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La Hospederia El Churrasco http://www.elchurrasco.com/
(宿泊時期) = 2006年5月(泊数) = 2泊
(部屋のカテゴリ) = スーペリア・ダブル 281号室、地上階。
「Tomaz Munoz Lucena」という地元アーティストの名前が付いている部屋。広々している。15畳くらいはあるか。窓は旧市街の通りに面して1つであり、また、鉄格子がしてある上に、人間の目線の高さまで目隠しがしてあるので、昼間でも照明は必要。
ビューは全くなし。(通りを人が歩くのがわかるくらい)ただ、照明はたくさんあるので、部屋はとても明るい。床は明るい色のフローリングで、赤系ファブリックとアンティークな家具がうまくマッチしており、
優雅でチャーミングな雰囲気を持ち合わせた部屋。部屋の詳細は↓
http://www.elchurrasco.com/hospederia/hospederia.htm
(部屋の家具・備品) =ベッドはクイーンサイズのダブル。脇にサイドテーブル。クローゼットは大きなタンスの置き家具。他に、ライティングデスクとソファ、円形のテーブル。家具は全てアンティークを修復したものだそうで、同じ色に塗り揃えて、カーテンやベッドカバーと同じファブリックをはめ込んである。つまり、この部屋に置くための家具になっている。壁には絵画や、華麗な扇子を額縁に入れて飾ってある。
家具はアンティークだが、壁掛けの40インチくらいのプラズマTVや、インターネット無料のPCが置いてあったりと、設備面でも頑張っている。(PCに日本語環境はないが)
セイフティボックスと冷蔵庫は、アンティークなタンスの中にあった。
(バスルーム) =広くも狭くもない、無駄のない広さ。床と壁は茶系のタイルで可愛らしく仕上がっている。
まだ新しいホテルのようなので、設備は新しくて清潔。水洗金具は小気味良く動くし、お湯の出もばっちり。
バスタブはジャグジー付きなので、毎日の歩き疲れが癒された。汚れ1つないシャワーカーテンは、二重になっているのも気が利いている。
外側は布製で刺繍も入っており、デザイン性にも配慮しているよう。アメニティはドイツのブランドのもの。タオル類にはホテルのロゴが刺繍されており、なかなかオシャレ。
バスローブも完備。(胸元に、同じくホテルのロゴが刺繍)トイレ、ビデもバスルーム内にあり。
(冷蔵庫) = あり。
(エアコン、クーラー) = あり。
(部屋について、その他) =壁が塗り壁ではなく壁紙が貼ってあるので、ちょっぴり、日本のハウスメーカーの
家みたいな印象を受けないでもない。が、一室一室、丁寧に作ったんだろうなと思わせる部屋だった。(パブリックエリア) =プチ・ゴージャス。土地柄、館内の床は大理石でできている。小さいながらもパティオが2つと、サロンやバーがある。吹き抜けを見上げると細かい壁の装飾や馬蹄形のアーチがあったり、ロビーに古井戸があったりと、イスラム文化の名残を感じさせる部分も。
(リフト) = 不明。
(レセプション) =頑張ってる、という感じ。親切だし好感が持てる。
到着時、旧市街で道は狭いし、駐車場はわからないしで、ホテルの前に車を付けたのだが、ホテルのスタッフが、目と鼻の先にある系列のレストランまで人を呼びに行って、車を預かってくれた。チェックインにはちょっと早めの時間だったが、もう、部屋の準備はできていたようで、何も咎められることなくチェックインできた。雨も降っていたし、すぐに部屋を使えるのはありがたかった。部屋で一息ついた後、サロンでウェルカムドリンクの白ワインを頂いた。
時間によっては玄関ドアを閉めているので、呼び鈴を鳴らして開けてもらうことも何度かあった。深夜でもすぐに開けてくれるので問題はない。
(館内施設) =小さいバーがあり、サロンやパティオで飲み物を頂くことができる。
ボデーガもあるらしい。館内にレストランはないが、系列レストランがすぐ近くにある。店名にもなってるシュラスコが名物のレストラン。
ホワイトアスパラガスを頼んだら、瓶詰めの水煮らしきものが出た。シュラスコはまぁまぁの味。風味はあるかな。スタッフはフレンドリーで、店の雰囲気も悪くない。私たちの通された最上階の部屋は、オレンジの木が繁っていた。「絶対に行かねば!」と気負うほどのものではなかったが、系列だし、連泊するなら一度は行ってもいいかなという感じ。
(スタッフ) =決して流暢ではないが、英語は可能。何人かのレセプションスタッフと話をしたが、全員、頑張って英語を話していた。(「あまり得意じゃないんだけど、、、」と笑顔で照れる人も)
(宿泊料) =170euro。ガレージは15euro/日
(予約方法) = 個人で
ホテルに直接メールで。ホテルのWebサイトがスペイン語のみなので、大丈夫かな?と思いつつ英語で送ったのだが、全く問題なし。毎回、数10分?1日以内には返事が返ってきた。希望した部屋は予約済みとのことで、代わりに別の部屋を指定された。
(ホアクセス) =旧市街にある。メスキータからは徒歩5分。Webサイトに「駐車場あり」と書いてあったので、車でのアクセスが可能なのだろうが、場所が場所だけに道順に大いに不安があった。
ホテルに問い合わせたところ、ミシュランのルート検索で出てきたものと全く同じものだった。実際には、聞いていなかったら、車では絶対に入りたくないような小道を通ったりしたのだが。
ホテルからのメールに「○○通りの中ほどに駐車場があり、ホテルから25mくらい離れています。○○通りの入口に来たら停止して、ホテルに電話してください」という指示があったが、通りの入口に車を停止させておけるような場所はなく、そのまま車を進めていく内に、ホテルの前まで来てしまっていた。(駐車場には気づかず通り過ぎていた)駐車場はガレージになっており、通常は堅く扉が閉ざされていた。
(周辺の雰囲気) =周辺は、ホテル、レストラン、土産物屋、住宅街など。
一番賑わっているエリアから住宅街へと変わっていく境目くらい。(選択基準) =旧市街に位置すること。スペイン特集の雑誌で見つけた。ミシュランの赤本にも載っており、ホテルのWebサイトで部屋の雰囲気もつかめたので、ためしに連絡してみた。びっくりするほど対応が素早かった。
(よかったこと) =部屋の感じがよく、スタッフも親切だし、館内のイスラムちっくな雰囲気も好み。観光には便利な立地だし、掘り出し物をした気分だった。価格的にはコルドバ市内の4星クラス(以上?)だが、じゅうぶん納得。
(朝食) =コンチネンタル。内容、味は普通。料金は宿泊料に込み。ナプキンがホテルのロゴ刺繍入りでかわいかった。
連れは「コーヒーが不味い」と言っていた。(私は飲まず)といっても、スペインにいる間ずっと「コーヒーが不味い」と言い続けていたので、このホテルが特別不味いわけでもないようだが。
(宿泊客の客層) =英語、フランス語、ドイツ語を話す客がいた。日本人は見かけず。
9室しかない割に、他の客に遭遇する確率は高かった。(支払い方法) = クレジットカード
(車椅子等の対応は?) =階段が多いので、ちょっと難しいかも。
(スタッフは親切だが人数が多いとは言えないので)(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) =全9室、全てホテル直営Webサイトで確認することができ、希望の部屋を伝えるとよいです。(私達は、予約時に希望した2部屋がいずれも予約済みで、ちょっと残念)
(2006年5月 azumi@az 様)