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パリからいくヨーロッパ
ドイツ   Frankfurt am Main フランクフルト

         27 Jun.2013 / 17 Aug.2013 経験談追加

 


 

フランクフルト マイン国際空港   

  交通 > フランクフルト空港  FRA 参照


Frankfurt Hauptbahnhof   フランクフルト中央駅  
 
 

中央駅は大きな駅だ。ホームの隅っこにはソーセージスタンドや売店が並んでいた。極寒かと思っていたら、マフラーをしていなくても大丈夫なくらい。雨も降っていなくてよかった。 
  
  
ユースに向かうべく、南口から出てバス停へ行ったが、外はもう真っ暗。バス停にあまり明りがない上に、そのときバスが1台もいなかったので、行き先やバスの番号などがよく見えなかった。 
  
誰かに聞こうかと思って駅の中に戻りかけるが、正面入り口が工事中で、入り口付近が少しせまく、人もあまりいなかったのでまたバス停に戻る。 

(はなはな様 2001年11月〜12月) 
  

(SNCF)ディジョン-フランクフルトHbf


(会社) = SNCF

(クラス) = TGV1等 TER2等

(出発駅) = ディジョン Dijon 駅


(乗り継ぎ駅) = ブザンソン・ヴィオット Besancon Viotte 駅
つづいて、ブザンソン・フランシュ・コンテ Besancon Franche-Comte TGV駅


(乗り継ぎ駅の様子) = ブザンソン・ヴィオット駅  
旧市街にもっとも近い駅だが、旧市街までは遠いよう。
駅前には、ホテルとカフェがある程度。駅自体が工事中。駅の中にカフェあり。
駅のトイレは、男性の小用のみ無料。あとは、0.2ユーロ。コインを入れると、ノブが回る。
身障者用トイレもある。


(乗り継ぎ駅の様子) = ブザンソン・フランシュ・コンテ・TGV駅  

田園の中にポツンとある、おそらくは新駅。ブザンソン・ヴィオット駅からは10分少々。単線移動。日本のローカル線を思わせる。
乗り換え通路は、駅舎のある2階。ホームから2階までは、なだらかな長いスロープとなっていて、歩きやすいがやや時間がかかる。
乗り換え時間が10分程度だとやや焦る。日本国内でも地方都市で10分の乗り継ぎは珍しくないから、乗り遅れることないだろうが。

(到着駅) = ドイツ・フランクフルト中央駅 Frankfurt Hauptbahnhof


(車両) =
ディジョン駅-ブザンソン・ヴィオット駅  
TER2等
配列: 2-2

ブザンソン・ヴィオット駅-ブザンソン・フランシュ・コンテTGV駅
2両編成のローカル列車2等
配列: 2-2

ブザンソン・フランシュ・コンテ・TGV駅-フランクフルト中央駅 
TGV1等2階
配列: 2-1

(食事・飲み物) =
ブザンソン-フランクフルト間のTGV車両にのみ、ビュッフェあり。立ち食いスペースもある。
SNCFのWebによると、同区間で1等には食事がつくとある。乗車券にも、食事込みと書いてある。
けれども、食事サービスは最後までなかった。
どうやらSNCFは国外延伸線の1等車では、航空機に近い付加価値サービスを展開しようとしているが、
空回りしているよう。

(座席) = ブザンソン-フランクフルト間のTGVには、パソコン用電源あり。

各席の窓上の電光表示板には、○○駅から○○駅までが予約となっているという旨が示されている。誰がどこまで行くか、まるわかり。始発と思われるマルセイユから、終点のフランクフルトを目指す旅行者も多い。

(トラブル) = ブザンソン-フランクフルト間は、ストラスブール経由。マンハイムを経て約4時間。
独仏国境でパスポート・コントロールはなし。どの区間でも乗車券のチェックがなかったのには、驚き。

(切符の入手方法と時期) = 4月。SNCFのWebから。この時点で、英語サイトからなら、日本の住所まで郵送が可能になっている。かつてのような強引に日本行き指定をするアブナい 真似をしなくてすむ。フランス語サイトでは、日本行き指定が不可能になっている。ほぼ1週間で到着。

(価格) = およそ67ユーロ。2等よりも安い。

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)
(DB)ストラスブール-O-フランクフルト


(会社) =
Strasbourg→Offenburg ドイツ鉄道(DB)の2両編成のディーゼルカー 2等
Offenburg→Frankfurt am Main Hbf ICE 2等

(クラス) = 2等

(出発駅) = ストラスブール 25番線ホーム(1番線ホームの線路に向かって左手奥)

(出発駅の様子) =
地上階にポール、売店ルレやカフェ。
ポールは地下のトラム乗り場に降りていく途中の地下にも、あった。

コインロッカーは1番線ホーム上。セキュリティチェックあり。
料金は一番小さいのが4ユーロ。

(乗り継ぎ地) = Offenburg

ストラスブールからの列車が到着したホームの向かい側のホームに、
乗り継ぐICEが到着。

乗り継ぎは1分もかからないが、ICEは車両が長いので、予め乗車予定の車両位置を
ホーム上の案内板で確認する必要あり。

(到着地&ターミナル) = フランクフルト Frankfurt am Main Hbf 8番線ホーム

(到着空港の様子) =
サンドウィッチやジュースを売る店がホームに多数あり。

バーガーキング、マクドナルド、スターバックスコーヒー、本屋など。

Markt im Bahnhofというコーナーにチーズ屋、肉屋、果物屋、ドネルケバブや寿司を売っている店も。

(車両) =
Strasbourg→Offenburg ドイツ鉄道(DB)の2両編成のディーゼルカー 2等
乗務員もDBの乗務員。2等のみ。車内アナウンスはドイツ語→フランス語の順(自動放送)。

Offenburg→Frankfurt am Main Hbf ICE 2等
車内アナウンスはドイツ語→英語の順。
英語が話せる乗務員は、名札の右上に英国旗が付いている。

2-2列。
頭上の網棚に機内持ち込み可能なサイズのスーツケースならば収納可能。
網棚に自分が予約した区間(例えばOffenburg→Frankfurt am M)が表示されている。

前の席のシートポケットにMobilという雑誌と、列車の停車駅と乗り継ぎ列車の案内が入っている。

(機内食・飲み物) =
Bordrestaurant(食堂車)あり。私が乗車した車両から遠すぎたので利用しなかった。

ちなみにコーヒーはミュンヘンのダルマイヤーのものを使っているそうだ。Mobilや車両に広告が載っていた。

(切符の入手方法と時期) =
Strasbourg→Offenburg SNCFの駅の窓口(乗車前日購入)

Offenburg→Frankfurt am Main Hbf DBのwebサイト(乗車2週間前購入)

ストラスブールからフランクフルトまでの切符をネットで買おうとしたところ、
DB、SNCFともにオンライン購入はできなかった。

ちなみにDBの方が何故か10ユーロほど安かった。


Offenburg→Frankfurt am MainはDBのwebサイトでオンライン購入可能で、
かつ割引切符が購入可能だったので、そうすることに。

残るStrasbourg→Offenburgは現地購入。Strasbourg駅の窓口に平日10時半位に行くと、
5、6人並んでいた。15分位待った。窓口の係員は、英語以外にドイツ語が話せる人が多かった。

(価格) =
Strasbourg→Offenburg 7.2ユーロ
Offenburg→Frankfurt am Main Hbf 41.5ユーロ(座席指定料2.5ユーロ含む)

(2010年5月上旬  tarte aux fruits de saison 様)

 

フランクフルトのみどころと現地発着ツアー
http://www.visit-germany.jp/Default.asp?ID=60
http://www.jalcityguide.com/world/germany/fra-t-guide.html
http://www.his-germany.de/jp/frame_jp.htm  から左側のオプション→バスツアー
 

チケット
 

「ホテルゲストチケット」
http://www.vgf-ffm.de/english/fahrkarten_specials_5.html

現在50ヶ所程度のホテルにて対応しているとのこと。
ドイツのサイトとはいえ、確認しきれないというのもお恥ずかしい限りです。

フランクフルトを中心に周辺の都市(町)を巡ってみる予定でいます。
(makoto2005様 2005年)
 

RMVカード

RMV一日カード(=市内交通機関一日券)ですが、あまり体験談もたくさんは聞かないのですべてのホテルで発行するわけではないのでは。推察ですが。
(tarte_framboise様)
 



カフェ、レストラン


フジワラ Fujiwara
右岸ザクセンハウゼン地区

(経験談・感想) = 日本料理屋。昼食に。おトクなランチメニューがあり、そこから選択。

寿司の盛り合わせが14.5ユーロ。焼き肉定食が12.5ユーロ。ビールは2.8ユーロ。寿司は、中トロ1貫、シメ鯖1貫、サーモン2貫、烏賊 1貫、海老1貫など、すべて9貫とカッパ巻き、サーモン巻き。これに、味噌汁がつく。

日本の地方都市にある、古きよき寿司屋と同じレベルにある。ここがドイツかとは、信じられないくらい。サッと出てくるところも、すばらしい。寿司職人は、早さもなくちゃというのが、まあまあよく行く寿司屋のオジサンの持論だが、そのとおり。

焼き肉定食は、牛肉の焼いたのに生野菜で1皿。ご飯、味噌汁、漬け物。日本の和食店で食べるのと変わらない光景。肉の量はドイツ一般レベルからすれば、雀の涙くらいに少ないかもしれないが、これで十分に腹はふくらむ。

同行者が残したから、こちらで片づけることに。素朴にうまい。ご飯に合う。ご飯は、おかわりできるよう。お茶も、もらえる。

周囲を見ると、サバ定食を食べているお客も。上等そうな切り身が2ケ。これまた、うまそう。日本にあっても、サバ定食は、よくありそうで、そうはない。だいたい、シャケ弁当はあっても、サバ弁当はそうはない。その意味でも、価値のある定食に思えてしまう。

(店内の様子・客層) = テーブル席ばかりだが、なんとなく和の空間となっている。お客の多くは、フランクフルト在住の日本人のよう。常連さんとおぼしき人もいる。主人と話ながら サッと食べて、サッと去っていく。日本人観光客もいれば、在地のドイツ人もいる。ドイツ人は、寿司が好きなよう。

(スタッフのようすや対応) = 日本人の家族経営と推測。入店するや「いらっしゃいませ」で、すべて日本語で通じる。温かな人たちばかりと思う。

(日本語・英語対応) = 日本語メニューあり。

(予約方法) = 飛び込み。夜は、ある程度予約も必要か。この日は土曜日だったが、フランクフルト市内中心では、大規模デモがはじまっていた。その余波は交通機関にも及び、「キャンセルが出たよ」といった主人の声が聞こえてきた。

(10点満点で何点?) = 7点

(アクセス) = ザクセンハウゼン地区。Uバーン「シュヴァイツアー・プラッツ」からすぐ。市電の走っているガルテン通りに面する。入口はまったく日本料理屋っぼくなく、重みのある欧風。

(支払い方法) = VISA


(2013年6月上旬 葦原のしこお 様)




カルメロ・グレコ Carmelo  Greco
フランクフルト南駅の南

イタリア・地中海料理のレストラン。フランクフルトでは、ときおりイタリア料理屋を見かけるが、ドイツ人もオリーブオイルの誘惑にやられているのだろう。2013年の時点で、ミシュラン1つ星。

昼食に。アラカルトで構成すると、ドルチェまでつけて70〜80ユーロしそう。安めの昼食コースがあり、これに。1皿でもよいようだが、せっかく訪れたの だから、前菜・主菜・ドルチェの3皿37ユーロを選択。どんな料理が出るかはメニューになく、給仕が口頭で説明する。主菜の肉か魚かは、選べる。

まずは、簡単な付き出しが5品。座布団形の小さなパイ。中にはツナと鶏肉。小さな洋梨か何か、果物のシロップ漬け。グリッシーニに生ハムを巻いたの。オレ ンジジュースとトマトジュースを混ぜたような寒天。小さなスプーンにチーズ味のソルベ。いずれも手づかみのひと口つまみだが、酒によく合う。黄色を基調に した彩りは、鮮やかで見た目にいい。

パンは4種類、木箱に入れて供される。味つけパンもあった。

前菜は、リゾット。ミートソースが上に乗っかっていて、ミートソース味パスタのリゾット版といったところ。量はさほどではなく、さっと平らげることができる。

主菜の肉は、豚肉。ブラウン・ソースがばらまかれ、野菜の破片がちりばめてある。野菜の破片は、ラッキョ味。ピクルスか何かだろうが、日本人にはラッキョにしか思えない。これと肉を同時に食うなら、体験したことのない風味になる。キワモノというか、創意
工夫の皿といおうか、難しいところ。うまくはある。

問題は、魚料理。身厚な鱈が登場。その下には、オリープオイルをこれでもかと塗した法蓮草が敷きつめてある。法蓮草にからめて魚肉を食うことになるが、鮮 度に難がある。普段からまあまあの鮮度の魚を食っている日本人からすると、やや耐えがたい劣化を感じる。魚屋の店裏を通ったときの臭いを思い出す。塩が効 いてはいるものの、塩で誤魔化すのも限度があろう。ワインの世話になって、なんとか胃袋に詰め込んだ。

ドルチェは、スポンジケーキを重ねたようなものに、イチゴのソルベ、クランベリー数個。コーヒー3.9ユーロには、小菓子数個がつく。カプチーノは4.9ユーロ。炭酸水は、7ユーロ。

ワインリストを見ると、ドイツ・ワインはない。フランス・ワインもなく、ほとんどがイタリア・ワイン。イタリア料理屋だから当然かもしれないが、やや意外 感。価格は、そうは安くない。バローロとなると100ユーロ台後半からの登場となり、ウンブリアのロッソ・モンティファルコ35ユーロで我慢する。十分な 味で、安めのワインに気を配っているといったところか。

もう一つの問題は、スプマンテ 1杯16ユーロ。あとで、勘定書きを見て、シャンパン価格じゃないかと、ひっくり返りそうになった。たしかに美味ではあった。高級スプマンテなのだろう が、ともあれ、生涯でもっとも高いスプマンテとなった。スプマンテ、日本では庶民のシャンパン的な位置にある。世界では、見方が異なるということか。

(店内の様子・客層) = 12時50分ごろの入店だが、一番乗り。13時を過ぎて、ちらほちと。この日は、フランクフルトの大規模スト前日。すでに公共交通に影響が出始め、タクシーは一部で渋滞となっていたから、その影響か。キャンセルもあったと思われる。

客は、地元の小金持ちといったところか。店内は、白を基調にエレガント。交通の便のいい場所とはいえないから、わざわざ食いに行ってもいいだけの装いとなっている。 

(スタッフのようすや対応) = 無愛想が基本のドイツの店だが、ここは明るく、愛想がいい。気取ってないところもいい。さすがイタリア料理店。飲み物も、目ざとく注ぎ足してくれる。

(日本語・英語対応) = 英語メニューがあったかどうか、思い出せない。見たのは、ドイツ語。英語は通じる。

(予約方法) = レストランのWebから、予約サイトに飛び込める。

(10点満点で何点?) = 7点。

(アクセス) = フランクフルト南駅の南側。道路沿いにはなく、団地の中にある。道路沿いには、看板があり、行き先を示してある。緩い坂の歩道を登っていくと、団地。坂の 周辺には、ショップ。なんだか日本の都市の郊外団地を思わせるが、団地の入口、マンションの1階にある。入口は、おしゃれ。

市内中央から歩いていけないこともない。インターコンチネンタルホテルの東にある狭い橋、ホルバイン橋を渡り゜ホルバイン・シュトラーセをひたすら南下す る。ホルバイン・シュトラーセ沿いには、シュテーデル美術館、そこから先は閑静な住宅街。フランクフルト南駅近くの鉄道の高架下をくぐると、近づいてく る。

(支払い方法) = VISA

(2013年6月上旬 葦原のしこお 様)





クロスターホフ Klosterhof
左岸の街中心部

典型的な古典的中級ドイツ料理店。近くのオペラ座でオペラがはねたあと、夕食に。入店は22時過ぎ。25時まで営業している店ということで、目をつけておいた。

主菜は、10ユーロ前半に集中。前菜やスープ類は省き、主菜のみを所望。鶏肉のカレーソースがけが10.7ユーロ。短粒米も、食い切れないくらい添えてあ る。豚肉のカットしたものに濃厚なクリームソースを絡めた皿が12.6ユーロ。これに、揚げチーズのようなものが、一面にかかっている。

いずれも、ドイツの伝統的食堂でよく出くわす、とんでもない量。こうなることを予測して、昼食抜きで臨んだが、いわゆる日露戦争の203高地状態。食べても食べても、いっこうに減らない。先が見えない。食っているうちに、頭の中では、白旗がちらちらと翻りはじめる。

ただし、味はいい。日本人からすればやや塩の使いすぎ、油にいたってはレッドカードものだろうが、潔い塩と油の使い方だと思う。酒を片手にある程度平らげることができたのは、うまかったから。こんな料理が、一度は食べたかった。

現実には、少し残すことに。これ以上食うと、成人病になりそうということで、勘弁してもらった。この日を期して、日本でカツ丼の大盛りにときおり挑戦して きた甲斐があった。ドイツにかぎらず、ヨーロッパの古典的な大盛り料理を平らげるには、まずは気力を折られないことだと考える。まったく減らないことに焦 りやプレッシャーを感じてしまうと、これが胃袋の活動にブレーキをかける。こうなると、一気に膨満感を覚え、挫けていくことになる。楽しみながらゆっくり 食えば、まずは3分の2に減る。そうなれば、半分の坂も見えてくる。まるで、素人の登山のよう。

ビール0.5リットル。アッブェル・ワイン 0.5リットル。右岸のザクセンハウゼンでハアップエル・ワインは珍しくないが、左岸で飲めるとは思わなかった。冷えているから、本場ザクセンハウゼンに あって常温で飲むよりもうまく、爽快。ビールも、日本レベルに近く冷えている。白ワインの1リットルボトルが18ユーロ。良心的価格と思う。

(店内の様子・客層) = 店内は、わりと暗め。庶民的だが、品が落ちるほどではない。大テーブルもあるが、4人掛けのテーブルもある。22時30分の時点では、夕食客が一段落した ところのようで、客は少なめ。オペラ帰りが、ほんのわずか。このあと23時過ぎ、近くの劇場帰りとおぼしき客が大挙やって来て、賑わうことに。

客を見ていると、飲み物だけというケースもある。これなら、5〜6ユーロ前後のつまみを取って酒を楽しむ手もあろうが、ドイツに来たかぎり、一度は派手に食わなくちゃ。

(スタッフのようすや対応) = 愛想はないが、一通りのことはきちんとやってくれる。

(日本語・英語対応) = 英語メニューあり。英語は通じる。

(予約方法) = 飛び込み

(10点満点で何点?) = 8点

(アクセス) = オペラ座やヨーロッパ中央銀行のあるUバーン「ヴィリー・ブラント・プラッ
ツ」駅から西へ、大通りを1分程度歩くと、看板が見えてくる。道を少しひっこんだところが入口。

(支払い方法) = クレジットカードは使えない。現金のみ

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)





ツム・ゲマールテン・ハウス Zum gemalten Haus
フランクフルトのゼクセンハウゼン名物アップェル・ワインを飲ませる大型居酒屋。実際、ほとんどの客が、アップェルワインを飲んでいる。ミシュランや観光ガイドにも、ときどき紹介される店。

22時過ぎ、やや遅めの夕食に。アッブェル・ワインは、グラスで1・7ユーロ。さしてアルコール度数が高くないから、次次におかわりとなる。一般にドイツ の給仕は客にさほど目配りはしないが、そこはおかわりが当然の店柄、そこそこに客を見ている。アップェル・ワイン、口あたりはいいが、刺激にやや乏しく、 6杯目くらいには飽きてこないでもない。これで、まあまあほろ酔いといったところ。炭酸がほとんどないから、ビールほどに腹が苦しくならないのが、ありが たいところ。

料理は、10ユーロ台の伝統的ドイツ料理が中心だが、日本人のイメージするつまみっぽい皿もある。ゆでたフランクフルト・ソーセージ 2本で 4.5ユーロ。これに、十分な量のザウワークラフトがつく。

「肉サラダ」、要はハムやコンビーフや野菜の微塵切りをマヨネーズたっぷりであえた皿が4.5ユーロ。十分すぎるくらいの量で、そのひつこい味と油にはやや辟易し、少し残してしまった。

無茶苦茶うまかったとは言わないが、その安さから十分に満足。

(店内の様子・客層) = 入口こそさして広くないが、奥行きはかなりある。通りに近いほうから、3つのフロアで形成されていて、22時30分近い段階では、前の2つのフロアはすで に掃除にかかっている。もっとも奥まったフロアのみ営業中といったところで、ここは賑わっている。

雰囲気は、伝統的なドイツの安食堂、いや居酒屋といったところか。ほとんどが、10人前後座れる大テーブルからなる。給仕からは、適当なテーブルに座るよ う言われ、大テーブルを独占することに。トイレの小用便器数は、多い。大型の居酒屋だけのことはある。観光客も多いが、地元客もけっこういる。これだけ安 いのだから当然か。

(スタッフのようすや対応) = カウンターでは、派手に並べられたグラスに、スタッフが大きな壺にはいったアップェル・ワインを次々注いでいる。客から注文があれば、給仕はすぐにアップェル・ワインをカウンターからテーブルに運べる仕組み。

23時半を過ぎても、給仕はアップェルワインをグラスになみなみ注ぎつづけている。もうそんなに頼む人はいないだろうと思って心配になったが、ふと気がついた時には、グラスはカウンターからすべて消えている。ひっきりなしに客が来るうえ、よくおかわりしているということ。

時々、給仕は清掃中の別のフロアで煙草をふかしている。このあたりに、この店の格、庶民っぽさが出ている。
 
(日本語・英語対応) = 英語メニューが登場。途中で給仕が「日本人か」と尋ね、「そうだ」と答えると、日本語メニューを出そうとしてきた。
もう料理を頼み終わったあとだから、意味がない。そんなわけで、給仕は細かいことに気がつくタイプではない。

(予約方法) = 飛び込み。直営サイトには、日本語メニューが出ている。

(10点満点で何点?) = 7点

(アクセス) = シュヴァイツアー・プラッツの近く。シュヴァイツアー通りに面していて、アップェル・ワイン居酒屋が軒を連ねているあたり。ゼクセンハウゼンは落ち着きのある街だが、居酒屋界隈のみ、のんびりとはしながらも観光街的な活気がある。

(支払い方法) = VISA

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)



 

みどころ

大聖堂
コインロッカーに荷物を預け、まず大聖堂へ。 
  
大聖堂、と言ってもケルンやミラノやパリ等の「大聖堂」と比べると“中聖堂”レベルである。しかも修復工事中で、塔の先端が見えなかった。

中は木彫りの象や宗教画、甲冑の類がズラリ。ああ、また宗教画の知識が不足だ?。「西洋絵画の基礎知識・聖書編」という本で何度もお勉強したのに、すぐ忘れる。相変わらず「受胎告知」や「最後の晩餐」「聖母被昇天」くらいしかわからないトホホホホ。 
    

マイン川を渡ってザクセンハウゼンと呼ばれる地区へ。土曜恒例の のみの市 を見物。ロシア人と中国人が結構店を出していた。  骨董、というよりは、「え、こんな物買う人いるの」っていうような代物をガンガン並べている。「なんでも鑑定団」に出せるような掘り出し物は、頑張って掘らないと出てこなさそうだった。 
  

せっかくだからヴルスト(ソーセージ)を食べようと屋台へ。丸いカウンターの中でお兄さんが二人、せわしなく注文を取り、中央のグリルで焼いているソーセージや串焼きの肉を売っている。 スパイスたっぷりのソーセージは、やっぱり違う。 
(かまこ様 )


フランクフルト歌劇場 Oper Frankfurt

(アクセス方法) = Uバーン「ヴィリー・ブラント・プラッツ」を出てすぐ。ヨーロッパ中央銀行の前。

(内部の雰囲気や感想) = フランクフルトでオペラを上演しているオペラ座。フランクフルトには、もう一つ「アルテ・オーパー」(旧オペラ座)が機能していて、ややこしい。「アル テ・オーパー」は、Uバーンの駅名になっているほどだが、ここではオペラ上演はなし。もっぱらコンサートやダンスのような公演。オペラ上演となると、フラ ンクフルト歌劇場になる。

フランクフルト歌劇場の外観は、戦後の西ドイツ様式で、コンクリートの四角い建物。無機質で無愛想なイメージが強く、オペ ラ座っぽさはない。その点、アルテ・オーパーは戦後の再建とはいえ、古きよき時代の美的な姿で、光り輝いている。両者の落差は、パリのガルニエとバス ティーユの落差以上か。

ただし、フランクフルト歌劇場の内装は、それなりに立派。緩やかな馬蹄形で、
シックなイメージ。十分にオペラを楽しむ雰囲気にある。客席もそう多くはなく、こじんまりとしているのもいい。ちなみに、アルテ・オーパーの内観は、Webから見ると、東京・お茶の水にあったカザルス・ホールを大きくしたような感じ。

2日連夜で見物。

第1夜が、プッチーニの「西部の娘」。平土間前から12列目で44ユーロ。

第2夜が、パーセルの「ディドとエネアス」、パルトークの「青ヒゲ公の城」。2階席5列目で41ユーロ。いずれも、中の上のカテゴリーだが、十分に音楽と舞台を楽しめる。

2夜で都合3演目のオペラを見物したが、ハズれがない。ときにホロリと、ときにゾクッとさせてくれた。このあとまだ晩飯が 待っているが、「いい夜を楽しませてくれた」という幸福感に浸れる。「西部の娘」では、売り出し中のソプラノ歌手ウエストブロックが主役を歌い、圧倒的に 突き抜けている感じ。有名歌手を使い、映像を駆使した舞台に陰翳があり、オペラ座がいいオペラづくりにそこそこに投資している姿勢がほの見える。

一方、2日目の「ディドとエネアス」は、指揮者、歌手、オーケストラこみこみのチームワークで魅せる。ラストでは、歌手が 一人ひとり舞台から消えていったと思ったら、オーケストラピットからも、演奏者が去っていく。気がつくと指揮者まで去り、静かに終わる。「青ヒゲ公の城」 は、男女2人しか歌わない。大きな円盤が舞台を回るという簡素な空間の中で、歌と音楽で真っ向勝負といったところ。歌手のアツさ、オーケストラの真剣度が 伝わってくる。連夜満員、カーテンコールも長い。何度も歌手を呼び出している。観客のノリのよさが、場を高いレベルに立ち上げている。

と、いいことずくめ。10数年まえ、このオペラ座を訪れたときとは大違い。まるでべつのオペラハウスのよう。


かつてここでウェーバーの「魔弾の射手」を見物したが、観客は5分の1もはいっていない。おまけに狼谷の悪魔召還の場では、中年男同士が上半身裸になって 抱き合う。お腹でっぷりの男同士の裸形の抱擁はお世辞にも美的とはいえず、グロテスク。ときおりドイツのオペラ座では、男が上半身裸になるのだが、これは 一種のドイツ的な視覚サービス、その筋へのアピールなのだろうか。それはともかく、フランクフルト歌劇場の大変貌に、ここちよい驚きを覚えた。

チケットは、オペラ座のウェップから。自宅でパソコン発券もできるが、日本までの郵送を選択。1週間もかからず日本に到着。

(車椅子・高齢者対応) = あれこれ段差はある。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = ともに19時30分開演。「西部の娘」は2度の休憩をはさみ、22時30分ごろ終演。「ディドとエネアス」「青ひげ公の城」は1度の休憩、22時15分ごろ終演。

(飲食店&ショップ情報) =  バーでは、飲み物やデカいプレッツェル、カナッペのようなものを売っている。ゼクトが6ユーロ。ワインが5ユーロ前後。ビールが4ユーロ前後。

中2階の広いホールには、予約テーブルが広がっている。ここでは、あらかじめ頼んでいた料理を幕間に食うことができるようだ。

(その他) = オペラを見物したのは、フランクフルトで大規模デモが進行中のころ。デモの標的は、オペラ座前に立つ高層ビル、ヨーロッパ中央銀行の本部。そのため、オペ ラ座周辺は封鎖され、警官が出入りを監視している。オペラ座のチケットを見せれば、封鎖内にはいり、オペラハウスに入場できた。

ただ、デモ当日は、交通機関にも多くの影響が出て、オペラを上演するような状態ではなかったようだ。封鎖もより厳重で、パリケードが鉄線でグルグル巻きになっている。

この日に上演予定のオペラ「仮面舞踏会」(ヴェルディ)は中止。フランクフルト在住の人たちにはそれがわかっていて、わざ わざオペラ座前まで足を運ばなかったようだが、イタリア人をはじめ異国人らが、パリケード前で呆然としていた。一応、オペラ座の係員が事情を説明してい た。チケットを持っていた私も愕然。  

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)




シュテーデル美術館 Städel Museum
http://www.staedelmuseum.de/sm/
(アクセス方法) = フランクフルト駅前のホテルから歩いたが10分かからなかったはず。マイン川に突き当たると、川の向かい左側に美術館が見えている。ちょうど美術館の前あたりに歩行者専用の橋がかかっているので、それを渡るとすぐ。

(入場料) = 12ユーロ

(内部の雰囲気や感想) = 内部は上階から順に、古いもの→新しいもの→現代のもの、となっている。

3階の古いもの(1800年までのものらしい)のフロアには、誰もが知っているような有名作品はないが、ルーベンス、レンブラント、フェルメール、ボッ ティチェリ、ティエポロなど有名画家の作品が多く、見応えがある。その下の階もルノワール、ドガ、セザンヌなど知っている画家の絵もそれなりにあるのだ が、一方でわけのわからない、へんてこな絵も多くあり、急激に見応えが落ちてしまった。この調子では、現代美術のフロアは自分にとっては見る価値がないだ ろうと判断、すでにお昼を過ぎていたこともあり、このあたりで切り上げて美術館を後にした。

(子供向け?) = 子供にはむかないかも

(所要時間) = 3階をゆっくり、2階をそこそこ、で約1時間半。

(飲食店&ショップ情報) = ミュージアムショップあり。探し方が悪かったのかもしれないが、展示品を収録したガイドブックのようなものはなかった。

(その他) = 館内はフラッシュを使わなければ写真撮影可とのこと。途中まで消音にせず、ピントを合わせる音やシャッターを切る音を立てながら撮影してしまった。

(2012年9月 おひなたチケット 様)

フランクフルトでの乗り継ぎで

乗継機の出発まで時間があったので、シュテーデル美術館へ。
階下のフランクフルト空港近距離駅で中央駅までのSバーン片道切符を買ったが、やはり往路はタクシーで行くことに。

16時頃、出発早々渋滞。Sバーンで行くべきだったかと後悔したが幹線道路へ出るのに渋滞していただけで、その後はすいすい。復路はトラムとSバーンで。

トラム駅で中央駅までの切符を買おうとしたが、予習を忘れた自分には難しすぎた。行き先ごとに分かれた数字をまず自分で調べて、入力しなければいけない。
勇気を出して、身振り手振りで怖そうな男性に教えを乞うた。(その人しかいなかったから) 無事買えたのはいいが、こんどは逆方向行きに乗車。

またまた勇気をふりしぼり、目の前の女性に簡単なドイツ語で確認、まったく分からないドイツ語の返事(中央駅行きでないということだけはわかる)にひたすらダンケシェンを繰り返して、次の駅で下車。

行き先表示が中央駅になっているトラムで、無事到着。

空港への行き方等を甘く見て調べていなかった。どの電車に乗ったらいいの?とキョロキョロしたら誘導表示があった。飛行機のピクトグラムだけだが。

近距離駅で買った未使用の切符があったので、それでそのまま空港行きに乗車。車内で検札あり。

(2011年12月/2012年1月 手羽先エリザベス 様)
アプフェルヴァイン(りんごのワイン)も二人で飲んで、ちとヨッパライながら、近くのシュテーデル美術館へ。フランクフルト・カードを持っていたので、割引で入場。 前勉強は全然していなかったのだが、中はクラーナハ、デューラー、ルノアール、ドガ、モネ等、見ごたえのある作品が多かった。  
  
誰の絵だったか、「おおっ、凄い」とあまり近づき過ぎて、センサーに触れてしまい、係員に怒られてしまった。 
(ドイツでは「あーちょっとちょっと」ってな感じに呼びかける時にも「Hallo」と言います)
  
その後、ここにあるとは知らなかったけど、一度見てみたかった絵を発見、「わー、この絵ってここにあったんだわー」と嬉しい驚きだったのだが、誰がモデルだったのか忘れてしまっていた。チェーザレ・ボルジア関連だったような違ったような。 帰国してから、ルクレツィア・ボルジアと言われていることを思い出しました。 
  
いいもの見たわという後は、駅近くのデパートへ向かった。ダンナに頼まれたシュタイフの熊を買うべく、おもちゃ売り場へ。 FCバイエルンの限定物と、淡いアプリコット色のモヘアがかわいい値引き品を買い、大満足。
( かまこ様 )


ショッピング

カウフホーフ
カウフホーフというデパートでもぶらぶらすることにした。 

レーマー広場方向へ歩いて行く。四角いビルの立ち並んだ町は、殺風景にみえた。 町のメインストリート・カイザー通りも、華やいだ感じもなく、ずらーっとビルが立ち並んでいた。 
  
レーマー広場にたどりつく。切妻型のかわいい旧市庁舎の1階に、観光局があった。無料の地図がないか聞きに入ったが、有料のものしかなかった。そのまま出る。 
  
レーマー広場は、クリスマスマーケットの準備中で、建てかけの屋台の小屋が並び、地面には木材やモミの木や飾りが散乱していた。眺めて回る気にもならず、そのまま歩いてハウプトヴァッヘというショッピング街の中心部とかいうところへ向かう。 
 

  
カウフホーフは、フランスのギャラリー・ラファイエットみたいな感じで、これといって、おもしろいことはなかった。 
  
隣に、ツァイルギャラリーというビルがあった。入ってみると、若者向けのカジュアルブランドのショップが各フロアに並んでいた。 こちらもさらっと回って切り上げて、「歩き方」に載っていたショッピングセンターとかいうところに行くことにする。大きなスーパーが入っているらしい。やっぱまずは、スーパーで物価チェック&商品チェックでしょう。 
  
歩いてて行き当たったUバーンの駅に降り、電車でショッピングセンターへ。 
  
目的の駅までは10分くらいで到着。駅は地下ではなく、地上なのでまわりが見えて良い。ずっと灰色だった空も、この頃ところどころ青色にかわってきて、少し明るくなってきた。 
   

ショッピングセンターは駅のまん前。道路を渡ったところだった。駐車場のある、郊外型お買い物スポットのようだ。建物は横に(縦に?)ながい。 
  
両端にカウフホーフと、トゥームという大きいスーパーがあって、その間に服屋さん・靴屋さん・カフェ・ファーストフードなどがずらっと並んでいる。通路の中央にも、アイスクリーム屋やカフェ、クリスマス用品屋などがならんでいた。結構人も多くて賑わっていた。 
  
ガラス張りの天井から青い空が見えて、なかなか気持ち良くウィンドーショッピング。大きくて、品揃えも豊富。  

(はなはな様 2001年11月〜12月)




 
 
 
 
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