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パリからいくヨーロッパ
ドイツ Mainz マインツ

            updated on 25 Mar.2006

 
 

アクセス

マインツはフランクフルトから特急で約30分、と気軽に行ける。でも特急は料金が高いので、Sバーンで行くことにする。 
  
Uバーンの駅で、マインツまでの切符を買う。券売機で行き先の番号を入れれば、料金が出てくる。マインツまでは11ドイツマルク。 
  
とりあえず、Uバーンでフランクフルト中央駅まで行き、そこでSバーンに乗り換える。ホームに行くと、ちょうど電車のドアが閉まって出てしまった。 
  
次の電車は30分後。このとき14時半。15時の電車ではマインツに着くのが16時前になってしまう。夕方16時半といえばほとんど真っ暗なこの時期・・・ 薄暗くなってから町歩きはいややしなぁ、と時刻表で他にもう少し早く到着できる行き先はないかと探してみる。 
  
ヴィースバーデンも近場のようだったが、到着の時間は結局マインツと同じくらいだった。 
  
 

3時過ぎ、やっと来た電車に乗ってマインツへ。マインツの大聖堂はなかなか歴史ある立派なものらしい。 
  
ぼけーっと(←それっばっかりかよ・・・)窓の外を眺めていると、マインツ中央駅手前のマインツ南駅あたりから、すでに大聖堂の姿が見えてきた。目立つ。 
  
40分くらいでマインツ到着。もっといなかかと思っていたら、実は割と大きな町だった。 
  
駅前は、市電とバスと車がひっきりなしに行きかっている。
(はなはな様 2001年11月〜12月)
 


マインツからフランクフルトの空港までは近郊列車で30分足らず。朝便で発たなければならないときも、負担感なく移動できますので、女性ひとりなら、特別な買い物がない限り、治安の悪いフランクフルトでなくてマインツに泊まってもいいんじゃないかな、と思います。ただし、全般的に高めですけどね。 

5:30ごろ、まだ夜の明けない薄暗闇の中、駅前のホテルから空港に向かいました。これがフランクフルトだったら、あるいは治安最悪ということで名高いフランクフルト中央駅を経由する列車を使わなければならないなら、絶対に空港までタクシーを使ったのですが、そうではなかったし、しかも、ホテルから駅までは徒歩2分と至近だったので、駅までずんずん歩き、近郊列車で空港に入りました。 
  
マインツでは、早朝にもかかわらず、もう通りにも駅にも通勤風の人が結構行き交っていて、怖いというか、ストレスは全然感じませんでした。 
(しじま723様 2001年8月) 

フランクフルトのすぐ地下の駅からマインツに向かう。フランクフルト12:17発のRE。 1等なのに汚い車内。 
マインツ駅の係員に「英語話しますか?」と尋ねたら、「A little」。で、何とか英語で話は通じた。 
(2005年4月 大山んばちゃ豆様) 

みどころ
 

大聖堂
 

駅から歩いて。
  

大聖堂周辺が中心街のようで、マルクト広場を囲んで、店がたくさんあった。 
服屋・靴屋、雑貨屋に本屋、肉屋・パン屋・スーパー・デパート、とにかくいろんな店が集まっている。買い物しやすそうで、いい感じ。 
  
とても素敵なデザインのランプがたくさんある、かわいい照明屋なんかもあった。 
  
フランクフルトと違って、なんというか、マインツは街を近くに感じられて居心地が良かった。 
   

ついつい、ウィンドウショッピングに熱中しそうになったので、日が暮れてしまう前に、大聖堂を見学してしまうことにした。 
  
大聖堂はオフシーズンの修復工事中で、足場と工事用シートで入り口がわかりにくかった。正面から入れるところはなかったので、横に回ってみたらそれらしきドアが柱の間にあった。 
  
中は、さすがにもう薄暗くてよく見えなかったけど、祭壇の彫刻はとても見事なものだった。ふかふかのガウンの質感までリアルに表現されていて、暗い中で見てもこれなら、明るいうちに見ればもっとすごいんじゃないだろうか。 
  
見学している間にも、どんどん暗くなってきた。内部見学は切り上げて、少し大聖堂の周りを歩いてみた。 
  
 

大聖堂の裏手に、ほんとにちょこっとだけ、旧市街があって、ホントにホントに小さい区画だったけどドイツっぽくてかわいかった。 マインツも大聖堂の前でクリスマスマーケットが開かれるようで、屋台が準備中だった。 
  
すっかり日も暮れてきた。もう一度お店をさらっと見て回って、そろそろ帰ろうと思ったとき、変な方向から適当に歩いてきたせいで方向感覚をなくしていて、駅がどっちかわからなくなっていた。 
  
あら、困った。地図見るのめんどくさいなー、暗いしなー、ガイドブックをリュックから出すのも面倒よなー、と思いつつ広場の真中でぐるっと周りを見まわすと、バス停発見。バスの番号がいっぱい書いてあった。さすが中央広場。 
  
とりあえず一番近くの時刻表をのぞいて、停留所にHbf (hauptbahnhof=中央駅)と書いてあるバスを探すと、ほとんどのバスが中央駅に停まるようだった。 

なんだ、もしかしてどれに乗っても行けるんやーん、と勝手に判断し(※全ての路線が中央駅に行くと確認したわけではありません)、そこにちょうど入ってきたバスに乗ってみた。 

夕方という時間帯のせいもあってか、バスはとても混んでいたので、そうか、中央駅行きだからみんな乗るのねー、と自信を得て悠々とバスに揺られる事数分。はい、ちゃんと駅に着きました。 

帰りもフランクまでSバーンを利用し、マインツへのちょっと観光のおかげでなかなかな1日になったと、気分良く、宿へ戻った。

(はなはな様 2001年11月〜12月)
 

マインツの宿は駅前のSchottenhofというホテル。インターネットで予約。シャワーWC付シングルで118DM(7,000円程度:朝食付)ですが、これまでの中で一番みすぼらしく、ベッドでいっぱいという感じの狭い部屋でした。エアコンもなくて暑い!  でも、狭くて暑いのにミニバーはちゃんとある。
  
フロント係の気配りも行き届いている。何も言わなくても、観光マップやアドレスカードをくれたり、簡単な見所案内をしてくれたり。こういうの、今までのホテルにはなかったよなあ。 ということで、みすぼらしさと暑さの割には、印象のよいホテルになりました。 

  
マインツはライン川と大聖堂が有名なぐらいでごく普通の街ですが、旧市街を散歩したり、デパートで買い物したり、夕食用の惣菜を買ったりと、結構最後の街歩きを楽しめた。 
  

(しじま723様 2001年8月) 
 

シャガールのステンドグラスがある聖シュテフアン教会に向かう。道の標識で「聖シュテフアン教会、シャガール フェンスター(窓の意味のドイツ語)」とあった。 教会に着き、絵葉書(0.3ユーロ)を買い、売店で「フラッシュ付きで写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら「いいです」と言う。 

ステンドグラスの始まりは「字の読めない人に聖書の内容を教えるもの」だそうで、そうするとシャガールにステンドグラスは内容がわかりにくいと思う。 
 
 

大聖堂に向かう。やはり大きい。内部を見学していたら、演奏の準備みたいなことをやりだした。さっきまで準備の人と話していた男性に「今日はコンサートがあるの?」と聞いたら、途中から英語で「明日、グーテンベルク・マラトン・…」と答えた。「グーテンベルクはわかるけど、マラトンって誰?と少し考えて固まってしまったが、マラソンだ!帰国後、英和辞典を見たら、やっぱり「マラソン」と言う発音だった。 
 

ドナウ川をちらっと見て、キルシュガルテンの方へ行く。日本の城下町の道が複雑でわかりにくいように、道が込み入ってわかりづらい。カフェは混んでいるし、レストランは休憩時間なので、デパートのセルフレストランに行く。最後の白アスパラ料理。アスパラ6本、いも5個、鶏肉のスパイス焼きで9.9ユーロ。

マインツは晴れたり、雨風強かったりの目まぐるしい天気。

大聖堂のコンサートでは最初に、歌詞カードを見てみんなで歌の練習をした。やはり残響が素晴らしい。

歌手二人(うち一人は私がさっき質問した人)とドラム、キーボード、フルート、サックスのバンドの伴奏が入り、歌の間に男女1名ずつの牧師さん、市役所の女性職員のお祈り。たぶん賛美歌のようで私以外はみんな歌っていた。 

伴奏はゴスペル風、バラード、60、70年代のピースソング風あり。

終わり近くに献金袋が回って、祭壇のステンドグラスに西日が射す中、コンサートは終わり。

(2005年4月 大山んばちゃ豆様) 


 
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