パリからいくヨーロッパ
ドイツ Bastei バスタイ橋
Bastei バスタイ橋 |
(訪問場所) = バスタイ橋 (最寄りはKurort Rathen) ザクセン・スイスといわれる奇岩の風景に圧倒される。 (アクセス方法) = ドレスデンから船 (エルベ川のBrouhlsche Terrasse沿いの船乗り場から) ゼンパーオパーあたりから歩いて15分くらい。ヒルトンホテル宿泊ならば10分もかからないと思う。 この船で向かう場合、プラハ方面にさかのぼるので4時間かかった。 ドレスデン中央駅から列車でゆく場合は、Regionalがでているので、それに乗車すれば20分もかからないと思われる。 ドレスデンからプラハへの列車は、このエルベ川沿いに走ってチェコにはいってゆく。 特急でこの景勝地の終点といわれるBad Shandauまでは特急で30分ほどだった。 列車で到着した場合、駅すぐ前の渡し船に乗船して対岸に渡る必要がある。 船で到着したところは結構にぎわっていてみんな日向ぼっこしながら(日本人には耐えられない日光浴だと思えるが。)エルベ川、または船で到着した観光客を眺めている。 そこから山と山の間の宿泊地を抜けて、バスタイ橋方向はこっちですか?と観光客、お土産屋さんに聞いてでかける。イメージは京都の貴船から鞍馬山へ登るものをさらに過酷にしたもの。東京の高尾山の自力登山の数倍過酷なもの。 オーストリア・ダルシュタインの古城登山の距離の2倍の距離。標高370mの高さにあるバスタイ橋であるが、林の中の山道を歩く。足元は普通のローファーでOKだが、サンダルはやめたほうがいい。サンダルで登ってくる人もいたが、若者に限る。 登山の途中、エルベ川を見下ろす絶景ポイント多数。暑い日は水の持参があればいい。 汗だくになって登頂(そんな気分)した。自分では1時間以上歩いているような気がしたが実際は40分くらいだと思う。 (入場料) = Kurort Rathen まで 船代 片道 17.20ユーロ、往復割引26.70ユーロ バスタイ橋へ無料 (内部の雰囲気や感想) = 2階建てになっており、室内と1階の通路沿い、2階は全面フロアとなっている。朝の出港から進行方向左側が日陰だったが、ほどなく日向になる。2階席は真ん中に乗っている限りは日には当たらないと思う。 ドイツ、スペインなど欧米系観光客だらけ。東洋人は私ひとりだった。 バスタイ橋にでると、ドイツにこんなところがあるんだとびっくりする。どれだけ写真を撮ったかわからない。 高所恐怖症の人は怖くて、断崖絶壁を見下ろすことができないかもしれない。 そのメインのバスタイ橋からいろんな遊歩道があり、奇岩をあらゆる方向から眺めることができる。 山小屋らしきものがあるので登っていったらゲストハウスまであった。 そこからどうやらStadt Wehlenへの自動車道があるようだった。 山小屋のテラスでゼーぜーいいながら冷たいコーラを飲んだことが忘れられない。 遠くの山々も台形みたいな形をして、平野のところどころに山があった。 連なっていないのがおもしろかった。 下山はこんな程度の距離だったのかと思えるほどだった。2時すぎに下山しはじめたが、これから登ってくる中学生たちがいた。走って登ってくるのをみて元気だな〜としみじみ思った。 14時45分のドレスデン行きの船にまた乗船するためにあわてて下山していった。Bad Shcandouからの戻りの船で観光客てんこ盛りだった。その後の船もある。17:15発。 (車椅子・高齢者対応) = バスタイ橋へは登山ルートが一般的だが、頂上にきれいな道路があったのでアクセス可能だと思う。 (子供向け?) = 子供でも楽しめそう (所要時間) = 登山口から40分。下山に20分。 船までのアクセスは10分 時間がない人は電車で行ったほうがいい。 (印象的だったもの) = なんでこんな形の岩ができるの?と思う風景。こんな高い位置になぜ橋をつくらなければならなかったのか悩む。 (飲食店&ショップ情報) = おなかがすいた人は山小屋でおいしく食べられると思う。 (その他) = 本当はそのさきのKounigsteinまででかけて城塞をみようと思っていた。 でも川から見上げた奇岩絶壁、その上にバスタイ橋をみて降りずにはいられなかった。 (2012年6月 造船なでしこ 様) |