ヴィトン本店そばのカフェ「フーケ」で朝食を取りましたが、店を出て信号待ちをしていたら、なにやら中国人夫妻に英語で話しかけられました。
「money…」という単語が聞こえたので最初「お金をくれ」と言われているのかと思いました。
「I can't understand」と言って逃げようかと思いましたが、
どうやら「お金を渡すから、買ってきてくれないか」と言われているようでした。
そう、この安さのために外国人がいっぱい買い占めていくので、一人当たりの数が決められているようなんです。詳細はわかりませんが、
私たちが言われた限りでは「モノグラムは1人につきバッグ1個、財布1個」が上限でした。
というわけで、私たちも自分の分を買わないといけないからと、
その方にはお断りさせて頂きましたが…。
(業者の詐欺が横行しています! 絶対にひきうけないでください:管理人)
最近、パリで買ったモノをリサイクルショップに売ってしまう人が多いらしく、
対策なんでしょうね。私は姉に頼まれていたのがモノグラムのバッグで、
しかも私も別のモノグラムのバッグが欲しかったので、「1人1個」と言われたときは、
冷や汗が出ました…。
幸い、一緒にいた友達がモノグラムのバッグを買わなかったので、
友達のカード&パスポートで買いました。
その辺の事情は、かたことの英語で説明したら簡単にOKしてもらえました。
ただ、いったん友達に支払ってもらうことになるのでよっぽど親しい人でないと頼めないです
(まっぴー様 2001年7月)
シャンゼリゼの観光案内所(朝11時頃)で。
自称香港人(男、20〜30才台と思われる)が、入り口を入って少し奥の右、パンフレットをどーっと置いた棚の手前、現地職員(イスに座っている)
すぐとなり側のところで、
むこうから英語で話しかけてきました。(以下すべて英語で)
「あなた日本人?あなた一人?私は香港出身です」
男ルイヴィトンの領収書を見せながら、「免税手続きをしたいんだけど、その枠を越えるから、それを手伝ってくれないか?
お金を200Fあげるから、一緒にルイヴィトンにバックを買いに行こう」
私は、何かの本で この手口を知っていたので、
この話を聞いてすぐこれは怪しい、と気づいたけど、 観光案内所の中で他にも観光客はたくさんいるし、
どこかに連れて行かれない限り大丈夫だし、ここで英語で話したら、 英語がうまくなるかも(^^;)
と思って、少し話してみました。
観光案内所には、シャンゼリゼを通るおすすめの路線バス(コンコルド〜凱旋門
方面)に乗って行って、ドゴール広場で降りて歩いていきました。 バスから、11時なのに、ルイヴィトンの行列長いよなあ〜、フラツーのHPどおりだなあ〜
と思って、横目にしながらバスに乗って通り過ぎていきました。
で、行列をあらかじめ見ていたので
私 「行列が長いから待てない、たくさん人は大っ嫌い!」
男 「確かに2時間以上かかる、もう一軒があるから (おそらくフランクリンルーズベルト店のことと思われる)そっちに行こう」
私 「そっちは遠い、私は疲れている」
男 「他のバックを買いに行こう」 (ん?おかしいゾ!?)
私 「あなたルイヴィトンに行く、って言ったでしょ!?」 (このあたりの話は相手にとばされた)
男 「1時間でいいから時間をくれ」
私 「私には時間がない」
男 「200F」(約3,400円)
私 「安い」
男 「んー、300F」(難しそうな顔をしながら)
私 「時間がない、それではとても安すぎて、待てない」
男 「1時間」… とやりとりが続いていて、だんだん相手をするのも面倒くさくなってきたので、
私 「時間がない、バーイ」 と言って、こっちから強引に話を打ち切って
観光案内所の入って左側の、小物売場の方に行きました。といっても6歩くらいだが。
そのあと、5分くらい物色して元の場所に戻ったら、その男はいませんでした。
手をひっぱられたりとか、脅迫されたりとか、身の危険を感じたことは 全然ありませんでした。
旅行中に 金の話や、何か取引をむこうからしてくる人には、ろくな奴はいないと
(私は)思っているので、気をつけましょう。 パスポート見せて、とか、最初のルイヴィトンのレシートを詳しく見せて
とか言えばよかったなあ。
(kamechan様 2001年4月)
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