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パリから行くヨーロッパ 
Barcelona バルセロナ (スペイン)
            
 5 Jun./ 12 Dec.2010  / 1 Jan./ 1 Sep.2013経験談追加


フラツーユーザむけの簡易情報です。情報提供もおまちしています。
 

アクセス  

バルセロナ空港 バルセロナ・エル・プラット空港  [BCN]
L'Aeroport Internacional de Barcelona - El Prat de Llobregat
(AF)パリ-バルセロナ

(到着地&ターミナル) = バルセロナ空港 ターミナル1

(到着空港の様子) = 免税店がとても多く、中にはZARAやFCバルセロナの店もあった。トイレは数カ所。
(2011年8月上旬  ゆうたろう11 様)
(AF)バルセロナ-パリ

(出発の空港) = バルセロナ ターミナル1

(出発空港の様子) = ネット予約し、メール添付で送られてきた搭乗券を持参。
カウンターが、ビジネスクラス、チェックイン済み、空港で搭乗手続き、と分かれていた。
空港手続き組のみ長蛇の列。ほかはほとんど並んでおらず。

ゲートはターミナルの先端で、かなり歩いた。定刻に出発した。
(2011年9月上旬 だいだい武者 様)
(AF)バルセロナ-パリ-成田

(出発の空港) = バルセロナ空港

(出発空港の様子) = ターミナル1と2が離れていた。
パリ行きのエールフランスはターミナル1だった。

ラウンジは、手荷物検査を受けてから一度エスカレーターで降りる。
ターミナルCの端にあるエスカレーターを上がると、ある。

カフェのような椅子やテーブル、ソファの他に寝られるように照明が落とされている一角があり、寝椅子が用意されていた。

飲食店や売店は、多数ある。ラウンジで朝食のつもりだったがクロワッサンくらいだったので、カフェで何か食べた方がよかった。


(乗り継ぎ地) = パリ シャルル・ド・ゴール空港 ターミナル2E→2F(遠い方、69番ゲート)

(乗り継ぎ空港) = 乗り継ぎに70分しかなく、焦って走った。降りたときにはもう搭乗時間になっていた。

手荷物検査、出国審査は搭乗券を見せると、優先窓口の方へ誘導された。スペインからフランス経由だったので、免税手続きは最終地のパリですることになるようだが
時間がなく手続きはあきらめた。それほど高い買い物はしなかったので帰ってくる金額はたかが知れているが、もったいなかった。

成田行きは結局30分遅れだったのでやろうと思えばやれたのに。とはいえ乗り遅れたら最悪だったので、よかった。
(2011年8月下旬 茶々丸のシッポ 様)

(AF)成田-パリ-バルセロナ

(到着地&ターミナル) = バルセロナ空港 ターミナル1

(到着空港の様子) = 出発と到着は同じ階なので、飲食店、トイレは多数ある。
トイレの清潔度、大きさなどは普通。ターンテーブルに行くまでにもあるし、そこにもある。
(2011年8月中旬 茶々丸のシッポ 様)

(AF)関西-パリ-バルセロナ

(到着地&ターミナル) = バルセロナ エルプラット空港 ターミナル1

(到着空港の様子) = EU圏内からの到着なので、パスポートコントロールなし。

到着フロアは日本式2階。空港バス乗り場は1階。到着フロアに出たところで「タクシー?」と声を掛けられたが、おそらく白タク。
(2010年11月下旬 マグカップ49 様)
(JK)バルセロナ-パルマ・デ・マヨルカ

(出発の空港) = バルセロナ エルプラット空港 ターミナル1

(出発空港の様子) = 新しい空港。ものすごく広い。
出発フロアに喫煙所あり。飛び立つ飛行機を見ながらタバコが吸えるので気に入った。

出発ゲートが搭乗時刻の30分ほど前にならないと決定しない。

出発フロア自体は大きくA・B・Cに分かれる。そのブロックに行ってモニター見ながら待機。
(2010年11月下旬  マグカップ49 様)
FARGAのチョコ。
街中にも店舗は多かったが、バルセロナ空港内の店が大きくて綺麗で買いやすかった。

乗り継ぎのバルセロナ空港内に気の利いたインテリア用品の店があり、大きくてカラフルなビーチタオルが18ユーロで売られていた。1枚買ったが、ここで買えると知っていれば、わざわざバスタオルを持っていくことはなかった。


免税手続きについて。

復路は バルセロナ→フランクフルト→中部。
免税はEU最終出国地ではなく、最初のバルセロナでできた。

品物のチェックは、最も高額なロエベのバッグのみ。
それ以外の書類は、同行者の分も含めてノーチェックでスタンプが押された。

バルセロナ空港の免税窓口は警官詰所の中にあって、ちょっと緊張する。
品物は必ず持っていなければならない。
私達の前に英語を話す中年夫婦がいたのだが、品物を持っていなかったために
スタンプを拒否され、逆切れして税関職員に食ってかかっていた。

「今着ている服と靴しかない、品物は預けたんだ、お前はなんて名前だ! 
英語で話せ!! 責任者を出せ!!!」と散々な言い様。
隣で英語通訳していた女性も、口がはさめない。

職員は「俺は○○(名前)だ。逃げも隠れもしない、上司に言いたいなら言え!(意訳)」と
応戦していたが、どうも、後続の私達が気になったらしく、強い口調で
応戦しながらもポン!ポン!とスタンプを押し始めて書類を返し、「Bye, Next!」と私達を呼んだ。
私達は、なーんだ、スタンプ押しちゃうのか、と思って見ていたのだが、
それでも中年夫婦は怒りが収まらないようで、書類をもらった後でも文句を言い続けていた。

自分達が原則ルールを無視してるくせに、しかもスタンプを押してもらったくせに、
礼を言うんじゃなくてまだクレームか、とさすがに呆れた一幕だった。

職員は、私達のフランクフルト経由で中部に飛ぶeチケットをじっくり見た後で
スタンプを押してくれたのだが、ひょっとして、前の中年夫婦との戦いに疲れ、
私達にフランクフルトで手続きしろと言う気力もなくなってしまったのか。

なお、免税後の返金はバルセロナ空港内の銀行窓口で行われたのだが、
ここがまた、あまりにも作業がのろい上、2つある窓口の内の1つが30分以上も
一人の女性客への対応で機能麻痺しており、みるみる行列が伸びていった。
後方では、諦める人も続出。

私達の前に並んでいた若いロシア人カップルも「Time is money!」と流暢な英語で私達に愚痴り始める始末。
私達は多少は時間に余裕があったのと、バルセロナでしか現金で返金して
もらえなさそうな書類も持っていたので、忍耐強く並んでみた。

並んだ時点で5番目くらいだったと思うが、それでもゆうに30分は並んだろうか。
ようやく我々の番になると、返金作業はものの2、3分で終了したので拍子抜けした。
どうやら、手続きに時間を要していたのは、他の人たちはユーロ以外の通貨を希望していたかららしい。

ユーロで返金するなら素早く手続きが終わるということがわかった。

(2010年8月 azumi@az 様)
(AF)成田-パリ-バルセロナ


(到着地&ターミナル) = バルセロナ空港 ターミナル1

(到着空港の様子) = 大変新しくきれい。荷物引取り場所にトイレ、飲み物の自動販売機あり。空港内はカフェ、土産屋等あり。

バゲージ・クレームカウンターでは英語が通じた。フランス語を話す人もいた。


(2010年2月中旬 長女@とき 様)
(AF)バルセロナ-パリ


(出発の空港) = バルセロナ ターミナル1

(出発空港の様子) =
自動チェックイン機でチェックイン。荷物はカウンターへ。

AFのカウンタースタッフはフランス語も可。
多言語対応ATMが何台かあるが、日本語表示はなし。

トイレの表示もわかりやすい。

夕刻の便だったのでビジネスマンらしき人々でセキュリティーが混雑していた。思ったより時間が掛かった。

出国後に免税店あり。沢山店があるので、早めに出国して中でゆっくりするのがいい。
大き目の土産物店があり、ガウディ系のものなどバルセロナグッズが色々買える。

ZARAやCDショップもある。

空港自体が新しいので、店も沢山あるし、広い。時間があったらもっと見たかった。

搭乗ゲート付近にカフェがあり、妹の念願だった「スイッチを押すと容器内に積まれている生のオレンジがごろごろ転がって、その場でジュースになって出てく る」自動販売機を発見。セルフサービスで、マシーンの横にあるプラスチックのカップに自分でジュースを詰め(?)、カウンターで支払うしくみ。一杯2ユー ロ。甘みがあって、本当に美味しかった。最後にスペインのオレンジジュースを飲むことができて、よかった。

妹は 「サグラダ・ファミリアと同じくらい感動した」と言っていた。動作の一部始終をビデオに収めた。

ゲート付近のトイレも、わかりやすいところに困らない程度の間隔である。

(2010年2月中旬 長女@とき 様)



バルセロナ・サンツ駅
(RENFE)バルセロナ-ドノスティア


(会社) = スペイン国鉄(RENFE) ALVIA(Hendaye行き)

(クラス) = 2等

(出発) = バルセロナ・サンツ駅

(出発駅の様子) = 高速列車乗車の場合、航空機利用と同様X線検査あり。X線検査後はトイレはない。

(到着地&ターミナル) = ドノスティア

(到着駅の様子) = とにかく小さい駅なので迷うことはなかった。バール、ATM、トイレあり。コインロッカーなし。

(車両) = 座席は2-2列。

(機内食・飲み物) =
カフェテリア(4両編成の2号車にあり)。簡単なもののみ。
コーヒーが1.5ユーロ

(座席) = 2等は日本の新幹線の座席程度。イヤホンが配られ、映画や音楽が楽しめた。ただし、スペイン語のみ。

(トラブル) = 国鉄HPから切符を購入する際、大変だった。VISAカードで2度ハネられ、マスターカードで簡単に購入できた。

(切符の入手方法と時期) = スペイン国鉄HPから

(価格) = 36ユーロ


(2010年10月下旬 サムライしんちゃん 様)
(エリプソス)バルセロナ-パリA


(会社) = RENFE、エリプソス(トレインホテル)

(クラス) =

(出発駅) = バルセロナ・フランサ駅

(出発駅の様子) = 駅構内にパン屋やコンビニらしき売店があるようだったが、時刻が遅いため、すべて閉店していた。自動販売機のみ利用可能。

(到着地&ターミナル) = パリ・オーステルリッツ駅

(機体) = ツーリスタ・クラス

一つの鍵のかかるキャビン(個室)に、二段ベッドが2つ。
出発から1時間は椅子として利用し、その後ベッド型に整える。

上部に荷物を乗せる棚があった。内装は装飾的でなく、機能的。

(機内食・飲み物) = 食堂車が接続されていたが、利用しなかった。

(座席) = 二段ベッドの下段を利用。
シングルベッドくらいのサイズ。それぞれに、読書用ランプと落下防止バンド付きの小物置き場があった。

歯磨きセットとミネラルウォーターがあった。

(切符の入手方法と時期) = RENFEのサイトから1ヶ月前にWEBで予約。

予約時にブラウザのポップアップ・ブロックがかかって、切符がダウンロードできず、
RENFEに苦労してスペイン語のメールを送り、再度ダウンロード方法を教えてもらった。

(価格) = 90ユーロ

( 2009年9月 momo@labo 様)



(RENFE)バルセロナ-コルドバ:

(会社) = RENFE

(列車の種類)AVE

(クラス) = Preferente(1等)

(出発駅) = バルセロナ・サンツ駅

(出発駅の様子) = トイレ。
警備員、案内のRENFE係員多し。
窓口とは別に、小さい出店式簡易の案内所あり。
大きめカフェ数軒。お客様相談室。

上級切符所持者には、駅構内専用ラウンジ sala club(サラ・クルブ。英語だとクラブルーム)が用意されている。入口で切符チェックあり、関係者以外入れないので、スリがほとんどいないと思うとゆったりできた。

大きなソファ、テーブル、コートかけ、のみものはコーヒー・ココアなどの機械、
甘い菓子(マフィンやビスケットなど)。入口は常時2人対応。

乗車前には、チェックイン・手荷物エックス線検査がある。
通らないと列車かホームにアクセスできない仕組み。
切符バーコードをリーダーでよみ、さらに紙のファイルにも書き込む。そのあと切符にスタンプ。本人確認は一切ない。

バルセロナ・サンツ駅では、上階で、チェックインとエックス線検査。
ホームは下で、エスカレーター利用。

乗車前が厳しいかわりに、乗車後、車内では検札は無し。
ただし、オンライン購入時に代表者のパスポート番号は届けてある。

1等と2等との間には食堂車があって、往来できないようになっている。
車掌も頻繁に歩きまわり、あやしい動きがないか巡回している。

切符偽造・不正乗車ではなく、爆破物もちこみなどテロ活動への警戒感がひしひし感じられた。

(到着地&ターミナル) = コルドバ駅

(到着駅の様子) = カフェ数店、トイレ、洋服や雑貨店。広々としていて綺麗。思ったよりも大きな駅。エレベータ完備。

(車両) = AVE
3等構造。
1等 preferenteは1−2列で、間が通路。
2等 touristaは2-2列。

(機内食・飲み物) =
1等 preferente・特等clubには食事・新聞・雑誌サービスがある。

朝食:
ネギとチーズのスクランブルエッグ、ローストポテトとラタトゥイユ添え
スライスされた果物
パン(白か全粒粉かの選択制)、クロワッサン、
ジャム(オレンジ、いちご)またはトマトの選択制、
オリーブオイル、バター、ヨーグルト

飲み物
メニューには
赤ワイン3種、白ワインとロゼ1種類ずつ
カヴァ、トマトジュース(ミニッツメイド)、
コーラ、コークライト、オレンジ・レモンのファンタ、ガスいりガスなしミネラルウォーター、
オレンジジュース(ミニッツメイド)
ウィスキー、ウォッカ、ブランディーなど
ビール

ほか、コーヒーを何度か注ぎにくる。カフェ・コン・レチェがとてもおいしい。

タリスの食事のように、スナック程度かと思ったら
きちんと温かく、飛行機の機内食に近かった。
あたたかいものは、疲れた体にやさしく、ありがたかった。
人間は体温維持のため、真夏以外、冷たいものより温度のある
食べ物のほうが、ほっとするもの。


昼食:
ソーセージのオムレツ、ピーマンと松の実添え
タラのソテーと黒いピラフ
パン(白か全粒粉かの選択制)
ジャム(オレンジ、いちご)またはトマトの選択制
オリーブオイル、バター、ヴィネガー
サラダ

飲み物、コーヒーは朝と一緒。
大きく違ったのは、昼食後は飲み物(とくに食後酒)をゆっくり聞かれ
昼食が大事な国であることを実感させられる。のんびり気分を味わえた。
周囲の客はかなりのご高齢が目立ったが
みなゆったりと、食後酒を楽しんでいた。ノンアルコールものもある。

路線の違いもあるのかもしれない。バルセロナ・マドリッドはビジネス路線で
みなあまり話さないし、グループ客も少なく、客もスタッフもさばさばした感じ。
マドリッド・アンダルシアは、レジャー路線で
グループ客、働いていなさそうな層の客(高齢者など)が多く
とてものんびりした雰囲気だった。スタッフも穏やかな人に代った。

パンにトマトペーストを塗るのがとてもポピュラー。
パンを配る際に、トマト?と先に聞かれる。
オレンジとかいちごなどのジャムもあるので、そちらがよければそう言うが
皆ほとんどトマトを選んでいる。

サービススタッフは、二人組で働く。
バルセロナ・マドリッド間はちょっときつい感じの女性で、英語は全く話さない。
マドリッド・コルドバ間は、穏やかそうな人々。この後半の二人がとても素敵だった。二人ともやさしく、にこにこと感じがよい。おまけにイケメンだった。カフェ・コン・レチェと注文すると、年上のほうが年下に、'Coffee with milk'と外国人対応を教え、ほほえましかった。

短時間乗車客にも、食事を配るので停車駅が短い間は、配膳に「気迫」が感じられたが、ぶっきらぼうではない。とにかく乗った客からどんどん配ってしまっている。

(座席) =
1等は座席が1−2列。
2人席は間に肘掛あり。可動式で、上げれば少し荷物くらい置ける。

箱入りのイヤホンを配布。天井部分にTVあり。2時間程度の映画を上映。このときはNYCが舞台のアメリカもの、スペイン語字幕。ヤンキースタジアムが映っていた。

(トラブル) = バルセロナ・サンツ駅にて、Sala Club(サラ・クルブ。上級切符所持者用ラウンジ)を
探すのに手間取った。早朝でも案内スタッフはたくさん立っている。が誰に聞いても通じない。

自販機のそばにいる案内スタッフ、簡易の案内所に立つスタッフに英語で聞くが、皆英語を解さない。「どこ、どこ」と スペイン語で返されるのみ。

総じて「行き先のホーム」か「行き先の切符売場」を探しているとしか受け取ってもらえない。たずね方を変えるべしと判断。

お客様相談室の中に若い女性を発見したので、スペイン語で聞くと一発で通じた。親切な人で切符を確認した(2等は使えないので)。その後、通路を歩く車掌にも質問したが、下手でもスペイン語できくと即決だった。

駅で外国人が困っていても、誰も普通クラブルームを探しているとは思わないんだな、東京でもそうだなと思った。

(経由駅) = 乗継ではないが、途中マドリッドで、方向転換と車内清掃のため、全員外に出された。
方向転換・清掃しますよ、全員外に出てください、というアナウンスがよく聞きとれず、座席にいると、周囲のスペイン人が親切にジェスチャーで示した。回転する手の動きと、外にいこうというしぐさ。なるほど。ありがたかった。

動くのが大変な高齢者は、作業の邪魔にならない程度に中にいてもかまわない。

この、座席方向転換がのんびりしていて、スペインらしい。

椅子は回すだけだが、テーブルは、一つ一つはずして、通路まで運んで、また戻す。手間が大変だ。日本なら、回しやすいテーブルに最初からするだろう。この無駄がいかにも効率を求めないお国柄だと面白かった。


(切符の入手方法と時期) = RENFEのウェブサイトから。
バルセロナからコルドバへゆく線は、途中必ずマドリッドを経由する。マドリッドで終わる列車は、割引価格で放出されるが(2等のみの激安早割、その他2 等・1等共通の、7日間前までキャンセル可能な割引など。) 朝2本ある、コルドバまで伸びているものは、割引が全くない。

日付をおいてHPを数度操作し、売れ行き状況をつかみ乗車20日ほど前に購入。VISA利用。

発券方法はセルフプリント。PDFファイルがを印刷したものが切符。刻印不要。

(価格) = 1等preferente 184.5ユーロ 定価
(2008年10月 tarte_framboise 様)
(RENFE) AVE コルドバ-マドリッド

(搭乗時期) = 2008年10月

(会社) =  RENFE (列車の種類)AVE

(クラス) = 2等 preferente

(出発駅) = コルドバ駅(スペイン)

(出発駅の様子) =
駅自体、改装後あまりたっていない、光がよく入り、現代的で明るい設計。
見晴らしがよく、スリが働きにくそう。

カフェ数軒、トイレ、ショップ数店。洋服店、おもちゃなど子供もの、菓子屋など。
いずれも新しくきれいで、外からよく見える。

カフェ一軒を利用した。サンドイッチと、カフェ・コン・レチェ2杯で 約7ユーロ。
サンドイッチは生ハム入りの種類が多い。家人が、生ハム以外を希望したため
ジャガイモとピーマンのオムレツ入りを。
サンドイッチは加熱するが、中が冷たかった。ファストフード風だが綺麗でスタッフは感じよい。
昼時で混雑していた。客層は、ビジネスマン多し。

チェックインと、手荷物エックス線検査あり。地上階で。
切符のバーコードを機械で読み、ノートに記入、切符に押印。本人確認なし。
ホームは下で、エレベーター利用。

ホームおよび車内では、一切切符チェックなし。
車掌が何度も、不審者がいないか歩いて見回るだけ。
オンライン切符購入時に、パスポート番号は提出済み。

(到着駅) = マドリッド・アトーチャ駅(スペイン)

(到着駅の様子) = 植物園風の駅で有名。エキゾチックで素敵だった。
飲食店数店、ATM、トイレ、書店あり。

(車両) = 新しくてとてもきれい。

(機内食・飲み物) =
2等は食事なし。配布物は乗車後イヤホン、到着直前に飴。

(座席) =
2等椅子そのものは、1等と同じ。
2等と1等の違いは、2−1か2−2列であるかどうかと、
2席並びの際の席間隔。1等だと2席間の横部分がややゆったりしている。

上のほうにテレビあり。この区間は、英語の映画をスペイン語吹き替えで上映。
ジョージ・クルーニーの戦争もの。

食堂車を利用。カフェ・コン・レチェは、2ユーロでおつりがくる。
食堂車は窓がとても大きく、見晴らしがいい。また座席部分の窓とは色合いが違うため
景色が全く違って見える。この差がいいと家人は楽しそうだった。
立ちっぱなしでも、天気がよければ楽しく、ずっと食堂車にいる人もいる。

(切符の入手方法と時期) = RENFEのHPから。2等のWeb割は、路線による差異はあるが、
概ね、SNCFのPrem's類と比べ、売り切れがとても早い。

乗車45日くらい前に購入した。変更・払い戻し不可。

セルフ印刷で、発券。PDFファイルを印刷したものが切符になる。刻印不要。

(価格) = 2等 Web割 24.55ユーロ (参考定価 61.3ユーロ)
割引は大きく2種あるが、ウェブ割は一番安い早割で、変更・払い戻し一切なし。
 (2008年10月 tarte_framboise 様)











バルセロナ港 (クルーズ船 発着)
テーマをもった旅 > クルーズ > 西地中海の港 参照



見どころ

サグラダ・ファミリア
(アクセス方法) = 地下鉄「サグラダ・ファミリア」を出てすぐ。

(入場料) = 大人14.8ユーロ。正規は13.5ユーロ。これに、予約と発券の手数料が1.3ユーロ加算される。教会のWebから入場券を予約、自宅で印刷。予約時に、時間帯を指定する。この時間内に入場すればオーケーのよう。塔にのぼるエレーベーター料金は別途。

当日は、午前11時〜12時を指定。11時過ぎに到着したが、長蛇の列。列は受難のファサードのある入口から半周、反対側の生誕のファザードまで続き、いったい何がどうなっているの、と一瞬、面食らった。

一般入口のすぐ右横に、予約者用の入口があるが、ちょっとわかりにくい。自分でバーコードリーダーにチケットを読み取らせる方式。予約しておくと、かなりの時間の節約になる。

(雰囲気や感想) =  申し訳ないが、私の感想は、「立派な建築物だ」とは思う。が、それ以上の感動はない。ガウディにさしたる興味がないからか、感情も高ぶらない。要は、料金と中身が合っていない気がする。

これが、無料、あるいは3〜5ユーロ程度だったら、「いい体験」をさせてもらったと思うだろう。現実には13ユーロ以上と、かなり高めの設定。ユーロ高 下、2人で4,000円近い出費。個人的には、元を取らなければと思いつつ、「なんだかなあ」と思ってしまう。同行者も、同じ感想。

まるで、島根の石見銀山が世界遺産登録された直後を思い出す。当時は観光資源としての整備がいまほどなされておらず、東京あたりから来た客は、「詐欺なんじゃない」とため息をついていた。

サグラダ・ファミリアの場合、そこまでひどくはないが、テレビや雑誌での宣伝があまりに巨大な幻想を生んでしまったということか。テレビの見過ぎはよくないということか。
個人的には、周辺から眺めるだけで十分だった。もちろん、入場しないことには、その実態がわかろうはずもないが。

ついでにいうと、思ったほどデカくはない。他を圧するほどの威容を想定していると、肩すかしを食う。威容という点では、ケルンやメッスの大聖堂のほうが上の気がする。

(車椅子・高齢者対応) =

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 30分。なんとかと粘ったが、飽きた。

(印象的だったもの) = ファサードあたりから、外の観光客の列や、ひっきりなしに通る観光バスを見ていると、いかにここが超人気スポットかがよくわかる。

(飲食店&ショップ情報) = 館内に飲み物の自動販売機があり、びっくり。

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)
サグラダ・ファミリアの入場券Web購入。
時間指定の前売り券を購入したかったが、手持ちのクレジットカード全てが認証されず、買えなかった。
(2011年8月下旬 だいだい武者 様)
やはりサグラダ・ファミリアの外観に圧倒された。
内部は、外観に反してモダンですっきりしており、エジプトの神殿の柱を彷彿とさせられた。

1月5日のバルセロナのサグラダファミリアは大混雑で、入場に1時間かかった。
(2010年12月/2011年1月 羊のどんざえもん 様)

(アクセス方法) = メトロL2・L5 Sagrada Familia駅下車すぐ

(入場料) = 大人12ユーロ

(内部の雰囲気や感想) = 素晴らしい教会。入口が受難の門が個人用・生誕の門が団体用になっていた。エレベーターは受難の門側にもある。何分、”建設中”の為今後も変更があるかも しれない。9時頃到着したら、チケット窓口は既に行列ができていた。行列の進みは早かった。エレベーターの代金はエレベーター内で支払う(人がいる)。

(車椅子・高齢者対応) = 塔の復路は階段だった。

(子供向け?) = わからない

(所要時間) = 今回の場合、塔に登り展示室を見学し、売店に寄って3時間弱。

(印象的だったもの) = 塔からの市内を見渡せる。

(飲食店&ショップ情報) = ショップに、日本人のレジ担当者がいた。

(2010年4月 おなかいっぱい 様)

強風でサグラダファミリアのエレベーターが停止していた。やはりオフシーズンをなめたらいかん、と実感。
(2010年2月 長女@とき 様)
サグラダ・ファミリアが予想以上に相当よかった。塔にあがった。
入り口付近の塔はエレベーターに行列ができており、30分待ちであったが、奥の方の塔のエレベーターは全く人がおらず、すぐ上れた。

船からのエクスカーションで行った人たちは塔に上れなかったらしいので、ここは自分たちで行って正解だった。
(2009年3月下旬 はちみつのふるーちぇ 様)
個人で朝から訪れ、ゆっくりと座ったり、石のひとつひとつ、光線の差込、外装などを楽しんだ。 

売店はけっこう土産にいい品物が揃っている。
(Chun3)





リセウ大劇場 Gran Teatre del Liceu
(アクセス方法) = 地下鉄「リセウ」駅を出てすぐ。

(雰囲気や感想) = バルセロナのオペラ座。前世紀末に一度焼けて、再建だが、古典的なゴージャス感が漂う。おまけに、しょぼそうな外観からは想像できないくらいの容積があ る。規模からすれば、ウィーン、ミラノ、ミュンヘン、パリのガルニエ座とほぼ変わらない。豪華さでは、ガルニエ座、ミュンヘンのバイエルン歌劇場あたり と、どっこいどっこいといったところ。オペラ座らしいオペラ座。2夜連ちゃんで見物。

1夜目がドニゼッティの「愛の妙薬」 3階のバルコニー席、98.5ユーロ。

2夜目がロッシーニの「イタリアのトルコ人] 4階のバルコニー席、43.8ユーロ。
いずれも、20時開演、休憩1回。「愛の妙薬」が終わったのが23時すぎ、「イタリアのトルコ人」は23時半ごろ。

「愛の妙薬」は、いままで見たことのない盛り上がりよう。主役のテノール、ロランド・ビリャソンは、一時声帯障害で休んでいたものの、当代屈指の人気歌 手。彼のバルセロナ登場で盛りあがったのか、あるいは歌手全体の勢いに沸き上がったのか、そのへんはわからない。ビリャソンがキメのアリアを歌い終えたあ との拍手の長いこと。60秒くらいはつづいたような気がする。大して見ているわけでもないが、ミラノでもミュンヘンでもこれほど長い拍手を見たことがな い。もう終わるだろうと思っても、何度も拍手の山が来て、終わらない。世界で一番拍手が長いと思われる東京でも、ここまで長くはならない。

カーテンコールも凄まじく、かつ長い。有名オペラ座がやって来たときの東京を思わせる。びっくりしたのは、カーテンコールのさなか心憎い演出仕掛があった こと。ふと気がつくと、インチキ薬売り役の歌手が手下を引き連れ、客席後方から中央通路を歩いてきている。手下らは、飴か何かを客に配り歩いている。イン チキ薬売りはオーケストラピットにたどり着いたところで、観客側を振り向き、得意の陽気なホラ歌を歌いはじめる。

オーケストラも演奏をはじめる。観客はやんややんやの拍手。手拍子をはじめたところで、インチキ薬売りは、制止のポーズ。「手拍子はいいから、俺の歌を楽 しんで」と、ふたたび歌いだす。歌うこと2回。インチキ薬売り歌手も、当代屈指のはまり役で、沸かせのツボを心得ているといった感じ。

またバルセロナの人たちは、陽気な戯れ歌が好きなよう。これで盛り上がらないはずがなく、観客はいつまでたっても帰らない。

オペラのカーテンコールでは、ふつうコンサートでよくあるアンコール演奏はしない。私自身知っているのは、パリのシャトレ座がオッフェンバックの「天国と 地獄」をやったときの録画くらい。このときは、カーテンコールで有名なフレンチ・カンカン踊りを何度もやっていたが、生では見たことがなかった。

22時30分過ぎに終演予定が、気がつくと、23時を過ぎようとしている。バルセロナの観客の熱さと、それに応えようとするオペラ座、歌手らの意気込みを感じた。じつに楽しい時間を過ごせ、名残惜しくもなる。

「イタリアのトルコ人」は、喜劇だが、台本の苦労がしのばれる作品。前夜ほどの盛り上がりこそなかったが、観客は好意的に受け止めていた。

いいことずくめのオペラ座のような気もしてくるが、問題は値段。それと、馬蹄形による見づらさ。大陸では、ウィーン、チューリヒ、ミラノと同レベルに高 い。演目によっては、パリよりもずっと高い。歌手を揃えた「愛の妙薬」は、高い価格設定で、最高が200ユーロを超える。100ユーロの席でも、馬蹄形の かなり横になり、舞台の3分の1くらいが見えない。安い価格設定の「イタリアのトルコ人」の場合、50ユーロ程度で舞台全体をなんとか見渡せたが、人気演 目となると、そうはいかない。お金を持ってなきゃ、フルには楽しめないということ。ただ、それだけのお金を払ってもいいという客が多いことに、バルセロナ の民力、経済力を見るような気もする。

チケットは、同オペラ座のWebから入手。カードの認証の障壁が1段階上のタイプで、最後にパスワードやら暗唱番号が必要になる。自宅パソコンによる発券を選択。オペラ座の入口で、バーコードを読み取る方式だが、いまのところ従来型のチケットを持つ客が圧倒的に多い。

字幕は、前の椅子の背もたれ裏にある。スペイン語はもちろん、英語、仏語あたりを選択できる。英語力のある人には、重宝だろう。ただ、この背もたれ方式、舞台と字幕の目の往復にやや無理を感じないでもない。

オペラ座内では、飲食もそこそこに楽しめる。ワインやカヴァが4ユーロ前後。ビールが3ユーロちょい。パンの上にハムやらつまみを乗せた皿も人気。小腹く らい足せる。2階に飲食を楽しむ大ホールがあり、ここがまた豪華。4階にも、バーがある。日本人はわずかに見かける程度。

オペラ座の地階は売店になっていて、昼間、ここでオペラ関係のものを買える。

オペラがはねたあと、23時台のリセウ通りは、まだ賑わっている。営業中のバルも、ちらほらある。治安の面で問題はさほどなさそう。周辺のホテル、地下鉄で1駅先のカタルーニャ広場周辺のホテルまで、歩いて帰って、何の問題もない。地下鉄はわからないが、

地上に関しては、パリ・バスティーユ界隈の同じ時間帯に比べ、ギスギス度が2段階程度下。

(車椅子・高齢者対応) = リフトは、なかったような気がする。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう


(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)



サン・ジュセップ市場 ボケリーア市場(Mercado de la Boqueria)
(アクセス方法) = ランブラス通りの西側。リセウ大劇場の北。

(雰囲気や感想) = バルセロナ繁華にある市場。地元民のみならず、観光客でおおいに賑わっている。肉、燻製類、魚、野菜、果物、キノコなどが並べまくられ、軽食スタンドもある。なかには、韓式スナックのスタンドも。

観光客の最大の人気は、果物ジュース、果物カットのカップ詰め、果物のアイスバーのよう。さまざまな種類のジュースがカップ入りで並べられているさまは、 南国的で、かつ壮観。ジュースは、1.5〜2ユーロ。値段の差は、立地と冷し具合か。砂糖が補てんしてあるとはいえ、イチゴジュースは、たっぷりとした 味。オレンジジュースは、まずまず。

ジュースのカップは氷の中に突き刺してあるとはいえ、そうは冷えていない。これだけが、物足りない点。東京や大阪のデパ地下には、よく生ジュースのコー ナーがある。あそこでは、氷の粒々が混じっていて、蒸し暑さの中で一服の清涼剤となる。そこまで蒸さないバルセロナでは、これで十分ということか。東京や 大阪の生ジュースよりはるかに安く、おトク感がある。

冷え方の足りないジュースを飲んでいて気になるのは、氷の上に置いてある魚。ガラス板で外気を遮蔽していないから、魚肉の温度はそう冷えていないだろう。 たしかに氷と接している部分は低温でも、それ以外は怪しい。日本人からすれば鮮度管理に問題を感じるのだが、ヨーロッパではバルセロナにかぎらず、この方 式。魚には、ややアバウトなところがあるようだ。

ガイドブックには20時30分に閉店とあるが、20時前から片づけがはじまっていた。
 
(車椅子・高齢者対応) = 通路の狭さは問題。

(子供向け?) = 子供でも楽しめそう

(所要時間) = 20分もいれば十分。ただ、近くに宿泊していれば、毎日来る価値もありかと。

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)
サンジュセップ市場は、にぎやかで見ているだけで楽しかった。羊頭が不気味にごろごろしている店もあるので、気の弱い人は内臓系の店は見ないようにしたほうがよい。
市場内のレストランGardunaで食べたムール貝の煮込みは美味しく、スープも残さず食べてしまった。

(2007年11月 estrella@うさ 様)



 
その他
 
グエル公園。トカゲはもちろんのこと、上の広場で子供向けにシャボン玉の大道芸を
している人がいた。子供がとても喜んだ。子供は、この公園を一番気に入った模様。

スペインでパエリアを食べないわけにはいかないので、とりあえず、グエル公園から
地下鉄の駅に向かう途中にあったバールのようなところでパエリアを食べた。
焼きが少し甘いようにも感じたが、味はおいしかった。


カー・ルージュの様な巡回観光バスに乗ったら、渋滞で進みが悪いうえに乗る人が多くて、待った挙句、定員オーバーで乗れないということもあった。サグラ ダ・ファミリアやグエル公園に移動するのに予想以上に時間がかかった。後で、船の日本人コーディネーターに聞いたところ、そこまでの混雑は珍しい、とのこ と。翌日の1月6日が東方三賢人の祝日なので、5日も休みの人が多く、観光客が集中した模様。

(2010年12月/2011年1月 羊のどんざえもん 様)
グラシア通りはパリのシャンゼリゼ通りのようで、街路は綺麗だし、突然、変わった建物がでてきたりするし、町歩きが楽しかった。

バーゲン後半の時期だったが、ショッピングもそれなりに楽しめた。高級ブランドだけでなく、インテリアやキッチングッズを売る店が多かったのも嬉しい。

選んだ2軒のレストランはどちらも美味しかったし、市場で飲んだスイカ・ジュースも美味。通りすがりのバルで、モヒートとピンチョスを楽しめたのもよかった。

実質1日半しか観光時間はなかったが、メトロ・バスの2日券を買ったのも正解だった。
全く下調べはしていなかったのだが、バス停にある路線図を見ながらグエル公園にも
ミニバスで楽に行けたし、グラシア通りを2区間くらいバスで行ったり来たり、炎天下での体力温存にも役に立った。元が取れたかどうか計算はしていないが、思い立った時にメトロやバスを使えたという意味では、買ってよかった。

ただし、観光も食事も買い物も達成できた、とは言えない。また、周辺の地を観光しながら、ちまちまとバルセロナに立ち寄ってみたい。

(2010年8月 azumi@az 様)
8月のバルセロナ

バカンスに突入しており、レストランの予約に苦労した。

この時期は、ミシュランの星付きレストランは1軒も営業していなかったかもしれない。
2泊するので、1日はホテルに勧めてもらい、もう1日は日本の雑誌やブログなどから営業している店を探し当てた。

逆に、バルセロナのホテルは、選択肢がありすぎて困った。試したいレストランの入っているホテルにできれば楽なのだが、肝心のレストランが営業していない。結局、レストランのことは忘れて、ホテルの雰囲気と立地重視で決めた。

(2010年8月 azumi@az 様)
バルセロナ空港からホテルまで。

ツアーのドライバーが待っても来ない。到着後50分までしか待てない、とバウチャーに書いてあるのに、50分経っても会えなかった。到着ロビーに残ってい るのは私たちの他に、すごく怖そうな男性だけ。あの人か、違うか、と冷や汗かいていると、小ぎれいな紳士が登場。 「いやー ごめんごめん、サッカーで道 が混んでてさー!」

ホテル近くに行ったら、メルセ祭という祭りでホテルに近づけない。「ごめんね!頑張って!ホテルはあっちだよ!」とタクシーから降ろされた。結果、大きなスーツケースをゴロゴロしながら、大混雑の中を500m先のホテルまで歩いた。スリなんかも怖かった。

私は予想外な事態に笑っていたが、友達は震えていた。祭りには要注意だ。
(2009年9月 さくさく131 様)
グエル公園に向かう際、最寄りの地下鉄駅で降り、地上に出たら、グエル公園はこっち、という矢印があった。全く疑わず、それに従ったが、かなりの遠回りであった。

しかも辿り着いたのは完全に裏口で、ドッグランで犬を走らせている人とか、発声練習している人しかいなかった。公園内の地図に従い中央広場を目指したが、
途中で門にぶちあたった。向こうには大勢の観光客が・・・・。

乗り越えようと思ったが、外国では何が罪になるか分からないし、と、しょうがなく公園内の来た道を引き返し、公園の外周に沿ってやっとのことで観光的な入り口にたどりついた。まぁいい経験か。

地下鉄駅からでた当初から、ガイドブックの地図を見て、その方向に歩けばよかった。

(2009年3月下旬 はちみつのふるーちぇ 様)
カサバトリョ、グエル邸は音声ガイド付きの入場料設定。ガイド内容は歴史的背景の説明が長く、結局聞かずに回った。

着日にカサ・ミラの屋上に上った。有名な煙突の向こうにサグラダファミリアが見え、
バルセロナに来たことを実感した。8階の階段を上る価値があった。

(2011年8月 だいだい武者 様)
各種 Web購入

カタルニア音楽堂ガイドツアーの、時間指定前売り券、カサバトリョ割引前売り券。いずれもWebで事前購入でき、行列を回避できた。
(2011年8月 だいだい武者 様)

バルセロナのサグラダファミリア・カタルーニャ音楽堂のチケットをインターネットで事前購入しようと試みても、ことごとく弾かれた。参った。

VISA・MASTERでも日本のカードは弾かれやすい、とは聞いていたがここまでとは・・・本当に頭が痛かった。
(2012年2月 MARCOポーロ 様)
バルセロナの夜の旧市街を歩きバル巡り。
タパスは全て美味しかったし、ガイドのおかげで充実した時を過ごせた。(2012年2月 MARCOポーロ 様)
ストライキ

バルセロナの滞在中に、スト。
電車・地下鉄・バス全て運休。美術館も休館。店も休みが多かった。
街中は、デモ隊と警官隊だらけで、ゴミ箱がひっくり返って中身が散乱したり、大変な荒れよう。意地で徒歩で周ったが、初日にものすごく疲れた。
(2010年9月 fashion nugget 様)
スリ

地下鉄に乗り込んだ際に、3人の男性に行く手を阻まれ、ドア近くの隅に追いやられた。
やばい、有名な囲い込みスリか、と思って男性2人の隙間を両手で広げ、脱出した。
脱出後、それを見ていた別の男性がその3人組に何か言って、3人組は出て行った。
乗った駅でそのまま降りたので、確実に普通の乗客ではなかったと思える。
その声をかけた男性は、何か注意してくれた様子だった。
(2009年3月下旬 はちみつのふるーちぇ 様)


地下鉄ではスリに遭い、一日残したバルセロナ・カードをスられた。その日の晩は嫌な気持ちでいっぱい。(2010年6月 moshi2kame3 様)


バルセロナの地下鉄エスカレーターで、同行者がスリに遭った。 急停止スリというやつらしい。幸いファスナーを開けられた後、一番上に入っていた帽子が落ちて気付いた。被害はなかったものの、精神的にダメージを受けた。

その後は、地下鉄は極力避け、なるべくバスを使うようにした。旅も
後半に差し掛かり、少々油断していた。

マドリードの方が治安が悪そうと警戒していたが、観光客の多さと地下鉄の通路の
長さを考えるとバルセロナの方が神経を使った。
(2011年7月  miffy\patty 様)


サッカー  

サッカー観戦
同行者の唯一の要望だったので、実現できてよかった。試合内容にも恵まれて、大満足。

翌日にはスタジアムツアーも堪能。行くまでは「単なるサッカー場見学」くらいにしか
思っていなかったが、さすが世界有数のクラブ(FCバルセロナ)!  ちゃんとツボを押さえた展示・見学コースになっていて、2時間近くかけてゆっくり見学した後、最後にはグッズ売場にてバルサグッズを買ってしまう程に。

(旅の手配で困ったことは?) = サッカー観戦の日程。
スペインのリーグ戦の日程は一週間程前にならないと確定しない。テレビ放映権の都合らしい。土曜開催予定となっていても日曜になることもあるし、試合開始時間も未定。そのためバルセロナに金曜日から月曜日まで滞在しなければならない。

通常スペインのツアーは殆どが周遊タイプで、一都市滞在日が1〜2日のものばかり。

パッケージツアーでは都合上、無理だった。飛行機とホテルだけの手配では言葉に不安があるし、同行者は海外旅行に不慣れ、新婚旅行なのである程度自由はありつつも
押さえるべき名所はガイド付きでちゃんと観光したい。ということで、オーダーメイドで旅行日程を作成、手配できる会社を探した。

サッカーチケットが高額だった。
日本の代理店で手配したら、人気のカードだと10万円越えも。当初希望した試合が、超人気カードで一人12〜14万円とのこと。もう一度旅行に行けるじゃないか・・・ということで諦めた。
(2012年5月 マキヒロでバルサ 様)
カンプノウでFCバルセロナの試合観戦。しかも間近で。
(2012年2月 MARCOポーロ 様)


レストラン、カフェ
 

Lasarte Restaurante  ラサルテ

ミシュラン2つ星。おそらくは、格式、値段ともバルセロナ屈指のレストラン。いまのスペインというかバルセロナを代表するようなレストランの一つと思う。
話に聞くと、バスクのサン・セヴァスチャンにある3つ星レストランのバルセロナ出店らしいが。

昼食に。14時開店で、一番乗り。

まずは、大きなメニューが手渡され、自慢の料理がどうこうといった説明がある。そのあと小さなメニューが手渡され、これがおトクなランチ・メニュー75 ユーロとなっている。何の迷いもなく、この店最安のランチを選択。昼食のメニュー表は、あとで記念にということで、手元に置いてくれる。

付き出しをいくつか、そのあと前菜3皿、主菜1皿、デザート1皿、小菓子という構成。主菜は、牛のフィレ肉か兎肉かを選べる。

最初の付き出し 、5つのスナックを1つの盆の上に出す。球形のミニコロッケ、クリーム状の飲み物、金柑んの中に詰め物を入れたもの、オリーブにグレープフルーツを突き刺したもの、なぜか袋入りのナッツ。見た目に美しく、この店の美的センスを感じさせる。

つづく付き出し 鰻の燻製のミルフィーユ。量はほんの少し。上面は砂糖でパリパリに固めてある。響くものはないが、上質感たっぷり。

つづいて、二十日大根のガスパッチョ。これまた量はわずか、酸味が涼やか。

途中で、パンが登場。同時に、オリーブオイルとバター。バターは5種が、クレヨン状になっている。味は失念したが、赤、緑、黄色、茶色、白色と揃うと、じつに綺麗。いわゆる「食べるのがもったいない」状態となる。バンは、柔らかめ。

十分に胃腸をならしたところで、ここからが前菜。

前菜1皿目 野菜のサラダ。仏のミシェル・ブラの有名な皿・野菜のガルグイユを思わせる美しさ。ミシェル・ブラほどではないにせよ、楽しませてくれる。ただ量はそれほどでもなく、そこが残念。

前菜2皿目 イベリコ豚のハムを使ったスープ。皿の中に、ハムとオクラが置かれていて、これにポタージュを注ぐというもの。重さ、くどさがなく、軽やかな感じ。

前菜3皿目 リゾット。マッシュルーム、雲丹、チーズが混ざっている。メニューを見れば、海鼠までも。グレープフルーツも混じっていて、その酸味がいいアクセントになっている。これが、魚料理の代用といったところか。

主菜 兎肉は、じつにクセのある皿。焼き方を訊かれなかったから、ミンチ系かと想像していると、その通りとなった。内臓や肉のミンチに血までが混ざり、ヌ チャヌチャした食感。えぐみというか、ホルモン感が強く、内臓料理を苦手とする者は辟易しそう。緑色のソースも救いにはならず、ワインの助けを借りて、よ うやく平らげることができた。これまでの軽みのあるスマートな料理からは、一転している。量が多かったら、白旗を掲げていたところ。

乏しい経験を振り返っても、兎料理には当たりハズレがあり、今回は私にとってハズレとし言いようがない。

主菜 一方の牛のステーキは王道の味。フォワグラのソースに芋とベーコンのミルフィーユ。これが、じつにうまい。牛肉と芋を口直しにもらうことになった。

デザート マンゴーのソルベと冷たいフルーツ味のケーキ。ケーキはさほど甘くなく、実に柔らかい。同行者はパクパクと平らげていたが、ケーキを苦手とする私は、半分残すことに。

小菓 マカロン3種。

ワインリストは、ぶ厚い。スペインワインがこれでもかと揃っている。一方、仏国のワイン、とくにブルゴーニュ・ワインの品揃えはさほど多くなく、やや高 め。というわけで、スペインワイン、それも安めを適当に選んだ。価格的には40ユーロ台からある。上を見れば、数百ユーロまである。

ここで、ソムリエ君が茶々を入れてくる。「そんなワイン、ダメダメ。それなら、同一価格帯で、これにしたら」と勧めてくる。お勧めに従い、クエストという銘柄の2010年を飲むことになった。49ユーロ。ラベルをよくは見なかったが、カベルネ系。十分いけるワイン。

食前酒には、カヴァ1杯12ユーロ。たしかに、そのへんで飲むカヴァよりも美味だが、あとでその値段を見てびっくり。これでは、シャンパン価格。名店になると、カヴァの格と値段も上がるということか。水4ユーロ。コーヒー4ユーロ。

兎肉を除けば、全体に軽やかで、美しく、品のいい料理。「そうきたか」「へぇー」といった驚きも随所にある。少量で多くの皿が出るのが、このところのスペインの名店の傾向らしいが、その線をいっている。その点で、日本人好みのレストランといえそう。

最後には満腹となるが、まだ何かはいる余地を残して終わる。このあたりも、胃袋の小さめの日本人にとってはありがたい。ただ、ガツンとした料理を食いたい人には、やや物足りないかも。

(店内の様子・客層) = 店内は、シックにまとまっている。華美な感じはなく、日本的にいえば「わび」を取り入れながら、高級感を醸しだしているといったところ。最後には満席と なったが、ほとんどの客はネクタイをしていない。無論、おしゃれな格好であり、野暮天はいないのだが、このちょっとだけくだけた感じが、居心地をよくして いる。

(スタッフのようすや対応) = 実に、すばらしいの一言。大舟に乗った気分とは、このこと。日本の漫画で、すぐれたスタッフを従えて仕事をしているときの気分を「まるで、高級外車に乗っているかのよう」と表現しているコマがあった。まさに、その気分。

スタッフはよく目配りがきいていて、ワイン、水もすぐに注ぎ足す。愛想もいい。最後、帰り口では、シェフが握手までしてきた。

(日本語・英語対応) = 英語メニューあり。英語は十分に通じる。

(予約方法) = このレストランがはいっているホテル「コンデス・デ・バルセロナ」のWebから。

(10点満点で何点?) = 8点。

(アクセス) = グラシア通りに面している「コンデス・デ・バルセロナ」の地上階。レストラン専用の入口もあるが、多くの客はホテル内からはいってきている。

(支払い方法) = VISA

(2013年5月下旬 葦原のしこお 様)
 




Alkimia アルキミア
サグラダ・ファミリア周辺地区。

ミシュラン1つ星レストラン。日本のガイドブックにもよく紹介されている。

昼食。コース料理、アラカルトもあるが、ランチを選択。税抜き価格が36ユーロ程度だから、安い。何が出るかは記述されていず、あらかじめメインを肉にするか魚にするか訊かれる。

ランチは、簡単な 付き出し2品と、きっちりした料理3皿、デザートからなる。これに、水、ワイン、コーヒーまでがタダでつく構成。

最初の付き出し  マカディミアナッツ入りの薄いパイ。チーズ味。けっこう食べごたえがある。

つづいて、小さな飲み物。メロンとトマトを混ぜたようなジュースに、オリーズオイルが浮いている。グラスの上には、やや乾燥させた生ハム。生ハムメロンの変わった楽しみ方といったところ。

第一の皿 鯖の薄切りと野菜のサラダ。アンチョビのソースとチーズも混ぜてあり、上にはハーブのソルベが散りばめられている。翠色のソルベ゙が宝石のよう に映える。ワケのわからない味だが、「ほう」「考えてるね」と感嘆させられる。ただ、鯖の生臭さ、アンチョビや塩味の強いチーズで封じ込めようとしている が、できていない。

第二の皿 トリッパと思われる内臓の煮込み。これに生卵、フォアグラ、泡立てたソースがからむ。意外にあっさりした感じで、サラッと食えるが、あとで胃に来る感じ。生卵を使ってあるせいか、すき焼き気分。

第三の皿 主菜となる。肉は、牛肉。ソースがうまく、納得の味。量的にも満足。一方、魚はヒメジ系のポワレ。ずいぶんと身厚で、選択した同行者は「美味しい」とのこと。ただ、私には違和感。生臭さが残りすぎていて、鮮度に疑問を感じた。

個人的に、日本では毎日、魚を食っている。自分でおろすこともある。それも、鮮度のいい奴から内臓がぐちょぐちょの奴まで。そんな生活を送っていると、 ヨーロッパの人たちの魚への鮮度感覚がおおらかすぎるように感じる。一度感じはじめるとキリがなく、この店でもそれを感じた。同行者が満足しているから、 あれこれ小姑のようなことを言う必要はないのだが。 

デザートは、小さなラズベリーをたっぷり使った、冷たい皿。バニラアイスの下には、チーズ。ラズベリーの酸味がここちよい。

このあと、コーヒー、小菓子。小菓子は、マシュマロの焼いたようなもの。餅とマシュマロの中間のような食感らしい。

この店の売りは、パンのよう。ピレネー山脈以東で主流のカタめのパンではなく、柔らかめ。しかも、味がついている。これも一つのあり方で、同行者は気に入っていた。

全体的に、料理の温度と食感から来る刺激が楽しい。無茶苦茶うまいと言わないが、創意工夫があり、気持ちのいい料理。これで、40ユーロ以下だから、おトクではないか。
食前のビールが 1杯 3.5ユーロ。これまた良心価格。


(店内の様子・客層) = 間口は狭いが、奥行きはかなりある。鰻の寝床式。日本人をはじめアジア系の比率が、やけに高い。入口付近の5卓は、私らを含めアジア系が座っていた。なかには、一人客も。あれこれメモをとっていたから、同業者か。

日本人客には、企業人2人組も。残念なことに、話し声が通路を挟んだ私どものテーブルへ丸聞こえ。いったいどんな仕事をしているんだろうとプロファイリン グしていると、こちらの会話が少なくなる。そのうち、彼らは国際化できない日本人の悪口で盛り上がったため、一時、飯がまずくなった。他人の話にあまり聞 き耳を立てるものではない、という教訓。

服装は、ラフ。ネクタイ姿は見なかった。

(スタッフのようすや対応) = フレンドリーだが、けっこうアパウト。料理の説明もなしに立ち去ることも。おそらくは、スタッフの数不足。忙しくて、何かを忘れる時間帯があるよう。

加えて、昼食時間帯に1テーブルを2度回すケースもあるようだから、なかなか暇にはならない。

(日本語・英語対応) = 英語メニューあり。英語は通じる。

(予約方法) = レストランの直営Webから。直営Webには入店時刻の記入欄がなく、そのままにしておいたら、先方から「来店時間を知りたい」というメール。返信ののち、予約完了のメールが来た。

(10点満点で何点?) = 8点。

(アクセス) = 地下鉄「サグラダ・ファミリア」から10分程度。カタルーニャ広場方面から歩いて行こうとしたら、途中で同行者がエンスト、タクシーに。場所は不明だが、タクシーで3ユーロ。下町っぽい通りに面し、目立たない入口。

(支払い方法) = VISA

(203年5月下旬 葦原のしこお 様)
 




Irati イラティ
ランブラス通り界隈


入口はバル。奥のほうは、レストラン形式。ときどき、ミシュランガイドや雑誌などに紹介されている。

23時過ぎ、リセウ大劇場でオペラがはねたのち、入店。けっこう遅い時刻帯であるが、カウンターは混雑している。ゆっくり酒を飲みたかったから、奥のレストランで、着席して食う。

レストランエリアでは、メニューを渡される。軽い食事というより、しっかりした食事になる。中途半端な気持ちで入店したため、腹の準備が万全ではなく、1人1皿にする。

1人は、豚肉料理24ユーロを選択。豚肉の皮をカリカリに焼き、豚肉の下には、野菜の微塵切りとソースを混ぜたようなものがたっぷり。

もう1人は、アーティチョークのソテー16ユーロ。これに、生野菜サラダ7ユーロをつける。


どれも、同じ長方形の皿で供され、サラダにはオリープオイルたっぷり。まるでオリーブオイルを食っているかのよう。全体的に味はまずまず。量もほどほど。日本人でも完食できる。付き出しに、チョリソーがつく。

ワインは、高めのものもある一方、安めもある。スペインの白ワインがボトルで14ユーロ。ビール2ユーロ。カヴァ1杯2.8ユーロ。食後のコーヒーが2.5ユーロ。

店を出たのは25時前後、すでにカウンターは閉店となっていて、入口のシャッターが少し下りていた。

(店内の様子・客層) = 全体的に明るく、カジュアル。入口のカウンターは賑わっている一方、奥のレストランエリアには、入店当初、誰もいない。ところが、しだいに埋まり、満席近くなる。どうやらオペラ帰りの客が来ているよう。

客だけでなく、その夜に登場した歌手や劇場関係者までが大挙、訪れる。空間はおおいに華やぎ、店のスタッフも楽しげに、かつ忙しく働くことになる。観察していて、楽しくなる。25時になっても、まだデザートにまで至らず、宴はつづいている。

(スタッフのようすや対応) = フレンドリー。愛想がよく、何かを注文しやすい雰囲気が全体にある。フランスやドイツのふつうのレストランでは言葉をかけるタイミングを図る必要がしばし ばあるが、その類のストレスがない。安心して寛げる。おそらく、この店にかぎらないだろう。スペイン、パルセロナの長所かと感じる。

(日本語・英語対応) = 英語メニューあり。英語は、通じる。

(予約方法) = 飛び込み。

(10点満点で何点?) = 6点

(アクセス) = ランブラス通りの東側。地下鉄「リセウ」駅出口あたりから、やや北東に引っ込んだ小路にある。

(支払い方法) = VISA

(203年5月下旬 葦原のしこお 様)
 





Sukaldari  スカルダリ

いわゆるバル、スペイン式居酒屋。日本のガイドブックにも紹介されている。リセウ大劇場でのオペラがはねてのち、23時30分ちょいまえに入店、出たのは25時をはるかに過ぎていた。

適当につまみを頼んでいく方式。カウンターには、あれこれつまみが並んでいる。おばちゃんが経営していそうな日本の割烹居酒屋を、ハイカラにして大きくしたような感じ。


つまみをパンに乗せたピンチョスは、2ユーロ統一。各種惣菜は、まちまちの値段。肉の煮込みや、スペイン風オムレツ、チョリソーなど。

味に関しては、とくに言うことはない。日本のバタくさい居酒屋レベル。個人的には、「これは」といったものはない。飲みながら、思いつきで頼めるところが、気楽で落ち着く。

アルコールに関しては、安くはない。ビール 500mlが 5.5ユーロ。サングリア 500mlは、6ユーロ。ワインのボトルとなると、20ユーロくらいから。地価の高さが反映しているかのような値段。

ちなみに、スペインの現地人はサングリアを飲まないそう。飲むのは、観光客だけ。観光客の多そうな店だけに、メニューに あった。ただ、味となるとピンボケ。日本のチェーン系居酒屋、それも女子会の多そうな居酒屋が出すサングリアの味を知っていると、「ゲッ」という落胆感の ほうが強くなる。観光客として、記念の1杯で十分といったところ。  
(店内の様子・客層) = 料理の並んでいるコの字型のカウンターと、テブール席からなる。2階もあるよう。観光客のグループが多いと感じるが、現地の若者グループも訪れているよう。

宵っぱりのバルセロナとはいえ、24時を過ぎると、営業店が少なくなる。26時まで営業しているようだから、深夜の飲み屋として繁盛している。

店内はカジュアルだが、うるさすぎるといった感じはない。

(スタッフのようすや対応) = 最初は最低限の接触しかしようとしないが、当方が腰を落ち着けて飲み始めると、「どこから着たのか」といったことをしゃべりはじめる。温かみのあるスタッフだと思う。この店にかぎらず、多くのバルセロナの店がそんな気がするが。

勘定時、一度、スタッフが計算を間違えた。ボトルワインの値段を入れ忘れ。その後、申し訳なさそうに再清算を求めてきたが、対応に誠実な何かを感じた。

(日本語・英語対応) = 英語メニューあり。英語は十分に使える。

(予約方法) = 飛び込み。

(10点満点で何点?) = 6点

(アクセス) = ランブラス通りの西側。リセウ大劇場をやや北に上がったところ。

(支払い方法) = VISA

(203年5月下旬 葦原のしこお 様)
 




4 Gats クアトラ・ガッツ
歩いていて見つけま。あれ?確かガイドブックで見たなと思い本を見ると、ピカソが若い頃通ったレストラン。日本語で「四匹の猫」パリのモンマルトルの有名なキャバレー「黒猫シャ・ノアール」のバルセロナ版と、本に書いてあった。

20時00分頃入店。手前がカフェ、奥はレストラン、ピアノの演奏が聞ける。私達はカフェの方で食事。パスタ、肉料理、ビール、ハーフサイズワイン、水を注文料理はボリュームもありとっても美味しかった。全部で30ユーロ。

(店内の様子・客層) = カジュアルなレストラン。地元の人や、観光客など色々。日本人は私達の他1組

(スタッフのようすや対応) = テキパキしていてとっても良い。皆親切

(日本語・英語対応) = 英語が解る人が何人かいた。

(10点満点で何点?) = 9点。料理も美味しいし、スタッフの対応もいい。

(アクセス) = カテドラルから徒歩5分

(支払い方法) = 現金で。

(2006年9月中旬 おだまりまり 様)
 



 
 
 
Casa Calvet カサ・カルベ
ガウディが設計したカサ・カルベの1階にあるレストラン。

62ユーロのコース、ビール、カヴァ、ハーフサイズの赤・白ワイン1本。全部で175.73ユーロ。料理は皆美味しい。特に最後に出た2品、豚肉の料理とフォアグラが何んとも言えず美味しかった。とってもお腹いっぱいになり、最後のデザートは食べられなかった。

(店内の様子・客層) = 店内はアールヌーヴォー調。カップや商談で来ているサラリーマン?一人で食事をしている人も。日本人の女性2人。おしゃれをしている人が多い。

(スタッフのようすや対応) = 皆テキパキとした丁寧な対応。

(日本語・英語対応) = 英語で対応

(10点満点で何点?) = 9点。

(アクセス) = メトロ・ウルキナオナから徒歩5分。

(支払い方法) = クレジットカード VISA使用。

(その他) = 予約もせず、服装もカジュアルな服装で行きましたが対応はとても良かった。でも、できれば予約をして服装も綺麗目なほうがいい。

(2006年9月中旬 おだまりまり 様)
 

ツアー
 

ツアー みゅうバス バルセロナ

(主催会社名) = ミキツーリスト(みゅう)

(ツアー名、商品名) = 「みゅう」バス 午前 バルセロナ半日市内観光

市内集合、ミニバンで市内観光(車窓)しつつ、モンジュイックの丘、オリンピック競技場、グエル公園、最終地点のサグラダファミリアまで。サグラダ・ファミリアは入場なし。

(出発日) = 2010年2月中旬

(価格) = 6,100円

(申し込んだ窓口/代理店、方法) = 日本の予約サイトから

(どうしてその商品に?) = JTBマイバスの商品は申込締切日を過ぎたので、これしかなかった。

(そのツアーにしてよかったことは?) = 自力で行くには離れているいくつかのスポットを、バスで簡単に周れるのは助かる。ガイドの説明が楽しく、やはり現地在住者の生の声を聞きながらの観光は一味違う。

(ツアー選びのアドバイス) = ネット予約だからとなめてかからず、申し込み締切日はチェックしておかないとだめだ。出発直前に「やっぱり半日観光をつけよう」と決めたので、選択肢が減った。

(コストパフォーマンス) = ★★★★

(2010年2月中旬 長女@とき  様)
 



ツアー みゅうバス モンセラット日帰り
(主催会社名) =  みゅうバルセロナ ミキトラベル ミキツーリスト

(ツアー名、商品名) = 神秘の山 モンセラットを訪ねて

(出発空港&コース) =
14:50 バルセロナのホテル・コロン前(旧市街カテドラル前)集合
15:00 出発
16:00 モンセラット 到着
16:10 モンセラット修道院 入場
17:50 モンセラット 出発
19:00 バルセロナ カタルーニャ広場にて解散

(出発日) = 2012年3月上旬

(価格) = 7,600円

(申し込んだ窓口/代理店、方法) = パーパスジャパンを通して予約

(どうしてその商品に?) = 友達がモンセラットに行きたいというので、行くことにした。

一番重視したのは、出発時間。
どこの観光地も、空いているのは朝一番と昼食時。その時間帯に他の場所に行きたかったので、午後出発のこの商品を選んだ。

料金も内容も、結局はこの商品が一番良かった。

(出発前に知っておきたかったこと) = モンセラットの修道院には、黒い聖母像が祀られている。黒い聖母像が右手に持っている球体に触れて、願いごとが出来るのだが、
長蛇の列になることもあるとのこと。

行ってみなければ状況は分からず、自由時間内で拝見することが出来ないかもしれないと言われた。

修道院手前の駐車場に着いてから、皆でかなりの距離を小走りに移動。勾配のきつい石段を見た時はくじけそうになったが、とにかく何人かが並べばどうにかなるとガイドにつぶやかれ頑張った。

幸い誰も並んでいなかったので、聖母像を拝観し触れることができた。長蛇の列でなくて、よかった

その後、自由時間を約1時間取ることができたが、ガウディの作品「第一秘跡 キリストの復活」を見ることはできなかった。

「第一秘跡 キリストの復活」はサンタ・コバの洞窟に続く道にある。サンタ・コバへはケーブルカーに乗って行く。

ガイドの説明によると、ケーブルカーは20分に1本と本数が少なく、自由時間内に戻ってくるのはかなり難しいとのこと。1本乗り遅れれば集合時間にも遅れ、ツアー参加者にも迷惑をかけることになるため、断念した。本当に残念だし心残り。

(そのツアーにしてよかったことは?) =
運良く並ぶことなく、黒い聖母像を見ることができて良かった。

(現地にいってがっかり) = 全体的に、時間が全然足りなかった。下調べ不足を、反省。

ツアーのスケジュールの中で、黒い聖母像見学は保障してほしかった。今回は見ることができたので、良かったが。

黒い聖母像を確実に見たければ、ツアーでなく個人で行ったほうがよい。
他社のツアーも日程を確認したが、どこも同じようなスケジュールだった。時間に余裕がないので、行列ができていた場合は見ることができないかもしれない。
やはり、朝一番が空いているらしい。

(コストパフォーマンス) = ★★★

(代理店・ツアー催行会社への要望) = 他社の別のツアーと比較して、自由時間への対応があまりに違った。もう少しこちらの要望を組み入れる努力をしてほしい。

黒い聖母像について、見られなかったら諦めてくださいではなく、見られるように余裕を持ったスケジュールを、組んでほしい。

ツアー内容には、聖母像見学は記載されていないが、見られなかった場合、かなり残念に思う人も少なくないはず。


(2012年3月上旬 MARCOポーロ 様)



 
ツアー JTB マイバス・エクスプレス スペイン紀行ハイライト 7日間 

(コース) = マドリッド(2泊)
コルドバ、グラナダ(1泊)、コスタ・デル・ソル(1泊)
ロンダ、セヴィリヤ、バルセロナ(2泊)

(価格) = 196,900円 手配料1,050円

(申し込んだ窓口/代理店、方法) = JTB海外自由旅行電話販売センター・ヨーロッパ担当に電話。

(どうしてその商品に?) = マイレージ利用のためスペイン国内までの旅費を省いてある現地出発ツアーである。連れ回しでなく最低限の都市観光のみで、食事は各自で自由に手配して食べられること。

ホテルがスーペリアクラス(4星または4星+L)である。

スペイン国内の交通手段の手配が全てしてある。

前年に同様の企画商品(マイバス・エクスプレス・イタリー)を利用して出発時間などに余裕があると感じた。
他の旅行客との接触等が濃密でなく適度のプライバシーが保てること。

(出発前のトラブル) = 前回担当者がとても親切に対応してくれたので今回も指名した。そのため何回か出発日を変更したり、ツアーでなく全てを個人で計画した場合の
概算をしてもらったり、細かい対応をしてもらえて良かった。

(出発前に知っておきたかったこと) = スペインの場合地方ごとに祝日が設定してあり、現地にて祝日と知った。事前に代理店に確認したときは、祝日ではないといわれたので決めた日程で、残念だった。

(そのツアーにしてよかったことは?) = 
前回のツアーで気に入っていたので、特に当方からのコンタクトは必要なかった。

(現地にいってがっかり) = 日曜・祝日と重なったために、団体のためプラド美術館説明、
スペイン王宮の内部観光ができなかった。

(コストパフォーマンス) = ★★★

(代理店・ツアー催行会社への要望) = 出発日が毎金曜日のみの設定のために、スケジュール変更が難しかった。また行きたいと思うが、マイバス・エクスプレスの企画が縮小されていくようなので、
今後も良い企画が有るとうれしい。
 
 

(2006年3月 bellflower5011 様)


 
 
 
 
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