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パリからいくヨーロッパ
ドイツ Stuttgart シュツットガルト
(シュトゥットガルト)

3 Dec.2005 / 11 Dec.2011 / 13 Oct.2012 経験談追加
数値データは再調査しておりません。各自で確認願います。



 
 
 
バーデン・ヴュルテンベルク州の州都、ベンツの街で知られる。
ファンタスティック街道最大の街。程よく都会、程よくローカル、面白い街。

http://www.stuttgart-tourist.de   
シュトゥットガルトのHP(英語あり)
 

シュトゥットガルト空港(Flughafen Stuttgart   フルークハーフェン=空港)
http://www.flughafen-stuttgart.de 

アクセス 

空港駅からシュトゥットガルト中央駅
Sバーンで27分。バスは郊外の街へ各方面あり。タクシーでも20分。

シュトゥットガルト国鉄駅
フランクフルトから: ICEで約1時間20分 (44.6ユーロ)
ミュンヘンから: ICEで約2時間10分(42.8ユーロ) ミュンヘンからの方が安いのは何故?

観光局は中央駅前。




市内交通
Uバーン、Sバーン、トラム、バスがあり、交通は大変便利。

シュトゥットカードプラス(14ユーロ)

3日間公共交通機関乗り放題、観光ツアー割引、博物館・美術館の割引(場所によっては無料)、動物園無料、特定のレストランやホテルでワンドリンク等いろいろ付いています。
大人1人と子供2人までが連続した3日間乗り放題のチケット
「VVS 3-Day Public Transport Ticket」 8ユーロ
購入にはホテル予約の証明が必要とのこと。(Kamako 様)
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列車

(DB/SNCF)ニュルンベルグ-シュトゥットガルト-ストラスブール



(会社) = ドイツ鉄道(DB) 、フランス国鉄(SNCF)

(クラス) = 1等

(出発駅) = ニュルンベルク (ドイツ)



(乗り継ぎ地) = シュトゥットガルト 

(乗り継ぎ地の様子) = シュツットガルトでICからTGVへ乗り換え。


(到着駅) = ストラスブール(フランス)

(到着駅の様子) =

(車両) =
ニュルンベルグ-シュトゥットガルト
IC。1等。きれいではなかったが、6人席のコンパートメントに2人だけでゆったりできた。

シュトゥットガルト-ストラスブール
パリ行TGV。1等。車両は新しくなくきれいではなかった。

TGVの席番号の並び方は判りにくい。そのせいか、隣で「そこは私の席だ」といってもめていた。
オーバーブッキングではなく、単に勘違いのようだった。

(機内食・飲み物) = TGV1等は弁当付きだった。機内食よりは少な目だが、
パックの中に、おかず、デザート。さらに、水のペットボトル、缶ビール、パン。知らなかったので驚いた。

(座席) = 乗ったのは進行方向の2人席。固定席なので、逆行きなら後ろ向きに進むところ。反対側の1人席は逆向きだった。

通路が狭いので、スーツケースは2人の席の間に。大きな荷物を持った人が多かったが、みんな荷物棚に無理やり押し込んだのか?

(トラブル) = 昼食付きと知らなかったので、「注文していない」と乗員に言いに行ったら「料金に含まれてるので問題ない」と言われた。

列車自体がパリ行きだったので途中のストラスブールで降りる私たちには先に出してくれたらしい。私たちだけにくれたので何かの間違いだと思った。

(航空券の入手方法と時期) = 4か月前。ニュルンブルクからストラスブールまでを通しで、ドイツ鉄道のHPから購入。

(価格) = 92.5ユーロ/人。

(2011年8月下旬  愛ふたたび羊飼い 様 様)



見どころ
 
まず駅を出たら駅舎を振り返って。駅舎のてっぺんに燦然とかがやく「メルセデス・ベンツ」のでっかいマーク。そう、ここはベンツの街。

このベンツ印の前から真っ直ぐ伸びるケーニヒ通り「Konig straβe(oの上にテンテン)」がメインストリート。広い路の両脇にはビッシリとデパートやショップ。通りの真ん中へんには広い公園のような「宮殿広場」、その奥には新宮殿(現在は州政府)。

通りから新宮殿にむかって右側には小さい旧宮殿、ここは州立博物館。

ケーニヒ通りの奥には「パッサージュ(Passage)」と呼ばれる、ショッピングアーケードがいくつかあり、ブランドショップや流行モノはここで押さえられます。(Kamako 様)


 
 
テレビ塔
200メートルを越える塔が山の上に建っています。展望台にはレストランも併設。山の上から「黒い森」がよく見えます。駅前のベンツマークも見えます。

1人3ユーロ。Uバーン15番「Rubank(Fernsehturm)ルーバンク」下車、そこから表示に沿って「Kirchheimer(キルヒハイマー)通り」をしばらく行く。

9:00〜22:30。上に登るエレベーターはあまり大勢乗れません。時間の余裕のある時にここに登ってみて下さい。(Kamako 様)


 
メルセデス・ベンツ博物館

(アクセス方法) = S-Bahn、S1のNeckar Park(Mercedes-Benz)駅から看板に沿って歩いて5〜6分、駅を出たら博物館が見えているので、迷わない。9-18:00開館(入館受付17:00まで)。月曜休み。

(入場料) = 大人8ユーロ、15〜17歳以下は4ユーロ(15才以上の学生、大学生も)。14才以下は無料。16:30-18:00の当日夕方入場券は、大人4ユーロ(入館受付17:00まで)

(雰囲気や感想) = 入場券購入→リュックなどの荷物はクロークへ預ける(無料)。
→ 入口ブースで日本語オーディオガイドを借りる(首からぶら下げる形)
→ エレベーターで8階へ上がり、見学開始。

外観も近代的だが、内部もおしゃれなつくり。車の歴史から始まり、バスや消防車、パトカーなどの緊急車両、レーシングカー、モーターショーで発表された車まで、様々なジャンルの車が展示されている。

特に車に興味がない私でも、なかなか楽しめた。日本人のグループはいなかったが、観光バスが何台も停まっていて、グループの姿も多く見た。でも館内が広いので、混雑しているという印象はなし。

(車椅子・高齢者対応) = 最初エレベーターで8階へ。そこからは展示物を見ながら下の階へとスロープで降りていくので、車椅子でも問題なし。展示スペースも広いので、問題なく動け ると思う。もらったパンフレットには「バリアフリー対応施設で、車椅子の貸出有」と記載あり。

(子供向け?) =子供でも楽しめそう。車好きな男の子にとっては楽しいと思う。
 
(所要時間) = 日本語オーディオガイドを聞きながら(スポットごとに説明が聞ける)、さっと見たが、それでも2時間くらい。ガイドがあるスポットを全部見聞きすると、かなり時間が必要だと思う。なかなか見ごたえあり。

(印象的だったもの) =8階へ上がり、ガイドを聞きながら展示を見ていると、火災報知機が鳴ったようで、皆非常階段で下まで降りて屋外へ避難するというハプニングがあった。

せっかく8階に上がったのに、そこから階段を下りるはめになるとは…。オーディオガイドを聞いていたので、避難しないといけないということに気付かず、ドイツ語で何やら館内放送が流れてうるさいなぁ〜と思っていた。

係員に「下まで階段で下りるように」と言われて初めて気がついた。外に出たらたくさんの人がいて、「こんなにたくさんの人が中にいたのか!」と思うくらいの人数。ハンドマイクで何度かアナウンスがあったが、ドイツ語なまりの英語で聞き取りにくかった。

消防車も何台か来ていたが、結局火は出てなかったようで、係員も「報知機が鳴ったので避難した」という感じ。

帰国日だったので、あまり長びくようなら帰ろうかと思ったが、クロークにリュックを預けてあることを思い出し、このままでは帰れないし、どうしよう…と思っていたら、意外と早く中に入れた。結局何でもなかったようだ。

外へ避難した時にオーディオガイドも一旦返却したが、再入場した後、もう一度入口ブースで借りることができた。展示物で印象的だったのは、東京モーターショーにも出品したという、天井が透明なガラスでできた車。こんな車でドライブできたら楽しいだろうな〜と思った。

(飲食店&ショップ情報) = レストラン10-19:00、カフェバー10-18:00(ケーキやサンドイッチ、飲み物)、ショップ10-18:00(いろんなサイズのミニカー、オリジナルグッズ(あまりセンス良くない)、車の絵はがきなど多種。

入館しなくても、売店での買い物、レストランの利用も可能らしい。
(2012年5月 たかともこ 様)
http://www.mercedes-benz.com/d/mbclassic/sprache.htm 
ベンツ博物館のページ(英語あり)

Sバーン1番「Gottlieb Daimler Stadion(ゴットリープ ダイムラー シュタディオン)」から徒歩77、8分、
ゲート前からは専用シャトルバス(勿論ベンツ!)

9:00〜17:00  月・祝・クリスマス・12/31は休館 見学無料

住所が凄いですね、「メルセデス通り」。ベンツの歴史がよくわかる。ミュージアムグッズや書籍などもあり、車好きには必見の場所か。日本語のオーディオツアーシステムあり。 (Kamako 様)





ポルシェ博物館
 
Sバーン 6番「Neuwirtshaus(ノイヴィアツハウス)」下車。ポルシェ本社内。

月〜金 9:00〜16:00 土・日・祝 〜17:00 無休

住所は「ポルシェ通り」(^ ^;)
 (Kamako 様)

 
イベント
ビール祭りと言えば、ミュンヘンのオクトーバーフェストが有名ですが、シュトゥットガルトにも同じようなビール祭りがあり、大勢の人で盛り上がります。

「Kanstatter Volksfest(カンシュタッター フォルクスフェスト)」、カンシュタット祭りという、ミュンヘンに次ぐ規模の祭りで、9月の最終土曜日から半月ほど。

8月下旬から10日間ほどはワイン祭り「Stuttgart Weindorf(シュトゥットガルト ヴァインドルフ)」、
12月には、300年以上の歴史を誇るクリスマスマーケットがあります。 (Kamako 様)
 
 
 

劇場
http://www.staatstheater.stuttgart.de 
シュトゥットガルト州立劇場(英語あり)
世界的に有名なシュトゥットガルトバレエ。バレエの他にもオペラなども。
シュトゥットガルト郊外
見どころがたくさんあります。ルートヴィヒスブルク(磁器工房もあり)、エスリンゲンなど。
さらに車でメッツィンゲンまで行くと、ヒューゴ・ボスやエスカーダ、バリー等のアウトレットショップ。





シュトゥットガルト州立歌劇場 Staatstheater Stuttgart

(アクセス方法) = シュトゥットガルト中央駅から徒歩10分弱。シュロスガルテン公園内。


(入場料) =バレエ「ロミオとジュリエット」
最上級カテゴリー90ユーロ。オケピットから4列目の中央より少し右(上手)寄りの席。

(雰囲気や感想) = 観客はほとんど地元の人々のように見受けられた。パリ・オペラ座やイギリス・ロイヤルバレエのように明らかに観光客と思われる人は見かけなかった。平日の 夜公演で、正装している人もいたが、数はそう多くない。反対にカジュアルな服装の人も見かけない、きちんとした、ちょっとよそ行きの服装の人がほとんど。

クランコ版の「ロミオとジュリエット」を初めて観たが、主役2人がロールデビューだったせいもあり、初々しく瑞々しい部隊だった。舞台装置や衣装もゴージャスというわけではないが、すっきりと美しい。

終演時、芸術監督が挨拶に出て、主役2人とロミオの友人を踊ったダンサーの昇格を発表した。誰もが知っている演目、素晴らしい舞台、最後に嬉しいニュースということで、観客も大いに盛り上がっていた。

(車椅子・高齢者対応) =

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 開演19時、終演22時、休憩2回含む。


(飲食店&ショップ情報) = 休憩の間、バレエ団グッズを販売するカウンターがオープンしていた。常設のショップがあるかどうかは不明。飲み物や軽食を販売しているバー・カウンター。

(その他) = 休憩のとき、ロビーに人だかりがしているので何かと見ると、舞台に出ていたダンサーが観客にサインをしていた。私も並んだ。ロミオの友人二人とキャピュレット夫人にサインをもらった。このように気前のいいファンサービスをしている劇場は初めてだ。



(困ったことは?) = シュトゥットガルト・バレエのチケット予約。公演1ヶ月前にようやく売り出しとなるが、2ヵ月前くらいから確約はされないものの予約可、とのことで予約した。

しかし、売出日になっても確定の返事がない。運悪く、売出日が週末だったので、オフィスが休みなのかと思い、週明けまで待った。が、やはり連絡がない。そうこうするうちにネット売出分のチケットはどんどん売れて、残席わずかになった。

もう1枚、中間カテゴリーの席を確保。こちらはすぐにメールで予約番号を知らせてきて、当日開園30分前までにチケットカウンターで引替えとのこと。

依然として先に予約した分の連絡はない。そこでクレジットカードの明細を確認すると、先の予約分、後の予約分共に決済予定となっている。

先方に英語のメールで問い合わせると、すぐに返信が来た。しかも英文、ローマ字日本文交じりのメールだった。それによると、先行予約分チケット確定メールの送信忘れのようだった Gomen-nasaiとローマ字で書いてあった。

結局、先に予約した一番高いカテゴリーのチケットと、後で購入した分と、2枚とも購入するはめに。


1枚余ったバレエのチケットを、ダメもとで、当日券を買いに来ている人に引き取ってもらえないかと、つたない英語で交渉した。

何人かの女性に声をかけたが、53ユーロの中間カテゴリーの席は高すぎると言われた。30ユーロに値引きをしても、相手は10ユーロくらいなら、というので、交渉決裂。

少し年配の女性に声をかけてみると、興味は示すものの、やはり30ユーロはちょっと高い、と言う。じゃあいくらならいいの?と聞くと、20ユーロなら買う、と。
間を取って25ユーロで交渉成立。

結局半額以下になり、約3,500円の損失になったが、私のつたない英語力では、
貴重な経験となった。3,500円はレッスン料。


(2011年4月  ガルニエのふくちゃん 様)



調査さぽーたー:Special thanks to Kamako sama!
 
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