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パリからいくヨーロッパ
Como コモ湖(イタリア)
 

           3 Feb.2008 / 17 Sep.2009 経験談追加

 
 
ベラッジオBellagio
 

Milano Nord(Cadorna)駅から私鉄に乗り、終点のComo Largo駅下車。小さなその駅を出ると目の前は横浜の山下公園のような感じになっている。

岸壁に沿って左へ行くと旅客船の小さなターミナルが見える。そこでチケットを購入。往復チケットは扱っていない模様。カード可。一時間ほどでベラッジオに着岸する。パンフなどにはBellagioの次がMenaggioとなっているが、実際は北西にあるMenaggioに先に寄り、次にBellagioに停船。
 

(雰囲気や感想) = 
Como Largo駅から乗船ターミナルまでの短い距離を歩くだけでも風光明媚な土地柄を実感し、天気が良いのもあるが、いやが上にも期待感が高まる。

定刻に出港。船上からの景色は素晴らしいの一言だった。嶮しい山々に囲まれた湖、斜面にへばりつくように密集しているいくつもの美しい村、別荘。遠くにはまだ雪をかぶったアルプスも望める。そういった美しく優しい景色が湖面に映りこんでいる。

Menaggio経由でBellagioに着岸。小ぢんまりとしたターミナル周辺にはカフェやレストラン、ホテルに土産物屋が軒を連ねている。

この約半月の周遊で、一番アジア人に遭遇しなかったと思う。

昔から貴族や大富豪のための保養地なせいか、街並が上品で本当にチャーミングだった。湖畔に面したカフェでランチを楽しむ。静かな湖面やそれを囲う山々の稜線、行きかう船をぼんやり眺めながら、良く冷えた白ワインを飲んだりしていると、本当に優雅な気分になれた。

ちなみにラスベガスにはここをコンセプトにした、名前も同じBellagioという最高級のホテルがあるらしい。

(車椅子・高齢者対応) = 船着場の周りだけなら平坦なので大丈夫だと思う。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 船の発着時間にもよるが、2,3時間はゆっくり散策したり、景色の良いカフェを楽しむの
が良いと思う。

(飲食店&ショップ情報) = この地方は絹織物が特産らしく、安くて質の良い品を置いている店が多かった。また王族や大富豪の別荘が数多くある、ヨーロッパ有数の保養地らしく、ショップのスタッフの物腰も非常に
洗練されていたように思う。

相方が入った店では、購入したスカーフを二枚とも丁寧に梱包し、「はい旦那さん!」と、買った本人(妻)ではなく、ごく自然に私に持たせた。

(2008年5月上旬 yasuton777 様)
 


 
 
 
(アクセス方法) = イタリア国鉄利用 ミラノ中央駅-Como S. Giovanni  EC利用 指定席 
ミラノ駅からおよそ40分ほど。 Como S. Giovanni駅の出口は1箇所。 まん前の大階段を下りて行き、道路を渡ってひたすらまっすぐ行くと、人がいっぱいいる。駅を背にしてたつと左側がコモ湖。

(入場料) = 往復 13ユーロ

出発の40分前に中央駅にて購入。何もいわなければ2等車。タイミングがよければ10分くらい待ては購入できる。

コモ湖の遊覧船は25分で5ユーロというものがある。ジェット・ボートのようにスピードがだせる。

(内部の雰囲気や感想) = 日曜日にでかけたが、たくさんの地元の人、観光客がいた。治安の悪さは昼は感じない。でも、基本的にみのまわりのものはきをつけたほうがいい。

リラックスできるが、ちょっとした場所がいいレストランで席をとるのは大変。みんな、ゆったり腰掛けており当分動きそうにない。コモ湖をながめられるベンチは恋人たちに占領されており、まわりをうろうろできない。

街並み、雰囲気を楽しむのもいいが、やはりコモ湖にきたら船に乗って湖面にでるほうが絶対にいい。
3時間もあれば十分に楽しめる。

(車椅子・高齢者対応) = コモの街、駅はOKだが、列車の出入り口が狭く、プラット・フォームから高いの
で大変かもしれない。スーツケースの上げ下げに苦労する観光客、多数。1等車輌に乗れば、サポートがあると思う。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 街を歩いて、湖面にでて、カフェでお休みして3時間もあれば十分。

(印象的だったもの) = コモ湖の遊覧。 湖岸の豪華別荘のみならず、切り立った崖の上にへばりつく豪華別荘。

(飲食店&ショップ情報) = どこもてんこ盛りの人出だったので、どこがおいしいとかがわからなかった。
ジェラードは大当たり。 3種類、中カップで2.8ユーロだった。

(その他) = 電車の連結数がとても多く、中央駅は別として、帰りの電車で指定席の車輌の位置が不明だった。乗客は電車が停車してから自分の車輌へとプラットホームを右往左往していた。はじめは、ミラノ・ノルド駅(カルドナ)からComo Nordへでようとしたが、宿泊していたヒルトンのコンシェルジェが中央駅から行けるといったのでそちらにした。

時刻も調べてもらえ、それを用紙に書いてもらってそのまま駅へ。駅員にそれをみせて購入した。簡単な英語はOKのようだった。

窓口が6個くらいあったが、常時あいているのは2,3個。しかも10分ちょっとの間に窓口が3個しまった。 そのかわり次の窓口があくけど。。。チケット購入者は一列に並んで、空いた窓口へと向かう。みんな静かに並んでいる。

(2007年7月 造船なでしこ 様)


高速道路のアローナのインターチェンジを目指し、コモ湖へ向かう。 
最初、ミラノ方面の進路を取り、途中でコモ湖への分岐点があったが、ミラノ方面行き道路は渋滞していた。 
コモ湖へ向かう道はそのまままっすぐ行くとスイスの国境を越えていくので、トラックが多い。 コモ南インターチェンジで高速道路を下り、湖へ。 

が、コモは町が大きく、中心地(チェントロ)の表示が出ていても、一方通行に阻まれたりして、行き着かない。 なんとか、係員のいる駐車場も見つけて前金を払い、無事に停める。 

湖畔は閑散としているが、天気もよく気持ちがいい。湖を渡る風が少し寒いが、湖の中ほどに桟橋が長く張り出していてその先端まで歩いてみた。 桟橋の先端に立つと視界の360度が湖畔になり、湖の真ん中に立っているような錯覚をおぼえた。 

コモはちょっと急な小さな山々に囲まれているので、湖面に映りこむ山やその山の稜線などが風景にアクセントをつけていて見飽きない。 また、湖は奥に長細く、奥の方は遠くかすんでいる。 

斜め前の対岸から急な山肌に黄色のケーブルカーが架かっていて、山の上のお屋敷や別荘に簡単に行けるようになっているらしい。 

町を少し散歩。 イタリアの町によくあるデパートとスーパーの間くらいのCoinがあるし、時計店やブランド品の店、シルクの店などが多くあった。 
 
 

(2004年11月 うちゃぎ様)

 
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