Al Sorriso http://www.alsorriso.com/ http://www.relaischateaux.com/
同名の有名なリストランテの付属ホテル (宿泊時期) = 2004年11月中旬
(泊数) = 1泊
(部屋) = ツインルーム フランス式1階 日本式2階
通りに面したリストランテ、ホテルの入り口の真上南東に向いた大きな窓があるので、昼間は明るい。
小さなバルコニー付き。窓の外はピエモンテの丘陵が見渡せる。部屋の内装は、ベージュの木目と優しいグリーンの色調に、ピンクの小花模様と、
ピンク色のファブリックがアクセントとなっているので、どちらかというと、フランスのプチホテル風。
(イタリアのホテルは、テラコッタの床に白いファブリック、という組み合わせが多いので)あまり広くはない。
(部屋の家具・備品) =クローゼット、ライティングテーブルとイス1脚。
一人掛けのソファーがふたつとテーブル。テーブルの上には、ウエルカムフルーツ。
セイフティボックスあり。(バスルーム) =広くはないが、白がベースで清潔感あり。トイレとビデが一緒に。
バスタブなしですが、ここのシャワールームが変わっていて、シャワーブースは、ガラスの引き戸がついた1畳くらいのスペースで、中の、壁際にある座れるスペースに腰掛けて、レバーやハンドルを操作すると、ふつうにシャワーのノズルからお湯(水)を出す、足元から勢いよく出す、肩上と腰周りから出す、ということが、それぞれできて、座ったまま体を洗いつつ、お湯を足元などにかけ続けられるので、へたなバスタブよりは、気持ちよく入浴できた。
肩上から出るのは、打たせ湯っぽくて疲れが取れる。
石鹸やシャンプーなどの備品はエルメス。ソーイングセットなどは宿のオリジナル。バスローブ、使い捨てスリッパ付き。
(冷蔵庫) =ミニバーあり。ビールや水、ソフトドリンクなど。
(エアコン、クーラー) =暖房機あり。
(部屋について、その他) =部屋全体の色調が明るく、居心地がよい。リストランテの付属のホテルなので、もう少しシンプルかと思ったが、意外に備品などもそろっていて、よかった。
おいしいリストランテでおなかいっぱいになって、そのまま2階の部屋へ直行して、ゆっくりできるのはとてもよい。
(パブリックエリア) =田舎町のリストランテなので、入り口はこじんまりとしている。が、ここは有名店。中はこじんまりとしていながらも、バースペースなどは、格調高い。
(リフト) =日本式3階建てだが、リフトはなし。
重いスーツケースを持って上がるのは辛いかも。(家族経営なので、もちろんポーターなどはいない)(レセプション) =家族経営なので、夕方、着いたときには、娘らしい人が店番をしていた。
(途中でその妹らしい中学生くらいの女の子が帰宅)パスポートを預けて鍵を受け取ると、部屋を案内がてら、重いスーツケースを持って上がってくれた。
駐車スペースを聞くと、てきぱきと店の前でOKとの返事。チェックアウトは支配人兼給仕長の主人。シェフの夫人と来日したこともあり、とても貫禄があって如才ない感じ。
(館内施設) = リストランテ
(スタッフ) =リストランテは給仕長の主人は英語は堪能。日本語も挨拶程度はOK。
その他はソムリエは英語ができるが、その他の給仕の人はいまいちかも。(宿泊料) = 190euro、1部屋、朝食付き。
(予約方法) = 代理店から手配
UCカードのゴールドデスクから。今回はこのリストランテが一番の目的だったので、航空券の予約と共に、このリストランテに予約を入れた。(アクセス) =公共交通を使っていないので不明だが、ソリーソの町にはバスが来ている模様。
近くのBorgomaneroという町に鉄道の駅があったので、ここからタクシーだと思う。車では、ミラノから高速道路を使って1時間以内。ミラノからはマルペンサ空港方面へ進み、途中の分岐でVerbania方面、またはスイス方面へ進み、Borgomaneroのインターチェンジで降りてから、オルタ湖方面へ。高速道路の出口から、約15〜20分ほど。
近くには、かなり古くからあったオルタ湖の湖畔の町、オルタ・サン・ジュリオがあって、車で約10分ほど。他に、同じオルタ湖の湖畔の町Omegnaは、オルタ・サン・ジュリオより大きく、鉄道の駅も町にほど近いところにあった。
その他、マッジョーレ湖のストレーザやアローナも、車で30分から1時間以内。
この宿に泊まった次の日に、コモ湖のComoへ行ったが、車で高速道路を使って、1時間半ほど。
(周辺の雰囲気) =町も村といっていいくらい小さいので、夜は人けが全くないが、治安の心配はない。ただし、この村の教会は、かなり古く由緒がありそうな建物で、散歩ついでに坂を上って見に行く価値はあり。教会のテラスから、眼下に広がる北ピエモンテの風景も、なかなかいいものでした。
(選択基準) =おいしいと評判のリストランテでお食事をして、ゆっくりとそのまま部屋に戻れるということで、付属のホテルを選ぶ。
(よかったこと) =思ったより、こじんまりとしていて、でも居心地はよくて、よかった。
たらふくおいしいものを食べて、すぐに部屋でゆっくりできるのは、とてもよかった。(困ったこと) =週の半ばで、あまり客も多くない季節だとは思うが、ジビエや白トリュフの旬な季節だというのに、たまたまだとは思うが、私たち夫婦と、他に3人組の日本人の人しかいなかったこと。
困ったというわけではなく、ちょっと拍子抜け。(朝食) =夕食時に退席する時に、翌日の朝食は何時にしますか?と聞かれる。頼めば、モーニングコールもしてくれるようだった。
翌朝、席に着くと、飲み物を聞かれて、すぐにオレンジジュースと、パンとバター、ヨーグルトなどが運ばれてくる。コンチネンタルなので、ハムやチーズ、フルーツなどはなし。手作りのジャム、様々なハチミツなどがあってパンもおいしい。
朝日の入るダイニングルーム(夕食と同じ)なので、気持ちよく朝食を食べることができた。
(宿泊客の客層) =年配の女性を中心として、あとの2人は40?50代くらいの男性の、日本人3人組のみ。
(支払い方法) = クレジットカードで支払う。
(車椅子等の対応は?) = 入り口にも段差があるのと、リフトがないので難しい。
(子供連れでも場をこわさないか?) = 子供は場違いだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆
(他の方へのアドバイス) =おいしいイタリア料理を堪能しつつ、ゆっくりと滞在するには、最適の環境。近くに風光明媚なオルタ湖もあり、ミラノからも近いので、ミラノに滞在しつつ、
ちょっと贅沢をしてみたい方には、ぜひここをおすすめします。
( 2004年11月中旬 うちゃぎ@Lapin 様)