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パリから行くヨーロッパ 
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Vatican
            
 18 Aug.2010  / 19 Jan.2013 経験談追加

 
服装によっては入場拒否もあるので、十分な心がけを。

もくじ
 

 


 
バチカン ヴァチカン博物館(美術館) Musei Vaticani
http://mv.vatican.va/3_EN/pages/MV_Home.html
 
(アクセス方法) = 地下鉄 A線オッタヴィアーノ駅から徒歩。人の流れに沿って。

(入場料) = 一般15ユーロ

(内部の雰囲気や感想) = 一方通行で あまり広くない通路をひたすら歩いていく。興味のないものは飛ばして、目当てのものに一直線、というわけにはいかない。それなりの時間と体力をもって臨むべき。

(車椅子・高齢者対応) = システィーナ礼拝堂では、車椅子の閲覧者は、係員の誘導により通常の出口扉から入っているようだ。その間、出口は使用できない。

出口付近には、多くの人が溜まることになるが、結構な数の係員がいるので、混乱することは無いようだ。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(印象的だったもの) = ガイド本では触れられていないのでノーチェックだったが、現代美術のコレクションもすばらしかった。個人的にはモランディの作品がいつくも見られ、嬉しかった。ただし、ペース配分を考えて、興味のある作家だけに絞って鑑賞したほうがよい。

(その他) = 世界中から観光客の集まる施設。

事前予約が賢明なのは明らかだが、理性よりその時の気分が優先で、事前予約しなかった。

12月31日、行列に2時間以上並んで入った。並びはじめた時の列の最後尾は、オッタヴィアーノ駅から歩いてきて、ちょうど城壁にぶつかるあたりだった。

葉書などの土産物売りや、並ばずに入れるチケットの売込みが激しい。ひっきりなしに呼びかけてきた。知らんぷりしてると あまり声がかからなかったが、前後のグループに英語で話しているのを聞いたところ、ガイド付きで 1人35ユーロ。団体扱いで入るらしい。どうみても大 人、な人たちに、学生チケットもある、という話には、周りの人たち苦笑い。

今日は13時には閉まるから並んでいたら時間が無い、というセールストークが飛び交っていた。実際には、この日は13時半で入場ストップ、内部が閉まるの は15時か15時半であった。たぶん大げさに言っているのだろうということは予想できたが、本当に時間はあまり無いのかも、と少し不安になった。

入口前の部分は城壁の日陰でmかなり冷えた。靴下用カイロが欲しくなった。前に並んでいる人の煙草の副流煙にも苦労した。一人が吸い終わっても、また別の人が吸いはじめ、逃げ場かなかった。

(2012年12月 黄色のコミス 様)
バチカン博物館は朝の最初の時間帯を予約したが、予約者だけでもかなり行列。ただし予約者の列は進むのも早かった。予約なしの列は、朝早くにもかかわらず相当長かった。予約して良かった。
(2011年10月 Martin BK 様)

サン・ピエトロ教会に入る前に手荷物検査で多くの人が並んでいて、びっくりした。せっかくシスティーナ礼拝堂に入ったけれど、満員列車のように人がいっぱい立っていて厳かな雰囲気もなく、その上イタリア語と日本語で、「静かにしてください」と放送がかかっていた。

私たちは、ガイドのイタリア人がシスティーナでは、話しても駄目写真も駄目と言われていたが、他の日本人ツアーや外国人(いろんな国の人)は、ずっと話していた。

(2010年5月 えいとま 様) 

システィーナ礼拝堂やラファエロの間が目当てだったが、それ以外も全てが豪華で、圧巻。

(2009年12月 杜のパンダ 様)
 

システィナ礼拝堂の『最後の審判』。 混雑しているが、それでも30分以上ここで過ごした。
博物館は歴史の資料集に載っているものがごろごろしているので、興味のある人は時間がとてもかかる。
(2009年9月 鈍感ポチョムキン 様)
(アクセス方法) = 地下鉄 オッタービアーノ駅から徒歩10分程。道は分かりづらい。

(入場料) = 18ユーロ(大人、事前web予約の場合)

(内部の雰囲気や感想) = 団体ツアーのコースにもなっており、大変混雑している。特にシスティーナ礼拝堂は満杯。

(車椅子・高齢者対応) = 
車椅子や高齢者のための設備
主要なコースは車椅子可能だが、大変広いので厳しい気はする。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 急ぎ足で2時間。私は2日通ってじっくり見た。

(印象的だったもの) = システィーナ礼拝堂はミケランジェロが一人で天上画と「最後の審判」の壁画を描いたとされるが、広大で手抜きのない作品は圧巻。ラオコーン像や中庭の大きな松ぼっくりなども印象的。

(飲食店&ショップ情報) = 途中セルフのレストランがある。

(その他) = 日によって入場に長蛇の列(1時間以上?)だったり、すんなり入れたり。暑くて辛そうなので4euroの加算を払っても事前予約が得策。館内は広く複雑なので、事前の下調べ等覚悟の上で。

(2009年7月上旬 湘南浜男 様)


(アクセス方法) = サン・ピエトロ大聖堂の正面からは、けっこう離れている。外壁に沿って、北側に移動。

(入場料) = 14ユーロ

(内部の雰囲気や感想) = システィーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」を保有する美術館。このことを知らないと、無駄に時間を過ごす。実は、私は事前の下調べを怠り、システィーナ礼拝堂がヴァチカン美術館に属しているとは知らなかった。

地図で見ると、システィーナ礼拝堂はサン・ピエトロ大聖堂のすぐ近く。法皇を選ぶコンクラーベもここであったというから、サン・ピエトロ大聖堂からすぐに入れるもの、とタカをくくっていた。けれども、サン・ピエトロ大聖堂周辺には、「こちらがシスティーナ礼拝堂」という矢印はどこにもない。迷ううち、もしかしたら、ヴァチカン美術館の領域と思って、こちらに。

美術館内は長大なルート。道順の目印に従って、あれやこれや所蔵品を見ていくことに。途中から、天井画のある回廊がつづく。ラファエロの高 名な「アテネの学堂」に出くわすと、いよいよ「最後の審判」のおでましかと期待するが、まだまだ歩かねばならない。これは、中盤の山場にすぎない、とあと で知る。

途中、階段を下り、現代美術のコーナーにはいると、もうシスティーナ礼拝堂を過ぎてしまったのではないかと不安になる。それでも、歩いて いくうち、ふたたびシスティーナ礼拝堂はこちら、という目印が登場。じつは、システィーナ礼拝堂は、最後の最後になってようやくたどりつけるという仕組 み。

システィーナ礼拝堂の「最後の審判」をローマの一つの最高峰としたら、ヨーロッパからのローマ巡礼の超ミニ版をヴァチカン美術館内でやっているようなものか。

(車椅子・高齢者対応) = アップダウンが激しく、リフトの用意もそうはない。ちょっときついだろう。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = ただ歩くだけ、いわば駆け足の鑑賞でも、1時間強。まともに見ようと思ったら、1日では足りないようだ。

(印象的だったもの) = ミケランジェロの「最後の審判」「アダムの創造」。焦らしに焦らして、最後に登場するから、どうしてもありがたみを感じてしまう。加えて、ここの間だけ、 写真撮影厳禁、私語禁止。ちょっとざわつきはじめると、すぐに「シー」という声が飛んでくる。薄暗いなか、監視員も多い。あらたまった雰囲気で見るから、 厳かに見える。

ただ、絵をイマジネーションの対象として楽しむなら、「最後の審判」は画集の中で見たほうがずっといい。首も痛くならない。コーヒーや酒でも飲みながら、誰も気にせず画集を眺めたほうが、頭の運動にはなる。実際に見るのは、その御稜威にふれるということだろう。

(飲食店&ショップ情報) = システィーナ礼拝堂を過ぎたあたりから、出店がちらほら登場。美術館グッズを売っているが、ここは我慢したほうが賢明。この手の出店の商品は少なく、ちょい高め、絵葉書もない。

出口付近に、ちゃんとした売店があり、ここで絵葉書など求めやすいグッズを売っている。さすがバチカン、人間心理を読む商売上手のようだ。

(2009年5月上旬 葦原のしこお 様)

バチカン美術館に入るのに 1時間半並んでいた。その間中、後ろのスペイン系のおばさんたちが、途切れることなく、身振り手振り、大声でしゃべり続けていた。結構感動した。

(2006年6月 にゃんこ大魔王 様) 

手鏡持参。

これはガイドブックに載っていた。特にシスティーナ礼拝堂の天井を見るには最高。ここの端の方は建物の支柱とその間に人物などが描かれており、手鏡でみるとまるで目の前に描かれているかのように見える。  まるで鏡でみることを想定して描いたのではないかと疑ってしまうくらい。

バチカン美術館への入り口への待ち行列にはうんざりした。思ったよりは早くはけたので助かった。
(2004年9月 tara gwa 様)
 


 

旧情報
 
 

サンピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂も大きさと装飾の素晴らしさに感動した。
(2009年9月 鈍感ポチョムキン 様)
大聖堂の中に入ろうとしたら、若者グループが列を作っている。なんだろう?
「いってみるか」との夫の一言で、そっちにならぶと・・・

サンピエトロ大聖堂のクーポラに上る入り口だった。今までツアーの途中で2回来たけれど、
上に登ったことは無かった。いってみなければ!

チケット売り場で値段を確認。エレベーターだと5ユーロ、
階段だと4ユーロとある。若くない私たちは、なんでもお金で解決。エレベーターに乗る。

エレベーターに乗ってあがったところは、丁度みんなを見下ろす十二使徒の像の後ろ。
ちゃっかりおみやげ物屋さんがある。と思ったら、店員さんはみなシスターだった。
おお絶景かな。と思っていると、どうやらまだ先があるらしい。

・ ・・・・・・・・・・どこまでつづくんだ・・・・・・・・・・・・・・・
 
狭い階段をぐるぐるぐるぐるぐるぐる上っていく。
この構造はたしかに、クーポラの内側という感じ。壁が斜めに迫ってくる。背の高い人は大変そう。
 
やっとフラットなところに来た!と思うと、それはまさしく、クーポラの内側。
モザイクで描かれた壁画、金色に輝く天井に朝日が差し込んでいる。ほえーきれいだぁ。
 
長い階段でばてていた義母の目にも、光が戻った。「きれいやねぇ・・・」
うまく写らないとはわかっていても、シャッターを押しまくる。やっぱり朝早いと人も少ないのでいい。
 
 
さて、このあとまだまだ階段が続く。
 
ようやくてっぺんに到着! すこしガスってはいるものの、ローマの町が一望にできる。来た甲斐があった!写真をとりまくって下に下りる。今度は中を堪能しなければ。
丁度ミサをやっていたのでそーっとみてまわる。大理石の巨大な彫刻に義母は目をぱちくり。
大きいなぁを連発している。

(ぽち2002年4月様  2002年4月)

 
教皇様謁見

大聖年にあたり、4聖堂の聖なる扉をくぐる事でした。それと、お約束の水曜日、教皇様謁見。
 
巡礼なので、前もって“invitation”を渡された。何処で入手するのかわかりませんが、後日聞いたところでは、バチカンの"i"で入手するとか。(無料だそうです)
 
朝7時半にホテルをでて、真っ直ぐサンピエトロ広場に向かう。この時間の入場は、invitationのチェックと手荷物検査ゲートを通ってになる為、ゲート前は並んで待っていました。
 
ゲートを通ったら、みんな全速力で走ります。
 
というのも、予約席は エリアだけが決められていて、その中の座る場所は早い者勝ちだから。さらに、違うエリアの人が入ってきたりもするので、座ったもの勝ちなんだそう。この時 間帯は各国巡礼団が多いので、席争奪戦もし烈でした。(“No!No!"が飛び交う。)でも、落ち着いて座ったら、“どこから来たの?”と片言英語でコ ミュニケーション。楽しく2時間以上を過ごしした。
 
9時すぎると、一般の謁見者が入ってきました。その人達の席は後ろの方なので、前の通路に立とうとするのですが、バチカンの職員(ダークスーツか、例のカラフル衛兵)に“ダメ”と注意を受けます。
 
10時になると、教皇様が出て見えました。姿が見えないうちから大歓声でした。謁見車がぐるっと廻ってくれるので、後ろの人たちも充分に姿が拝見できたのでは。
 
あとは、謁見ミサです。各国の言葉で今日の巡礼団の紹介があります。それから、教皇様の説教。英語、フランス語、ドイツ語、他本当に各国の言葉で話されました。この日は、片言ながら、日本語でも話されたんですよ。日本巡礼団、大感激。
 
ミサ後は、ワラワラと解散になります。教皇様の周りでは、直接の謁見者が挨拶をしてたりましますが、団体は、バチカンへの入口に向かいます。後はバチカン観光となりました。

(spring@海外はいつも羊様 2000年)

 
 
宝物殿
8ユーロ。教的な知識が無いのと、語学力が無いのがあいまって、
余りにも大雑把にしか義母に説明してあげられない。
ピエタ像の前で「えーっとこれがミケランジェロがつくったやつでぇ・・・」と説明していると
「コレハ ニセモノ(展示用の模造品))ネ」と話し掛けられた。
振り返ると、背の高いロマンスグレーのオジサマがニコニコして立っていた。

むむむ、スリか係員か?
 
いたって上品で高そうなスーツを着ている。
 
日本語と英語を混ぜて展示物を説明してくれる。
(帰国後聞いた話では、日本在住歴があり、好みのタイプの日本人女性がいると
持ち場を離れてまでも案内してくれるので有名な係員らしい)
 
ここは係員と判断する。ま、取られて困るようなものは持っていないし。

本物のピエタ像は、おかしな人に傷つけられてしまったので、
ガラス越しにしかみることができなくなってしまったらしい。  
「洋の東西と問わず、金閣寺に火をつけるような人がおるねんなぁ」 とは義母の言。まさしく。

オジサマは時々「じゃぁこれで」といって持ち場に帰るものの、
戻ってきては展示物ひとつずつ、ジョークを交えながら説明して結局全部回ってくれた。いい人だぁ。

(ぽち2002年4月様  2002年4月)

 
 
 

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