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パリからいくヨーロッパ
ドイツ Konstanz コンスタンツ

            updated on 3 Dec.2005

調査さぽーたー:Special thanks to Kamako sama!


 
 
 
ボーデン湖畔の最大の街、海にほとんど面していないドイツ人が海原?を求めてやって来ます。穏やかな気候で、湖畔は静かな高級リゾートと言った雰囲気。
 
大戦中は街が途中からスイスになるのが幸いして、爆撃を受けることがありませんでした。

空襲が来ると市民は逆に電灯を点け、「スイスのフリ」をして連合国の爆撃を逃れたそうで、お蔭で街並みは14世紀ごろからの建物が古いまま残されています。建物の壁に綺麗な絵が描かれているのが特徴で、普通の商店でも、上を見上げると素晴らしい壁だったりします。
 
パスポートがあれば、散歩しながらスイスに入国できます。

http://www.konstanz.de コンスタンツのHP(ドイツ語のみ)

 
アクセス

チューリヒから:

スイスとの国境にあるため、チューリヒから入るのが便利。
直行の急行で 1時間20分、27スイスフラン。
シュトゥットガルトから: 
ICEかCIS(ミラノ行き特急チザルピーノ)でSingen(ジンゲン)まで行き、急行か ICに乗り換え。約2時間10分、32.4ユーロ。
駅:
ホームは中央でスイスとドイツに分かれています。(金網で仕切られています)スイスから入った場合は、一応税関を通過します。テロ事件直後は非常にチェックがキビしく、スーツケースを開けただけではなく、下着入れから靴の中、免税店で買ったエルメスのチョーカーに敷いてあるコットンの下まで確認する程。(だったらX線とか犬とか使えばいいのに。。。)念の為に、スーツケースの中は整理整頓しておきましょう(^ ^;)。

駅にはスイス国鉄とドイツ鉄道が有るので、切符を買うときや電車に乗る時など間違えないようにして下さい。インフォメーションは駅の北側(切符売り場がある方)、改札を出て右にお店が並んでいて、その一角にあります。小さいので見過ごさないように。

交通:
 
市内はバスが走っています。駅前から各方面に何本かでています。滞在するホテルで名刺よりちょっと大きい形の小冊子をもらえれば、滞在期間中はバスが乗り放題となります。部屋に置いてある場合もありますが、ないときは一応レセプションで聞いてみて下さい。その小冊子があれば、バスが無料のほかにも、ボーデン湖周辺の博物館やレンタサイクル等が少々割引になります。
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ボーデン湖 (Bodenseeボーデンゼー)
Photo by kamako
 


http://www.bodensee.de  ボーデン湖のHP(ドイツ語のみ)
http://www.bodenseeschifffahrt.de ボーデン湖周遊の観光船HP(ドイツ語のみ)

HPは英語がなく非常にわかりづらいので、コンスタンツの載っているガイドブックを参考にして下さい。ドイツ・スイス・オーストリアの3つの国が接している、大きな湖です。

コンスタンツの駅を出て、右に行くと線路をくぐる地下道。それを抜けるとコンスタンツ港に出て、観光船がたくさん並んでいます。

地下道を出てすぐ右手に、切符売り場。船の発着は切符売り場付近の掲示板に表示されます。行き先と時間と番線を確認して、乗って下さい。

船の中にも切符売り場がありますので、時間がない時は乗船してから買うこともできます。長期滞在なら、3日間フリーパス他各種割引パスがあります

 
マイナウ島
Photo by kamako

 

http://www.mainau.de  
マイナウ島のHP(英語あり)

コンスタンツ駅前からマイナウ行きのバス。約20分ほど。

2003年3月27日まで 9〜18時
3月28日〜10月19日まで 7〜20時 無休
公園は日没で閉まる。

大人 10.5ユーロ、16時からの「サンセットチケット」は半額。19時から無料。

夏期は日本よりも遅くまで明るいので、サンセットチケットでもかなり見学可能。
 
バスを降りるとキップ売り場があり、そこから歩いて島内に入ることもできます。
シャトルバス(有料)でダダーっと行くこともできます。また、遊覧船の船着き場にも
切符売り場があり、コンスタンツ以外の場所から、船でマイナウに入ることもできます。
 
 

園芸ファンには見逃せない「ガーデニングの殿堂」。島はスウェーデンの貴族、ベルナデット伯爵の所有で、今でも島の中の宮殿で生活しているそうです。

特に春のバラ、秋のダリアが素晴らしく、四季を通じて花の溢れる植物公園です。熱帯の植物と蝶(放し飼い!)を集めた温室や、イタリア式庭園、子供向けの公園、レストランと内容充実、さらに車椅子でも見学できるようなコースづくりしています。

島内の宮殿横にあるバロック式教会では結婚式もでき、日本人も大勢ここで結婚式を挙げているとか。バラに囲まれたウエディングなんて素敵かも。

マイナウ島はゴミにうるさいドイツの中でも、さらに分別の厳しい場所です。ズラっと設置されたゴミ箱を前に「これはどこに捨てればいいのか?」と悩む観光客もたくさん。
色別のガラスのボトル、ペットボトル、缶、新聞や雑誌、果物の皮のような生ごみ、普通の紙ごみ、防水した紙ごみなど、絵を見ればわかりますので、楽しく捨てて下さい。

 

 
 
公会議場(Konzilgebaude  aの上にテンテン コンツィルゲボイデ)
 

http://www.konzil-konstanz.de 公会議場のHP

世界史で習った「コンスタンツ公会議」はここで行われました。15世紀に分裂していた教会を統一し、フスの異端を審議したところです。日本式1階の港に面したところはレストランになっていて、湖を眺めながら食事ができます。

この会議場の正面には、飛行船王グラフ・ツェッペリンの記念碑が建っています。コンスタンツで生まれた飛行船王ツェッペリン伯爵はボーデン湖の名物、彼の生まれた家(モトは修道院)は現在ホテルになっていて、産室はバーです。

旧市街から少し北に行くとライン川があり、それを越えると新市街になっています。普通のスーパーや商店がありますので、バラマキ土産はこのあたりで押さえるといいです。

旧市街の大聖堂は、フスが異端者として有罪判決を下された場所。ボーデン湖最大と言っても旧市街は歩いて回れるほどなので、ゆっくり散歩しながら湖リゾートを楽しんで下さい。

ドイツの他の観光地からのアクセスが悪いため、移動に時間がかかります。できれば数日滞在して、ゆっくりして下さい。
 
 


 
 
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