Kempinski Resort Hotel Estepona http://www.kempinski-spain.com/
(宿泊時期) = 2004年8月(泊数) = 2泊
(部屋のカテゴリ) = スイート 623号室・海側(ダイヤモンド・フル・シービュー)
大きなスイート・ルーム。もともと、2部屋に分かれていたものを壁をぶちぬいて、1つにしたようで、
入口もバスルームも同じ広さのものが2つある。部屋と同じくらい(それ以上?)広いテラスには、露天風呂やデッキチェア。テラスの一部には茅葺屋根があり、どこかコテージの雰囲気。
(部屋の家具・備品) = アメリカンなリゾートホテルにありがちな内装。一応、スペイン風な石造りの丸テーブルなども置いてあるが。
寝室は、クローゼットの前にカウンターがあり、更にその前にベッドが窓に向かって置かれている。
最初、カウンターを見たときは、ミニ・キッチンかと思った。リビングには立派な応接セット。リゾートなので、デザインはシンプル。
TVは、Bang&Olufsenのブラウン管タイプ。液晶タイプは見たことがあったが、ブラウン管もスタイリッシュ。
TVを消すと、黒い幕が引かれるように画面が閉じて行き、両耳(スピーカ)が収納されていくのが面白い。リモコンがずっしり重いのも、質感を感じる。(バスルーム) = 2つあるバスルームは、左右対称で、設備は全く同じ。
シャワーブースがバスタブと別に。トイレは擦りガラススライドドアで仕切られている。
ライムストーンのタイルが明るく、清潔感もある。アメニティはブルガリ。サン・オイルがあったのは、さすがにリゾートホテルらしい。バスローブも完備。バスルームが2つあるので、タオルは数えるのも面倒なくらいたくさんあった。
(冷蔵庫) = 2あり。目線の高さに、壁に埋め込まれているので使いやすい。
(エアコン、クーラー) = あり。ただし、夜は涼しいので、冷房は切って寝ていた。
(パブリックエリア) = 全150室程度の大型リゾートホテル。
外観は、赤茶色の塗り壁がスペインらしさを感じさせるが、中に入ると、ここはハワイ?と勘違いさせるような雰囲気。エントランスは大きく、ガラス張りなので明るく開放感がある。館内は水着で歩いている人も多いし、子供も走り回っている。
吹き抜けがあったり、外へ通じるドアが多いからか、館内のどこにいても、子供たちがプールで楽しんでいる声が風に乗って聞こえてくる感じだった。
(リフト) = たくさんあった。
(レセプション) = 大きな吹き抜けホールの下にレセプション、コンシェルジュのデスクが並んでいる。高級ホテルらしさとリゾートらしさが同居している感じ。チェックイン時に封筒に入った手紙をくれ、内容は、私達が滞在している期間の食事の案内が中心だった。
(館内施設) = 複数のプール、複数のレストラン、ブティック等。
直接ビーチにも出られるが、宿泊者専用ではなかったようだ。といっても、ほとんどプライベートビーチ状態だったが。
プールは子供たちの独壇場。大人たちは、芝生のデッキチェアで思い思いに過ごしていた。
ビーチレストランは夏の間は夜も営業しており、毎晩、テーマを決めてビュッフェをやっているようだった。
2日目に、フラメンコ付きのスパニッシュ・バーベキュー・ビュッフェに。椰子の木をバックに、オープンエアのステージ。ショーはディナータイム中3回あり、3回目の最後にダンサーが客席に下りてきて、3人の観客をステージ上にピックアップ。うち、1人が夫だった。
ビュッフェは、冷たい前菜類は、それなりに美味しかった。バーベキューは、ちょっと、火の通しすぎか。
初日の夜はイタリアンにしたが、大型リゾートホテルにありがちな味。ホテル内では人気の高い店だったのだが。行かなかったが、寿司レストランもあり、やはり、ここはハワイ?な気分だった。
ブティックは2、3店舗だけだが、リゾートらしい品揃えだった。到着日、部屋でくつろいでいたらブティックから勧誘の電話があって、びっくりした。
(スタッフ) =
レセプションは、非常に流暢な英語だった。
他のホテルではスペイン語英語に悪戦苦闘していたのだが、
ここでは逆に流暢過ぎて、ついていくのに一苦労。到着したのは16時過ぎだったが、まだ、部屋の準備ができていない。待っている間に飲み物を勧められた。
16時といっても、日本の14時くらいの気分なのだが。最終日のターンダウン時に、ベッドに手紙。
明日はチェックアウトだが、レイト・チェックアウトしたい場合は
レセプションにご相談ください、という内容だった。(宿泊料) = 386.25euro(+VAT・7%)
(予約方法) = 個人で
(予約方法、ホテル側の対応) =
リーディング・ホテルズのHPから。
Great Affordablesというパッケージ料金で。
ビューが細かく規定されていたので、安心して予約できた。何度か日程変更をしたが、オンラインなので気が楽だった。
(ホテルへのアクセス) = エステポナの町の外れ、国道N340沿いにある。公共交通機関は不明。
車がない場合は、エステポナからタクシーが無難だと思う。東向きにしか入れないため、マラガ方面から来た場合は、一度N340を降りて方向転換し、再度、N340に乗らなければならない。(ホテル周辺の雰囲気) = エステポナ自体、かなり鄙びた町だが、ホテル周辺は、海と別荘くらいしかない。歩いて外に出かけるには、浜辺を歩くしかないような立地。すぐ隣の敷地にはクレーン車があり、新しいホテルか別荘を建設中のようだった。
(ホテルの選択基準) = コスタ・デル・ソルの海沿いのホテルを探した。希望は、小規模経営でプライベートビーチがあること、できれば、白壁にスペイン瓦の建物がいいなぁなどと思っていたのだが、そのようなホテルは見つけられなかった。
トレモリノス付近の、ハワイと変わらないような風景のホテルに泊るのだけはイヤだ!と思って探しつづけたところ、リーディング・ホテルズのHPでこのホテルを見つけた。
それなりにスペインらしい外観であり、部屋の内装も好感が持て、何より、SeaViewにしては安いプロモーション料金があったのでここに。
ハイシーズンなのに、半年近く前からプロモーション料金が出ていたのは意外だった。ホテル直営でも、ここまで安いものはなかった。
(よかったこと) = やっぱり部屋のアップグレード。
正規料金:515ユーロ→プロモーション:386ユーロだけでも満足していたのに、その価格で1,500ユーロの部屋になるとは。それに比べると、このホテルは一見の外国人相手にも、アップグレードで1泊20万円くらいする部屋を提供してくれたのだから、ありがたい気分。観光客向きのホテル、ということだと思う。
夫がステージで踊ってしまったことも、まぁ、良い思い出。
(困ったこと) = ちょっとだけ残念だったのが、このあたりの海は、エメラルドグリーンの美しい海ではなかった。
それなりに青さは保っていたが、もっと、透き通った麗しい海を期待していたので。地中海ならどこでもそうだというわけではない。(朝食) = 一度、ルームサービスを取った。22euro/人。
コンチネンタル、アメリカン、スパニッシュから選択可能で、当然、スパニッシュを選んだ。生ハム、サラミ、チーズなど。味は、まぁ、こんなもんでしょう。
部屋の特大テラスで頂いたのだが、その日は、あいにくの濃霧で、海を見ながらの朝食ではなく、
霧に包まれた朝食となってしまった。ちょっと、フシギな気分だった。(宿泊客の客層) = 子供連れがとにかく多かった。アメリカ人らしき家族も多かったと思う。
夕方、子供がプールから姿を消した頃を見計らって、
ウェディング・ドレス姿のカップルが、ホテル内で写真撮影を始めていた。(支払い方法) = クレジットカード
(車椅子等の対応は?) = どこも広々しているので、問題ないような気がする。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
(2004年8月 azumi@az様)
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