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パリから行くヨーロッパ 
Pontassieve ポンタシエーベ のホテル
 
            
29 Jan.2011 経験談追加
 
Agriturismo Fattoria Lavacchio 
http://www.fattorialavacchio.com/
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(泊数) = 3泊

(部屋のカテゴリ) = ホテルルーム スタンダードダブル

(部屋の階&立地) = 母屋のイタリア式1階

(部屋について(雰囲気など)) = 古い農家を改築した宿なので窓は小さめ。
アンティーク家具と雰囲気を合わせているので、暗いというより落ち着いた感じ。
スーツケース2個広げても充分な広さ。

窓からは、朝食テラスとその向こうに葡萄農場が見渡せる。

(部屋の家具・備品) = シングルベッドにもなりそうなソファ1、机、椅子、
衛星放送TV、無料Wifi、セイフティ・ボックス、箪笥、ハンガー10本以上。

(バスルーム) = 母屋はシャワーのみ。
ハンドシャワー、トイレ、ビデ、洗面台、タオル掛け、プラスチックコップ。

アメニティは、シャンプー、コンディショナー、バスジェル、石鹸、全身用クリーム、
顔用クリーム。Erbario Toscanoという銘柄で、Luccaにある会社のもの。
この後泊まったフィレンツェのホテルでも、同じ会社のアメニティだった。

夏とはいえ、髪も肌も乾燥したのでその保湿力に驚いた。
シャンプー、コンディショナーを館内で販売していたが売り切れていた。

(冷蔵庫) = あり。小さい。
水、飲料、自家製ワイン、ビール、つまみなど、すべて有料。

水道水がまずかったので、水は飲み放題にして欲しかった。

300mlで約2ユーロだったが、一軒宿で他に選択肢がなく、仕方なく少しづつ飲んだ。

(エアコン、クーラー) = エアコンなし。

(部屋について、その他) = 丘の上の一軒宿なので、夏でも涼しいだろうと思ってエアコンなしの部屋に泊まった。が、エアコンは必要だった。

天井にファンがあるし、夜は心地よい風が吹くだろうと期待していた。

実際、外は涼しいのだが、ファンを回さないと室内は暑かった。そのファンの音がうるさくて、点けたり消したりして眠りが浅くなった。

全ての部屋が同じかどうか分からないが、荷物も広げてしまったし、部屋を変えるのも面倒だったので、3泊耐えた。

(パブリックエリア) = 館内全体がアンティークで統一されている。トスカーナの田舎に来たという雰囲気満点。

母屋の2階には印刷できるパソコンが置いてあった。レンタル自転車が5台あり、先着順。

母屋とは別にアパルトマン棟があり、自炊も可。車で来ている人は買出しもできるので、アパルトマンで長期滞在もいいだろう。

(リフト) = なし。荷物は自分で運んだ。階段は狭くて急なので、少し大変だった。

(レセプション) = 農場と宿を持つ、家族経営のアグリツーリズモなので、規模の割には従業員は多め。レセプションは8時オープン。8時にチェックアウトしようと思ったら約15分待った。日中は誰かが必ずいるようだった。

(館内施設) = レストランが敷地内にあり、他にオリーブ畑、葡萄畑。

自家製オリーブオイル搾取施設、ワイン工場、チーズ工場。見学、購入可。

夕食付きにしたので、毎晩レストランでセットメニューを食べた。プリモ、セコンド、デザート、飲み物別料金。食べたいものを注文して、差額を支払うこともできるらしい。私達はセットメニューを2回食べた。

2日目、プリモは変わったが、セコンドは同じようなグリル肉料理だった。

最後の日はレストランが休みだったので、母屋にある石釜で焼くピザパーティ。前菜バッフェ、ピザ一人1枚、デザート、飲み物別料金。

前菜は盛り沢山で、しかも全て美味しかった。

しかし、宿泊者数に対して、給仕の従業員が少なかった。前菜が終わってピザがでるまで1時間以上も待ち、皆うんざりしていた。せっかく美味しかったのに、食べ疲れて残念。

母屋にはプールがある。
家族連れが、朝から場所取りして、パラソルの下はいつも満席。プールで一日のんびりする以外になにもない場所なので、かなり期待はずれだった。夏は、こういう状態なのだろう。バカンス期間中の再訪はしないだろう。

(スタッフ) = 英語可。
レセプションに日本語可の従業員1名。
しかし、3泊中で1日しか会わなかった。

メール対応も日本語可だが、現地からのメールはローマ字表記。

麓の町までマウンテンバイクを借りて、昼食に出かけた時をしたとき、店を数件紹介してくれた。 帰りの近道も教えてくれたので、同じ道を引き返すことなく楽しめた。 しかし、急坂だったので、充分な水と体力が必要だった。

食事の際は、レストランも母屋も、客数に対して従業員が少ないので待った。
イタリアのレストランは、そういう文化なのだろうが。 しかし、応対には好感が持てた。

(宿泊料) = 120ユーロ/泊。夕食25ユーロ。

(予約方法) = 個人で

(ホテルへのアクセス) = フィレンツェからローカル列車で約30分のポンタッシエーベ駅下車。駅から約6kmの傾斜地にある。ポンタッシエーベの町までタクシーで15分、25ユーロ。

マウンテンバイクで下り30分、上り2時間。充分な体力のある大人限定。

フィレンツェ市内までタクシーで約40分、60ユーロ。フィレンツェ空港まで85ユーロ。

(周辺の雰囲気) = 農場が点々とするトスカーナの典型的な田舎。治安は問題なし。 夜も街灯が明るいので、敷地内を歩くには問題なし。敷地を出ると、曲がり角ごとにレストランと農場の看板あり。

(選択基準) = フィレンツェに近い農家民宿に泊まってみたかった。日本人のレセプショニスト、アメニティなどホテル並みの設備。レンタルバイクやプールなどがあり、美味しいものを食べてのんびり過ごせそうなこと。

(よかったこと) = 全ての食べ物が美味しかった。

(困ったこと) =アパルトマン棟の洗濯機。HP上で確認していたので、いろいろと洗わずに溜めていた。

だが、1台しかなく、しかも1度回すと、約4時間終わらない。前の人が終わるのを何度も確かめに行ったり、自分が終わるのを確かめに行ったり。

結局、朝、鍵を借りて夕食が終わる22時ころにやっと終了。これなら洗面台で洗った方が、早かったと思った。丸1日、洗濯物に振り回された感じ。他にやることもなかったので、それはそれで暇つぶしにはなったが。

田舎の心地よい風を求めて窓を開けていたら、毎日昼夜関係なく蚊に刺されて大変だった。虫除けなどさっぱり利かず。せめて網戸があればと思うが、ヨーロッパでは網戸はないのが当たり前なのか。どんなに郊外でも、夏はエアコンありの宿が望ましいと思った。

(朝食) = 自家製のものは、パン数種、ジャム数種、ハチミツ数種、ジュース数種、ケーキ数種。
他にシリアル、ハム数種、チーズ数種、オムレツ、果物。

毎日同じものが出されるが、種類が多いので3泊しても全て食べきれなかった。私は、パンが、粉の味が濃くて美味しいと思ったが、家族は粉っぽいと評価。味覚が違うと感じ方も違う。

二人とも意見が一致したのは、絞りたて木苺のジュース。美味しかった。生ハムメロン好きなので、朝から沢山、生ハムメロンが食べられて、幸せだった。

(宿泊客の客層) = 30代から40代の親とその子供達の家族連れ。
20代、30代、60代のカップル。

私たちの他に、日本人家族連れ2組。

(支払い方法) = クレジットカード可。

(車椅子等の対応は?) = 1階に車椅子用の洗面所があり、その部屋は子供のプレイルームになっていた。リクエストがあれば客室にもなりそうだった。

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う。

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆

(他の方へのアドバイス) = ここのサイトは日本語あり。だが、期待してここに泊まると不自由するかも。日本語が出来るのはレセプショニスト1名で、レストランに日本語メニューはない。

丘の上の一軒宿なので、車がなければなにも出来ない。マウンテンバイクは、本当にきつかった。

プールは、写真で見るより小さい。

( 2010年8月 白くま君から黒くま君へ 様)

 
 
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