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パリから行くヨーロッパ 
Cordoba コルドバ
(スペイン)

            
12 Oct.2014 経験談追加


フラツーユーザむけの簡易情報です。情報提供もおまちしています。
 
 


(RENFE)バルセロナ-コルドバ:

(会社) = RENFE

(列車の種類)AVE

(クラス) = Preferente(1等)

(出発駅) = バルセロナ・サンツ駅

(出発駅の様子) = トイレ。
警備員、案内のRENFE係員多し。
窓口とは別に、小さい出店式簡易の案内所あり。
大きめカフェ数軒。お客様相談室。

上級切符所持者には、駅構内専用ラウンジ sala club(サラ・クルブ。英語だとクラブルーム)が用意されている。入口で切符チェックあり、関係者以外入れないので、スリがほとんどいないと思うとゆったりできた。

大きなソファ、テーブル、コートかけ、のみものはコーヒー・ココアなどの機械、
甘い菓子(マフィンやビスケットなど)。入口は常時2人対応。

乗車前には、チェックイン・手荷物エックス線検査がある。
通らないと列車かホームにアクセスできない仕組み。
切符バーコードをリーダーでよみ、さらに紙のファイルにも書き込む。そのあと切符にスタンプ。本人確認は一切ない。

バルセロナ・サンツ駅では、上階で、チェックインとエックス線検査。
ホームは下で、エスカレーター利用。

乗車前が厳しいかわりに、乗車後、車内では検札は無し。
ただし、オンライン購入時に代表者のパスポート番号は届けてある。

1等と2等との間には食堂車があって、往来できないようになっている。
車掌も頻繁に歩きまわり、あやしい動きがないか巡回している。

切符偽造・不正乗車ではなく、爆破物もちこみなどテロ活動への警戒感がひしひし感じられた。

(到着地&ターミナル) = コルドバ駅

(到着駅の様子) = カフェ数店、トイレ、洋服や雑貨店。広々としていて綺麗。思ったよりも大きな駅。エレベータ完備。

(車両) = AVE
3等構造。
1等 preferenteは1−2列で、間が通路。
2等 touristaは2-2列。

(機内食・飲み物) =
1等 preferente・特等clubには食事・新聞・雑誌サービスがある。

朝食:
ネギとチーズのスクランブルエッグ、ローストポテトとラタトゥイユ添え
スライスされた果物
パン(白か全粒粉かの選択制)、クロワッサン、
ジャム(オレンジ、いちご)またはトマトの選択制、
オリーブオイル、バター、ヨーグルト

飲み物
メニューには
赤ワイン3種、白ワインとロゼ1種類ずつ
カヴァ、トマトジュース(ミニッツメイド)、
コーラ、コークライト、オレンジ・レモンのファンタ、ガスいりガスなしミネラルウォーター、
オレンジジュース(ミニッツメイド)
ウィスキー、ウォッカ、ブランディーなど
ビール

ほか、コーヒーを何度か注ぎにくる。カフェ・コン・レチェがとてもおいしい。

タリスの食事のように、スナック程度かと思ったら
きちんと温かく、飛行機の機内食に近かった。
あたたかいものは、疲れた体にやさしく、ありがたかった。
人間は体温維持のため、真夏以外、冷たいものより温度のある
食べ物のほうが、ほっとするもの。


昼食:
ソーセージのオムレツ、ピーマンと松の実添え
タラのソテーと黒いピラフ
パン(白か全粒粉かの選択制)
ジャム(オレンジ、いちご)またはトマトの選択制
オリーブオイル、バター、ヴィネガー
サラダ

飲み物、コーヒーは朝と一緒。
大きく違ったのは、昼食後は飲み物(とくに食後酒)をゆっくり聞かれ
昼食が大事な国であることを実感させられる。のんびり気分を味わえた。
周囲の客はかなりのご高齢が目立ったが
みなゆったりと、食後酒を楽しんでいた。ノンアルコールものもある。

路線の違いもあるのかもしれない。バルセロナ・マドリッドはビジネス路線で
みなあまり話さないし、グループ客も少なく、客もスタッフもさばさばした感じ。
マドリッド・アンダルシアは、レジャー路線で
グループ客、働いていなさそうな層の客(高齢者など)が多く
とてものんびりした雰囲気だった。スタッフも穏やかな人に代った。

パンにトマトペーストを塗るのがとてもポピュラー。
パンを配る際に、トマト?と先に聞かれる。
オレンジとかいちごなどのジャムもあるので、そちらがよければそう言うが
皆ほとんどトマトを選んでいる。

サービススタッフは、二人組で働く。
バルセロナ・マドリッド間はちょっときつい感じの女性で、英語は全く話さない。
マドリッド・コルドバ間は、穏やかそうな人々。この後半の二人がとても素敵だった。二人ともやさしく、にこにこと感じがよい。おまけにイケメンだった。カフェ・コン・レチェと注文すると、年上のほうが年下に、'Coffee with milk'と外国人対応を教え、ほほえましかった。

短時間乗車客にも、食事を配るので停車駅が短い間は、配膳に「気迫」が感じられたが、ぶっきらぼうではない。とにかく乗った客からどんどん配ってしまっている。

(座席) =
1等は座席が1−2列。
2人席は間に肘掛あり。可動式で、上げれば少し荷物くらい置ける。

箱入りのイヤホンを配布。天井部分にTVあり。2時間程度の映画を上映。このときはNYCが舞台のアメリカもの、スペイン語字幕。ヤンキースタジアムが映っていた。

(トラブル) = バルセロナ・サンツ駅にて、Sala Club(サラ・クルブ。上級切符所持者用ラウンジ)を
探すのに手間取った。早朝でも案内スタッフはたくさん立っている。が誰に聞いても通じない。

自販機のそばにいる案内スタッフ、簡易の案内所に立つスタッフに英語で聞くが、皆英語を解さない。「どこ、どこ」と スペイン語で返されるのみ。

総じて「行き先のホーム」か「行き先の切符売場」を探しているとしか受け取ってもらえない。たずね方を変えるべしと判断。

お客様相談室の中に若い女性を発見したので、スペイン語で聞くと一発で通じた。親切な人で切符を確認した(2等は使えないので)。その後、通路を歩く車掌にも質問したが、下手でもスペイン語できくと即決だった。

駅で外国人が困っていても、誰も普通クラブルームを探しているとは思わないんだな、東京でもそうだなと思った。

(経由駅) = 乗継ではないが、途中マドリッドで、方向転換と車内清掃のため、全員外に出された。
方向転換・清掃しますよ、全員外に出てください、というアナウンスがよく聞きとれず、座席にいると、周囲のスペイン人が親切にジェスチャーで示した。回転する手の動きと、外にいこうというしぐさ。なるほど。ありがたかった。

動くのが大変な高齢者は、作業の邪魔にならない程度に中にいてもかまわない。

この、座席方向転換がのんびりしていて、スペインらしい。

椅子は回すだけだが、テーブルは、一つ一つはずして、通路まで運んで、また戻す。手間が大変だ。日本なら、回しやすいテーブルに最初からするだろう。この無駄がいかにも効率を求めないお国柄だと面白かった。


(切符の入手方法と時期) = RENFEのウェブサイトから。
バルセロナからコルドバへゆく線は、途中必ずマドリッドを経由する。マドリッドで終わる列車は、割引価格で放出されるが(2等のみの激安早割、その他2 等・1等共通の、7日間前までキャンセル可能な割引など。) 朝2本ある、コルドバまで伸びているものは、割引が全くない。

日付をおいてHPを数度操作し、売れ行き状況をつかみ乗車20日ほど前に購入。VISA利用。

発券方法はセルフプリント。PDFファイルがを印刷したものが切符。刻印不要。

(価格) = 1等preferente 184.5ユーロ 定価
(2008年10月 tarte_framboise 様)
(RENFE) AVE コルドバ-マドリッド

(搭乗時期) = 2008年10月

(会社) =  RENFE (列車の種類)AVE

(クラス) = 2等 preferente

(出発駅) = コルドバ駅(スペイン)

(出発駅の様子) =
駅自体、改装後あまりたっていない、光がよく入り、現代的で明るい設計。
見晴らしがよく、スリが働きにくそう。

カフェ数軒、トイレ、ショップ数店。洋服店、おもちゃなど子供もの、菓子屋など。
いずれも新しくきれいで、外からよく見える。

カフェ一軒を利用した。サンドイッチと、カフェ・コン・レチェ2杯で 約7ユーロ。
サンドイッチは生ハム入りの種類が多い。家人が、生ハム以外を希望したため
ジャガイモとピーマンのオムレツ入りを。
サンドイッチは加熱するが、中が冷たかった。ファストフード風だが綺麗でスタッフは感じよい。
昼時で混雑していた。客層は、ビジネスマン多し。

チェックインと、手荷物エックス線検査あり。地上階で。
切符のバーコードを機械で読み、ノートに記入、切符に押印。本人確認なし。
ホームは下で、エレベーター利用。

ホームおよび車内では、一切切符チェックなし。
車掌が何度も、不審者がいないか歩いて見回るだけ。
オンライン切符購入時に、パスポート番号は提出済み。

(到着駅) = マドリッド・アトーチャ駅(スペイン)

(到着駅の様子) = 植物園風の駅で有名。エキゾチックで素敵だった。
飲食店数店、ATM、トイレ、書店あり。

(車両) = 新しくてとてもきれい。

(機内食・飲み物) =
2等は食事なし。配布物は乗車後イヤホン、到着直前に飴。

(座席) =
2等椅子そのものは、1等と同じ。
2等と1等の違いは、2−1か2−2列であるかどうかと、
2席並びの際の席間隔。1等だと2席間の横部分がややゆったりしている。

上のほうにテレビあり。この区間は、英語の映画をスペイン語吹き替えで上映。
ジョージ・クルーニーの戦争もの。

食堂車を利用。カフェ・コン・レチェは、2ユーロでおつりがくる。
食堂車は窓がとても大きく、見晴らしがいい。また座席部分の窓とは色合いが違うため
景色が全く違って見える。この差がいいと家人は楽しそうだった。
立ちっぱなしでも、天気がよければ楽しく、ずっと食堂車にいる人もいる。

(切符の入手方法と時期) = RENFEのHPから。2等のWeb割は、路線による差異はあるが、
概ね、SNCFのPrem's類と比べ、売り切れがとても早い。

乗車45日くらい前に購入した。変更・払い戻し不可。

セルフ印刷で、発券。PDFファイルを印刷したものが切符になる。刻印不要。

(価格) = 2等 Web割 24.55ユーロ (参考定価 61.3ユーロ)
割引は大きく2種あるが、ウェブ割は一番安い早割で、変更・払い戻し一切なし。
 (2008年10月 tarte_framboise 様)





Patio Dela Juderia

(経験談・感想) = メスキータの北西側にあるユダヤ人街の中をウロウロとしてい
たら、フラメンコが20:45から行われるという張り紙を店の表で見つけた。4人で行わ
れるフラメンコはタダで見られると言うこと。フラメンコは前日セビーリャで見てい
たが、もう少し見たいと思ったので入ってみた。

店内はパティオがあり、小さな舞台を囲むようにテーブルが並べられていた。19:30ころで早いかなと思ったが、予約席2カ所の横の最前列に座れた。

4人卓が4つ舞台の前にあり、その後方や舞台左右にもテーブルはあった。12卓ほどはあったか。

茄子のフリッターに黒蜜がかかった前菜 7.50ユーロとトマトとチーズのスパゲティ6.60ユーロを注文。スライスしてフリッターにした大量の茄子の上 に、甘い黒蜜ソースがふんだん掛かり、、脂っぽさと甘さに悶えた。これはセファルディ1000年の味で再現されているらしい。茄子が食べたくなった自分を 反省した。

スパゲティは、アメリカンな、やや伸びかけたパスタ。これは若者達にと書かれていた。味は可もなく不可もない。子供には食べやすいかも。

20:00過ぎ。まだ30分ほどフラメンコまで時間があったし、席がなくて入り口で待っている客もいたから、食べ終わってただ待っているのが悪いような気 がして、デザートを追加した。揚げた春巻きの皮にシナモンなどの香辛料や砂糖で味付けした胡桃、オレンジ、ナツメヤシが詰められたモスアラブスィット 4.70ユーロは黒蜜ソースの茄子の後に食べるには甘かった。これは16世紀のレシピで作られているそうだ。

コーラ1.90ユーロ、珈琲1.80ユーロ、パン0.90ユーロ

2階席もあった。

(店内の様子・客層) = パティオにフラメンコの舞台がある。天井は光が入るよう
になっていて、完全な屋外ではない。客席間は狭く、ウエイターは行き来するのに椅子を動かすことも。

客層は様々。無料のフラメンコの看板を見かけてきた人ばかりだった。

(スタッフのようすや対応) = ふつう。ウエイターや女将はフレンドリー。

(日本語・英語対応) = 日本語メニューあり。「ハポン」と言えば、日本語のメニューを持ってくる。

(予約方法) = 予約できるが、電話か、直接来店か

(10点満点で何点?) =8点
他のメニューは量も多く、盛りつけも綺麗だった。

(アクセス) = メスキータから北西に歩く。ユダヤ人街

(支払い方法) = 現金で

(その他) =フラメンコは一流とは言えないが、取りあえずみたい人には良いかも。一流の店では表情などに険しさ(そういうものなのだが)があって、笑顔でなど踊らないが、こ
こでは、笑顔で踊っていた。写真も取り放題。

(2014年8月中旬 がばい黒タン 様)


 
 
 
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