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パリから行くヨーロッパ 
Fiesole フィエーゾレのホテル
 
            
updated on  9 Dec.2006
 
Villa Fiesole 
http://www.villafiesole.it/

(宿泊時期) = 2006年10月

(泊数) = 1泊

(部屋) = クラシック・ツイン
210号室。日本式2階、廊下の突き当たりのひとつ手前の部屋。
窓を開けるとフィレンツェの街並が遠くに見える。

(部屋について(雰囲気など)) = 明るさは照明がいくつかあり、十分。広さは,スーツケースなどをひろげても歩き回れる。一面が窓で、建物自体が高台に建っているので明るく、開放感がある。
部屋から、遠くフィレンツェの赤煉瓦屋根の街並が見える。

ホテル前の道路はフィレンツェからの主要道路のようで、夜になっても車の往来があったが、窓が防音になっているのか、しっかりと閉めてしまうと全く外の音は聞こえない。

(部屋の家具・備品) = テレビ、パソコンや化粧道具を広げるには十分な机、椅子、シングルベット2台、ベッド横に小さなテーブル、手元照明、大きなクローゼット(吊るしも棚も両方あり)、
クローゼットの中に小さな冷蔵庫とセイフティ・ボックス。

(バスルーム) = 広さは、日本の平均的なシティ・ホテルよりやや広いくらい。

バスタブは足をのばしてまだ余る。トイレ、ビデ、洗面台、タオル・ウォーマー。
どれも真っ白ピカピカで、気持ちよく使えると思う。

タオル・ウォーマーのおかげで、浴室全体もほんのり暖かい。入浴前にタオルを暖めたり、
小さな洗濯物を乾かしたりと便利だし、浴室が暖かいというのは有難く、なんとなく幸せだった。
お湯の出具合や温度は、かなりお湯を使う2名が使用しても問題なし。

備品は、ボディソープ、石けん、バブルバスフォーム(レモンとオレンジ)、ガラスのポットに入った
バスソルト(かなりたっぷりの量)、シャワーキャップ、靴磨き、綿棒、バスタオル(ふかふか系)、
ハンドタオル(ぺらぺらの布巾のよう)、バスローブ、タオル地スリッパ(使い捨ての割に、
かなりしっかりしている)

(冷蔵庫) = クローゼットの中に小さい冷蔵庫があった。
水、ソーダ類、アルコール類、小さなスナック菓子などもあり。

(エアコン、クーラー) = あったと思うが、必要ない時期だった、効きなどについては不明。
フィレンツェ中心部よりやや高地の為涼しいと思うが、窓のアルミサッシがかなり気密性が高そうだったので、
夜でも室内が寒いという事はなかった。

(部屋について、その他) = かつての貴族の邸宅だったという事で、部屋の違いが広さだけでなく、つくりなど色々とあるようだった。地上階でそのまま外に面している部屋など、他の部屋も興味深かった。

(パブリックエリア) = 全体的にセンスの良さに溢れている。

ホームページを見て、期待しすぎるとガッカリすると思ってあまり過大な期待をしないで行ったが、
パブリック・リビングルームなどゆったりとしていて、最近模様替えをしたのか、とてもきれいだった。
時期的にもオフシーズンの初めで、宿泊客は4組くらいしかいないようで、とても静か。

(リフト) = あり。前後に扉があるタイプ。大きさは3人とスーツケース2つでも十分余裕あり。

(レセプション) = 30代と思われる女性と男性のどちらかがいる。
宿泊客が少ないためか、誰もいない時があり、呼び鈴などもなくちょっと待つ時があった。
どちらも、とても感じが良く、英語でも対応可能。
フィエゾーレの街の中心まで行くバスについて部屋から電話で聞いた時も、つたない英語にちゃんと答えてくれた。

バスのチケットも、レセプションに数枚用意されていて、何度か購入。

(館内施設) = 自由に使えるノートPCがあるリビング。レストラン(朝食ビュッフェ、夕食もここで食べる事ができる)、ルームサービスあり。屋外プール。駐車場。

(スタッフ) = クリーニングのスタッフは英語は不可かもしれない。皆さんとても感じが良く
レセプションにスタッフがいないで困っていると、助けてくれた。

また、チェックアウトの時、50歳前後の男性スタッフが父のTシャツを届けてくれた。忘れ物チェックをしたが、白いTシャツだったため、シーツやタオルにまぎれてしまっていたよう。たまたま、宿泊客が少なかったという事もあるが、その寡黙な男性スタッフの誠実な仕事ぶりに感動した。

レストランのスタッフは2人。飲み物などのサービスをする人と、料理の説明やオーダーを取る人。
オーダーをとる人は英語の他にも数カ国語がしゃべれるようで、ゲストとおしゃべりしたり、
感想を尋ねたり、とても感じが良く食事を楽しいものにしてくれた。

(宿泊料) = 180euro(朝食、税金含む)

(予約方法) = 個人で

(予約方法、ホテル側の対応) = ホテルブッキングサイトから目星をつけ、ホームページをチェック。
その後、ホテルのホームページから直接、英語でメール。空き部屋、料金など確認の後、カードの詳細などメールした。
どのやりとりも遅くても2日後くらいには返事がきて、スムーズ。部屋の予約と同時にホテル併設のレストランの予約も行った。

(ホテルへのアクセス) = フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅前からフィエーゾレ行き7番のバスで20〜30分。
終点フィエーゾレの1つ手前のバス停「Via Martellini」で降りると目の前。
もしくはフィレンツェ中心部からタクシーで20分程。20euroくらいだったと思う。
フィエーゾレ中心地へは、交通量のある歩道がない坂道なので、徒歩は現実的ではないかも。
バスの場合は、バス停1つでフィエーゾレ中心地へ到着。

(周辺の雰囲気) = 周辺は山の中で、店はない。2、3日滞在を考える場合は水など、街へ出た時に購入しておいた方が良い。治安は何もないので、悪くないが、夜は真っ暗になってしまうので、一人で日が暮れてから戻ってくるのは、怖いと思う。

(ホテルの選択基準) = フィレンツェ中心地からタクシーで30分程度。
レストランがついていて、フィレンツェのような町中ではなく、ちょっと雰囲気が違うところ。

(よかったこと) = 高台からの景色が素晴らしく、ホテルの調度や雰囲気も思った以上に高級感があって
豊かな気分になる滞在だった。スタッフの対応が良く、気持ちのよいコミュニケーションが取れた。

(困ったこと) = オフシーズンの為か、たまにレセプションに人がいない事があった。

(朝食) = 明るく清潔な朝食ルームで、外のテラスでも食べられる。
内容は、盛りだくさんのアメリカン・ビュッフェ。各種ペイストリー(小ぶりでとても美味しくていくつでも食べられそう)、ハードロール、ケーキ2種(チョコとアーモンド)、スクランブル・エッグ、ベーコン、ソーセージ、ハム、生ハム、チーズ色々(モッツァレラがおいしかった)、種ヨーグルト、各種フルーツ、各種シリアル、コーヒー、紅茶、カプチーノ、ジャム色々、オレンジ・ジュース、グレープフルーツ・ジュース、キャロット・ジュースなど

(宿泊客の客層) = 30〜40代のアメリカ人夫婦2組、30代の夫婦と6歳くらいの男の子。
皆さん落ちついて、レンタカーでトスカーナを巡る旅をしているような感じ。

(支払い方法) = VISAクレジットカードで支払い。

(車椅子等の対応は?) = 館内はリフトがあり廊下も広いので、問題ない。駐車場にも階段があるが、車椅子用のリフトあり。地上階でそのまま外に出られる部屋もあるので、車椅子や足の不自由な人もあまり不便を感じずに過ごす事が出来るのではないか。

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆◆

(他の方へのアドバイス) = 立地や雰囲気は、少し人里離れた貴族の別荘といった感じで、ハネムーンなどの特別な旅行にもぴったり。

レストランの雰囲気も素敵で、味もなかなか。量はかなり多いので、前菜やパスタは2人でわける
くらいでちょうど良い。また、備品や設備は日本のホテルの水準にかなり近いか、それ以上なので
年配も満足か。

(2006年10月 ブルーラインマグカップ 様)
 

 

 
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