音域のテノールでは、世界最高レベルの歌手フローレスだったのに、7月公演は歌手が変わったのが残念。

(2010年7月 しょう&しゅん 様)


 
 
 
 
「プラテー」
 
(入場料) = 大人子供関係なく 130ユーロ

(内部の雰囲気や感想) = 
先ず演目のラモー、プラテー。日本で勉強しようとしたが、日本語字幕付きのDVDが廃盤で入手できず。音楽のみ聴いておいた。

ウィーンのオペラ座等のような英語字幕を期待していたが、字幕もなし。簡単な内容で全体像はつかめたが、詳しいやりとりがわからなく残念だった。

ミラノ・スカラ座、ウィーン・オペラ座に比べ、内部は一番豪華だったのにかかわらず、観客の客層が悪く、少しがっかりした。音楽に対する国民性が出ているんだな、と思った。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 4時間
(2009年12月 とらまる 様)
 
 

2回見た。念願だったミンコフスキの指揮でバロックオペラを観ることができ、大変すばらしくて大感激。ガルニエは内装はもちろん、正面のバルコニーからのオペラ大通りの眺めもすばらしくて、
ここで楽しむオペラは格別。

ガルニエで2回見たオペラのうち、1回目の席が1階サイドのボックス席。最前列でも舞台がよく見えず、音も悪かった。
次回チケットを取るときには、ボックス席ならもっと中央よりを選ぶようにしたい。
(2006年4月/5月 奈良のきぬざぶ 様)
 
 
 

音楽、キャスト、劇場すべてが素晴らしかった。オペラ座の内装に感激した。今まで豪華な建物に観光の目的で入ることはあったが、実際の利用者として入ることは初めて。オペラ座の観客として立っていること自体に、うっとりした。
(2006年4月/5月 クラリーヌかなかな 様)
 
 
 

内容は日本で多少下調べをしていたおかげで、言葉はさっぱりだったがとても面白かった。バレエ(群舞?)のところもあり初心者でも楽しめる内容だったと思う、運が良かった。早く行き過ぎて2階の席のある部屋に閉じ込められたのには驚いた。(もの知らず、失敗)

休憩時いろいろ歩きまわったが、シャンパーニュや軽食が食べられるところのギャルソンの人たちがテキパキしていて見ていて飽きなかった(格好良かった)。オペラは休憩30分含みで3時間程度
(2006年4月 眠い月様)

オペラ「イドメネオ」
 
 
日曜の午後、オペラ「イドメネオ」を観劇。オペラ歌手の声量に圧倒されたし、何よりヨーロッパでは音楽や芸術が身近であることを実感できた。
(2010年2月 パスピエぴあの 様)

 
 
 
ガルニエ 演目不明
 
初めてみたが、オペラ歌手の声量&情感のある歌唱力、オーケストラの本格的な演奏に圧倒された。劇の内容は、行く前に予習した簡単なストーリーと 演者の表現で理解しようとしたが、語学力が無いので分かりづらかった。しかし、オペラ座内部の重厚な雰囲気を満喫できたし、リッチなお姫様気分になれた し、経験できて本当によかった。

オペラガルニエでは今ではほとんどバレエが上演されており、オペラを行なうことは少なくなっていたようなので、パリ滞在期間中にオペラがあったことは本当にラッキーだった。
(くさいくま様 2003年11月)

「仮面舞踏会」
30分前入場。それまでマルシエでぶらぶらした。席で開演を待っていると、係員がなにやら話した。そうすると周りの人は脱兎のごとく前の席へ。空いているので好きな席へということらしい。私も53ユーロのチケットなのに138ユーロの席へ。

オーケストラ、指揮者もよく見えた。よい席で観るとぜんぜん違う。オペラはケチってはいけない。それにしてもフランスって太っ腹。幕があくと、合唱団がひな壇椅子に座っている!

シャンデリア、かつら、たふたふドレスではなく現代版仮面舞踏会にびっくり。でも歌手はすばらしい。
特にリカルド役がよかった。堪能した。観客は年配の女性が多く落ち着いた感じ。女性トイレに列また列。マチネは疲れない。例年のごとく、おしゃれな冊子を持って帰った。今年はミニサイズもあった。

( 2009年5月上旬 うべっち油利野 様)

ヴェルディの「椿姫」
 
役者はイタリア語で歌い、字幕はフランス語で表示され、どちらも全くわからないので、理解度ゼロだった。

ステージ全体が見えればまた少し違ったのかもしれないが、5等席の7番席だったため、舞台が半分しか見えなかった。5等席でも前列、1〜番席、なら全体が見えるかもしれない)。

5等席で21Euro。

椿姫は本当にあらすじ程度しか知らなかったため、耐えられずに公演が終わる前に、途中退席。とりあえず、館内の雰囲気を味わいたい程度なら、わざわざチケットを買わないで、館内ツアーだけで十分かも。

(2007年7月 domomode 様)

バスティーユ  ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」
(入場料) = 100euro

2008年7月に同オペラ座が初来日するときの目玉演目、同じ演出で。

指揮は、日本にもよく出稼ぎに来ているロシアのバンカラ君、ヴァレリー・ゲルギエフ。ゲルギエフが振るからコテコテのワーグナーになるかと 思ったら、さにあらず。指揮者も歌手も衝撃的な演出に喰われた。その演出にも問題は多く、途中から消化不良、喉元に何かが刺さったような感じで、グッタ リ、ゲンナリでオペラ座を後にすることに。

舞台は、きわめてシンプル。歌手たちの後ろに巨大なスクリーンが用意され、このスクリーンが物語を展開していく。歌手たちは、ただ歌うだけ。お世辞にも美男美女とは言い難いトリスタン役とイゾルデ役だから、これでもいいかと。

スクリーン、最初は海の風景を映すだけで、退屈なのだが、途中からトリスタンとイゾルデを思わせる2人の中年男女がべつべつの画面に登場。 横には爺やと婆やがかしづいている。2人の中年男女は音楽の進行とともに、1枚1枚服を脱いでいき、その服を爺と婆がもらっていきます。要は、高級スト リップ・ショー。ついには、2人とも真っ裸。

そして、第1幕のフィナーレへ行く音楽の高まりとともに、水の中に飛び込んで、2人は一体化。こんなスケベな第1幕を突きつけられると、 オペラ史上もっともエロチックな第2幕はいったいどうなるのだろう、と妄想のみが幕間中に膨らむ。第2幕以降はその妄想を完璧に打ち砕き、スクリーンは心 象風景に終始します。そりゃ、ないだろう。ここまで期待させておいてというやつで、あとは悶々と音楽を聞くのみ。あまりに第1幕のストリップ・シーンが衝 撃的であり、歌手も音楽も霞んでしまったという、ある意味、悲劇的な舞台。

そうはいいながら、2人の中年男女のストリップ・シーンは、じつに美しかった。どこかくたびれた中年男女でありながら、清潔感が漂い、強い決意をうかがわせる内面美さえある。その意味では、得難い眼福の時間。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 45分と30分の2度の休憩を含めて5時間半くらい。ワーグナーは体力勝負。

(2006年11月 葦原のしこお様)

バスティーユ  「アドリアナ・マーテル」 創作オペラ
 
(入場料) = 130euro。(一番高い席)安い席は30euroくらいからだったと思う。演目によって料金が違うがこのときは安い設定だった

(内部の雰囲気や感想) = とても現代的な劇場。古典的な形式のオペラ座に行きたい方はガルニエの方へ。
だが、残響のすばらしさは世界でも類をみないという話。実際、本当に音がきれい。音を聞きたい方には一度は行っておくといい。

観客の服装は、拍子抜けするほど地味。妙にドレスアップしているのは観光客っ ぽい。とは言ってもジーパンはそぐわない雰囲気。女性は丸の内あたりのOLさんの会社帰りなスタイルくらいがちょうどよいのでは。男性は会社に行くような スーツ、もしくはきれいめパンツに襟付きシャツ、ジャケットくらいでOKだと思う。気合を入れておしゃれしすぎると浮く。パリの人は少しくだけた感じのおしゃれが本当に上手、と感じた。
年齢層は様々。でも家族連れは見かけない。

演奏に関しては独自のスタイルを感じる。以前読んだバスティーユのオペラ座の記事に「どんなスター歌手が来ても、無名の歌手であっても同じ ように作る」とあった。演出も含めて、ごてごてと作らない、シンプルでストイック、でも上質な雰囲気。現代美術的なイメージ。ニューヨークのメトロポリタ ン歌劇場とは対極にある気がする。

面白いのは、時間になるときっちり始めてしまうこと。ロビーに観客が残っていても、多少ざわついていても、とっとと始める。なので、始まるとあわてて席に戻ってくる人がいっぱいいる。

演目は90年代の中欧の内戦を舞台にしたもので、全てが地味地味地味!

舞台装置は白い壁と白いドームが何個かあって、それに照明で変化を付けるというもの。衣装はボロイセーターにスカートにエプロン姿のヒロイ ンと、同じ様な服装のヒロインの友人。男性の登場人物はボロいズボンにくたびれたジャンパー。登場人物も4人だけで、コーラスなどはなし。

内容も暗くて重たくて、でも音楽的な技巧がふんだんに盛り込まれた曲(プーランクをもっと現代ぽくして暗くした、みたいな)で構成されて いて、難解。でもフランス人は喜んでいた。隣にいたアメリカ系と思われる白人の夫妻はカーテンコールも見ずにさっさと席を立った。特に奥さんの方が「何、 コレ。ちっとも面白くないわね」みたいなことをぶーたれていて、共感を覚えた。

去年見た「ルサルカ」やその前に見た「椿姫」もセットはシンプルだったけど、もっと楽しめた。演目は吟味した方がいいかも。
 
 

(車椅子・高齢者対応) = リフトはあるのでしょうけどわかりにくい。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 休憩ふくめて3,4時間。19時くらいの開演で終わると23時くらいになる

(印象的だったもの) = 劇中の照明の使い方が凝っているのには毎回感激。これも最新のハイテク設備だからできる。

(飲食店&ショップ情報) = 幕間に開くバーコーナーは、がっかりするくらい地味。軽いアルコール類とソフト
ドリンク、ミネラルウォーター、簡単なスナック類くらい。「幕間の華やかな雰囲気」はまったくない。値段は、エビアンは街中で買うのと変わらなかった。

ちなみに列はきちんとできたりしない。躊躇していると何も飲めずに次の幕を見ることになる。劇場内は乾燥しているのでなにか飲まないと結構ツライ。

プログラムは通路で「プログラーム」と大きな声でアピールして売っている。1部10euro。買うと喜んでくれる。
 

(その他) = 入り口で簡単な荷物チェックがあります。撮影、録音は不可。
劇場内でサービスをしている人は全て公務員だそう。そのせいか?全体に無愛想。でも、席へ案内してくれる女性はフレンドリー。「アングレーゼ シルブプレ」って言うとにっこり笑って英語にスイッチしてくれた。
(2006年4月  スシチャイニーズ様)

トーリードのイフェジェニー
とにかく良かった。現代を舞台にした超モダンな演出、そして、オペラガルニエの建物、特にホール天井のシャガール絵は、いるだけで夢の中にいるような気分。
(2006年6月 オスカル1964 様)
「タウリスのイフィゲネイア」
 
滞在中、あのきらびやかな空間でオペラが観られて本当に嬉しかった。

欧米の人々は観劇中、水をうったように静か。ごくごくたまに咳をしたり体を動かすことでイスが軋む音がする以外、物音ひとつなし。そして誰も寝ない。みんな本当に観たくて来るんだなと実感。

ただ、ギリシャ悲劇に題材をとった演目「タウリスのイフィゲネイア」で、演出があまりに現代風でびっくり。でも同行した父が「ここでこんな現代劇をみられるとは思わなかった」と言ったのを聞き、なるほどそういう見方もあるのかと感心。

そういう目で見ると、通路や客席を使う演出も、面白かった。惜しむらくは演出の都合上、あの赤い緞帳が下がっていなかったこと。あれが上がるところが見たかった。

幕間に、飲み物を頼もうとカウンターに行ったら、売り場の男性の、客捌きの素早さにびっくり仰天。もう職人芸の域。
(2006年7月 そら耳ポンジュース 様)
 

オペラ 「カーチャ・カヴァノバー」
 
マイナーなのか、ネットでも殆ど資料らしい資料が得られず、予習なしで観たら内容がさっぱり解らない上に、
オペラ風ミュージカルと言った感じで面白くなかった。途中で何度も眠りそうになるわ、飽きるわ、で初オペラだったのにガックリだった。オペラ座の雰囲気を堪能できたので良しとしよう・・・。
(2004年10月 でこぼこシスターズ 様)
ワグナーのオペラ 「さまよえるオランダ人」 
 
期待していたオペラにがっかり。予習もしていなかったし音楽も知らない曲ばかりで、歌は上手だったけれど話しも暗いし衣装も地味だし、眠くなってしまった。しかも、幕間がないのにはビックリ! いい加減お尻が痛くなりました。
(ボナペティkei様 2002年)

「真夏の夜の夢」
 
オペラ座は見事としかいえない豪華さで、特に正面の階段は素敵だった。タキシードをビシットきめた、かっこいいフランス人にエスコートされつつ、ドレスの裾をひきずりながらこの階段を歩きたい!!  そういう絵が似合うところだ。
 
服装はまちまちで、ジーパン、Tシャツの人やドレスアップした人まで。が、やっぱりある程度の服のほうが、この雰囲気にあう。

席は125Fの席(?等)で、ほとんど天井近く。急で席がせまいし通路もせまいので、落ちそうでこわかった。けど、天井画は近いし、真正面でよく見えた。
 
「真夏の夜の夢」 は、コメディなので分かり易いし、笑いもありでかつ、とても綺麗だった。
 (かおちび様 2001年7月)
 
 

 
生で観た。さすがにレベルが高く、完璧。洗練された衣装も皆素敵でうっとり。オペラ「マノン」も素晴  らしかった(特に音楽は音響効果抜群)が、終演が23時半と長く、終りの方は帰りの事が心配になり舞台に集中できなかった。
 (トッチ様 2001年7月)
バスチーユオペラ座 エフゲニー・オネーギン
 
舞台装置はかなりシンプルで拍子抜けしたが、聞きたかった名アリアを生で聴けたのは感激だった。もともと知っていたストーリーではあったが、字幕も助けになった。
(はづきあづき様 2001年2月)
 
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