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パリから行くヨーロッパ 
ドイツ Regensburg レーゲンスブルク のホテル
            
updated on 18 Dec.2005
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Munchner Hof  (uにウムラウト)
 
【宿泊時期】 = 2004年4月

【泊数】 = 2泊

【部屋のカテゴリ】 = ツイン・ルームのシングル・ユース
(予約時のカテゴリはSingle-preferred with bathroom)

【部屋の階&立地】 = 日本式4階の裏側の部屋

【部屋について(雰囲気など)】 = 最上階で天井は割りに低く、片側が斜めになって木の梁がむき出しになっている。ベッド・ファブリックはオフ・ホワイトで、じゅうたんは万華鏡のような柄。
一人には十分な広さ。2人でも狭くはないと思う。

窓は小さいのが一つあるだけで、外光はあまり入らない。その窓からは、大聖堂の2つの尖塔を見る(片方が修復中だったのが残念) ついでによその家の裏側も丸見えで、景色は良いのか悪いのか???

【部屋の家具・備品】 = いわゆるジャーマン・ツイン・ベッド、机2、椅子2、クローゼット(金庫付き)、電話、TV、ミニバー、便箋、封筒、ホテルを描いた絵をポストカードにしたもの、メモ帳

【バスルーム】 = バスタブ(6弁の花を半分にしたような形)、トイレ、洗面台、ポンプ式容器に入ったソープ(手・体・髪全てに対応)、ティッシュ、ドライヤー、シャワーキャップ、ガラスのコップ

壁は白いタイルにところどころ花の絵が入り、床は白のみのタイルで明るい。清潔感・お湯の出も問題がない。天井に少し木の梁を残したままにしてある。

【冷蔵庫】 = あり。中身はビール・ジュース・ワイン・スナック菓子など。

【エアコン、クーラー】 = なし

【パブリックエリア】 = 13世紀の古い建物であることを部分的に残しながら、インテリアや設備は現代的。建物正面に塗られている薄い抹茶色がシンボル・カラーなのか、いろんなところに使われていた。

【エレベーター】 = 4人乗りが1基あり。

【レセプション】 = 対応は普通。

【レセプション以外の館内施設】 = 1階にレストランがある。

【スタッフ】 = 対応は普通で、英語も通じる。

【宿泊料】 = 1泊72euro(朝食込み)

【予約方法】 = 個人で

【予約方法、ホテル側の対応】 = ホテルのサイトの予約フォームに記入し送信してから、クレジットカード番号をファックスし、予約確認書をメールで受け取るまで、6時間もかからずに終了した。対応がとても早く確実で、大変気持ちが良かった。

【アクセス】 = レーゲンスブルク中央駅より徒歩15分。途中石畳が少しあって、キャリーケースを転がしにくかった。旧市街の真ん中にあるので、主な観光地は徒歩圏内。

【周辺の雰囲気】 = 細いが人通りの多い路地にある。周囲にはアンティーク店が多い。治安は全く問題がない。

【ホテルの選択基準】 = 駅から歩いて行けて、バスタブがあること。

【朝食】 = ビュッフェ形式(ハム、チーズ、ゆで卵、シリアル、パン、コーヒー、紅茶、ジュース、生の果物、プラスチック容器入りのヨーグルト)味は普通。

朝食室は明るいが少し狭い。そのためかどうか、レストランの方も朝食用に使うことが出来る。
こちらは木をふんだんに使った民芸調で、雰囲気はあるが暗い。

【宿泊客の客層】 = 老若男女さまざま。5歳くらいと小学生くらいの子供を3人見かけた。

【支払い方法】 = クレジットカードは使える。

【車椅子等の対応は?】 = まず道路と玄関の間に段差があり、リフトも広いとはいえない。
また廊下にも意味不明の(古い建物の名残か?)段差があり、車椅子の方には不便だと思う。

【子供連れでも場をこわさないか?】 = 別にokだと思う

【コストパフォーマンス】 = ◆◆◆◆◆

(maison violette様 2004年4月)
 
 


 
 
 
Hotel Orphee   Kleines Haus 
http://www.hotel-orphee.de/

(宿泊時期) = 2005年2月

(泊数)  2泊

(部屋) = ダブルのシングルユース 5号室(日本式3階)

Hotel Orphee は、Grosses Haus、Kleines Haus、Landhaus の3つのホテルがあり、私が泊まったのは、旧市街にある1番古い Kleines Haus。

この時点ではGross Haus はまだ完成しておらず(5月にオープンしたらしい)、Landhaus は、ホームページで見る限り、インテリアは洗練されていて素敵だったが、市の中心部から遠かったので、あきらめた。

3つのホテルとも典型的なプチホテルで、1つ1つ部屋ごとに内装が異なっており、値段も異なる。幾つかの部屋の写真は、ホームページに掲載されており、Kleines Haus の場合、好みの部屋を指定して、予約することができた。

私が泊まった5号室は、30m3は確実にあるという広さで、窓からは、旧市庁舎など旧市街の趣のある建物が、かいま見えた。細い通りに面しているので、陽光燦々という明るさではないが、薄暗いというほどでもなく、また、うるさくもなく、1日を通して落ち着けた。

内装は、ホテルというよりは、個人の邸宅の1室のような感じ。豪華ではないが、シャンデリアに、アンティーク風の木のテーブルやデスク、敷物の組み合わせなど、個性が感じられて楽しめた。1番ユニークで楽しかったのは、oスルームが「隠し部屋」風になっていたこと。

何と、木製の大きなワードロープの真ん中のガラス戸が、バスルームへの「隠し戸」になっていて、そこをくぐり抜けると、モザイクタイルに彩られた美しいバスルームに通じる、という仕掛けになっている。「洋服だんすの扉が別世界に通じている」とか、小さいころに読んだファンタジーの世界の一端を味わえたようで、何だか幸せな気分になった。

(部屋の家具・備品) =ダブルベッド、ワードロープ、鏡台、全身が映るミラー、ランプの載ったサイドテーブル、デスク、ソファ、椅子、テーブル、スーツケース置き場、何となくオリエンタルな敷物、電話。
テレビはないが、なぜかCDラジカセがある(宿の方針?)。

冷蔵庫はないが、なぜかテーブルに水とワイン、おつまみ等が用意されており、これは無料。でも、冷えてないし、おいしくはない。

(バスルーム) =イスラム風の青いタイルと、アングルの「グランド・オダリスク」のコピーが飾られた不思議な空間。洗面台(拡大鏡付)、手足をゆったり伸ばせる大きなバスタブ、シャワー、物置き台付。ユニットバスなのだが、かなり広く、トイレとバスタブの間には結構距離がある。大変清潔で、お湯の出も問題ない。
ボトル入りのソープ、ローション、バスバブル。タオルもバスタオル、フェイスタオルなど一通りそろっている。

(冷蔵庫) = なし。

(エアコン、クーラー) = エアコンなし。ヒーターはあるが、広い部屋なので、万遍なく効くまでに時間がかかる。

(パブリックエリア) = 全15室。談話室(?)には古本や素敵なランプ、アンティーク風のラジオなどが並べられている。全体的にアンティーク好きの個人のお宅、という雰囲気。

玄関の扉は普段は閉まっており、宿泊者は部屋の鍵のほかに玄関の鍵をもらう。チェック・インのときには、扉のわきのブザーを押し、インターホンで名乗ると、扉をあけてもらえる。

(リフト) = なし。入り口から部屋まで、すべて階段を上らなければならない。

(レセプション) = 食堂のわきの事務室が、レセプションを兼ねている。

(館内施設) = 食堂のみ。

(スタッフ) =特に愛想がいいというほどではないが、感じは悪くない。初日の担当者は、部屋まで案内してくれた。英語は、通じる人と通じない人がいる。

(宿泊料) = 90 euro(2名利用だと、2人で110euro)。

(予約方法) = 個人で。
メールで。最初のメールに対する返信は、オフィスの引っ越しのためとかで少し時間がかかったが、それ以降は1日かからずに、返信されてきた。クレジットカードの番号は要求されなかった。

(アクセス) = 鉄道のレーゲンスブルク駅から歩くと、約15分。タクシーか、駅の北側の通りから旧市街行きのバス(Altstadtbus)で旧市庁舎前まで乗ると、ホテルのすぐ近くに泊まるので、楽。

(周辺の雰囲気) =旧市街で、趣のある建物が多く、治安も問題ない。見どころにも近く、レストランやカフェ、デパートなどもあり、飲食、買い物にも特に困らない。

(選択基準) = エアコンなしの宿ではきつい、真夏の旅行ではなかったので、ありがちな大型のチェーンホテルではなく、設備的には多少不足があって不便でも、小さくて個性の光るホテルに泊まってみたかった。

(よかったこと) =やはり趣のあるインテリアと、ワードロープの向こう側に「隠し部屋」というか、「向こう側の別世界」風にしつらえてあるバスルーム、というユニークなしかけが、よかった。

少し早い時間に、「別世界」のお風呂から部屋に戻り、ゆったりとしたソファに座って、大聖堂の鐘の音を聞きながら、窓から暮れゆく旧市街を眺められたのも、ヨーロッパの古都ならではの、すばらしい安らぎの時間を味わえて幸せだった。

個性的なホテルではあるが、いわゆるデザインホテルのような敷居の高い、特殊な感じではなく、また、(テレビと冷蔵庫がないほかは)備品やアメニティ類にも特に不足はないので、ごく気楽に、のんびりと非日常を味わえるホテルだと思う。

(困ったこと) = 部屋全体が暖まるまでに少し時間がかかった。

(朝食) =パン、ハム、チーズなどのビュッフェスタイル。部屋のインテリアと違い、特徴のない内容と味だったと思う。

(客層) = 老若男女さまざま。気取らない格好をした人が多かった。

(車椅子等の対応は?) = 入り口から部屋まですべて階段で、しかもリフトもないので、無理。ただ、新しくできたGrosses Haus の方にはリフトがついているらしく、また、ホームページを見る限り部屋も広そうなので、ひょっとすると対応可能かもしれない。

(子供連れでも場をこわさないか?) = 別にokだと思う

(コストパフォーマンス) = ◆◆◆◆

(他の方へのアドバイス) =私個人としては、今まで泊まったホテルの中で、最も印象的なすばらしいホテルで、本当は上記の評価も星5つどころか、それ以上にしたいところなのだが、バリアフリーとはかけ離れたつくりや、ヨーロッパのプチホテル特有の不便さなどを考慮し、値段と照らし合わせると、地方都市のホテルのシングルユースとしては、若干高いかもしれない。

1部屋ごとに内装と値段が違う、というホテルの性質上からか、予約サイトなどでの取り扱いや、割引も余り期待できないと思う。合理性や快適性よりも、「何かおもしろいことをやってみよう」という妙な心意気とか、変わった物とかに心惹かれるタイプの人に、おすすめしたいホテル。
 

(しじま723 様 2005年2月)
 


 
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