パリからいくヨーロッパ
ドイツ Baden-Baden バーデン・バーデン
Special thanks to Kamako sama!
Photo by kamako
![]() ドイツは温泉が多く、あっちっこっちにバート(Bad=お風呂、英語だとbath)ナントカとか、バーデン(Baden=入浴する)ナントカと言った地名があります。 その中でもBadenをしつこく2回も繰り返した場所がここバーデン・バーデン。大昔から温泉保養地として栄えた街で、本来は長期滞在してのんびりするとこなんでしょうが、忙しい観光客でも温泉を楽しめる施設があります。必ず水着を用意して訪れて下さい。
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http://www.baden-baden.de |
アクセス
フランクフルトから: |
観光案内所
飲泉場トリンクハレ(Trinkhalle)内。 |
温泉
ここへ来て温泉に入らないで帰るワケには参りません。 |
カラカラ浴場 |
カラカラ帝もバーデン・バーデンの温泉が好きだったようで。
営業時間 8:00〜22:00(入場は20:00まで)
料金 2時間券 11ユーロ 3時間券 13ユーロ 4時間券15ユーロ
回数券は1年間有効、時間超過は 15分1ユーロ。 3才未満は入浴不可、1才6カ月以上の子供は、プレイエリアでスタッフが預かってくれます。 チケットを買って、入り口の改札のようなところ(地下鉄みたいな感じ)を抜けると、更衣室があります。そこで水着に着替え、ロッカーに荷物を入れて(チケットを差し込む場所がある。キーだけは手首に巻いておきます)おきます。 浴槽というよりはプールで、温度がそれぞれ違います。プールごとに温度と利用時間などが書いてありますので、湯当たりしないように楽しんで下さい。日本の温泉よりはぬるめ。 プールは一部屋外に出ていて、山なんぞ眺めながらノンビリ泳いだりできます。2階はサウナで、ここは男女一緒に全裸になります、見られる勇気、見る勇気の両方を持って汗を流して下さい。サウナ利用時はお尻の下に敷くタオルが必要になります。
(かまこ 様) |
(アクセス方法) =宿泊ホテルがある Hindenburg platzから 徒歩15分弱。 (入場料) = 月曜から日曜まで8時〜22時まで。宿泊先でもらえる「ビジターズカード」があれば、提示すると2時間の料金で3時間いられる。(けど2時間あれば結構ゆっくりできた) 2時間14ユーロ。3時間17ユーロ。4時間20ユーロ。10分超えるごとに0.50ユーロ。毎週木曜日は10時までに入場すれば1時間無料。 (内部の雰囲気や感想) = バスタオルはないので持って行く。ビーチサンダルをはいてる人もいたがプールに入ってる間どこに置くか? 棚もあるけど、そんなにスペースはないので、盗られないか気になるし、裸足が気にならなければいらないと思う。 17時すぎ。プールは32度とかで、屋外のプールだと特につかっていないと肌寒く感じる。一つだけ38度のお湯が屋内にあり、そこだけが「温泉!」という感じ。それでも他の人達は「熱っ!!」と言うような感じで、おそるおそる入っていた。 (子供向け?) =子供でも楽しめそう。でもあまり子供は見なかった。 (所要時間) = 2時間(=入場してから退場するまでの時間)で結構のんびりできた。 (印象的だったもの) = 屋内1階奥の方にある、アロマミストサウナ(43度)がよかった。暑いけど、アロマの香りぷんぷん、最初は香りにむせ返りそうだったが、慣れるといい感じ。ここは水着を着たまま入れるので安心。 男性家族は2階の男女混浴・裸サウナに行っていた。「たくさんサウナがあってよかった。サウナに入っている女の人は少なかった」らしい。 (2012年5月 たかともこ 様) |
カラカラ浴場は日本の温水プールみたいで、ちょっと興ざめ。露天風呂もあるので楽しみにしていたのだが。
(2004年2月 robinposy 様) |
浴場(というか、日本人からすると「温水プール群」という感じですが)部分は混浴にて水着着用、で、ひとつ上の階にあるサウナが全裸で混浴。
小学校高学年のときに親のいいつけを守らずド近眼になったことをずぅーーーーーっと後悔していますが、このときは「くっきり見えなくて良かった。」と心から思いました。
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フリードリヒス浴場(ローマン・アイリッシュ浴場) |
ゴージャスな雰囲気で温泉を楽しみます。
営業時間 月〜土 9:00〜22:00 日祭 12:00〜20:00 入場は終了の2時間前まで。クリスマスとイースター前の金曜日は休み。 月曜と木曜は男女別、その他は男女混浴。ここは水着無しの裸なので曜日に注意して下さい。 |
料金
3時間21ユーロ 石鹸とブラシマッサージ付き3時間半 29ユーロ 10回回数券 3時間 174ユーロ、 3時間半 254ユーロ
その他、3〜10日間コースで、タラソテラピーやファンゴテラピー、トレーナー付きのエクササイズ、全身マッサージ等を行うコースがたくさんあり。入口で相談。
チケットを買って入場すると、更衣室があります。(このへんはカラカラ浴場と一緒) 裸になって浴場の入口まで行くと、受付の人がタオル(巨大なシーツみたいな感じ)を渡してくれます。それを持って中へ入り、表示にしたがってシャワーやサウナを利用して、最後に30分ほど昼寝をして終了。 最初のシャワーは頭上からも前からもドシャーっとお湯が出てきます。長髪の人はキッチリと結んだ方がいい。 石鹸マッサージ付きのコースは、途中でベッドに寝かされ、石鹸とブラシ(タワシかも(^^;))で体を表裏ともゴシゴシと洗われます。 昼寝の前には「クリーム塗り場」があり、全身にすきなだけボディクリームが塗れます。終わった後は更衣室で着替えて、ヘアドライヤーで髪の毛を乾かします。 (かまこ 様)
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(アクセス方法) = Hindenburg platzから 徒歩10分強。カラカラ浴場の手前。ものすごく立派な建物。何も知らない配偶者は「これ、ホテル??」と聞いた。 (入場料) = 3時間23ユーロ。soap&brush massageつき33ユーロ(3時間半要)。soap&brush massage、cream massageつき43ユーロ(4時間要)。10分超過ごとに0.50ユーロ。ビジターカードでの割引なし。月〜日曜の9〜22時営業。 (内部の雰囲気や感想) = バスタオルはないが、シーツのようなタオルを貸してくれるので、体をふくタオルは持っていかなくてよい。そのシーツは体をふいたり、サウナの中にある椅子 の上にひいて座ったりするのに使う。スチームバスの部屋によっては時計がない部屋もあった。それぞれの場所に「ここは○分」と表示がありその通りに順番に 回っていくのだが、時計がない所ではどれくらい時間がたったのかわからないこともあった。 一番温度が高いサウナは68度。そこは「5分」の表示。置いてある椅子やデッキチェアーも熱々…! 浴槽の湯温はいずれも低め。曜日によって男女別だったり混浴だったりするが、毎日混浴の円形浴槽は28度。皆ここでぐるぐる泳いでいた。ずっと静かにつかってると肌寒い。 私はちょうど男女別の曜日に行ったが、混浴のサウナはキツイかも。サウナ一つのスペースもそんなに広くないし、じっとしてる訳なので、混浴だと目のやり場に困りそう。 朝9時すぎに行った時は、混浴の円形浴槽には一緒に行った配偶者しか男性はいなかった。男性側はほぼ貸切状態で人がいなかったらしい。女性側は結構人がいたが、高齢者がほとんど。長く滞在している人なのか慣れた感じで、のんびり泳いだり歩いたりしていた。 relaxation roomでは温かいシーツを体に巻き、その上から毛布を巻いてくれ、ベッドに横になる。暗くて静かな部屋で30分。熟睡した。次に行くreading roomではバスタオルを体に巻いた状態で、明るい部屋で一休み。セルフサービスでハーブティー等が飲める。どちらも「30分たったよ」とスタッフに言わ れる訳でもなく、好きなだけいられる。その後、更衣室で着替えるので、ぬれた体をふく必要はない。 館内は「静かに」と表示があり、その通り静かな空間でのんびりできて、行ってよかったと思った。私はカラカラ浴場よりこちらの方が気に入った。 (車椅子・高齢者対応) = 建物に入るまでに階段あり。脇にスロープもある。館内に入ってしまえば階段はない。高齢者の利用も多かったので、そんなに問題はないのでは? (子供向け?) =子供でも楽しめそう。でも子供の姿はほとんど見なかった。どちらかと言うと高齢者が多い。 (所要時間) = 表示されている時間通りに入って3時間弱は必要。relaxation roomとreading roomで過ごす時間を短くすれば、もう少し早く終われるが。(どちらも各30分過ごす時間配分) (2012年5月 たかともこ 様) |
バーデンバーデンの温泉が温度が低すぎた。最高で38度くらい。現地の人は平気で楽しそうに入っていましたが。カラカラ浴場とフリードリッヒ浴場の二つに入った。フリードリッヒ浴場のほうは中々良かった。
(2004年2月 robinposy 様) |
トリンクハレ |
ギリシャ神殿のような建物の中にある、飲泉場。コップを貰って蛇口から出ている温水を飲みます、あんまり美味しくない。滞在中にチョビチョビと飲んで下さい。 |
カジノ |
http://www.casino-baden-baden.de |
(アクセス方法) = Hindenburg platzから徒歩5分。歩道があり歩きやすい。夜は少し暗いが一応、街灯もある。暗くなると歩いている人は少ないが、危ない雰囲気ではなかった。 (入場料) = 3ユーロ。ビジターカードでいくらか割引がきく。 (内部の雰囲気や感想) = 夜遅く出歩くので盗られたら困ると、パスポートと賭け金:10ユーロ、入場料だけ持って行った。 今までカジノに行っても実際したことはなかったが、ここで初めてルーレットに挑戦。ネットで賭け方などを勉強してから行ったが、結構楽しめた。 ドレスコードが心配だったが、男性はグレーのジャケットにカッターシャツ、女性はワンピースにした。ただ男性家族は靴を持って行くのを忘れ、普段履いているスポーツシューズで行った。 入口で「ちょっと待て」と言われ、入れないかと思ったが、偉い人?が出てきて 「今回はこれでもいいけど、今度はちゃんとビジネスシューズを履いてきてくれ」と言われて入れた。入ってみれば、ジーンズや同じようにスポーツシューズの人、ジャケットを着ていない人もいた。華やかさを期待していたが、女性でおしゃれした人の姿もあまり見なかった。普通にジャケットとスカート、ワンピースや上下白のパンツスーツなど。 内装は立派。さすがヨーロッパのカジノ、歴史を感じる。 夜は写真が撮れないので昼間の見学ツアー(ビジターカードで1e割引)に行こうかとも考えたが、時間がなかった。10ユーロ分をチップに換えたが、2時間くらい遊べた。おもしろくて、滞在した2日間とも行った。 賭ける人は1台に3〜4人くらい。最低2eの賭け台で賭けた。ルーレットの台も何台もあり、混雑するほどではなかった。賭けた所が当たっても「当たった〜!」と大騒ぎすることもなく、みんな淡々としていた。(ヨーロッパのカジノはこんなふうらしいが) スロットマシーンはカジノの入口すぐの階段を下に降りるとコーナーがある。やり方がわからなかったので遊んでいないが、結構にぎわっていた。普通にゲームセンターのような感じ。 (所要時間) = 皆長くいるようだったが、私たちは10ユーロ分しか賭けなかったので、2時間くらいいただけ。賭けてる人を見てるだけでもおもしろいと思う。 (2012年5月 たかともこ 様) |
バーデン・バーデンにはドイツ最古・ドイツ最大のカジノがあります。
名だたる歴史上の有名人が夜な夜なギャンブルをしたという、由緒あるカジノ。内装もゴージャスですのでお洒落して行って下さい。 女性はスニーカーでなければ入場できるでしょうが、どんなにお洒落してもし過ぎることはありません。この際ですから、思い切ってヤっちゃっ て下さい。買ったものの「こんな派手なのいつ着るんだ?」という困った一着を、ここでデビューさせるのもいいかもしれません。男性はネクタイとジャケッ ト。 トリンクハレの隣にあるクアハウスの中。昼間はガイドツアーで内部を見て回れます。ガイドツアー4ユーロ。 営業時間 クリスマス・イースター前の金曜他祭日は休業。 ルーレット 平日 14:00〜2:00 金・土 14:00〜3:00
入場料(ゲームをしなくても、中へ入って「見てるだけ〜」ができますよ)
入場の際には、パスポートか法的効力のある身分証明書(って何が相当するかわかりません)が必要です、入場券はこのパスポートの情報を入力してから発行します。どこのダレベエがカジノに来た、とシッカリと記録されます。
入口付近にキャッシャーがあり、現金をチップに交換します。そのチップを持っていざギャンブル!ルーレット台が一番多いですが、 台によって最低賭金が違います。台の上の所に「最低いくら」と表示がでています。まず賭ける前にゲームの流れを見学してみて下さい。ルーレットが回り出し て玉が投入されても、まだ賭ける事ができます。ディーラーが「はい、ここでやめ」みたいな声をかけるまで大丈夫。 増えたチップは、キャッシャーですぐ現金に換えてくれます。(等価交換です) 中にはバーやレストラン、大勝した人の為のブティック、地下にはスロットマシーン等の機械モノコーナーなどもあります。ゴージャスな内装とギャンブルで熱い夜を楽しんでみて下さい。(かまこ 様) |
新宮殿 |
バーデン・バーデンの街を見下ろせるので、散歩がてらテクテク歩いていくといい。 |
祝祭歌劇場(Festspielhausフェストシュピールハウス) |
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ショッピングその他ブラームスが暮らしていた「ブラームスハウス」、
街の歴史がわかる「市立バルトライト博物館」、
クアハウスの前で行われる(夏期)コンサートなど、みどころはいろいろあります。忙しく動き回って疲れてしまっては本末転倒ですので(^^;)、
ぜひゆっくりまったりと過ごして下さい。元々長期滞在者が飽きないような街作りをしていますので、
ここではとにかく時間を止めてみて下さい。
WAGENER GALERIE バーデン・バーデン |
http://www.wagener.de/wagenergalerie.phtml |
(モノと価格) = リモワの SALSA AIR 329ユーロ。ドイツに行くなら買おうと思っていたので、買えて嬉しい。ホームページで取り扱ってる店をメモして持参した。 ファスナー式であることと、内部にハンガーがかけられないのが少し気になった。が「余分な物をつけないのでここまで軽くできた」と聞き、軽さのために仕方ないかと思うことにした。 今まで持っていたスーツケースはハンガーつき、洋服を吊るせるこんもので、それにくらべてちょっと不便かも。でも本当に軽いので、持ち運びがとても楽! こんなに軽いと、これまで持ってるスーツケースを使うのが嫌になりそう。軽い分表面は薄く、べこべこと言っていいくらいで、「こんなに薄くて大丈夫か な?」と思うほど。少しくらい凹んでも私は気にしないが、気になる人はすごく気になるのでは? 実際、今回1回飛行機に預けただけだが、一か所少しへっこ んでいた。しばらくこれを使ってみてよかったら、一つ小さいサイズも購入したい。 http://www.rimowa.de/main#/product/824.63 (免税) = すぐそばのカスタマーセンターで書類をもらう手続き。パスポートを持っていなかったが「いらない」と言われた。書類をもらってから、パスポート番号等は自 分で書いた。手続きはフランクフルト空港で出国前にした。購入したスーツケースに物をつめて申告したが、問題なく手続きできて、現金で36ユーロ払戻し。 (その他) = 色・サイズともいろいろあった。店員も英語を話し、まあまあ親切だった。館内には食料品売り場もあったらしい(行く時間がなくて残念!)。ドラッグストアのMullerも入っていた。 (2012年5月 たかともこ 様) |
その他 |
裕福な人々がヨーロッパ中から集まる場所なので、ショッピングもなかなか充実しています。
クアハウス前には宝石貴金属類のお店がズラっと。 メインストリートのランゲ通りには様々なショップ。ヴィトンやエルメスと言った単独ショップはありませんが、スーツやドレスを仕立てる店とか、ハ チミツ専門店、マダームな品揃えの洋服屋、老舗の靴屋、アンティークショップ、アーティストの手作りアクセサリー屋など、見ていても飽きないほど。 レオポルト広場の近くには小さなアウトレットショップもあり、ちょっと大柄な人にはお買得な品が見つかるかも? 駅から温泉街までの間には普通の住宅地。 大きなスーパーやパン屋、肉屋など、普通の商店街になっています。 バラマキ用のお土産なら、このあたりのスーパーで大量に買うこともできます。 バスで簡単に行けますので、あちこち行きたい時は1日券を買うといいです。
(かまこ 様) |