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パリからいくヨーロッパ
ドイツ Hamburg ハンブルク (ハンブルグ)
フランス語ではHambourg
   

            updated on 3 Dec.2005

調査さぽーたー:Special thanks to Kamako sama!

Photo by kamako

北部ドイツ最大の都市、ベルリンに次ぐドイツ第二の都市。

中世からハンザ同盟で栄えた街ですが、災害や戦争で古い街並みはあまり残っていません。街自体は海から引っ込んだ所にありますが、エルベ川の巾が広くなっていて、巨大な港町となっています。大阪市と姉妹都市。

工業都市なので、ロマンチック街道のようなラブリーな街並や木組みのお家はほとんど期待できません。港には巨大なコンビナートがあり、大型の貨物船やタンカーがじゃんじゃん行き交っています。ここでは「現在のドイツ」を楽しんでみて下さい。
 


http://www.hamburg.de ハンブルクのHP(日本語あり、「other language」から選択)
http://www.hamburgkawaraban.de/ ハンブルクかわらばん(日本語)
http://www.mmm-hamburg.de/ シティマガジンハンブルク(日本語)

 
アクセス

ハンブルク空港
http://www.airport.de  
ハンブルク空港のHP(英語あり)
日本からの直行便なし。ヨーロッパ各地から多数。

空港〜市内:

シャトルバスが便利、中央駅まで15分おきに運行。4.35ユーロ
直行の電車はなく、空港から「エアポート・エクスプレス」というシャトルバスに乗って、オールスドルフ(Ohlsdorf)まで行き、そこからSバーンかUバーンに乗り換えて市内へ。
2007年には直行の電車が開通予定。


パリから:

エールフランスで パリ・ドゴール空港発1日5便 (所要1時間35分)
ルフトハンザで  パリ・ドゴール空港発1日3便 (所要1時間35分)。

ハンブルク駅:
 
大きな街なので、「ハンブルク駅」は4つあります。

中央駅Hamburg Hauptbahnhof(ハウプトバーンホフ)とダムトーア駅(Dammtor)、アルトナ駅(Altona)、郊外のハールブルク駅(Harburg)。特急電車だと、中央駅、ダムトーア駅、アルトナ駅に停車。自分がどこの駅で降りればいいのか、予め調べておきましょう。


長距離バス
http://www.gullivers.de/
長距離バス会社のHP(ドイツ語)

「Fahrplan」をクリックすると詳細・金額がわかります。 
 

パリ・ボルドー他フランス各地からハンブルクへ、長距離バス便があります。
パリを夜8時に出て、ハノーファー乗換でハンブルク到着が朝7時30分。
片道55ユーロ、往復99ユーロ。学生割引あり。


市内交通
 
Sバーン、Uバーン、バス、エルべ川とアルスター湖の定期船があり、チケットは共通。

http://www.hvv.com 
ハンブルク交通連盟のHP(ドイツ語)サイト
右上の方に時刻表があります。

市内1.35ユーロ、広域1.85ユーロ、1日乗車券5.25ユーロ、

「9時から1日乗車券」
月〜金曜の朝9時以後と、土日だけ買える。4.45ユーロで 大人1人と15才未満の子供3名が乗り放題。3日券は12.7ユーロ。

「ハンブルクカード」
1日券7ユーロ、3日券14.5ユーロで公共の交通機関が乗り放題の他、美術館など割引。


 
 
 
 
 

 
 
 

市内観光

観光局:

中央駅(大きいので注意)の東側、Kirchenallee(キルヒェンアレー)通りに面す。
 
エルベ川沿いのUバーン・Sバーン駅「St.Pauli Landungsbruken(ザンクトパウリ・ランドゥングスブリュッケン:最後のuの上にテンテン)」、ザンクトパウリ桟橋付近にも観光局あり。

港めぐりの観光船はここからのります。


市内観光バス:

中央駅の観光局の近く、Kirchenallee(キルヒェンアレー)通りに乗り場。赤い2階建てのオープントップバスで市内を回る。
1時間30分のツア(12ユーロ)ーが1時間ごと、2時間30分のツア(17.5ユーロ)ーが午前と午後に1本ずつ、主な見どころを回ります。途中下車して適当に観光してから、次の便に乗る事も可能。


アルスター湖観光遊覧船:
 

乗り場はUバーン・Sバーン「Yungfernstieg(ユンクフェルンシュタイク)」駅で下車。アルスター湖はエルベ川寄りの小さい「内アルスター湖」と奥のデカい「外アルスター湖」に分かれています。遊覧船乗り場は内アルスター湖にあります。
http://www.alstertouristik.de アルスター湖観光用HP

普通の観光船で所要約50分、7ユーロ。コースは様々、オンラインブッキング(但しドイツ語)も可能。
 
他にも、レトロな外観で音楽など楽しめるような観光船ツアー(19.5ユーロから)もあり。乗り場近くに湖を眺められるカフェがあり、そこから湖と船を眺めるだけでも、結構イイ感じ。

見どころ
 

市庁舎(Rathausラートハウス):

Uバーン「Rathaus」下車、19世紀に建てられたネオ・ルネッサンス様式の豪勢な市庁舎。30分おきの内部ガイドツアー。
地下には「ラーツヴァインケラー」があり、重厚な内装の割に、手軽な価格で食事が楽しめます。魚料理はとても巨大なので、店の人にボリュームを確かめてから注文しましょう。


聖ミヒャエル教会:

Sバーン「Stadthausbrucke(最後のuにテンテン、シュタットハウスブリュッケ)」下車、132メートルの塔の途中にある展望台から、ハンブルクの街が見渡せます。


ハンブルク市立美術館(HamburgerKunsthalle) 

http://www.hamburger-kunsthalle.de 
ハンブルク市立美術館のHP、日本語は「ご挨拶」のみ。
中央駅から内アルスター湖方面へ向かってすぐ。
火〜日 10:00〜18:00、木曜は21:00まで。月曜休館。7.5ユーロ。
アルスター湖を眺めながら食事ができるレストランも併設。
エンターテイメント
 

ハンブルク国立歌劇場(Hamburgische Staatsoper ハンバーギッシェ・シュターツオーパー):

 
http://www.hamburgische-staatsoper.de 
ハンブルク国立歌劇場のHP

上演スケジュールは「SPIELPLAN」をクリック。
ジョン・ノイマイヤーで有名なハンブルク・バレエはココ、他にもオペラやコンサートの予定がギッシリ。
ムジークハレ(Musilhalle)では、ハンブルク交響楽団・ハンブルク国立フィルハーモニーオーケストラ・北ドイツ放送交響楽団の演奏が行われています。
ミュージカルはニューヨークやロンドンに負けないくらい(いや、多少負けてるかも(^^;))数多く上演されていますので、ハンブルクのHP等を参考に。


「夜の大歓楽街」

オトコのエンターテイメントで世界的に有名なのは、レーパーバーン(Reeperbahn)街。
新宿歌舞伎町に吉原とススキノを混ぜたような、とにかく「夜の大歓楽街」

昼間に通りかかるならともかく、夜になってからの女性だけでの行動はお勧めしません。もしどうしても夜のキンキラキンを見たいという方は、男性同伴の上、十分気をつけてお楽しみ下さい。

女性の通行を禁じている区域もあり、そこはいわゆる「飾り窓」です。そこにうっかり入り込んで娼婦と勘違いされて「買われそうに」なっても文句は言えません。ヘルベルト通り(Herbert str.)には、間違っても入り込まないように。

ショッピング:
天候に左右されることなく、楽しくお買物ができるようにと設計されている。買う気がなくてもブラブラしているだけでも楽しい。

ショッピングアーケードが建ち並び、見て回るだけでも大変なほど。アルスター湖の観光船乗り場付近から左右に広がるゲンゼマルクト地区に、大部分が集まっています。最大のアーケードはハンゼフィアテル(Hanse Viertel)で、それに直結したホテル「ルネサンス」は、ホテルの中から直接アーケードに入ることができて便利。l
 
街中には、ブランド店も充実。ドイツと言えばジル・サンダー、やっぱり高いですけど、あります。他にもエルメスやアルマーニ、カルティエ、フェラガモ等。中古のヴィトン専門店まであります(一部エルメスも取り扱い)。


名物:

港町なので、魚が名物。意外なことにウナギが有名(スープにするんですよー)。
誰もが知ってる「ハンバーグ」の語源はハンブルクですが、ハンブルクが発祥の地ではなく、ハンブルクから英国に伝わったというだけの事だそうです。ハンブルクは中継地だったわけですね。

タタール人の食べてた挽肉料理(これがタルタルですね)がハンバーグの元だったというわけで。ハンブルクには「ラプスカウス」という名物料理があって、それは生ひき肉に卵や玉葱や香辛料を入れたものです。これがハンバーグに似てなくもないかな。。。

ハンブルクが「発祥の地」だったのはビートルズだそうで。

 

 
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