Jumeirah Port Soller ★★★★★
ポルト・ソイェールhttps://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/mallorca/
jumeirah-port-soller-hotel-spa/?cm_mmc_o=ayb5-pMblByCjCPAlbEwll%201blfbETlCjC3VmCjC1bELbooking.comで 探す・予約する
(泊数) = 2泊
(部屋のカテゴリ) = ツイン。たぶん、スーペリオール・シーヴューというカテゴリー。
(部屋の階&立地) = 横長の断崖の斜面に、貼りつくように建物が建てられているので、
レセプションからは、約4階分下がったところにあるが、一番下のフロアではない。
レセプションからは、リフトを1度乗り換えないと、たどり着かない。
建物は約8つの棟に分かれているが、地下や渡り廊下などで繋がっている。
横長の断崖に沿って造られているので、建物の横幅は、単純に直線で見ても、
700から800mはあると思う。
(部屋について(雰囲気など)) = テラスに面した、大きな観音開きの窓が2つあるので、
カーテンを全開にしていると、とても明るい。
広さも十分で、ベッドルームとリビングが一部屋になっているが、約20畳の広さだった。
眺めは海側で、眼下に断崖絶壁とその下には小さな入り江が見える。
建物を仰ぎ見ると、右斜め側に本館から別の棟が見える。
部屋は、壁やソファなどの白、窓枠や家具などのこげ茶、
薄い水色などが上品にあしらって、リゾートな雰囲気を醸し出している。
ベッドもほどよい硬さで、寝心地がよかった。
オープンしてちょうど1年たったところなので、部屋内部もきれいで、
摩耗したところがなかった。
天気予報、朝食室のオープン案内、館内イベント等の案内が書いてあるプリントがあったので、便利だった。
(部屋の家具・備品) = 屋外テラスには、寝椅子2、普通の椅子2、テーブル。
室内は、ベッド、サイドボード、リビングスペースには、三人掛けソファ、一人掛けソファ2、ミニテーブル、
書き物机、椅子、ウォークインクローゼット。
ウエルカムワインとして、カタルーニャの赤ワインがボトルで置いてあり、
ワインオープナー、きちんとしたワイングラスもあった。
また、サイドボードの上にはネスプレッソのセットがあり、自由に使えた。
1Lのミネラルウォーターも、毎日新しいものを補充。
果物は、リビングルームのソファセットのテーブルに置いてあった。
クローゼットには、バスローブ、スリッパ、傘などがあった。
(バスルーム) = バスタブあり。シャワールーム、バスタブ、トイレは、
並んでガラスのドアで区切られている。
廊下っぽい感じのところに洗面台があり、洗面ボールは2つ。
その間に小さな窓があって、部屋のリビング越しに海が見える。
白が基調で、こげ茶色のアクセントカラーがあって、シンプルで清潔感がある。
バスタブは白く、楕円形で、深さはちょうどいい。
洗面所の蛇口は斬新な形で、水を流すと水路に赤〜紫〜青とLEDライトの色が変わって、
点灯するのが面白い。
トイレはビデと共にあるが、ここだけで約2畳の広さ。
(冷蔵庫) = あり。ワイン、ビール、ミネラルウォーター、ジュース等。
(エアコン、クーラー) = 空調あり。ただし、窓を開けると自動停止する。
設定等は、分かりやすいデジタル式。
(部屋について、その他) = 長期滞在等を見越して、約3畳もあるウォーキングクロ―ゼットが完備。
洋服をかけられるバーが、そのスペースの両端に2か所あり、
それぞれ、同行者と別々に洋服や小物等を収納できた。
部屋のカギはカードキー。
(パブリックエリア) = 石や岩などの白、木材や鉄などの黒を基調に、
ガラスをアクセントにシンプルな造りで、機能的にできている。
海に面した所は、天井から床までのガラス窓になっていて、開放的。
晴れていれば、日差しがたっぷりなテラスも多く、要所要所にベンチが設置してあって、
館内で道草をしたくなる。
(リフト) = あり。ホテルの建物のあちらこちらに点在。
高層の建物はないので、せいぜい2から5階分。
リフト自体はそこまで広くはないが、2人ではかなり余裕のある広さ。
(レセプション) = てきぱきとしていて、英語もはっきりと聞きとりやすい。
無駄がない感じ。しかし、冷たい感じはせず、物腰がやわらかくにこやかな対応。
チャックイン時は、ウエルカムカヴァ(スパークリングワイン)で、
ゆっくりと椅子に腰かけて、手続きとホテル内の説明などのレクチャーを受ける。
ユニフォームは、なんとなく、中東的な民族衣装を意識した雰囲気だった。
(レセプション以外の館内施設) = コンシェルジュデスク、ベルボーイのコーナー等が、
レセプションとは、きちんと分かれている。
ダイニングレストラン1、プールサイドの軽食も摂れるカフェテラス2、
やはり軽食も摂れるバー1、ロビー階のカフェ&バー。
常温の屋外プール2、温水の屋外プール1、サウナ3、その他スパ施設。
託児コーナー、高級な土産物を扱うブティック、パーティルーム等。
(スタッフ) = 英語は完璧。日本語は難しい。
ただし、ベルボーイの一人が日系人で、初日の荷物運びの時に日本語で案内。
館内等のわかりづらいところを補足してくれ、とても有難かった。
当番があるので常時いるわけではないが、いれば、何かと声をかけてくれ、親切だった。
チェックアウト時も、荷物の引き取りを快くしてくれ、快適に過ごせた。
(宿泊料) = 554.40ユーロ/泊。朝食付き、滞在税込。
(予約方法) = 代理店から手配
(代理店の対応や手続き) = いつものクレジットカードのデスクから手配。
申し分なく対応してくれた。
(ホテルへのアクセス) = レンタカー利用なので、詳しくはわからない。
マヨルカ島最大の、パルマ・デ・マヨルカの町からは、ソイェール鉄道を使って、
ソイェール乗り換えで路面電車に乗り、終点のポルト・ソイェール駅が最寄駅。
そこからは、九十九折の山道を、徒歩約20分だと思う。
パルマ・デ・マヨルカ空港からは、車で、約1時間。
ソイェールは、車で、約15分。
(ホテル周辺の雰囲気) = ホテル周囲は、別荘、貸しレジデンス、リゾートホテル等で、
特に不穏な雰囲気はない。
ポルト・ソイェールは、こぢんまりとしたリゾート地らしい土産物屋、
レストラン、カフェ等が、海岸沿いに並ぶ。
砂浜も白くて海の色も美しく、天気であれば、日光浴にはとてもいい感じ。
海岸沿いにある木造の路面電車に乗って、ソイェールへ行くと、
今度は山の中の田舎町の雰囲気で、いろんな楽しみができそう。
(ホテルの選択基準) = マヨルカ島は海のリゾート中心なので、眺めがよく、
快適そうな所がよいと思って探した。
ジュメイラのホテルが、ちょうど1年前の2012年4月にオープンして、
きれいで新しいそうだったので、予算オーバーだったが、決めた。
今回は、航空券代が節約できたので、奮発した。
(よかったこと) = 滞在中は、2日間の午前中に多少の青空を見たものの、
15度前後の気温で寒く、ほぼ曇りから小雨。
部屋から見下ろす、岸壁に打ち寄せる波も時化ていて、うねっていることも。
そんな悪天候の日ばかりだったが、スパにある屋外の温水プールが露天風呂気分で、
のんびりできたのが、よかった。
温水プールからは、正面にソーイェルの町の間にある、トラムンタナ山脈に連なる岩山が望めた。
右手にはポルト・ソーイェルの町が眼下に広がって、とても解放感があってよかった。
また、この温水プールには、打たせ湯、ジャグジー機能付きのコーナー、
寝湯のコーナー等もあり、のんびりとゆっくりと過ごせた。
部屋には、数日分の天気予報などが書かれたプリントが置かれていたが、
その中に、宿泊2日目の夕方、開催されるワインの試飲会の告知があった。
コンシェルジュに尋ねると、予約しておきましょうか?と聞かれたので、依頼した。
当日は、ロビー横のカフェコーナーで3組の夫婦と共に、ソムリエ氏の説明を聞きながら、
スペイン・ナバーラ地方の同じ年の生産だが、作り手違いのワインを3種飲み比べ。
美味しかった。
有名な葡萄品種のものを主体としているものの、土着の品種も使っていて、
いろんな味を体験できて面白かった。
雨が降って、観光には向かなかったが、こんなイベントがあったので、十分に楽しめた。
(困ったこと) = 地図をきちんと読めて、方向感覚がしっかりしている私でも、
迷いそうになるくらい、複雑な建物構造だった。
館内地図も所々に掲示してあったが、わかりづらかった。
日系のベルボーイが話していたが、夕食を終えて、ほろ酔い加減の客が、
遭難することが多いとのこと。
リフト等を間違えて乗ると、その後、どこへ行っていいのかが、わからなくなるらしい。
建物の中で一番低い建物(とはいえ、断崖の中腹になるので、海方向の眺めはとてもよい)から、
一番高い建物のある断崖の上までは、普通に歩いて10から15分かかる。
ちょっとした散歩になる。
レセプション棟、スパ棟はちょうどその建物の真ん中くらいに位置している。
(朝食) = 朝食室は通常、ダイニングレストランらしいが、天候が悪く、
テラスが使用できないので、パーティルームになっていたようだ。
パン、シリアル、ジュース、ハム、チーズ、スモークサーモン、フルーツ等は様々な種類があり、ヴュッフェスタイル。
カフェなどの温かい飲み物、玉子料理は席でオーダー。玉子料理は追加料金なし。
小さなグラス入りの、サラダ風フルーツ等がなかなか美味しく、日替わりで試した。
ジュースやイベリコ豚の生ハム等も様々な種類があって、美味しかった。今までのホテルの朝食の中では、量や質、種類などで、1位か2位になるくらい。
(宿泊客の客層) = 年齢層は、大体30代から70代まで幅広いが、たぶん40から50代が、一番多かったと思う。一人で来ている人もいたようだ。基本的に、リゾート目的で来ている人ばかり。
(支払い方法) = クレジットカード可。
(車椅子等の対応は?) = 一応、館内はリフト等があるので、移動は難しくないかも。
廊下や部屋は広いが、特にバリアフリーではない。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) = 館内のどこからの眺めもすばらしい。
部屋には海側と山側があるが、山向きの部屋でも、トラムンタナ山脈につながる面白い形の岩山が面白くて、マイナスな感じはまったくない。
レセプションや館内のあちらこちらに眺めの良いところには、ベンチやソファー等があって、ちょっとした休憩もとれる。
ポルト・ソーイェルの町までは、宿からはかなり急な下り坂で、町からは急な上り坂。日に何回か、定時に無料シャトルコーチが出ているので、車がなくても、ポルト・ソーイェルへ出ることはできる。
マヨルカ島で、豪華なリゾートホテルに泊まりたかったら、ここはとても楽しめる。ホテル代は高いが、早期に申し込むと、割引料金等もあるようだ。イベント等も無料だし、ダイニングレストランなどの料理やワインは美味しくて、量もほどよく、思ったより手頃な価格なので、お勧め。
コンシェルジュも、親切なので、アクティビティなどの相談にのってくれそう。
子連れでもOKのホテルだが、託児施設があるので、スパやプール、メインダイニングなどの食事は、ある程度の年齢までは、ベビーシッターなどに預けるようになっているのかも。
(2013年4月下旬 うちゃぎ@Lapin 様)
Hotel Mirador
http://www.hotelmirador.es/
(泊数) = 1泊
(部屋のカテゴリ) = ツインルーム
(部屋の階&立地) = スペイン式2階、海側
(部屋について(雰囲気など)) = 約3畳のテラスが、海岸に面してついている。
テラス全体が大きな窓になっているので、カーテンを開けていると明るい。
窓の外は、大きな海岸通り越しにヨットハーバーが見え、
左に視線を移すと大聖堂が見える。
広さは十分。明るいオレンジ色と緑が基調になっていて、リゾート風。
(部屋の家具・備品) = 書き物机、椅子1、一人掛けソファ2、コーヒーテーブル、
TV、木製の作り付けのクローゼット等。
(バスルーム) = バスタブあり。シャワーブース別。
広さは十分。清潔感もあり、お湯の出も良好。
備品は、ちょっと蓋の甘い、少し安手な感じのもの。
めずらしくボディ洗い用のスポンジ。
白いバスタブのおかげで、明るく広く感じた。
(冷蔵庫) = 有り
(エアコン、クーラー) = エアコンあり
(部屋について、その他) = 部屋の入り口から鍵型に部屋の通路があって、
寝室になっていたので、外廊下の気配などは全く感じなかった。
(パブリックエリア) = ホテルに入って、レセプションがあり、リフトがある。
アメリカンタイプのホテルにありそうな感じ。
(リフト) = あり。2人と荷物でも、余裕がある。
(レセプション) = 対応は誠実で、親身。滞在中に3人ほど変わったが、きちんと連携されていて、対応がぶれない。
(レセプション以外の館内施設) = 朝食室、レストラン、カフェ
(スタッフ) = 英語可、日本語は不可。
海岸通りに面していて、駐車場の場所がわからなかった。交通量の多い表通りにちょっとだけ停めて、レセプションに聞きに行くと、簡潔にわかりやすく教えて くれた。その後、荷物を持ってチェックインすると、レセプションが部屋をどこにしようか、という表情になり、ちょっと待ってといいつつ、どこかへ電話。電 話が終わると、これから部屋を準備するので、約20分待っていて、とのこと。
その間、レセプション側からも入れる、ホテル1階にあるカフェに行って、自由に飲み物を飲んでよいとのこと。ビールとポテトチップのおつまみとともに、まったりと待った。
約25分後に、レセプションから声がかかった。部屋は、大きなテラス付きの広いとても良い部屋で、たぶん、予約カテゴリーよりはよい部屋だったと思う。
この後も、夕食のレストランで美味しいタパスを食べられる所を教えてというと、いくつかリストアップ。その中から、予約をした方がいいという店に予約を入れてくれた。男性スタッフなので、それほど愛想はないが、きちんと誠実な対応だった。
(宿泊料) = 160ユーロ/泊。朝食込。駐車場代4ユーロ/泊。
(予約方法) = 代理店から手配
(代理店の対応や手続き) =クレジットカードのデスクから手配、申し分ない対応だった。
(ホテルへのアクセス) = レンタカー利用。
パルマ・デ・マヨルカの中心や、大聖堂までは、徒歩約10〜15分。パルマ・デ・マヨルカ空港からは、車で約15分。
空港から、このホテル前の海岸通りを通る路線バスがあるというのは、下調べ時に判明。現地へ行くと、バス停が目の前にあった。
(ホテル周辺の雰囲気) = 交通の多い海岸通り沿いで、にぎやか。特に治安の悪い感じはない。
(ホテルの選択基準) = 駆け足のパルマ・デ・マヨルカ滞在ということで、旧市街内と海岸沿いというのと迷ったが、旧市街は車での移動が大変そうだったので、
海岸沿いの宿にした。
小雨の降る中、旧市街方面へ、徒歩約15分かかるのは大変だったが、
旧市街とホテル周囲のちょうど中間地点の通り沿いが、パルマ・デ・マヨルカの最近の食のスポット。
いい感じのバルや、タパスを出すレストランなどが軒を連ねていてよかった。
(よかったこと) = 旅も半ば近くなり、マヨルカ島最後の夜ということで、美味しいタパスか、海の幸を食べられるところを探していた。
レセプションに相談すると、いくつか紹介してくれたが、その中で、タパスの大会で5年連続金賞受賞の店というのに魅かれた。ホテルへ戻ると、予約を入れて くれたレセプショニストがいたので、とっても美味しかったと声をかけると、とてもにこにこしてくれたのが良い印象となった。ホテルではこんなコミュニケー ションが印象に残る。
(困ったこと) = 駐車場が自走式のタワータイプで、何階にいるかを確認せずに、リフトに乗ったら、ホテルの表通りとは逆の裏通り側に出てしまい、私はどこ?状態になったが、風景をみていると方向がわかった。
(朝食) = コンチネンタルスタイル。
パン・コン・トマテという、スペインではポピュラーなバケットに、にんにくとトマトを擦り付けた軽い食べ物などもあった。
ハム、チーズ、パンやデニッシュが数種類。トースターもあった。飲み物はコーヒーや紅茶を席で注文。
朝食室は最上階で、ヨットハーバーから、大聖堂等の眺めがよく、よい天気なら、大きなテラスで食べられるようだった。トリップアドバイザー等の、口コミでは、この朝食室の眺めを褒めているコメントがあった。
(宿泊客の客層) = 30代から60代くらいの観光客。ドイツ語、フランス語、英語を話す人も。小さな子供連れもいた。
(支払い方法) = クレジットカード可。
(車椅子等の対応は?) = たぶん大丈夫かも。しかしバスルームなどが難しいか。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) = 天気がよければ抜群の眺めのようなので、パルマ・デ・マヨルカを足掛かりに、観光をする人にはお勧め。
ホテルの見た目は、アメリカンタイプで味気ないように感じるが、
レセプションの人は、とても親身で信頼できる。
(2013年4月下旬 うちゃぎ@Lapin 様)
Hotel Can Tem アルクディア旧市街
http://www.hotelcantem.com/castellano/ booking.comで 探す・予約する
(泊数) = 1泊
(部屋のカテゴリ) = ダブル
(部屋の階&立地) = スペイン式0階、日本式1階。
ロビーに一番近い部屋。建物は古い2階建ての石造り。
他にスペイン式0階には、朝食室の奥にもう一部屋あった。
(部屋について(雰囲気など)) =
窓が小さめなので、暗いと言えば暗いが、照明はほどほどにあった。
広さはスーツケースが2つ床に十分広げられるが、ちょっと手狭。
床はテラコッタでできていて、ベッドサイドにはざっくりとした布のマットが敷いてあって雰囲気がある。
壁は白い漆喰で、木の太い梁などが素材感があって、田舎家な感じを醸し出している。
窓は腰高より高く、小さめの観音開きのものが1つ。
眺めは旧市街の人通りが少ない通り沿いなので、向かい側の石壁や上を見ると空、下を見ると石畳という感じ。
雰囲気は個人宅のような手作り感があって、落ち着いた。
(部屋の家具・備品) = 書き物机、椅子2、TV。木でできた素朴な洋服ダンス。
湯沸しポット、ティーバッグ、インスタントコーヒーなど。
現代作家の作品などもさりげなく飾ってあって、趣味の良さを感じた。
(バスルーム) = バスタブあり。
広さは十分。清潔感もあり、お湯の出も良好。バスタブにはジャグジー機能付き。
シャンプー、石鹸。ボディーソープは備え付けの大ぶりなボトル入り。
白いバスタブなどとベージュの石壁が柔らかい微妙な色合いを作り出していた。
(冷蔵庫) = 有り。
(エアコン、クーラー) = エアコンあり。暖房器具あり。
(部屋について、その他) = マヨルカ特産のような手作り風ファブリックがベッドカバーなどに使用され、ぬくもりが感じられた。全体的に趣味の良さを感じた。
(パブリックエリア) = 入り口入るとすぐにレセプションに使われる机がある。
さらににファーセットが2か所あって、マヨルカ島のガイドブックや写真集などが置いてある書斎風のスペースも。
パブリックスペースにも、感じの良い絵画や立体物がほどよく飾ってあった。
趣味のよいインテリア雑誌に出てきてもおかしくない感じ。
(リフト) = なし。
(レセプション) = いわゆる、B&Bのようなホテルなので、レセプションに人は常駐していない。
旧市街の城壁内にあるホテルで、グーグルマップで住所を頼りに目的地付近に到着するも、一方通行の道に阻まれて到達できず。とりあえず、車を停めて、小雨 降る中、私一人が歩いてホテルを探しに行くが、該当の建物前で看板が見あたらない。キョロキョロしていると、一般住宅に見える建物の壁に小さくにホテル名 のプレートがあった。
その建物の呼び鈴を押すと、10mほど離れた建物の2階からオーナーが声をかけきた。男性が出てきた。
片言の英語と身振りで車はどうすればと聞くと、出てきて、道を案内された。
荷物をとりあえず出して、チェックイン。
その男性に駐車場まで同乗してもらった。
(レセプション以外の館内施設) = 朝食室と宿泊者は自由に使える簡単なキッチン。
(スタッフ) = 英語可。日本語は不可。
年配の男性は、日本人は3組目、日本に一度行ってみたいと話していた。
温かみのある応対で、和めた。
夕食に地元のタパス料理のお勧めを尋ねると、気さくに2か所を地図に印をつけてくれた。紹介してくれた店のうち1軒に行ったが、おいしくて店員も気が利いた店で、とてもよい時間を過ごせた。
(宿泊料) = 110ユーロ/泊(朝食込み)
(予約方法) = 代理店から手配
(代理店の対応や手続き) = クレジットカードのゴールドデスクから。申し分ない対応。
(ホテルへのアクセス) = レンタカーで。
島一番の町、パルマ・デ・マヨルカからは車で北へ1時間半。アルクディアの港のある新市街へは車で5分。歩けない距離ではないそうだ。フォルメントール岬やポルト・デ・ポレンサなど、島の北側の有名な観光地からは車で30分かからない。
(ホテル周辺の雰囲気) = ホテル周囲は旧市街。夕食時までは観光客も多く、ある程度の人通りがあった。
ただし、雨が降っていたので、そこまで人出はなかったと思う。
翌日は歩いて5分ほどのところから、マヨルカ島で一、二を争う規模の市がたっていた。
観光バスで乗りつけた観光客も多く、にぎやかになった。
治安に心配はなさそうな田舎の町なので、ピリピリした感じはないものの、
市場の人ごみの中では貴重品の管理はしておいた方がいい。
旧市街の街並みは、蜂蜜色の石畳と石壁でとても雰囲気があった。
カフェなどもおしゃれな店があって、同じ地中海沿岸の南仏の小さな村に似た空気を感じた。
(ホテルの選択基準) = 海辺の宿はポルト・ソイェールにしようと思っていた。山か山近く、もしくは島の北部か東部あたりの宿を探す。マヨルカ島で日曜にあたるので、日曜に市がた つようなところがないか、調べた。ここアルクディアの旧市街に島で一番目くらいに大きな市が立つことがわかり、宿を探した。
アルクディアの日本語の情報はネットでも少なく、特に宿泊した人の情報は少なかった。
結局、ホテルの予約サイトなどの体験談を参考に、「とてもよい」となっていたこの宿に決めた。
(よかったこと) = マヨルカ島は、海のリゾートのイメージが強かったので、アルクディア旧市街の城壁に囲まれた中世のような街並みが意外で、面白かった。この島は昔から地中海覇権の橋頭保として利用されてきただろうと思われる、しっかりとした石造りの城壁は歴史を感じさせてくれる。
夕方から翌日の昼前までの滞在だったが、もう少しゆっくりしたかった。
(困ったこと) = 入り口の宿の表示が小さくて、最初はわからなかった。
しかし、呼び鈴を鳴らすとすぐに応答されたので、特に支障なし。
(朝食) = 簡単なコンチネンタル。
ハム、チーズ、パンやデニッシュが数種類。
飲み物はコーヒーや紅茶を、席で頼む。オレンジジュースは席に座ると、すぐに絞って絞りたてをサービスしてくれた。おかわりもできた。
朝食室は割と小さくて、室内では二人掛けで3組まで、スペインらしいパティオには4組くらいの席があったが、雨だったので室内のみ。
キッチンの横にもテーブルがあって、そこも臨時に利用できるようになっていた。
(宿泊客の客層) = 観光客風なカップルが数組。30代〜50代くらい。ドイツ語を話す客も。
(支払い方法) = クレジットカードで支払い。
(車椅子等の対応は?) = 入口などにちょっとした段差があるので、ちょっと難しい。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) = 人のいい宿のオーナーの人柄で人気の宿なんだな、と思った。過度なサービスはないものの、部屋には湯沸しポットなどが常備してあったり、
バスルームも広くて使い勝手よくて、居心地がよい。
マヨルカ島で日曜の過ごし方に迷ったり、マリンリゾートだけではない過ごし方をしたければ、アルクディア旧市街はおすすめ。南仏の小さな村と似た雰囲気もあるので、フランスの田舎好きな人にもお勧め。
(2013年4月下旬 うちゃぎ@Lapin 様)
BQ Hotel Anfora
http://www.bqhoteles.com/reserva/busqueda_inicio
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(泊数) = 3泊
(部屋のカテゴリ) = ツイン 予約時はシングル
(部屋の階&立地) = スペイン式1階。海が少し見える道路側。115号室。
(部屋について(雰囲気など)) = 部屋がとても広かった。防音窓らしく、大きく重たい。海が正面に見える部屋もあるが、安いし仕方がないと思い、変更は希望しなかった。
(部屋の家具・備品) = シングルベッド2、広いクローゼット、机、TV、
椅子2、ベランダ、ベランダ用テーブルセット、物干し。
TVのリモコンはデポジット10ユーロ。
チェックアウト時に全額戻ってくる。
(バスルーム) = バスタブあり。バスジェル、石鹸。ドライヤーはなかった。借りられるかは不明。清潔で、湯量も熱さも文句なし。
(冷蔵庫) = なし
(エアコン、クーラー) = あり。冷暖房エアコン。温度、風量調節可。手動のダイヤル式。
(部屋について、その他) = とにかく広くて、嬉しい。ベランダの物干しは、たぶん海水浴客が水着を干すためのものだと思うが、喜んで洗濯した。
(パブリックエリア) = 大型TV、ソファセット多数、無料PC1台(日本語入力・表示とも無理)。
(リフト) = あり。荷物があるなら二人が限界。
(レセプション) = 数名と接したが、皆非常に感じが良かった。
(館内施設) = バルが併設。それとは別に、ダイニングルーム。
食事は三食ともビュッフェ可能。
夕食は、スープ2種、サラダ5種、前菜系4種、メイン系4種が日替わり。
デザートはアイスクリーム、プチケーキ2種。
(スタッフ) = レセプショニストも掃除の人も、皆いつも感じが良くて、気分よく過ごすことができた。英語可。ドイツ人客が多いので、ドイツ語も皆堪能。フランス語は未確認。
(宿泊料) = 28ユーロ/泊。二食付き。
(予約方法) = 個人で
(予約方法、ホテル側の対応) = booking.comにて。
出発の約二週間前に、到着は夜、バスタブ付きの部屋を希望、とメールを送ったらすぐに返事が来た。
海が正面に見える部屋、というリクエストはさすがにこの料金ではしにくかったが、今思えば希望すればよかった。
(アクセス) = 空港から21番バスで10分。バス停からまっすぐ海側に歩いて10分弱。パルマの街へは15番バスで、約30分。
バスは頻発しているので、街歩き中心でも、カンパスティーリャに宿泊して問題なし。
(周辺の雰囲気) = シーズンオフのリゾート地は、もっと閑散としているかと思っていたが、さすがヨーロッパ人(主にドイツ人)のリゾート地だけあり、割と観光客がいた。地元の人も皆のんびりとした雰囲気で、和んだ。
海沿いにカフェやレストランが数軒あり、バス停の近くにはパン屋もある。
(ホテルの選択基準) = こんなに安い料金で食べるビュッフェとは、どんなものか気になったので。他にも、この料金で泊まれるホテルはいくつもあるが、交通が便利で、海が目の前という立地はここだけだった。
(よかったこと) = 立地。海がすぐ近くというのは、泳げない季節でもやはり嬉しい。冬季休業のホテルも多いため、少ない客が分散することもなく、賑わっていたこともよかった。
(困ったこと) = エアコンを点けても動かないな、とずっと思っていたら、最後の夜に、ベランダの窓を力一杯閉めた途端に、動き出した。部屋に置いてあった注意書きに、「エアコンを点ける時は窓を閉めて下さい」とあり、無駄遣いするな、という意味と理解していたが、連動していたとは驚き。もっと早く気付けばよかった。
(朝食) = ソーセージ、玉子など温かい料理、パン、ヨーグルト。夕朝食とも、ビュッフェとしては美味い、という程度だが大満足。
ドリンクは別料金だが、ビール1本2ユーロと、スペインでは平均的。
(宿泊客の客層) = 8割がドイツ人。年齢層は様々。ツアーではなく、個人客に見えた。一人客もいた。日本人含むアジア人は私一人。カンパスティーリャでも他に見かけなかった。パルマの街では、日本人カップルを一組見た。
(支払い方法) = クレジットカード可。
(車椅子等の対応は?) = 入り口に約3段の階段があるが、それ以外は大丈夫。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) = 夏のシーズン中は賑やかすぎるかもしれないが、
シーズンオフなら、ゆったりのんびり過ごせるし、料理も悪くはないのでお勧め。
次もまた泊まりたい。
(2010年11月下旬 マグカップ49 様)