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パリから行くヨーロッパ 
Carmona  カルモナのホテル
            
updated on 25 Aug.2007 経験談追加
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Parador de Carmona
http://www.paradores-spain.com/spain/pcarmona.html
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(宿泊時期) = 2006年5月

(泊数) = 1泊

(部屋) = ダブル 402号室 スペイン式4階。
崖に張り付いて作られているため、レセプションのある地上階からは1つ上がっただけ。

広さはごく普通。狭くもなく広くもなく。スーツケース2つは楽に広げられる。明るさも、ホテルとしては普通。窓の外にテラスがあり、その向こうにアンダルシアの大平原が広がているのだが、窓が1つしかないため、部屋が明るいというほどではなかった。

部屋はパラドールにありがちな内装。パブリックエリアほど優雅でゴージャスな雰囲気はない。
私たちの宿泊した階のみ部屋にテラスがついており、椅子に座って大平原を見つめることができる。
 

(部屋の家具・備品) =ベッド、サイドテーブル、ライティングデスク、ソファセット、クローゼット。
ごく普通の家具構成。

(バスルーム) =洗面はダブルボウル。清掃はきちんとなされていたが、完璧に清潔だとも思わなかった。
使うのがイヤになるほどではないが、古さが滲み出ている。ただ、古いながらも壁や床は大理石とタイルでできている。なのに、今ひとつゴージャス感を感じられないのはパラドールだからか?

(冷蔵庫) = あり。

(エアコン、クーラー) = あり。

(パブリックエリア) =パティオやサロンの雰囲気は素晴らしい。
特に、パティオ。薄ベージュ色と青色の大理石やタイルの組み合わせが上品で、華美すぎず、
座って見ているだけでうっとり。

(リフト) = あり。大人2人+スーツケース2個で満員。

(レセプション) =サービスレベルは日本のシティホテル以下。

チェックイン後、部屋まで案内してもらう時に、レセプションの男性が夫のスーツケースを見て「荷物を運ぶのに助けはいるか?」と聞いてきた。私もスーツケースを持っていたが、私ではなくあえて夫の方を向いて言われたので、夫は自分の荷物のことを言ってるのだと思って断った。(私もそう思った)

すると、そのレセプショニストは女性の私のスーツケースには目もくれず、すたすたと手ぶらで歩き始めたのでびっくりした。

(館内施設) =レストラン。天井の高い大きなホールのようなところで頂く。窓際のテーブルからなら、明るい内は平原が見える。

予約は受け付けてくれなかったので、開店時間(20時半)過ぎに入店。

メニューはアラカルト形式になっているが、マークの付いている料理はセットメニューとして選べる。前菜、メイン、デザートビュッフェで1人28euroと安く、味も悪くない。残念だったのが、店内にハエが多く、デザートビュッフェのプリンにハエが食い込んでいたこと。

他に、崖下にプールがあるが、5月はまだ営業していなかった。暑かったので、自主的にプールサイドで寝ている客はいたが。

満席になるまで次から次にお客が入ってきて、オーダーを済ませていないテーブルがどんどん増えていくので、忘れられやしないかと思ったりしたが、配席係がしっかりしているのできちんと伝票を順番に並べ、オーダー係はその順番を守って各テーブルを回っていた。料理の出てくる順番も、よっぽど食べるのが遅いor大量にオーダーした客でない限り、ほぼ着席順だったように思う。席数が多く、決してスタッフの数が多いとは言い難かったが、皆、てきぱき動く様子に好感が持てた。

(スタッフ) =レセプションは、ほぼ全員英語が話せるように見えた。
レストランでは、料理とワインのオーダー時は、英語可のスタッフが来た。

(宿泊料) = 173euro

(予約方法) = 個人で
パラドールのWebサイトからオンライン予約。動きは遅いが操作は簡単。

予約後、ホテルにレストランの予約でメールをしたが、予約は受けないと断られた。スペインでは初めてのことではなかったので、特に驚きはしなかった。
 

(アクセス) =車で行ったため、公共交通機関は不明。カルモナ市内に入った後は、手持ちの地図とパラドールを示す看板が同じだったので、道は狭いながらも安心して走ることができた。

(周辺の雰囲気) =町の一番端っこ(崖沿い)に位置する。付近は住宅街。町の中心地サン・フェルナンド広場までは、町を散歩している内に出くわす感じ。日中の治安は特に問題は感じられなかった。
観光客や地元の方々が散歩しているくらいで。明るい内にホテルに戻り、夕飯もホテル内で済ませたため、夜は不明。

(選択基準) =15時頃にセビージャ空港に到着。

本当はそのままコルドバ方面に向かいたかったのだが、慌しくなりそうな気がしたので途中のカルモナで1泊することにした。

もう一軒、カルモナ市内の別のホテルとどちらにするか相当悩んだのだが、カルモナは初めてなので
無難にパラドールに落ち着いた。最後の決め手はパティオと部屋からの風景。もし、また、カルモナに行くことがあったら、今度はもう1軒の方にすると思う。
 

(よかったこと) =到着日は天気もよく、パティオや部屋のテラスでのんびりできたのがよかった。
カルモナの町は小さく、あっちもこっちも見て回りたいという感じではなかったので、
ホテルにいる時間が長かったような気がする。

(困ったこと) =ちょっぴりがっかりだったのが、プールサイドでぼんやりできなかった。5月とはいえ、初夏の陽気なのでプールはオープンしているだろうと思っていたのだが。この宿のせいではないが、朝起きたら一面が霧だった。ホテルは南東向きなので、朝日を浴びるのを楽しみにしていたのだが。

(朝食) =ビュッフェ。13euro/人。
スペインらしく、地元のハム類やチューロスなどもあり楽しかった。

(宿泊客の客層) =欧米人中心。日本人も数組。
平日で町の中は静かだったが、パラドールの中だけは人口密度が高いようだった。

(支払い方法) = クレジットカード

(車椅子等の対応は?) = ホテルのエントランスまでが石畳だが、入口まで車で付ければ何とかなるか?

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆

(2006年5月 azumi@az 様)

 
 
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