(泊数) = 2泊
(部屋) = スィート 308号室。イタリア式3階。海側の端部屋。
寝室とリビングに別れたスイートルーム。
各部屋ともそれほど広くはない。寝室は、スーツケース2つくらいは十分に広げられるが、ちょっと手狭になってしまうため、リビングに広げてゆったり2つの部屋を使った。
寝室は海側を向いており、目の前にポルトヴェーネレの街並みとパルマリア島。それなりに圧巻ではあるが、窓が腰から上にあってあまり大きくないため、部屋は明るくなかった。
リビングは寝室より窓が大きいが、すぐ目の前に岩壁があるためビューは全くなく、明るくもない。
インテリアはシンプルで、日本の小奇麗なビジネスホテルレベル。
シンプルだけどモダンな雰囲気とか、そういう形容詞も合わない。
(部屋の家具・備品) = ベッドはダブル。標準的な家具の品揃え。
(バスルーム) = 狭い。柱(?)があるので、シャワーブースのみ。シャワーブースも小さめで、すぐ目の前にビデがあるので、足拭きマットを奇麗に広げることができない。出る時はビデをよけて出る必要がある。正規料金で330ユーロの部屋のバスルームとは思えなかった。
(冷蔵庫) = あり
(エアコン、クーラー) = あり
(部屋について、その他) = 部屋にセイフティボックスなし。部屋の案内に、レセプションにあるセイフティボックスを5ユーロで利用できると書いてあったが、請求されなかった。(忘れただけ?)
(パブリックエリア) = 坂に建っているため、レセプションのある階は半地下に位置しており、
若干暗さを感じる。リゾートホテルの雰囲気はある。
(リフト) = あり。大人4人程度。
動きがとても遅く、なかなかやってこない。待ちきれずに階段を利用したら、レストランのある2階までしか通じていない。その先は荷物があって通れなかった。レストランを通り抜ければ、テラスから外には出られるが、非常時、どうするつもりなんだろう。
(レセプション) = フレンドリー、笑顔いっぱい。でも、サービスはそれほどでもない。スーツケースを運んでいるのを見ても、ポーターを呼ぼうという気配すらなかった。ポーターが、いないホテルなのか?
(館内施設) = レストランあり。利用したのがポルトヴェーネレの祭日だったためか、屋内もテラス席も大盛況で、エレベータに乗っている最中から賑やかな声が聞こえた。
事前に予約はしていたが、宿泊客はテラスの一角に集められていた。テラスでは、町の夜景を見ながら食事ができる。祭で、音楽が鳴ったり行列が通ったりした。食事の途中で、席を立ってテラスから眺めている人がたくさんいた。
メニューは種類が少なかったが、どれも10ユーロ前後と良心的な価格設定。ムール貝の料理は味付けがしっかりしていて、好みだった。(ちなみに、養殖が盛んな地域でもある)ただ、フランスのようにお鍋でドン!と出てくるわけではないのが、少し残念だった。
あまりにも客が多いせいか、スタッフが皿を出す順番を間違えたが、連泊するなら一度くらい利用するのもいいかも。他、料理教室やスパなどあるらしいが、利用していない。
(スタッフ) = レセプションは英語可。駐車場の係員も簡単な英語可。
(宿泊料) = 室料:258euro、ガレージ:15euro
(予約方法) = 個人で
Venere.comのオンライン予約で。予約後、ホテルに直接メールしてホテルと外のレストランの予約を2軒頼んだら、1時間もしない内に「予約しました」という返事が返ってきた。
(アクセス) = ホテルの目の前にバス停あり。行先は見ていないので不明。ホテル前の道は一方通行。到着時、駐車場の入口がわからなかったので、駐車場の位置をレセプションに教わり、町をもう一周した。坂の中腹にある駐車場の入口は、別の駐車場の入口と2つ並んでいるため要注意。
また、狭いので、車は小さい方が無難だと思う。駐車場には、けっこう高級な大型車もあった。
町は近いし、チンクエテッレ行きの船もホテルのふもとの桟橋から出ていたので、
観光には非常に便利。
(周辺の雰囲気) = 観光地の雰囲気。夜も治安の不安は感じられなかった。
(選択基準) = チンクエテッレに船で行きやすそうな町。
海の見える部屋。できれば、リゾート気分も味わえそうなホテル。(これは実現ならず)
(よかったこと) = 立地が便利というくらい。
部屋のマイナス点ばかり気になってしまい、あまり気分の良い滞在ではなかった。
(困ったこと) = コストパフォーマンスの悪さにびっくりした。今まで泊ったホテルの中で、堂々のワースト1。通された部屋はアップグレードされているが、バスルームは狭いし、他の部屋より窓は小さいし、インテリアもつまらないしで(Webの写真で了解済みだったが)、アップグレードの恩恵は感じられなかった。
見取り図を見れば占有面積が広いことはよくわかるのだが、特大テラス付きのスイートルーム
と同じ価格なのは、納得できない。
もし、正規料金(330ユーロ)で宿泊していたら、絶対に許せなかったと思う。他に海の見える部屋がないか聞いてみようと思ったが、夫が、このままでいい、と言うので引き下がった。
着替え専用部屋があり、それほど奇麗なバスルームではなかったので(不潔という意味ではなく)どうしてもバスタブに浸かりたい、という欲求がなかった。
もっときめ細かく、部屋に関するリクエストをしておけばよかった。海が見える部屋ということだけで、安心してサボってしまったことについては、ちょっと反省している。
(朝食) = 普通のビュッフェ。テラス席は、蜂の攻撃で、食事どころではなさそうだった。
(宿泊客の客層) = 欧米人が中心で、様々。女性の一人旅という人も何人かいた。(スパ目当てだうか?)日本人は見かけなかったように思う。
(支払い方法) = クレジットカードで。
(車椅子等の対応は?) = 大丈夫かもしれない。駐車場から部屋まで、自分でスーツケースを運んだが、
段差のある所には必ずスロープもあった。(幅に充分な余裕があるかは自信なし)
(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う
(コストパフォーマンス) = ◆◆
(他の方へのアドバイス) = テラス付きが確約されるのでなければ、高い部屋に泊る価値はないと思う。
(2006年8月 azumi@az 様) |